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8.おかえりなさい
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自宅まではミツルさんの運転で向かった。
運転が下手なお母さんだから、ミツルさんに頼んだらしく
ミツルさんも役目が終われば実家がある京都に行くって言ってた。
ミツルさんと別れてから家に着いて
久しぶりにあった兄妹とは挨拶程度しか会話がなかった。
ただ、二人共私をみて目を丸くしていた。
いいリアクションか悪いリアクションかわからないけど、
地味で暗い私がちょっとお洒落をしたらやっぱり何か思うとこがあったみたい。
「夕飯何が食べたい?食べたい物作るわよ?」
お母さんは気をきかせてそう言ってくれたけど、お母さんは疲れているはず。
時差だってあるわけだし……。
「私やるよ、疲れてるでしょ?
料理は立花家で色々作ってきたから結構上達したよ」
私がそう言うとお母さんは嬉しそうに笑った。
「じゃあ今日はお願い!食材は色々買い込んだから!」
お母さんの笑顔がちょっと怪しくて冷蔵庫を開いた。
予想通りと言うべきか……
「これ、何日で消費する量よ?」
冷蔵庫にはパンパンになるくらいの食材
お母さんが戻ったら私も立花家に再びお世話になるから
冷蔵庫はもちろん空にする。
なのに、おかしいくらい食材だらけだった。
「だぁってー!日本のスーパーが久しぶりでつい!買い物楽しくて!」
あんまり悪びれないお母さんの姿に力が抜けた。
お母さんとのこういうやり取りは久しぶりだから
買いすぎには呆れたけど、とっても楽しかった。
運転が下手なお母さんだから、ミツルさんに頼んだらしく
ミツルさんも役目が終われば実家がある京都に行くって言ってた。
ミツルさんと別れてから家に着いて
久しぶりにあった兄妹とは挨拶程度しか会話がなかった。
ただ、二人共私をみて目を丸くしていた。
いいリアクションか悪いリアクションかわからないけど、
地味で暗い私がちょっとお洒落をしたらやっぱり何か思うとこがあったみたい。
「夕飯何が食べたい?食べたい物作るわよ?」
お母さんは気をきかせてそう言ってくれたけど、お母さんは疲れているはず。
時差だってあるわけだし……。
「私やるよ、疲れてるでしょ?
料理は立花家で色々作ってきたから結構上達したよ」
私がそう言うとお母さんは嬉しそうに笑った。
「じゃあ今日はお願い!食材は色々買い込んだから!」
お母さんの笑顔がちょっと怪しくて冷蔵庫を開いた。
予想通りと言うべきか……
「これ、何日で消費する量よ?」
冷蔵庫にはパンパンになるくらいの食材
お母さんが戻ったら私も立花家に再びお世話になるから
冷蔵庫はもちろん空にする。
なのに、おかしいくらい食材だらけだった。
「だぁってー!日本のスーパーが久しぶりでつい!買い物楽しくて!」
あんまり悪びれないお母さんの姿に力が抜けた。
お母さんとのこういうやり取りは久しぶりだから
買いすぎには呆れたけど、とっても楽しかった。
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