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八章 ギムナジウム編
世にも美しい双子
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ショパンの夜想曲、第二番。どこか陰鬱で、BPMの遅い曲。楽譜よりも音の粒がだいぶ多い。窓を叩く雨の音よりもずっと重厚だ。薄暗い校舎の柱がギシギシ鳴る。
以前はもっぱらチャペルで弾いていた。しかしそれが火事で焼失してからというもの、この地味な音楽室で弾くしかない。古いグランドピアノは決して悪い商品ではなかった。
「ねぇ、これやめない? 悲しい気持ちになりそう」
フィーネは鍵盤から手を離し、いつものようにフローラに抱きついた。二人のストロベリーピンクの髪が揺れる。長い髪はアレンジされておらずまっすぐに伸びていた。
フローラは小さくため息をついて演奏をやめた。悲しい気持ちになる、それがこの曲の良いところだとフローラは感じていた。
「私はショパンなら、幻想即興曲のが好きだな」
こんな感じ、とさらりと弾いてみせる。しっかりした音の粒が跳ね、フィーネが心底楽しんで演奏していることを伺わせた。
「……そうよね」
「フローラ、なんか落ち込んでる?」
フィーネは不思議そうにフローラを見た。ぎゅっと抱きついて、体温や心臓の鼓動を確認する。フローラはため息をついて、窓の外に視線をやった。
「そりゃこの雨じゃね」
「今回は誰も死なないといいね」
フィーネは口角を上げ、フローラの耳元でそっと囁いた。ブロン家の人間はかつて、金の心配なんてしたことがなかった。少なくとも五年前までは。グランドピアノもストラヴィヴァリウスも、ピカソもミロもダリも全て手に入った。
国も土地も追われ、財産をほとんど没収されなければ誰だってこんなことはしたくない。しかし、贅沢が染み付いた彼女たちが、生徒たちから受け取る僅かな授業料で満足できるはずがなかった。
この学院は寄付金と裏金で成り立っている。二重で帳簿をつけている証拠を掴まれるわけにはいかなかった。
――ぺトリコールの夜には外に出てはいけない。
この学院に唯一存在する校則。誰にも見られず、コソコソ行動する姉たちに都合よく存在するものに他ならない。フィーネとフローラは見張り役を任されていた。
いくら金を運んでくる大事なお客様でも、見られれば処分するしかない。今までそういった生徒たちは行方不明や、自殺と片付けた。
罪悪感はない。実家では数え切れないほどたくさんの使用人が殺されていた。バレなければいい。それだけだ。
音楽室の防音扉が無遠慮に開かれた。示し合わせたわけでもないのに、二人は共有する一つの下半身を器用に動かした。ピアノ椅子から立ち上がり、ドアのほうを振り返る。
「あ……、いや。えっと……道に迷って」
つい最近雇われたばかりの新任教師――ハインリヒ・シュタイナーがしどろもどろに言い訳をした。胡散臭い七三分けにメガネ。オマケに、たいして頭の出来もよろしくない。弟と同様に、たんまり金を積んで雇われたんだろうと予想された。
「何、ジロジロ見ないで」
「無理もないよ、私たち美少女だもん」
フローラは不愉快そうにハインリヒを睨んだ。反対にフィーネは楽観的にケラケラ笑い、印象的な白い瞳孔をキラキラさせた。フィーネと違い、フローラは注目されるのを好まなかった。結合双生児でなくとも、二人の美しさは特別目を見張るものがある。
「でも見世物じゃないわ」
フローラはため息をついたが、フィーネは一層目を輝かせた。既に冴えない教師、ハインリヒには関心をなくし、再びピアノ椅子に腰を下ろした。
「サーカスか! 私たち美少女だからお誘いがたくさんくる!」
「姉さん曰く、『そういう仕事はお金のない貧乏人のやること』だって」
二人は顔を見合せてクスクス笑った。『金のない貧乏人』、その言葉は自分たちにぴったり当てはまる気がしてならない。ベッティーナは決してそれを認めようとしなかったが、ブロン家はすっかり没落していた。
「えーっとたしか、『下品で卑しい仕事』だっけ?」
「“門番”のほうが、よっぽど下品よね」
フローラはほんの少しだけ口角を上げた。フローラは“門番”の仕事をそんなに嫌ってはいなかった。姉たちと同じ、人殺しになんの躊躇もない。校則違反をするほうが悪い。それが彼女たちの言い分だった。
息を合わせたわけでもないのに、自然と同じタイミングで呼吸をする。すぅ、と息を吸って、ピアノの鍵盤に指を乗せた。
――リストのラ・カンパネラ。二人の十八番。
楽譜よりもたくさんの音の粒が見事に紡がれた。腕が4本あるから当たり前、それだけではない。普通の連弾とは違う、ぴったり息の合った演奏。二人の息を飲む美しさと同じくらい魅力があった。ザアザア降り注ぐ雨なんか、気にならないくらいに。
***
演奏を終えると、フィーネは大きく伸びをした。フローラは上品に微笑んで、長く伸びたストロベリーブロンドの髪を鬱陶しそうに耳にかけた。どうやら息がぴったり合うのは、鍵盤に触れているときだけらしい。
「あの子、私たちの髪はもう結んでくれないのかしら?」
「“お友達”にご執心~」
フローラは自分の髪を面倒臭そうに掴んだ。五年前まで、弟のエルマーに髪を結ってもらうのがブロン家の姉たちの日常だった。
今や、エルマーは五年前のようなメソメソ泣いてばかりいる子供ではない。軍を名誉除隊して、英雄だと持て囃されている。
リドル・シュタイナー――悪名高い面倒な子供、のお世話係を喜んで引き受けている。どうやら軍では相当仲が良かったようだ。
「自分の名前も書けないなんて、どんな風に育ったのかしら」
フローラは静かにそう呟いて目を伏せた。リドルの言動は早くから悪い意味で注目を集め、ベッティーナを悩ます種の一つだった。
「まぁでも、友達ができるのはいいことなんじゃん?」
「私たちにはいないものね」
フィーネの言葉に、フローラは小さくそう返した。友達なんていない。この学院は実家の屋敷によく似ていた。周囲をフェンスでぐるりと囲み、世間と隔絶されている。自分たちだけが世界の全てで、新聞やラジオは邪魔なノイズにしかならない。
世界は、美しいものだけで構成されている。そうでなければならない。汗も血も努力も、低身長も不細工も戦争も全部、ないものとして扱うのがマナーだ。リチャード・プランタジネットの物語のように。
「私にはフローラがいるからいいよ」
フィーネはいつもより馴れ馴れしくフローラに抱きついた。キラキラ、長い髪が光を反射する。フローラは優しくその髪を撫でた。
「そうよね、病めるときも健やかなるときも、生まれるときも死ぬときも一緒」
いつになく穏やかな声色。フィーネが困った様子で身をよじった。後ろからガタッと大きな音がして、二人は同時に振り返った。
椅子から転げ落ちたハインリヒは何度も瞬きをして目を擦っている。床に落ちた銀縁のメガネを拾って胸ポケットにしまった。
「やべ、寝てた」
「ね~センセ。これ以上拝観料取るよー」
フィーネはケラケラ笑って声をかけたが、フローラは違った。二人はピアノ椅子から立ち上がり、ハインリヒの前に立ち塞がった。上半身は仲睦まじく抱き合っている。
「あ、えっと。俺はハインリヒ・シュタイナー」
寝ぼけ眼のまま、ハインリヒは口を動かした。混乱して、胸ポケットにしまったメガネを顔にかける。度の入っていない、ただのファッションメガネなのだから、目の前の光景が変わるはずもない。
下半身を共有した美人の結合双生児――ハインリヒのこれまでの人生で関わることのない人種だ。一度は気のせいだと思いたかったが、どうやらそうではないらしい。
彼にとって二人の存在は、不快感よりも吸い寄せられる魅力のほうが上回った。ハインリヒの視線は好意的に話しかけてくるフィーネよりも、物静かなフローラに釘付けだった。
「あら、まだいたの? 何の用?」
「ちょっとフローラつめたーい」
フィーネはハインリヒを見下ろしてクスクス笑った。見せつけるようにフローラにぎゅっと抱きつく。フローラは嫌な顔一つせず、小さく微笑んだ。
「私はフィーネ、こっちはフローラ」
「それで今のはリストのラ・カンパネラ」
フィーネのニコニコ顔とは対称的に、フローラは冷ややかだった。ハインリヒの熱い視線に気がつかないほど鈍感ではなかったし、その意味を知らないほど子供でもなかった。ハインリヒは眉をひそめ、難しい顔をする。複雑な英語の長文読解を求められた、そんな表情。
「リストってなんだ?」
フローラは飄々とした涼しげな表情を曇らせた。床に転がって自分たちを見つめているこの男は、彼の弟と同じくらい教養のないつまらない人間であることを瞬時に見抜いた。
たしかに、上手に取り繕っている。ベッティーナの作成した資料を読む限り、訛りはないし、時間に遅れることはない。リドルやエルマーに比べ、軍隊上がりだと言われて納得のいく性格をしていた。
でも、だからこそ許せない。モーツァルトならともかく、リストで眠たくなる人間なんてそういない。フローラの好みとはかけ離れた、退屈なその他大勢と同じ。うんざりして、また少し落胆もした。
自分の理想の存在が突然目の前に現れる。年頃の女の子であれば、誰だって一度はそんな空想を抱く。フローラもそれは例外ではなかった。
以前はもっぱらチャペルで弾いていた。しかしそれが火事で焼失してからというもの、この地味な音楽室で弾くしかない。古いグランドピアノは決して悪い商品ではなかった。
「ねぇ、これやめない? 悲しい気持ちになりそう」
フィーネは鍵盤から手を離し、いつものようにフローラに抱きついた。二人のストロベリーピンクの髪が揺れる。長い髪はアレンジされておらずまっすぐに伸びていた。
フローラは小さくため息をついて演奏をやめた。悲しい気持ちになる、それがこの曲の良いところだとフローラは感じていた。
「私はショパンなら、幻想即興曲のが好きだな」
こんな感じ、とさらりと弾いてみせる。しっかりした音の粒が跳ね、フィーネが心底楽しんで演奏していることを伺わせた。
「……そうよね」
「フローラ、なんか落ち込んでる?」
フィーネは不思議そうにフローラを見た。ぎゅっと抱きついて、体温や心臓の鼓動を確認する。フローラはため息をついて、窓の外に視線をやった。
「そりゃこの雨じゃね」
「今回は誰も死なないといいね」
フィーネは口角を上げ、フローラの耳元でそっと囁いた。ブロン家の人間はかつて、金の心配なんてしたことがなかった。少なくとも五年前までは。グランドピアノもストラヴィヴァリウスも、ピカソもミロもダリも全て手に入った。
国も土地も追われ、財産をほとんど没収されなければ誰だってこんなことはしたくない。しかし、贅沢が染み付いた彼女たちが、生徒たちから受け取る僅かな授業料で満足できるはずがなかった。
この学院は寄付金と裏金で成り立っている。二重で帳簿をつけている証拠を掴まれるわけにはいかなかった。
――ぺトリコールの夜には外に出てはいけない。
この学院に唯一存在する校則。誰にも見られず、コソコソ行動する姉たちに都合よく存在するものに他ならない。フィーネとフローラは見張り役を任されていた。
いくら金を運んでくる大事なお客様でも、見られれば処分するしかない。今までそういった生徒たちは行方不明や、自殺と片付けた。
罪悪感はない。実家では数え切れないほどたくさんの使用人が殺されていた。バレなければいい。それだけだ。
音楽室の防音扉が無遠慮に開かれた。示し合わせたわけでもないのに、二人は共有する一つの下半身を器用に動かした。ピアノ椅子から立ち上がり、ドアのほうを振り返る。
「あ……、いや。えっと……道に迷って」
つい最近雇われたばかりの新任教師――ハインリヒ・シュタイナーがしどろもどろに言い訳をした。胡散臭い七三分けにメガネ。オマケに、たいして頭の出来もよろしくない。弟と同様に、たんまり金を積んで雇われたんだろうと予想された。
「何、ジロジロ見ないで」
「無理もないよ、私たち美少女だもん」
フローラは不愉快そうにハインリヒを睨んだ。反対にフィーネは楽観的にケラケラ笑い、印象的な白い瞳孔をキラキラさせた。フィーネと違い、フローラは注目されるのを好まなかった。結合双生児でなくとも、二人の美しさは特別目を見張るものがある。
「でも見世物じゃないわ」
フローラはため息をついたが、フィーネは一層目を輝かせた。既に冴えない教師、ハインリヒには関心をなくし、再びピアノ椅子に腰を下ろした。
「サーカスか! 私たち美少女だからお誘いがたくさんくる!」
「姉さん曰く、『そういう仕事はお金のない貧乏人のやること』だって」
二人は顔を見合せてクスクス笑った。『金のない貧乏人』、その言葉は自分たちにぴったり当てはまる気がしてならない。ベッティーナは決してそれを認めようとしなかったが、ブロン家はすっかり没落していた。
「えーっとたしか、『下品で卑しい仕事』だっけ?」
「“門番”のほうが、よっぽど下品よね」
フローラはほんの少しだけ口角を上げた。フローラは“門番”の仕事をそんなに嫌ってはいなかった。姉たちと同じ、人殺しになんの躊躇もない。校則違反をするほうが悪い。それが彼女たちの言い分だった。
息を合わせたわけでもないのに、自然と同じタイミングで呼吸をする。すぅ、と息を吸って、ピアノの鍵盤に指を乗せた。
――リストのラ・カンパネラ。二人の十八番。
楽譜よりもたくさんの音の粒が見事に紡がれた。腕が4本あるから当たり前、それだけではない。普通の連弾とは違う、ぴったり息の合った演奏。二人の息を飲む美しさと同じくらい魅力があった。ザアザア降り注ぐ雨なんか、気にならないくらいに。
***
演奏を終えると、フィーネは大きく伸びをした。フローラは上品に微笑んで、長く伸びたストロベリーブロンドの髪を鬱陶しそうに耳にかけた。どうやら息がぴったり合うのは、鍵盤に触れているときだけらしい。
「あの子、私たちの髪はもう結んでくれないのかしら?」
「“お友達”にご執心~」
フローラは自分の髪を面倒臭そうに掴んだ。五年前まで、弟のエルマーに髪を結ってもらうのがブロン家の姉たちの日常だった。
今や、エルマーは五年前のようなメソメソ泣いてばかりいる子供ではない。軍を名誉除隊して、英雄だと持て囃されている。
リドル・シュタイナー――悪名高い面倒な子供、のお世話係を喜んで引き受けている。どうやら軍では相当仲が良かったようだ。
「自分の名前も書けないなんて、どんな風に育ったのかしら」
フローラは静かにそう呟いて目を伏せた。リドルの言動は早くから悪い意味で注目を集め、ベッティーナを悩ます種の一つだった。
「まぁでも、友達ができるのはいいことなんじゃん?」
「私たちにはいないものね」
フィーネの言葉に、フローラは小さくそう返した。友達なんていない。この学院は実家の屋敷によく似ていた。周囲をフェンスでぐるりと囲み、世間と隔絶されている。自分たちだけが世界の全てで、新聞やラジオは邪魔なノイズにしかならない。
世界は、美しいものだけで構成されている。そうでなければならない。汗も血も努力も、低身長も不細工も戦争も全部、ないものとして扱うのがマナーだ。リチャード・プランタジネットの物語のように。
「私にはフローラがいるからいいよ」
フィーネはいつもより馴れ馴れしくフローラに抱きついた。キラキラ、長い髪が光を反射する。フローラは優しくその髪を撫でた。
「そうよね、病めるときも健やかなるときも、生まれるときも死ぬときも一緒」
いつになく穏やかな声色。フィーネが困った様子で身をよじった。後ろからガタッと大きな音がして、二人は同時に振り返った。
椅子から転げ落ちたハインリヒは何度も瞬きをして目を擦っている。床に落ちた銀縁のメガネを拾って胸ポケットにしまった。
「やべ、寝てた」
「ね~センセ。これ以上拝観料取るよー」
フィーネはケラケラ笑って声をかけたが、フローラは違った。二人はピアノ椅子から立ち上がり、ハインリヒの前に立ち塞がった。上半身は仲睦まじく抱き合っている。
「あ、えっと。俺はハインリヒ・シュタイナー」
寝ぼけ眼のまま、ハインリヒは口を動かした。混乱して、胸ポケットにしまったメガネを顔にかける。度の入っていない、ただのファッションメガネなのだから、目の前の光景が変わるはずもない。
下半身を共有した美人の結合双生児――ハインリヒのこれまでの人生で関わることのない人種だ。一度は気のせいだと思いたかったが、どうやらそうではないらしい。
彼にとって二人の存在は、不快感よりも吸い寄せられる魅力のほうが上回った。ハインリヒの視線は好意的に話しかけてくるフィーネよりも、物静かなフローラに釘付けだった。
「あら、まだいたの? 何の用?」
「ちょっとフローラつめたーい」
フィーネはハインリヒを見下ろしてクスクス笑った。見せつけるようにフローラにぎゅっと抱きつく。フローラは嫌な顔一つせず、小さく微笑んだ。
「私はフィーネ、こっちはフローラ」
「それで今のはリストのラ・カンパネラ」
フィーネのニコニコ顔とは対称的に、フローラは冷ややかだった。ハインリヒの熱い視線に気がつかないほど鈍感ではなかったし、その意味を知らないほど子供でもなかった。ハインリヒは眉をひそめ、難しい顔をする。複雑な英語の長文読解を求められた、そんな表情。
「リストってなんだ?」
フローラは飄々とした涼しげな表情を曇らせた。床に転がって自分たちを見つめているこの男は、彼の弟と同じくらい教養のないつまらない人間であることを瞬時に見抜いた。
たしかに、上手に取り繕っている。ベッティーナの作成した資料を読む限り、訛りはないし、時間に遅れることはない。リドルやエルマーに比べ、軍隊上がりだと言われて納得のいく性格をしていた。
でも、だからこそ許せない。モーツァルトならともかく、リストで眠たくなる人間なんてそういない。フローラの好みとはかけ離れた、退屈なその他大勢と同じ。うんざりして、また少し落胆もした。
自分の理想の存在が突然目の前に現れる。年頃の女の子であれば、誰だって一度はそんな空想を抱く。フローラもそれは例外ではなかった。
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