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27.新学期が始まりました
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新学期が始まって四人でいるようになって、、、
高田さんたちからは遠回しに何か言われたけど、気にしないようにして過ごしていた。
なんとなく、私も四人でいるのが普通に感じてきた日
お昼休みにひなちゃんと遥加ちゃんがパンを買いに購買に行って
私とカレンさんが教室に残った。
今まで二人っきりになるのはなかったから新鮮な感じ。
ただね、私はコミュ力高くないからさ………会話、続かなくて困るよね……。
「…………あのさぁ、」
カレンさんは突然、真面目な顔で私に話し掛けた。
ちょっとだけ顔が赤くて、目と目が合ったらフイッと逸らされちゃった。。。
「その……前は、、ゴメン」
「前?」
私は今、何を謝られたのかな?
「だから、前………大和さんの事で色々騒いだ…事………」
あっ!それ!?
カレンさん、気にしていたんだ……。
1年以上前の話だから謝られるなんて思ってもみなかったよ。
カレンさんはすっごい気まずそうで、私を見ようとはしなかった。
カレンさんは私と一緒に行動するならちゃんと謝らないとって思ったのかな?
だとしたら……カレンさんってすごいいい人だと思う。
「もう気にしていないから……謝らないでいいよ?」
私が声をかけたらようやくこっちを向いてくれた。
ホッとしたような、そんな顔をしたカレンさん。
「あと、“さん付け”やめて。私も名前で呼ぶから」
「了解です、カレンちゃん」
「“ちゃん”もなんか嫌……」
「呼び捨てはハードル高すぎて無理です」
呼び方について話をしていたら、なんか今更って感じがしておかしく感じて
二人でクスクス笑った。
「あっ、言い忘れたけど、、私、大和さん諦めてないから。
心のが一緒に住んでて有利だとしても、私だって大和さんが好き」
真っ直ぐに、誰かを好きだって言えるカレンちゃんは素敵だね。
私もいつか、カレンちゃんみたいに誰かを好きだってハッキリと言える日が来るのかな?
高田さんたちからは遠回しに何か言われたけど、気にしないようにして過ごしていた。
なんとなく、私も四人でいるのが普通に感じてきた日
お昼休みにひなちゃんと遥加ちゃんがパンを買いに購買に行って
私とカレンさんが教室に残った。
今まで二人っきりになるのはなかったから新鮮な感じ。
ただね、私はコミュ力高くないからさ………会話、続かなくて困るよね……。
「…………あのさぁ、」
カレンさんは突然、真面目な顔で私に話し掛けた。
ちょっとだけ顔が赤くて、目と目が合ったらフイッと逸らされちゃった。。。
「その……前は、、ゴメン」
「前?」
私は今、何を謝られたのかな?
「だから、前………大和さんの事で色々騒いだ…事………」
あっ!それ!?
カレンさん、気にしていたんだ……。
1年以上前の話だから謝られるなんて思ってもみなかったよ。
カレンさんはすっごい気まずそうで、私を見ようとはしなかった。
カレンさんは私と一緒に行動するならちゃんと謝らないとって思ったのかな?
だとしたら……カレンさんってすごいいい人だと思う。
「もう気にしていないから……謝らないでいいよ?」
私が声をかけたらようやくこっちを向いてくれた。
ホッとしたような、そんな顔をしたカレンさん。
「あと、“さん付け”やめて。私も名前で呼ぶから」
「了解です、カレンちゃん」
「“ちゃん”もなんか嫌……」
「呼び捨てはハードル高すぎて無理です」
呼び方について話をしていたら、なんか今更って感じがしておかしく感じて
二人でクスクス笑った。
「あっ、言い忘れたけど、、私、大和さん諦めてないから。
心のが一緒に住んでて有利だとしても、私だって大和さんが好き」
真っ直ぐに、誰かを好きだって言えるカレンちゃんは素敵だね。
私もいつか、カレンちゃんみたいに誰かを好きだってハッキリと言える日が来るのかな?
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