53 / 71
第二部
第53話 委託
しおりを挟む
お店を閉めた後に、私達はあまりの忙しさに疲れてぐったりとリビングのソファーに沈み込んでいた。
「今日は凄かったですね」
「そうね。でも明日もこんな感じなのかしら?」
「いや、これ以上だろう」
「僕もそう思います……」
「今日のことで思ったんだけど、席数増やした方がいいのかしら?」
「席数を増やしても、火に油な気はするがな……。それに、席を増やすための場所もない。あれ以上広げるなら、商品棚を減らさないといけないぞ」
「それだと、本末転倒ね」
「そうですね。そうなると、現状維持ってところですかね?」
「それしかなさそうね」
結局、いい案は出ず現状維持という方針となった。
しかし、次の日もそのまた次の日も混雑は続いた。更に言うと、悪化したと言っていい。午前中から、カフェ営業の時間まで並ぶお客さんが続出したのよ。
このままだと、ご近所さんの迷惑になってしまうし、もっと言うととんでもない大物が並ぶようになってしまったのよ。本当に困ったわ。
そう、この国の王子様達がね、行列に並んでいるのよ。隠しているつもりみたいだけど、全然隠せていないのよこれが。
それに、護衛の人とかもこっそりというか、一緒に列に並んでいて凄く目立つのよね。
でも、王子様だからと言って特別扱いはできないわ。
だって、並んでくれている人は平等にお客さんなんだから。
でも、本当に困ったわ。
一度、王子様達に何故並んでいるのか聞いたことがあるのよ。ほら、王子様ならいろいろ手段を持ってそうだし、何故権力を使わないのかって、そうしたら「この店で、美味なるものを食すのがいいのだ」「ハルちゃんのお店で食べるからいいんだよ」と場所がいいと言っていた。場所?特に何もない普通のお店のはず(亜空間に繋がっているだけでね)
でも、メリッサさんとフェルトさんと商業ギルドのお陰で解決の兆しが見えたのよね。
カフェ営業を始めてから数日。メリッサさんがフェルトさんと一緒にお店にやってきた。メリッサさんは調味料が切れたので購入に来てくれたという。フェルトさんは、カフェが繁盛しているということで見学に来たと言っていた。
「あらあら、凄いわね。まだまだ営業時間まであるのにもう並んでいるのね」
「これは、聞いていた以上にすごいね」
「そうなんです。このままだと、商品を買いに来たお客さんにゆっくり商品を見てもらえないんじゃないかと……」
「う~ん。確かに、ちょっと外が気になっちゃうわね~。でも、カフェの評判を聞いてね、今度ファニスさんと並ぼうかって話していたのよ~」
「へぇ、私も気になってたんだけど、一人だと並ぶのに抵抗というか、寂しいというか何といかで、並ぶ勇気はなかったんだけど」
「お姉さま、それならご一緒にどうですか?」
「ファニスに恨まれそうだけど、背に腹は代えられない。よし、お願いするよ」
「でも、外の行列に対して今の席数では何時間待ちになるのか……」
「そうだな……」
「ねえ小春ちゃん。席数を増やす予定はあるの?」
「それも考えたんですけど、そうすると商品棚を減らす必要があるので、無理だと判断しました」
「そっか、小春ちゃんは委託とかしてないもんね」
「委託ですか?」
「おっ?小春は委託のこと知らないのか?」
「言葉の意味くらいは分かりますが……」
「簡単に言うと、他の錬金術師の店に商品を卸すかギルドの売店に置いてもらうとかだな」
そう言われて、商業ギルドに売店があったことを思い出した。一度も覗いたことはなかったけど、あの売店は錬金術師達の商品を置いて販売していたのかと思い至った。
「なるほど、委託ですか。そうすれば、もう少し席数を増やせるかも……」
私が、そう呟くと、お店にいた他のお客さんが何故か話に食いついたのだ。
「委託いいと思います!!」
「委託は、ギルドですか?」
「全面カフェでもいいよ」
「いやいや、少しはここにしかない商品も置いたままにして欲しいよ」
お客さんの意見をまとめると、今の商品を少しは置いて、後はカフェとして営業して欲しいということだった。
「ははは。みんな、小春のカフェの事に聞き耳たててたみたいだね」
「うふふ。そうですね」
「これは、早めに何とかしないといけませんね。委託のこと相談しに行ってきます。ということで、タイガ君と駆君後お願い出来るかな?」
「分かりました」
「了解」
二人の了解も取ったので早速ギルドに行こうとしたら、フェルトさんが同行してくれると言ったのでお願いすることにした。
「小春、今日はあれに乗らないのか?」
「あれ?ああ、空飛ぶ箒ですか?」
「それそれ!」
「フェルトさんもいますし、歩いて行きますよ?」
「いや~、実は一度乗せてもらいたいと思ってたんだよね。良ければ乗せてもらえないかな?」
「いいですけど、大丈夫ですか?」
「大丈夫。落ちても、私頑丈だから!」
「それなら……。あっ、ちょっと待ってくださいね」
そう言って、急いで工房に向かった。
前に、スライムから伸縮性のあるゴムのようなものを作ったので、それで命綱のようなものを作成しフェルトさんに使ってもらうことにした。
出来あがったものをフェルトさんに渡して、一方を腰に巻いてもらい、もう一方を箒の柄にセットしてもらうように説明した。
「小春ありがとう。これで万が一落ちでも大丈夫だね」
「これは保険です。なので落ちないようにしっかり掴まってくださいね」
そう言って、フェルトさんを乗せてギルドまで飛んだ。ギルドに到着するまでの間、フェルトさんは「あはははは!!最高!!」とずっと喜んでいた。大人の女性に対して失礼かもしれないけど、少し子供みたいで可愛いと思ってしまったのは内緒です。
空飛ぶ箒での移動のため、あっという間にギルドに到着した。ギルドに入ると、サリーさんが受付にいたので、挨拶をしてから相談することにした。
「こんにちは、サリーさん。今日はご相談があってきました」
「こんにちは。御相談ですか?」
「はい。うちの商品を委託したいと思って……」
「いちご商店さんの商品の委託ですか……」
あれ?なんか変なこと言ったかな。なんだか周りがざわざわし始めちゃったんだけど。
「小春の店の商品の委託先はギルドの売店がいいと思うぞ」
「そうなんですか?」
何故かフェルトさんは、委託先はギルドがいいといった。
「そうですね。その方が多方面にいろいろと安全というか……」
「だよね」
「そうなんですか?それに多方面に安全って?」
「あ~、ほら、小春の店の商品は特殊だろ?だから、他の錬金術師の店に置いたら協定違反というかな?」
「そうです。不公平になっちゃいます」
「協定違反?不公平?」
「「いろいろあるんだよ(です)」」
二人にそう言われると、なんだかこれ以上聞いてはいけないような気がして困っていたら、ギルドマスターのジーンさんが現れた。
「何だ?とうとう委託に来たのか?」
「何ですか?とうとう委託に来たって?」
「いつかはこうなると予想していた」
「そうなんですね?」
「でっ、あのワインは卸してくれるのか?」
「あぁ。そう言えばアル様のお祝いの時に作って以来、お店に出すの忘れてました。どうしようかな?」
「うちで委託するなら、あのワインは必須だ!!」
「そうですか、なら他のところ―――」
「嘘です。ギルドに委託してください。そうでないと、いろいろと面倒なことになるからな」
「はあ」
良く分からないけど、ギルド以外の委託は争いの元になるらしく?やめるように言われた。ワインの委託は任意でいいと言われたけど、フェルトさんからも期待の眼差しで見られてしまったので、たまに卸してもいいかと考え直した。
「えっと、それではギルドにお願いします。いつからいいですか?」
「今日からでも、と言いたいところだが、売店の商品整理も必要になるから、明日からだな。商品は、職員に取りに行かせる」
「えっ?普通委託をお願いする側が、商品を納品しにくるものなんじゃないですか?」
「普通はそうだが、今店にあるほとんどの物をここで委託販売となると結構な量になると思うから、そこはサービスだな」
「あれ?どの位置いてもらうかまだ言ってなかったと思いますが?」
「予想は付く。今の時期に来るってことは、カフェを拡大するために、商品を委託しようと考えたんだろ?そうなると、今店に置いているほとんどを委託しようと考えるのは当然だな」
「結構な量になると思うんですけど……」
「そこは、大丈夫だ。売店を少し拡張するから問題ない」
ジーンさんは委託に凄く積極的だった。なんでだろう?
