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第44話 エル、路地裏にて……
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私が路地裏に着いた時には、もう冒険者さんとイズナルディさんの間には険悪なムードというか、緊張感が張り詰めたような、なんとも居心地の悪い雰囲気が漂っていました。
「はやく用件を言って!」
イズナルディさんは、誰が見てもイライラしていると分かる様子で冒険者さんに詰め寄っていました。
「あ、あのよぅ……イズナルディ。あの男とは一体どういう関係なんだ?」
凄く言いにくそうに両手の指先を遊ばせながら冒険者さんはイズナルディさんに問いかけました。
その様子からイズナルディさんに恋をしているのは明確です。
頑張れ、冒険者さん。
「はぁ?それがアナタに何の関係があるの?」
反対にイズナルディさんが冒険者さんに向ける目は友愛の感情は一切なく、むしろ敵意すら感じるものです。
「いや、うん。そうだよな……関係はねぇとは思うんだけどよ……俺様は……俺はな……」
「はっきりと要件を言いなさいよ!だいたいアナタ誰なんですか!?」
誰なんですか?と、問われた冒険者さんは茫然自失。目を見開いて口をパクパク。言葉が出ません。
「……お、俺のこと知らねえのか?」
「ええ。知らないわ」
「嘘だろ?俺様はずっとアンスルの冒険者ギルドに所属してんだぞ。それこそ三年前にイズナルディが初めてここに来た時から……」
「何それ?気持ち悪っ」
その言葉がとどめとなって冒険者さんは膝から崩れ落ちてしまいました。
そうですよね。好きな人から気持ち悪いなんて言われたら、私ならきっと泣いてしまいます。
「もう、いい?満足した?私、カケルが待ってるから行くわ」
冷たくそう言い放つのを聞いて、なぜか私は居ても立っても居られなくなってしまいました。
「あの。ちょっと、待ってください!!」
ギルドへ歩き出そうとしているイズナルディさんに声を掛けてしまっていました。
突然現れた私にイズナルディさんは一瞬驚いたものの、冒険者さんの仲間だと思ったのかキッと鋭い目で睨まれます。
「誰、アナタ?この男の仲間?」
「いや……違いますけど……あの最後まで冒険者さんの話を聞いてあげて……ほしいな、なんて思って……」
「あなたには関係ないでしょ?」
イズナルディさんの冷たい言葉を受けて、実家にいたころを思い出してしまいました。
あの義母様の冷たい目を……
言葉を掛けてくれないお父様を……
でも、それと同時にマシラの顔が頭の中に浮かんできました。
口は悪いけど、どこかその言葉には温かみがあるんだなと気づかされます。
家にいたあの頃なら、ここで黙って俯いていたと思います。でも今は違う。私はしっかりとイズナルディさんを見据えて言葉を紡ぎます。
「そうですけど……でも、冒険者さんとイズナルディさんは冒険者仲間じゃないですか!少しくらい彼の話を聞いてあげてもいいと思います!」
私はイズナルディさんと冒険者さんが付き合えるなんて思っていません。
でも冒険者さんの気持ちをイズナルディさんにも分かってほしいって思うんです。だって、一人で好きって気持ちを抱えるだけなんてさみしいじゃないですか。
だけど私の思いなんて一切伝わりませんでした。
イズナルディさんは、ただただ哀れんだ目で私と俯く冒険者さんを見て諭す様に語り掛けます。
「あのね、ただギルドが一緒なだけで彼とは仲間でも何でもないの。パーティーを組んだこともないし、私は彼がそこにいたのだって、今聞いて知ったのよ?
私の推測でしかないけど、彼が私に好意を抱いているのは何となくわかったわ。
でも、それを押し付けられるのは迷惑でしかないの」
私は衝撃を受けました。好きだという気持ちが迷惑になるなんて……初めて知りました。
だって、私は家の中にいても誰からも好意を寄せられたことはありませんでしたし、誰かを好きになると言うこともありませんでしたから。
だけど、ふと『ある人』の顔が頭の中に浮かんできました。彼もイズナルディさんのように好きという気持ちを迷惑だと思うのでしょうか……
なぜそんな風に考えてしまったのか分からないけれど、そう思うと無性に寂しい気持ちになってしまいました。
その気持ちを振り切りたくて、イズナルディさんに声を掛けます。
「あの!迷惑なんて――」
「もう良いんだ。嬢ちゃん、すまねえな」
私の言葉を冒険者さんが遮ります。
「でも……」
顔を上げた冒険者さんはどこか清々したような、穏やかな顔立ちでした。
「これ以上は嬢ちゃんにフォローされちゃかっこがつかねえ。イズナルディ、時間を取らせて悪かったな。カケルにも謝っといてくれ」
「……わかったわ。じゃあね」
イズナルディさんは、振り返ることなく路地から颯爽と消えていきました。二人でその姿を見送ります。
「いいんですか?」
まだ彼は気持ちを自分の口からイズナルディさんへ伝えていません。それってやっぱり未練が残るんじゃないかと私は思ってしまいます。
でも、冒険者さんは全然そんな感じじゃなく、私に笑いかけてきます。
「いいんだ……俺様、新しく好きな人が……」
「おおーい!!エル!さっさと来い!!」
突然マシラさんがひょっこり現れて私を手招きします。
「マシラ!!!」
私は急いでマシラの元へ駆け寄ります。
「ケケケ!上手くいったぜ。俺はこのまま目立たねえ場所で金庫をぶった切るから。お前はギルドにいるヴィーと合流しろ。町の入り口で合流だ」
私の返事も待たず、それだけ言うとマシラは嬉しそうに町の雑踏の中に溶け込んでいきました。
しばらくその背中を見送っていると、後ろに人の気配を感じました。
そうだ、冒険者さん!
「あの、何か言いかけてましたけど、何ですか?」
さっきまであんなに清々しい顔をしていたのに、振り返ると冒険者さんはまた暗い顔をしていました。
「い、いや……なんでもねえ」
「そうですか。私、用ができたのでこれで失礼しますね」
「あぁ……」
私はヴィーと合流するべくギルドまで走ります。
一瞬目の端に映った冒険者さんは、なぜだか泣いているような気がしました。
「はやく用件を言って!」
イズナルディさんは、誰が見てもイライラしていると分かる様子で冒険者さんに詰め寄っていました。
「あ、あのよぅ……イズナルディ。あの男とは一体どういう関係なんだ?」
凄く言いにくそうに両手の指先を遊ばせながら冒険者さんはイズナルディさんに問いかけました。
その様子からイズナルディさんに恋をしているのは明確です。
頑張れ、冒険者さん。
「はぁ?それがアナタに何の関係があるの?」
反対にイズナルディさんが冒険者さんに向ける目は友愛の感情は一切なく、むしろ敵意すら感じるものです。
「いや、うん。そうだよな……関係はねぇとは思うんだけどよ……俺様は……俺はな……」
「はっきりと要件を言いなさいよ!だいたいアナタ誰なんですか!?」
誰なんですか?と、問われた冒険者さんは茫然自失。目を見開いて口をパクパク。言葉が出ません。
「……お、俺のこと知らねえのか?」
「ええ。知らないわ」
「嘘だろ?俺様はずっとアンスルの冒険者ギルドに所属してんだぞ。それこそ三年前にイズナルディが初めてここに来た時から……」
「何それ?気持ち悪っ」
その言葉がとどめとなって冒険者さんは膝から崩れ落ちてしまいました。
そうですよね。好きな人から気持ち悪いなんて言われたら、私ならきっと泣いてしまいます。
「もう、いい?満足した?私、カケルが待ってるから行くわ」
冷たくそう言い放つのを聞いて、なぜか私は居ても立っても居られなくなってしまいました。
「あの。ちょっと、待ってください!!」
ギルドへ歩き出そうとしているイズナルディさんに声を掛けてしまっていました。
突然現れた私にイズナルディさんは一瞬驚いたものの、冒険者さんの仲間だと思ったのかキッと鋭い目で睨まれます。
「誰、アナタ?この男の仲間?」
「いや……違いますけど……あの最後まで冒険者さんの話を聞いてあげて……ほしいな、なんて思って……」
「あなたには関係ないでしょ?」
イズナルディさんの冷たい言葉を受けて、実家にいたころを思い出してしまいました。
あの義母様の冷たい目を……
言葉を掛けてくれないお父様を……
でも、それと同時にマシラの顔が頭の中に浮かんできました。
口は悪いけど、どこかその言葉には温かみがあるんだなと気づかされます。
家にいたあの頃なら、ここで黙って俯いていたと思います。でも今は違う。私はしっかりとイズナルディさんを見据えて言葉を紡ぎます。
「そうですけど……でも、冒険者さんとイズナルディさんは冒険者仲間じゃないですか!少しくらい彼の話を聞いてあげてもいいと思います!」
私はイズナルディさんと冒険者さんが付き合えるなんて思っていません。
でも冒険者さんの気持ちをイズナルディさんにも分かってほしいって思うんです。だって、一人で好きって気持ちを抱えるだけなんてさみしいじゃないですか。
だけど私の思いなんて一切伝わりませんでした。
イズナルディさんは、ただただ哀れんだ目で私と俯く冒険者さんを見て諭す様に語り掛けます。
「あのね、ただギルドが一緒なだけで彼とは仲間でも何でもないの。パーティーを組んだこともないし、私は彼がそこにいたのだって、今聞いて知ったのよ?
私の推測でしかないけど、彼が私に好意を抱いているのは何となくわかったわ。
でも、それを押し付けられるのは迷惑でしかないの」
私は衝撃を受けました。好きだという気持ちが迷惑になるなんて……初めて知りました。
だって、私は家の中にいても誰からも好意を寄せられたことはありませんでしたし、誰かを好きになると言うこともありませんでしたから。
だけど、ふと『ある人』の顔が頭の中に浮かんできました。彼もイズナルディさんのように好きという気持ちを迷惑だと思うのでしょうか……
なぜそんな風に考えてしまったのか分からないけれど、そう思うと無性に寂しい気持ちになってしまいました。
その気持ちを振り切りたくて、イズナルディさんに声を掛けます。
「あの!迷惑なんて――」
「もう良いんだ。嬢ちゃん、すまねえな」
私の言葉を冒険者さんが遮ります。
「でも……」
顔を上げた冒険者さんはどこか清々したような、穏やかな顔立ちでした。
「これ以上は嬢ちゃんにフォローされちゃかっこがつかねえ。イズナルディ、時間を取らせて悪かったな。カケルにも謝っといてくれ」
「……わかったわ。じゃあね」
イズナルディさんは、振り返ることなく路地から颯爽と消えていきました。二人でその姿を見送ります。
「いいんですか?」
まだ彼は気持ちを自分の口からイズナルディさんへ伝えていません。それってやっぱり未練が残るんじゃないかと私は思ってしまいます。
でも、冒険者さんは全然そんな感じじゃなく、私に笑いかけてきます。
「いいんだ……俺様、新しく好きな人が……」
「おおーい!!エル!さっさと来い!!」
突然マシラさんがひょっこり現れて私を手招きします。
「マシラ!!!」
私は急いでマシラの元へ駆け寄ります。
「ケケケ!上手くいったぜ。俺はこのまま目立たねえ場所で金庫をぶった切るから。お前はギルドにいるヴィーと合流しろ。町の入り口で合流だ」
私の返事も待たず、それだけ言うとマシラは嬉しそうに町の雑踏の中に溶け込んでいきました。
しばらくその背中を見送っていると、後ろに人の気配を感じました。
そうだ、冒険者さん!
「あの、何か言いかけてましたけど、何ですか?」
さっきまであんなに清々しい顔をしていたのに、振り返ると冒険者さんはまた暗い顔をしていました。
「い、いや……なんでもねえ」
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