51 / 99
伯符の体臭を嗅ぐ公瑾
しおりを挟む
#創作BL #BL小説 #AIイラスト #AIイケメン部
伯符の体臭を嗅ぐ公瑾
◇◇◇
「呼び出して悪いな、公瑾」
「どうかしたのか、伯符?」
「お前に大事な話があってな。公瑾に頼みたいことがある。」
「無論だ、伯符。中原制覇は私の夢でもある。なんでも命じてくれ。」
「いや、中原制覇の話ではない」
「え、違うのか?」
「お前に俺の体臭を嗅いで欲しい」
「はっ??」
「大喬を一度抱いたのだが、それ以降は閨を拒否されている。理由を問えば体臭が気になると言われてな。」
「それは‥辛いな。で、私に体臭を嗅げと」
「お前ほどではないが、俺は女にモテる。今まで体臭を理由に女に閨を断られたことがない。よい匂いと抱いた女たちは皆言っていた。だから、腑に落ちない」
「伯符が女々しい」
「公瑾!」
「ふふ、伯符は大喬に惚れているのだな。仕方ない‥私が匂いを嗅ごう」
「すまん」
「では失礼して‥んっ」
「ど、どうだ?やはり臭うか?」
「う~む。伯符の匂いしかしないな。大喬は小喬と同じく、まだ心が幼いのだろう。情の交わりはゆっくりと進めるものだよ、伯符」
「小喬と同じく?」
「さすがは姉妹だね。私の体臭が嫌だと閨を断られて、一度も手を出していない」
「そうなのか?」
「『公瑾さまからは孫策さまの匂いが常にするから閨はイヤです!』と言われた。笑うしか無いよ」
「なんかです‥‥すまん、公瑾」
「構わないよ。うん、やはり伯符の匂いしかしないな。よい匂いだと思うけど、香でも焚きしめるかい?」
「あ~、公瑾」
「なんだ?」
「酒を呑みたい。付き合え、公瑾」
「ああいいよ、伯符」
◇◇◇
三国志シリーズ
伯符の体臭を嗅ぐ公瑾
◇◇◇
「呼び出して悪いな、公瑾」
「どうかしたのか、伯符?」
「お前に大事な話があってな。公瑾に頼みたいことがある。」
「無論だ、伯符。中原制覇は私の夢でもある。なんでも命じてくれ。」
「いや、中原制覇の話ではない」
「え、違うのか?」
「お前に俺の体臭を嗅いで欲しい」
「はっ??」
「大喬を一度抱いたのだが、それ以降は閨を拒否されている。理由を問えば体臭が気になると言われてな。」
「それは‥辛いな。で、私に体臭を嗅げと」
「お前ほどではないが、俺は女にモテる。今まで体臭を理由に女に閨を断られたことがない。よい匂いと抱いた女たちは皆言っていた。だから、腑に落ちない」
「伯符が女々しい」
「公瑾!」
「ふふ、伯符は大喬に惚れているのだな。仕方ない‥私が匂いを嗅ごう」
「すまん」
「では失礼して‥んっ」
「ど、どうだ?やはり臭うか?」
「う~む。伯符の匂いしかしないな。大喬は小喬と同じく、まだ心が幼いのだろう。情の交わりはゆっくりと進めるものだよ、伯符」
「小喬と同じく?」
「さすがは姉妹だね。私の体臭が嫌だと閨を断られて、一度も手を出していない」
「そうなのか?」
「『公瑾さまからは孫策さまの匂いが常にするから閨はイヤです!』と言われた。笑うしか無いよ」
「なんかです‥‥すまん、公瑾」
「構わないよ。うん、やはり伯符の匂いしかしないな。よい匂いだと思うけど、香でも焚きしめるかい?」
「あ~、公瑾」
「なんだ?」
「酒を呑みたい。付き合え、公瑾」
「ああいいよ、伯符」
◇◇◇
三国志シリーズ
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
14
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる