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31~40話
34b、私は口付けの先をわかっていない3 ※
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そういえば、ガルに初めてキスされたのも額だったっけ。
額から離れた唇が、閉じた瞼に触れる。頬に、鼻先に、……唇に。
「んっ……ふっ……」
歯列を割って侵入した舌の動きに応えようと、必死に動きを追う。
上顎をくすぐる舌の裏をちろりと舐め返せば、ふっと吐息だけでガルが微笑むのを感じた。
背中にやわらかなシーツが触れる。
「んぅ…………っはぁ、はぁ」
口内をくまなく味わった舌は、私の口を出ると顎を伝い首へと下りていった。
ぬるぬると温かな舌が首筋をなぞるたび、くすぐったさともつかないむずむず感が下腹部に溜まっていく。
「あ……っ!」
不意に唇の触れた部分にチクリと小さな痛みが走った。
噛まれたのだろうか?
「……マヤの白い肌に、痕の紅がよく映えるな」
ガルが首筋を撫でながら愛おしそうに囁く。
痕……?
……キスマークのことか!
再び首筋に顔を埋めたガルが、べろりと舐めては吸い上げ、チクリ、チクリと、あちこちに痕を残していく。
「んっ……あっ……」
首筋を下り、鎖骨の窪みを舌でなぞっては、また吸い上げる。
ガルの左手にやんわりと胸を包み込まれて、いつの間にかタオルをはだけられていたことに気付いた。
額から離れた唇が、閉じた瞼に触れる。頬に、鼻先に、……唇に。
「んっ……ふっ……」
歯列を割って侵入した舌の動きに応えようと、必死に動きを追う。
上顎をくすぐる舌の裏をちろりと舐め返せば、ふっと吐息だけでガルが微笑むのを感じた。
背中にやわらかなシーツが触れる。
「んぅ…………っはぁ、はぁ」
口内をくまなく味わった舌は、私の口を出ると顎を伝い首へと下りていった。
ぬるぬると温かな舌が首筋をなぞるたび、くすぐったさともつかないむずむず感が下腹部に溜まっていく。
「あ……っ!」
不意に唇の触れた部分にチクリと小さな痛みが走った。
噛まれたのだろうか?
「……マヤの白い肌に、痕の紅がよく映えるな」
ガルが首筋を撫でながら愛おしそうに囁く。
痕……?
……キスマークのことか!
再び首筋に顔を埋めたガルが、べろりと舐めては吸い上げ、チクリ、チクリと、あちこちに痕を残していく。
「んっ……あっ……」
首筋を下り、鎖骨の窪みを舌でなぞっては、また吸い上げる。
ガルの左手にやんわりと胸を包み込まれて、いつの間にかタオルをはだけられていたことに気付いた。
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