465 / 484
140字小説
ああ、またか
しおりを挟む
#140字小説 #怖い話
「遅くなってごめん」そう声を掛けたが返事はない。出かける時は口内に布を突っ込みガムテープを貼る。返事が無いのは当然。でも、顔を覗き込むと様子がおかしい。スマホで母親を呼ぶ。部屋に入る母はいつもおどおど。俺は母を小突いて言う。「確認して」『‥』ああ、またか。
「遅くなってごめん」そう声を掛けたが返事はない。出かける時は口内に布を突っ込みガムテープを貼る。返事が無いのは当然。でも、顔を覗き込むと様子がおかしい。スマホで母親を呼ぶ。部屋に入る母はいつもおどおど。俺は母を小突いて言う。「確認して」『‥』ああ、またか。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
50
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる