異世界に行ったらオカン属性のイケメンしかいなかった

小さい頃からずっと「母親」が欲しかった。

マザコンとかそういう類のものでは無いが、物心ついた時から父親の存在しかなく、優しく、全てを受け止めてくれるような母親に憧れていた。



────来世では優しい母さんがいますように……



そんなことを思いながら俺は死んだ、と思う。




次に目が覚めた時は……


「俺が求めてたのはこういうことじゃなぁぁぁい!!!」


俺の周りにいたのは、オカン属性を持ったイケメンたちだった。


これは、母親を求めた青年の異世界転移の末の冒険譚である。
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