35 / 57
第35話 冒険者ギルド
しおりを挟む
ギルド内の景色は昨日と、さほど変わることなく、仕事のない冒険者は午前中から酒を飲み、クエストボードの前では、どの依頼にしようかと真剣に悩む者たちが列を作っていた。
俺はクエストボードを見るふりをしながら、受付に集る人が減るのを待った。
昨日と同じ受付嬢が慣れた様子でクエスト受領の業務をこなし、どんどんと冒険者の列が短くなる。
俺も適当に張り付けてある依頼書を手に取り、列の最後尾に並んだ。
「次の方、どうぞ」
いよいよ、俺の順番になる。
俺は手に持った依頼書をカウンターに置く。
「あら?昨日の方。今日はお仕事ですか?」
受付嬢は人懐こい笑顔で話しかけてきた。
「ああ。しばらくこの町に滞在することになったんでね。少し金を稼がねえと……これ、俺にもできるかい?」
そう言って俺はカウンターに置いた依頼書を指さす。
「あっ。すみません。こちらA級の依頼書でして……」
俺の冒険者としての階級はC。もちろんこの依頼が受けられないのは知っている。それでもわざとらしく残念な顔を作ってやる。
「おお、本当だ。すまない」
「いいんですよ。よくあることです。これは私の方で戻しておきますから」
受付嬢は、置かれた依頼書をカウンターの中にしまい込んだ。
「悪いね。報酬の方にばかり目が行っててランクのとこまで見てなかったよ。ちなみにさ、昨日言ってた凄い新人はランクはいくつなんだろ?」
「ああ、カケルさんのことですか?彼ってすごいんですよ。魔力測定のとき手をかざすだけで魔力測定の水晶を壊しちゃったんですよ!!」
カケルは俺が思った通りの化け物だった。魔力測定の水晶なんて、世界最高峰の魔術師だろうと測定するだけで壊すことなんてできる代物じゃねえ。
俺はカケルのすさまじさの一端を改めて確認して背筋が凍る。
「それで、ギルドマスターに問い合わせたら、なんと一発でS級ですって!冒険者始めて、いきなりS級なんて異例中の異例ですよ!!」
「ほう……そいつはすげえや。俺もその実力にあやかりたいもんだぜ」
そう言って俺はギルドの中を見渡す。
「今日はその……カケルは来てないのか?」
「ええ。昨日、依頼達成の報告と一緒に新しいクエストを受けて帰りましたから。たぶん、帰ってくるのは早くて明日くらいになるんじゃないかな……」
内心俺はほっと胸をなで下ろす。
「そうか、残念だな。……俺も、そのカケルってやつと話がしてみたいんだが、どこに住んでるか知ってるか?」
「えっと……確か、イズナルディさんと一緒の所にお世話になってるって言ってましたから、ソルティ通りにある一番大きな宿に泊まってると思いますよ」
「なるほどね。ありがとな」
「いえいえ。カケルさんもこの町に来たばかりですから友達になってあげてくださいね。
あっ、そうだ!カケルさん……というか、イズナルディさんはいつも、そこの席に座るんで、だいたい冒険者ギルドにいるときは二人ともそこに座ってると思いますよ」
そういって一番外れにある六人掛けのテーブルを指差した。
「わかった。また何か良さそうなクエストがあったら頼むことにするよ。じゃあな」
俺は受付嬢に別れを告げ、テーブルに付く冒険者達をさりげなく見渡す。
騒がしい冒険者の中に一人、顔を腫らした男が不機嫌そうに酒を飲んでいる男を見つけた。
男は周りの冒険者と比べても一回り体が大きく、胸に金飾の冒険者証が光っていた。
「ケケケ。いたいた」
目的の人物を発見した俺はギルドカウンターとは別口に設けられた飲食の注文カウンターから酒を二つ頼む。
すると、すぐに木製のマグに注がれたエールがカウンターに置かれる。
俺はそれを持ってシケた面した男の席に座った。
「んだよ?勝手に座るんじゃねえ!」
男は俺に凄みを効かすが、どこか覇気を感じられない。