「それより、店の拡張はどの位で出来る?そうなると、一日カフェ営業できるか?菓子の他に飯も出るか?なんなら酒も!!」
あっ、これは【幸福のワイン】目当てだ……。
「食事は出そうと思いますが、お酒は出しませんから」
「……そうか」
話は付いたので、フェルトさんとお店に帰ることにした。商品は夕方、ギルドの職員が取りに来てくれることになった。また、毎日商品の補充に、朝と夕方に職員の人が訪れることになった。
というのも、朝不足している商品の発注をして、夕方に取りに来るということになったのだ。
よし、閉店後に一気にカフェ仕様に改造しないといけないわね。
「今日は凄かったですね」
「そうね。でも明日もこんな感じなのかしら?」
「いや、これ以上だろう」
「僕もそう思います……」
「今日のことで思ったんだけど、席数増やした方がいいのかしら?」
「席数を増やしても、火に油な気はするがな……。それに、席を増やすための場所もない。あれ以上広げるなら、商品棚を減らさないといけないぞ」
「それだと、本末転倒ね」
「そうですね。そうなると、現状維持ってところですかね?」
「それしかなさそうね」
結局、いい案は出ず現状維持という方針となった。
しかし、次の日もそのまた次の日も混雑は続いた。更に言うと、悪化したと言っていい。午前中から、カフェ営業の時間まで並ぶお客さんが続出したのよ。
このままだと、ご近所さんの迷惑になってしまうし、もっと言うととんでもない大物が並ぶようになってしまったのよ。本当に困ったわ。
そう、この国の王子様達がね、行列に並んでいるのよ。隠しているつもりみたいだけど、全然隠せていないのよこれが。
それに、護衛の人とかもこっそりというか、一緒に列に並んでいて凄く目立つのよね。
でも、王子様だからと言って特別扱いはできないわ。
だって、並んでくれている人は平等にお客さんなんだから。
でも、本当に困ったわ。
一度、王子様達に何故並んでいるのか聞いたことがあるのよ。ほら、王子様ならいろいろ手段を持ってそうだし、何故権力を使わないのかって、そうしたら「この店で、美味なるものを食すのがいいのだ」「ハルちゃんのお店で食べるからいいんだよ」と場所がいいと言っていた。場所?特に何もない普通のお店のはず(亜空間に繋がっているだけでね)
でも、メリッサさんとフェルトさんと商業ギルドのお陰で解決の兆しが見えたのよね。
カフェ営業を始めてから数日。メリッサさんがフェルトさんと一緒にお店にやってきた。メリッサさんは調味料が切れたので購入に来てくれたという。フェルトさんは、カフェが繁盛しているということで見学に来たと言っていた。
「あらあら、凄いわね。まだまだ営業時間まであるのにもう並んでいるのね」
「これは、聞いていた以上にすごいね」
「そうなんです。このままだと、商品を買いに来たお客さんにゆっくり商品を見てもらえないんじゃないかと……」
「う~ん。確かに、ちょっと外が気になっちゃうわね~。でも、カフェの評判を聞いてね、今度ファニスさんと並ぼうかって話していたのよ~」
「へぇ、私も気になってたんだけど、一人だと並ぶのに抵抗というか、寂しいというか何といかで、並ぶ勇気はなかったんだけど」
「お姉さま、それならご一緒にどうですか?」
「ファニスに恨まれそうだけど、背に腹は代えられない。よし、お願いするよ」
「でも、外の行列に対して今の席数では何時間待ちになるのか……」
「そうだな……」
「ねえ小春ちゃん。席数を増やす予定はあるの?」
「それも考えたんですけど、そうすると商品棚を減らす必要があるので、無理だと判断しました」
「そっか、小春ちゃんは委託とかしてないもんね」
「委託ですか?」
「おっ?小春は委託のこと知らないのか?」
「言葉の意味くらいは分かりますが……」
「簡単に言うと、他の錬金術師の店に商品を卸すかギルドの売店に置いてもらうとかだな」
そう言われて、商業ギルドに売店があったことを思い出した。一度も覗いたことはなかったけど、あの売店は錬金術師達の商品を置いて販売していたのかと思い至った。
「なるほど、委託ですか。そうすれば、もう少し席数を増やせるかも……」
私が、そう呟くと、お店にいた他のお客さんが何故か話に食いついたのだ。
「委託いいと思います!!」
「委託は、ギルドですか?」
「全面カフェでもいいよ」
「いやいや、少しはここにしかない商品も置いたままにして欲しいよ」
お客さんの意見をまとめると、今の商品を少しは置いて、後はカフェとして営業して欲しいということだった。
「ははは。みんな、小春のカフェの事に聞き耳たててたみたいだね」
「うふふ。そうですね」
「これは、早めに何とかしないといけませんね。委託のこと相談しに行ってきます。ということで、タイガ君と駆君後お願い出来るかな?」
「分かりました」
「了解」
二人の了解も取ったので早速ギルドに行こうとしたら、フェルトさんが同行してくれると言ったのでお願いすることにした。
「小春、今日はあれに乗らないのか?」
「あれ?ああ、空飛ぶ箒ですか?」
「それそれ!」
「フェルトさんもいますし、歩いて行きますよ?」
「いや~、実は一度乗せてもらいたいと思ってたんだよね。良ければ乗せてもらえないかな?」
「いいですけど、大丈夫ですか?」
「大丈夫。落ちても、私頑丈だから!」
「それなら……。あっ、ちょっと待ってくださいね」
そう言って、急いで工房に向かった。
前に、スライムから伸縮性のあるゴムのようなものを作ったので、それで命綱のようなものを作成しフェルトさんに使ってもらうことにした。
出来あがったものをフェルトさんに渡して、一方を腰に巻いてもらい、もう一方を箒の柄にセットしてもらうように説明した。
「小春ありがとう。これで万が一落ちでも大丈夫だね」
「これは保険です。なので落ちないようにしっかり掴まってくださいね」
そう言って、フェルトさんを乗せてギルドまで飛んだ。ギルドに到着するまでの間、フェルトさんは「あはははは!!最高!!」とずっと喜んでいた。大人の女性に対して失礼かもしれないけど、少し子供みたいで可愛いと思ってしまったのは内緒です。
空飛ぶ箒での移動のため、あっという間にギルドに到着した。ギルドに入ると、サリーさんが受付にいたので、挨拶をしてから相談することにした。
「こんにちは、サリーさん。今日はご相談があってきました」
「こんにちは。御相談ですか?」
「はい。うちの商品を委託したいと思って……」
「いちご商店さんの商品の委託ですか……」
あれ?なんか変なこと言ったかな。なんだか周りがざわざわし始めちゃったんだけど。
「小春の店の商品の委託先はギルドの売店がいいと思うぞ」
「そうなんですか?」
何故かフェルトさんは、委託先はギルドがいいといった。
「そうですね。その方が多方面にいろいろと安全というか……」
「だよね」
「そうなんですか?それに多方面に安全って?」
「あ~、ほら、小春の店の商品は特殊だろ?だから、他の錬金術師の店に置いたら協定違反というかな?」
「そうです。不公平になっちゃいます」
「協定違反?不公平?」
「「いろいろあるんだよ(です)」」
二人にそう言われると、なんだかこれ以上聞いてはいけないような気がして困っていたら、ギルドマスターのジーンさんが現れた。
「何だ?とうとう委託に来たのか?」
「何ですか?とうとう委託に来たって?」
「いつかはこうなると予想していた」
「そうなんですね?」
「でっ、あのワインは卸してくれるのか?」
「あぁ。そう言えばアル様のお祝いの時に作って以来、お店に出すの忘れてました。どうしようかな?」
「うちで委託するなら、あのワインは必須だ!!」
「そうですか、なら他のところ―――」
「嘘です。ギルドに委託してください。そうでないと、いろいろと面倒なことになるからな」
「はあ」
良く分からないけど、ギルド以外の委託は争いの元になるらしく?やめるように言われた。ワインの委託は任意でいいと言われたけど、フェルトさんからも期待の眼差しで見られてしまったので、たまに卸してもいいかと考え直した。
「えっと、それではギルドにお願いします。いつからいいですか?」
「今日からでも、と言いたいところだが、売店の商品整理も必要になるから、明日からだな。商品は、職員に取りに行かせる」
「えっ?普通委託をお願いする側が、商品を納品しにくるものなんじゃないですか?」
「普通はそうだが、今店にあるほとんどの物をここで委託販売となると結構な量になると思うから、そこはサービスだな」
「あれ?どの位置いてもらうかまだ言ってなかったと思いますが?」
「予想は付く。今の時期に来るってことは、カフェを拡大するために、商品を委託しようと考えたんだろ?そうなると、今店に置いているほとんどを委託しようと考えるのは当然だな」
「結構な量になると思うんですけど……」
「そこは、大丈夫だ。売店を少し拡張するから問題ない」
ジーンさんは委託に凄く積極的だった。なんでだろう?
「それより、店の拡張はどの位で出来る?そうなると、一日カフェ営業できるか?菓子の他に飯も出るか?なんなら酒も!!」
あっ、これは【幸福のワイン】目当てだ……。
「食事は出そうと思いますが、お酒は出しませんから」
「……そうか」
話は付いたので、フェルトさんとお店に帰ることにした。商品は夕方、ギルドの職員が取りに来てくれることになった。また、毎日商品の補充に、朝と夕方に職員の人が訪れることになった。
というのも、朝不足している商品の発注をして、夕方に取りに来るということになったのだ。
よし、閉店後に一気にカフェ仕様に改造しないといけないわね。
10
あなたにおすすめの小説
英雄の番が名乗るまで
長野 雪
恋愛
突然発生した魔物の大侵攻。西の果てから始まったそれは、いくつもの集落どころか国すら飲みこみ、世界中の国々が人種・宗教を越えて協力し、とうとう終息を迎えた。魔物の駆逐・殲滅に目覚ましい活躍を見せた5人は吟遊詩人によって「五英傑」と謳われ、これから彼らの活躍は英雄譚として広く知られていくのであろう。
大侵攻の終息を祝う宴の最中、己の番《つがい》の気配を感じた五英傑の一人、竜人フィルは見つけ出した途端、気を失ってしまった彼女に対し、番の誓約を行おうとするが失敗に終わる。番と己の寿命を等しくするため、何より番を手元に置き続けるためにフィルにとっては重要な誓約がどうして失敗したのか分からないものの、とにかく庇護したいフィルと、ぐいぐい溺愛モードに入ろうとする彼に一歩距離を置いてしまう番の女性との一進一退のおはなし。
※小説家になろうにも投稿
『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』
透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。
「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」
そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが!
突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!?
気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態!
けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で――
「なんて可憐な子なんだ……!」
……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!?
これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!?
ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆
姉に代わって立派に息子を育てます! 前日譚
mio
恋愛
ウェルカ・ティー・バーセリクは侯爵家の二女であるが、母亡き後に侯爵家に嫁いできた義母、転がり込んできた義妹に姉と共に邪魔者扱いされていた。
王家へと嫁ぐ姉について王都に移住したウェルカは侯爵家から離れて、実母の実家へと身を寄せることになった。姉が嫁ぐ中、学園に通いながらウェルカは自分の才能を伸ばしていく。
数年後、多少の問題を抱えつつ姉は懐妊。しかし、出産と同時にその命は尽きてしまう。そして残された息子をウェルカは姉に代わって育てる決意をした。そのためにはなんとしても王宮での地位を確立しなければ!
自分でも考えていたよりだいぶ話数が伸びてしまったため、こちらを姉が子を産むまでの前日譚として本編は別に作っていきたいと思います。申し訳ございません。
お兄様、冷血貴公子じゃなかったんですか?~7歳から始める第二の聖女人生~
みつまめ つぼみ
ファンタジー
17歳で偽りの聖女として処刑された記憶を持つ7歳の女の子が、今度こそ世界を救うためにエルメーテ公爵家に引き取られて人生をやり直します。
記憶では冷血貴公子と呼ばれていた公爵令息は、義妹である主人公一筋。
そんな義兄に戸惑いながらも甘える日々。
「お兄様? シスコンもほどほどにしてくださいね?」
恋愛ポンコツと冷血貴公子の、コミカルでシリアスな救世物語開幕!
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
対人恐怖症のメンダーと辺境の騎士 ~この恋は、世界のほころびを繕う~
Moonshine
恋愛
辺境の地・ディトマスの第6要塞の制服管理課で、一人の働く女の子がいた。
彼女の名前はドルマ。仕事はこの要塞で働く騎士達の制服の繕い物だ。
ドルマは対人恐怖症で誰とも話をしない。だがドルマが繕った制服を纏うと、ほんの少しだけ戦闘の時に運が良くなると騎士達の間で評判なのだ。
辺境の防衛責任者として、毎年多くの犠牲者に胸を痛めていた辺境伯の息子・マティアスは、第6要塞にはその年一人も犠牲者が出ていない事に着目して、覆面調査を始める。
小さな手仕事が紡ぐ、静かな恋物語。
巻き込まれて死亡?!神様、責任とってくださいね?
紅子
恋愛
新作のゲームの為に創った魔法陣に魅入られた神様の眷族のせいで、死んじゃった私。別の世界で残りの生を消化しないと、永遠を流離うって、酷くありませんか?剣と魔法の世界で生き残るなんて出来る気がしません。私、一見、平和そのものなあの世界の住人ですよ?原因を作った眷族をつけてくれる?それなら、なんとか・・・・?はぁ、永遠を流離うくらいなら、眷族と一緒になんとか生き残れるように頑張ります!
毎日00:00に更新します。
完結済み
R15は、念のため。
自己満足の世界につき、合わないと感じた方は読むのをお止めください。設定ゆるゆるの思い付き、ご都合主義で書いているため、深い内容ではありません。さらっと読みたい方向けです。矛盾点などあったらごめんなさい(>_<)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる