悠久~version1:解放戦争

由奈(YUNA)

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ティエンの町で

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町に着いてあたしは絶句した。



皇都のように栄えた町を想像をしていたが、まるでスラムのような雰囲気だった。

そして何より、一人の人が処刑されたようで見世物のように吊されていた。



「ひどい……」



思わずアベルのマントを掴んで震えた。

アベルはあたしに見せないように顔を隠してくれた。



「とりあえず……マイズだっけ?そいつを探そう」


ゼシカも顔を背けて言った。



「お前ら……帝国軍の奴らだな?」


「……え?」



振り返ったら7歳くらいの少年が睨んでいた。



「そうだけど……」



「人殺し!!!!」



突然周りの人が騒ぎはじめた。



「お前らが無実の町長を殺したんだ!!!お前らは何も知らないくせに!!!」



あたしには何がなんだかわからなかった。


吊されてる遺体は町長さん?



「お前たち~その発言は反逆者として捕われてもおかしくない発言だぞ~?」


周りが一斉に黙って振り返ったら、明らかにレイダスの部下だと人目でわかるような真っ白なスーツの小デブが現れた。



「お前らがレイダス様が言ってた新人だな?」


「そうですが……これは……」



あたしは目を向けられず足元を見ながら聞いた。

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