「まぁ、良いじゃねえか。ほれ、一杯奢ってやるから。飲んでくれよ」
男は疑うような目線を俺に送るが、出された酒を断るような格好の悪い真似はしないと、荒くれ冒険者らしく酒に口をつけた。
「んで、俺様に何の用なんだ?」
さっすがA級冒険者様、話が早え。
「あんたが、新人|《ルーキー》にこてんぱんにやられたA級冒険者だろ?」
「っんだと!!?」
男が怒りのままに席を立った。
周りの人間も何事かと一瞬だけ、こちらを見るがこの男はいつもこんな調子なんだろう。皆が呆れた目線だけを残して元に戻っていった。
「まあまあ、落ち着いてくれよ、ダンナ。別にあんたを馬鹿にしようって訳じゃねえんだからよ」
男は俺の遜った態度に納得したのか再び席に付く。
「俺もよ、あの新人……カケルだっけか?少しばかり因縁があってな」
誰にも聞かれないように、男に少しだけ顔を寄せ声のトーンを落とす。
「ほう!」
男はその言葉に興味が湧いたのか、目を見開き体を前のめりに机に腕を乗せる。
「あんただから言うんだぜ。絶対に他には言うなよ?」
「任せとけ。俺様は見た目通り口の固い男なんだ」
嘘つけ。お前みたいな新人に絡むやつが口固いわけねえ!と大声でツッコみたかったがそんな事しちゃ話が進まねえ。
俺は、その言葉を信じるふりをして話を続ける。
「俺ぁよ、カケルって奴がこの町に来る前に、少しだけ揉めた事があってな……あの強さにゃ何か仕掛けがあると思うわけよ」
「おお!!俺様もそう思ってたとこなんだ!!
だってよ、この俺様があんな小せぇ男に一発でやられるとは思えねえ。
しかも、いきなり冒険者になってすぐさまS級だぜ?
俺様がちまちまポイント稼いでやっとAになったってのに、アホらしくて仕方ねえよ!!
それによぉ……イズナルディがよぉ……。お前は孤高のイズナルディじゃねえのかよ……グスッ。あんなガキみたいな男の前であんな表情するなんてよぉ……俺ぁ、見たことねえよ……グスッ。ズズズー……」
おいおい、只でさえむさ苦しい男が鼻水垂らして泣き出しちまったよ。
こりゃあれだね。この男、剣姫イズナルディに惚れてたわけね。
「俺ぁよぉ……俺ぁよぉ……」
「わかった、わかった。泣くなよ」
何とか男の肩を摩って宥めてやる。
「泣いてねえ!!俺は赤ん坊の頃から泣かないってんで有名だったんだぞ!」
「あーはいはい。そいつぁ凄えや。それでさ、俺、一度カケルと話をしてえんだけど、あいつにぴったり張り付いてる女がいるだろ?」
「お……おお。イズナルディのことか?」
「そう!そこでさ、ダンナに相談なんだが、俺がカケルと話をする間、その女をどっかに足止めしてもらえねえか?」
「はぁ!!?なんで、俺様が見ず知らずのお前のためにそんなことしなきゃならねえんだよ」
「そうだよな……わかった。この話は聞かなかったことにしてくれ。イズナルディは俺の方でどうにかしてみる」
俺は諦めたふりをして、席から尻を持ち上げる。すると慌てたように男が俺の腕をつかんで引き留める。
「お、おい。どうにかって、どうすんだよ?」
「んー……そうだな。この辺で一番イケてる男に金でも渡して、ちょっと時間を潰してもらうってのが良いかなぁ」
そんなことしてもなびくような女とは思えないが、目の前にいる男の心を揺さぶるには十分だったようだ。
「おい!待て待て待て!!そんなことせんでも俺がイズナルディを足止めしてやるよ」
「いいって!無理すんな」
「いや、俺もちょうどイズナルディに話したい事あったからな。ちょうど良いんだって」
「本当か?嘘ついてないか?」
「本当!俺様、嘘つかない!」
よし!!かかったぜ!これで何とかあの二人を引き離す算段は付いた。
さすがの俺といえどもカケルとS級冒険者二人の目を掻い潜って剣をすり替えるのは無理だと思われた。
どれほど、この男が役に立つかはわからねえが、居ないよりはマシだろう。
あとは神剣モドキが完成すれば作戦実行だ……
俺はクエストボードを見るふりをしながら、受付に集る人が減るのを待った。
昨日と同じ受付嬢が慣れた様子でクエスト受領の業務をこなし、どんどんと冒険者の列が短くなる。
俺も適当に張り付けてある依頼書を手に取り、列の最後尾に並んだ。
「次の方、どうぞ」
いよいよ、俺の順番になる。
俺は手に持った依頼書をカウンターに置く。
「あら?昨日の方。今日はお仕事ですか?」
受付嬢は人懐こい笑顔で話しかけてきた。
「ああ。しばらくこの町に滞在することになったんでね。少し金を稼がねえと……これ、俺にもできるかい?」
そう言って俺はカウンターに置いた依頼書を指さす。
「あっ。すみません。こちらA級の依頼書でして……」
俺の冒険者としての階級はC。もちろんこの依頼が受けられないのは知っている。それでもわざとらしく残念な顔を作ってやる。
「おお、本当だ。すまない」
「いいんですよ。よくあることです。これは私の方で戻しておきますから」
受付嬢は、置かれた依頼書をカウンターの中にしまい込んだ。
「悪いね。報酬の方にばかり目が行っててランクのとこまで見てなかったよ。ちなみにさ、昨日言ってた凄い新人はランクはいくつなんだろ?」
「ああ、カケルさんのことですか?彼ってすごいんですよ。魔力測定のとき手をかざすだけで魔力測定の水晶を壊しちゃったんですよ!!」
カケルは俺が思った通りの化け物だった。魔力測定の水晶なんて、世界最高峰の魔術師だろうと測定するだけで壊すことなんてできる代物じゃねえ。
俺はカケルのすさまじさの一端を改めて確認して背筋が凍る。
「それで、ギルドマスターに問い合わせたら、なんと一発でS級ですって!冒険者始めて、いきなりS級なんて異例中の異例ですよ!!」
「ほう……そいつはすげえや。俺もその実力にあやかりたいもんだぜ」
そう言って俺はギルドの中を見渡す。
「今日はその……カケルは来てないのか?」
「ええ。昨日、依頼達成の報告と一緒に新しいクエストを受けて帰りましたから。たぶん、帰ってくるのは早くて明日くらいになるんじゃないかな……」
内心俺はほっと胸をなで下ろす。
「そうか、残念だな。……俺も、そのカケルってやつと話がしてみたいんだが、どこに住んでるか知ってるか?」
「えっと……確か、イズナルディさんと一緒の所にお世話になってるって言ってましたから、ソルティ通りにある一番大きな宿に泊まってると思いますよ」
「なるほどね。ありがとな」
「いえいえ。カケルさんもこの町に来たばかりですから友達になってあげてくださいね。
あっ、そうだ!カケルさん……というか、イズナルディさんはいつも、そこの席に座るんで、だいたい冒険者ギルドにいるときは二人ともそこに座ってると思いますよ」
そういって一番外れにある六人掛けのテーブルを指差した。
「わかった。また何か良さそうなクエストがあったら頼むことにするよ。じゃあな」
俺は受付嬢に別れを告げ、テーブルに付く冒険者達をさりげなく見渡す。
騒がしい冒険者の中に一人、顔を腫らした男が不機嫌そうに酒を飲んでいる男を見つけた。
男は周りの冒険者と比べても一回り体が大きく、胸に金飾の冒険者証が光っていた。
「ケケケ。いたいた」
目的の人物を発見した俺はギルドカウンターとは別口に設けられた飲食の注文カウンターから酒を二つ頼む。
すると、すぐに木製のマグに注がれたエールがカウンターに置かれる。
俺はそれを持ってシケた面した男の席に座った。
「んだよ?勝手に座るんじゃねえ!」
男は俺に凄みを効かすが、どこか覇気を感じられない。
「まぁ、良いじゃねえか。ほれ、一杯奢ってやるから。飲んでくれよ」
男は疑うような目線を俺に送るが、出された酒を断るような格好の悪い真似はしないと、荒くれ冒険者らしく酒に口をつけた。
「んで、俺様に何の用なんだ?」
さっすがA級冒険者様、話が早え。
「あんたが、新人|《ルーキー》にこてんぱんにやられたA級冒険者だろ?」
「っんだと!!?」
男が怒りのままに席を立った。
周りの人間も何事かと一瞬だけ、こちらを見るがこの男はいつもこんな調子なんだろう。皆が呆れた目線だけを残して元に戻っていった。
「まあまあ、落ち着いてくれよ、ダンナ。別にあんたを馬鹿にしようって訳じゃねえんだからよ」
男は俺の遜った態度に納得したのか再び席に付く。
「俺もよ、あの新人……カケルだっけか?少しばかり因縁があってな」
誰にも聞かれないように、男に少しだけ顔を寄せ声のトーンを落とす。
「ほう!」
男はその言葉に興味が湧いたのか、目を見開き体を前のめりに机に腕を乗せる。
「あんただから言うんだぜ。絶対に他には言うなよ?」
「任せとけ。俺様は見た目通り口の固い男なんだ」
嘘つけ。お前みたいな新人に絡むやつが口固いわけねえ!と大声でツッコみたかったがそんな事しちゃ話が進まねえ。
俺は、その言葉を信じるふりをして話を続ける。
「俺ぁよ、カケルって奴がこの町に来る前に、少しだけ揉めた事があってな……あの強さにゃ何か仕掛けがあると思うわけよ」
「おお!!俺様もそう思ってたとこなんだ!!
だってよ、この俺様があんな小せぇ男に一発でやられるとは思えねえ。
しかも、いきなり冒険者になってすぐさまS級だぜ?
俺様がちまちまポイント稼いでやっとAになったってのに、アホらしくて仕方ねえよ!!
それによぉ……イズナルディがよぉ……。お前は孤高のイズナルディじゃねえのかよ……グスッ。あんなガキみたいな男の前であんな表情するなんてよぉ……俺ぁ、見たことねえよ……グスッ。ズズズー……」
おいおい、只でさえむさ苦しい男が鼻水垂らして泣き出しちまったよ。
こりゃあれだね。この男、剣姫イズナルディに惚れてたわけね。
「俺ぁよぉ……俺ぁよぉ……」
「わかった、わかった。泣くなよ」
何とか男の肩を摩って宥めてやる。
「泣いてねえ!!俺は赤ん坊の頃から泣かないってんで有名だったんだぞ!」
「あーはいはい。そいつぁ凄えや。それでさ、俺、一度カケルと話をしてえんだけど、あいつにぴったり張り付いてる女がいるだろ?」
「お……おお。イズナルディのことか?」
「そう!そこでさ、ダンナに相談なんだが、俺がカケルと話をする間、その女をどっかに足止めしてもらえねえか?」
「はぁ!!?なんで、俺様が見ず知らずのお前のためにそんなことしなきゃならねえんだよ」
「そうだよな……わかった。この話は聞かなかったことにしてくれ。イズナルディは俺の方でどうにかしてみる」
俺は諦めたふりをして、席から尻を持ち上げる。すると慌てたように男が俺の腕をつかんで引き留める。
「お、おい。どうにかって、どうすんだよ?」
「んー……そうだな。この辺で一番イケてる男に金でも渡して、ちょっと時間を潰してもらうってのが良いかなぁ」
そんなことしてもなびくような女とは思えないが、目の前にいる男の心を揺さぶるには十分だったようだ。
「おい!待て待て待て!!そんなことせんでも俺がイズナルディを足止めしてやるよ」
「いいって!無理すんな」
「いや、俺もちょうどイズナルディに話したい事あったからな。ちょうど良いんだって」
「本当か?嘘ついてないか?」
「本当!俺様、嘘つかない!」
よし!!かかったぜ!これで何とかあの二人を引き離す算段は付いた。
さすがの俺といえどもカケルとS級冒険者二人の目を掻い潜って剣をすり替えるのは無理だと思われた。
どれほど、この男が役に立つかはわからねえが、居ないよりはマシだろう。
あとは神剣モドキが完成すれば作戦実行だ……
0
あなたにおすすめの小説
没落港の整備士男爵 ~「構造解析」スキルで古代設備を修理(レストア)したら、大陸一の物流拠点になり、王家も公爵家も頭が上がらなくなった件~
namisan
ファンタジー
大陸の南西端に位置するベルナ子爵領。
かつては貿易で栄えたこの港町も、今は見る影もない。
海底には土砂が堆積して大型船は入港できず、倉庫街は老朽化し、特産品もない。借金まみれの父と、諦めきった家臣たち。そこにあるのは、緩やかな「死」だけだった。
そんな没落寸前の領地の嫡男、アレン(16歳)に転生した主人公には、前世の記憶があった。
それは、日本で港湾管理者兼エンジニアとして働き、現場で散った「整備士」としての知識。
そして、彼にはもう一つ、この世界で目覚めた特異な能力があった。
対象の構造や欠陥、魔力の流れが設計図のように視えるスキル――【構造解析】。
「壊れているなら、直せばいい。詰まっているなら、通せばいい」
アレンは錆びついた古代の「浚渫(しゅんせつ)ゴーレム」を修理して港を深く掘り直し、魔導冷却庫を「熱交換の最適化」で復活させて、腐るだけだった魚を「最高級の輸出品」へと変えていく。
ドケチな家令ガルシアと予算を巡って戦い、荒くれ者の港湾長ゲンと共に泥にまみれ、没落商会の女主人メリッサと手を組んで販路を開拓する。
やがてその港には、陸・海・空の物流革命が巻き起こる。
揺れない「サスペンション馬車」が貴族の移動を変え、「鮮度抜群の魚介グルメ」が王族の胃袋を掴み、気性の荒いワイバーンを手懐けた「空輸便」が世界を結ぶ。
魔力ゼロの俺だけが、呪いの装備を『代償なし』で使い放題 ~命を削る魔剣も、俺が持てば『ただのよく切れる剣』~
仙道
ファンタジー
現代日本で天才研究者だった相模登(さがみ のぼる)は、ある日突然、異世界へ転移した。 そこは『スキル』と『魔力』が全てを決める世界。
しかし登には、ステータス画面もなければ、魔力も、スキルも一切存在しなかった。
ただの一般人として迷宮に放り出された彼は、瀕死の女騎士と出会う。彼女の前には、使う者の命を瞬時に吸い尽くす『呪いの魔剣』が落ちていた。
武器はそれしかない。女騎士は絶望していたが、登は平然と魔剣を握りしめる。 「なぜ……生きていられるの?」 登には、剣が対価として要求する魔力は存在しない。故に、魔剣はデメリットなしの『ただのよく切れる剣』として機能した。
これは、世界で唯一「対価」を支払う必要がない登が、呪われた武具を次々と使いこなし、その副作用に苦しむ女騎士やエルフ、聖女を救い出し、無自覚に溺愛されていく物語。
【しっかり書き換え版】『異世界でたった1人の日本人』~ 異世界で日本の神の加護を持つたった1人の男~
石のやっさん
ファンタジー
12/17 13時20分 HOT男性部門1位 ファンタジー日間 1位 でした。
ありがとうございます
主人公の神代理人(かみしろ りひと)はクラスの異世界転移に巻き込まれた。
転移前に白い空間にて女神イシュタスがジョブやスキルを与えていたのだが、理人の番が来た時にイシュタスの顔色が変わる。「貴方神臭いわね」そう言うと理人にだけジョブやスキルも与えずに異世界に転移をさせた。
ジョブやスキルの無い事から早々と城から追い出される事が決まった、理人の前に天照の分体、眷属のアマ=テラス事『テラスちゃん』が現れた。
『異世界の女神は誘拐犯なんだ』とリヒトに話し、神社の宮司の孫の理人に異世界でも生きられるように日本人ならではの力を授けてくれた。
ここから『異世界でたった1人の日本人、理人の物語』がスタートする
「『異世界でたった1人の日本人』 私達を蔑ろにしチート貰ったのだから返して貰いますね」が好評だったのですが...昔に書いて小説らしくないのでしっかり書き始めました。
鑑定持ちの荷物番。英雄たちの「弱点」をこっそり塞いでいたら、彼女たちが俺から離れなくなった
仙道
ファンタジー
異世界の冒険者パーティで荷物番を務める俺は、名前もないようなMOBとして生きている。だが、俺には他者には扱えない「鑑定」スキルがあった。俺は自分の平穏な雇用を守るため、雇い主である女性冒険者たちの装備の致命的な欠陥や、本人すら気づかない体調の異変を「鑑定」で見抜き、誰にもバレずに密かに対処し続けていた。英雄になるつもりも、感謝されるつもりもない。あくまで業務の一環だ。しかし、致命的な危機を未然に回避され続けた彼女たちは、俺の完璧な管理なしでは生きていけないほどに依存し始めていた。剣聖、魔術師、聖女、ギルド職員。気付けば俺は、最強の美女たちに囲まれて逃げ場を失っていた。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
「餌代の無駄」と追放されたテイマー、家族(ペット)が装備に祝福を与えていた。辺境で美少女化する家族とスローライフ
天音ねる(旧:えんとっぷ)
ファンタジー
【祝:男性HOT18位】Sランクパーティ『紅蓮の剣』で、戦闘力のない「生産系テイマー」として雑用をこなす心優しい青年、レイン。
彼の育てる愛らしい魔物たちが、実はパーティの装備に【神の祝福】を与え、その強さの根源となっていることに誰も気づかず、仲間からは「餌代ばかりかかる寄生虫」と蔑まれていた。
「お前はもういらない」
ついに理不尽な追放宣告を受けるレイン。
だが、彼と魔物たちがパーティを去った瞬間、最強だったはずの勇者の聖剣はただの鉄クズに成り果てた。祝福を失った彼らは、格下のモンスターに惨敗を喫する。
――彼らはまだ、自分たちが捨てたものが、どれほど偉大な宝だったのかを知らない。
一方、レインは愛する魔物たち(スライム、ゴブリン、コカトリス、マンドラゴラ)との穏やかな生活を求め、人里離れた辺境の地で新たな暮らしを始める。
生活のためにギルドへ持ち込んだ素材は、実は大陸の歴史を塗り替えるほどの「神話級」のアイテムばかりだった!?
彼の元にはエルフやドワーフが集い、静かな湖畔の廃屋は、いつしか世界が注目する「聖域」へと姿を変えていく。
そして、レインはまだ知らない。
夜な夜な、彼が寝静まった後、愛らしい魔物たちが【美少女】の姿となり、
「れーんは、きょーも優しかったの! だからぽるん、いーっぱいきらきらジェル、あげたんだよー!」
「わ、私、今日もちゃんと硬い石、置けました…! レイン様、これがあれば、きっともう危ない目に遭いませんよね…?」
と、彼を巡って秘密のお茶会を繰り広げていることを。
そして、彼が築く穏やかな理想郷が、やがて大国の巨大な陰謀に巻き込まれていく運命にあることを――。
理不尽に全てを奪われた心優しいテイマーが、健気な“家族”と共に、やがて世界を動かす主となる。
王道追放ざまぁ × 成り上がりスローライフ × 人外ハーモニー!
HOT男性49位(2025年9月3日0時47分)
→37位(2025年9月3日5時59分)→18位(2025年9月5日10時16分)
高校生の俺、異世界転移していきなり追放されるが、じつは最強魔法使い。可愛い看板娘がいる宿屋に拾われたのでもう戻りません
下昴しん
ファンタジー
高校生のタクトは部活帰りに突然異世界へ転移してしまう。
横柄な態度の王から、魔法使いはいらんわ、城から出ていけと言われ、いきなり無職になったタクト。
偶然会った宿屋の店長トロに仕事をもらい、看板娘のマロンと一緒に宿と食堂を手伝うことに。
すると突然、客の兵士が暴れだし宿はメチャクチャになる。
兵士に殴り飛ばされるトロとマロン。
この世界の魔法は、生活で利用する程度の威力しかなく、とても弱い。
しかし──タクトの魔法は人並み外れて、無法者も脳筋男もひれ伏すほど強かった。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる