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10 夫の末路ーその4 (ライアン視点)
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サド候爵未亡人の屋敷に着いた私は、厨房に案内された。
「ここで、下働きとして働いておくれ。朝は4時起きで、夜遅くまで仕込みがあるからね! 趣味でレストランをしているから、忙しいよ?」
朝の4時に起こされて、したごしらえの為に野菜を洗い切っていると、切り方が悪いと怒鳴られ、必死になって切ってもたくさんの材料がありすぎて、なかなか終わらない。
調理なんて、まだ、させてもらえないから、フライパンやら鍋やら皿を一日中、洗い続けるのだ。冷たい水で手が凍りそうだ。いつも、いつも、こんなことばかりやらされた。
少しづつ、料理を任されて、それなりにできるようになると、今度は産婦人科の病院に行かされた。そこの看護師から赤子の扱い方を一通り習い・・・・・・次は保育所と保育園? なんで、こんなことさせるのかな?
子供の扱いに、一通り慣れたところで、狭い部屋に移動させられた。
赤子を一人任されて、一ヶ月、ずっと世話をし続けさせられる。隣の部屋で監視しているらしく、少しでもサボるとムチを持って男がやってくる。
赤子の世話って、こんなに大変なのか? 寝不足とイライラで発狂しそうになる。狭い部屋に赤子と二人きりでずっといる。
くたくたの気持ちも共有できる相手もいない。愚痴もこぼせない。
赤子はいつも意味不明に泣きわめき、ジュースをこぼし、排泄物もするから、常に側にいて・・・・・・
つい、手をあげたくなって、怒鳴りつけると、男がムチで私を叩いた。これって、地獄だろう? こんな話もできない赤子と一日中いて・・・・・・死にたいよ・・・・・・
じゃぁ、私の妻はどうだったんだろう・・・・・・辛かったろうな・・・・・・
呟いた途端に、いきなり、殴られて気を失った。
今度は、女性相手の男娼の店だった。来るのは50代以上のマダム達だった。
そこで、さんざん、おもちゃにされて、笑いものになって、それでも、死ぬこともできないんだ。
気絶していると、今度は男ばかりの館に行かされて、毎晩醜い男たちがやってきて、あり得ないことをする。
ここは、そうか・・・・・・あり得ないことをされる処刑場所なのかな・・・・・・
髪はストレスですっかり抜け落ちて、歯もボロボロだった。目を落ち込み、顔は痩せこけて・・・・・・これは、誰かににている。あぁ、私のレティシアにそっくりだ・・・・・・
悪かったよ・・・・・・どうしたら償えるんだろう・・・・・・
そこで、目が覚めた。私は、病院のようなところで寝かされていた。いろいろな器具が身体全体に接続されていた。
「どうです? 気分は?」
サド候爵未亡人が、にっこりして聞いてきた。
「私は、間違っていました」
「けっこう! 更生したようですね?」
私は、車椅子で移動し、そっと寝かされた。
良く、わからないけれど、とても自分がいい人間になった気がした。神様、ありがとうございます。
*:゚+。.☆.+*✩⡱:゚
「サド候爵未亡人、ライアンはあのまま、善人になって社会復帰できますか?」
カトレーネ・トマス前々公爵夫人は尋ねた。
「んーー。これは、臨床試験なので、どうなるかはわかりませんねぇ。 あぁ、でも、死ぬことはありません。3年経ったら解放してあげます。レティシアさんには、すでに充分なお金を渡して差し上げました。あのままの性格で生きていたら迷惑を被る女性がまたでてくるので、薬が効いてほしいですね?」
「そうですか・・・・・・性格が改造できる薬なんてできるのですかね? けれど、仕方ありませんね? あそこまで愚かだとこんな方法しかありませんからね。しかし、ライアンはこの薬でなんの夢を見ているのでしょうねぇ。あぁ、結構ですよ? 知りたくはありません!」
※サド候爵未亡人は精神科医です。
臨床試験は残酷な人体実験とは異なります。
命の危険はありません。
*:゚+。.☆.+*✩⡱:゚
次回
レティシアさんの幸せを書きます。
すみません、完結詐欺になっています(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
「ここで、下働きとして働いておくれ。朝は4時起きで、夜遅くまで仕込みがあるからね! 趣味でレストランをしているから、忙しいよ?」
朝の4時に起こされて、したごしらえの為に野菜を洗い切っていると、切り方が悪いと怒鳴られ、必死になって切ってもたくさんの材料がありすぎて、なかなか終わらない。
調理なんて、まだ、させてもらえないから、フライパンやら鍋やら皿を一日中、洗い続けるのだ。冷たい水で手が凍りそうだ。いつも、いつも、こんなことばかりやらされた。
少しづつ、料理を任されて、それなりにできるようになると、今度は産婦人科の病院に行かされた。そこの看護師から赤子の扱い方を一通り習い・・・・・・次は保育所と保育園? なんで、こんなことさせるのかな?
子供の扱いに、一通り慣れたところで、狭い部屋に移動させられた。
赤子を一人任されて、一ヶ月、ずっと世話をし続けさせられる。隣の部屋で監視しているらしく、少しでもサボるとムチを持って男がやってくる。
赤子の世話って、こんなに大変なのか? 寝不足とイライラで発狂しそうになる。狭い部屋に赤子と二人きりでずっといる。
くたくたの気持ちも共有できる相手もいない。愚痴もこぼせない。
赤子はいつも意味不明に泣きわめき、ジュースをこぼし、排泄物もするから、常に側にいて・・・・・・
つい、手をあげたくなって、怒鳴りつけると、男がムチで私を叩いた。これって、地獄だろう? こんな話もできない赤子と一日中いて・・・・・・死にたいよ・・・・・・
じゃぁ、私の妻はどうだったんだろう・・・・・・辛かったろうな・・・・・・
呟いた途端に、いきなり、殴られて気を失った。
今度は、女性相手の男娼の店だった。来るのは50代以上のマダム達だった。
そこで、さんざん、おもちゃにされて、笑いものになって、それでも、死ぬこともできないんだ。
気絶していると、今度は男ばかりの館に行かされて、毎晩醜い男たちがやってきて、あり得ないことをする。
ここは、そうか・・・・・・あり得ないことをされる処刑場所なのかな・・・・・・
髪はストレスですっかり抜け落ちて、歯もボロボロだった。目を落ち込み、顔は痩せこけて・・・・・・これは、誰かににている。あぁ、私のレティシアにそっくりだ・・・・・・
悪かったよ・・・・・・どうしたら償えるんだろう・・・・・・
そこで、目が覚めた。私は、病院のようなところで寝かされていた。いろいろな器具が身体全体に接続されていた。
「どうです? 気分は?」
サド候爵未亡人が、にっこりして聞いてきた。
「私は、間違っていました」
「けっこう! 更生したようですね?」
私は、車椅子で移動し、そっと寝かされた。
良く、わからないけれど、とても自分がいい人間になった気がした。神様、ありがとうございます。
*:゚+。.☆.+*✩⡱:゚
「サド候爵未亡人、ライアンはあのまま、善人になって社会復帰できますか?」
カトレーネ・トマス前々公爵夫人は尋ねた。
「んーー。これは、臨床試験なので、どうなるかはわかりませんねぇ。 あぁ、でも、死ぬことはありません。3年経ったら解放してあげます。レティシアさんには、すでに充分なお金を渡して差し上げました。あのままの性格で生きていたら迷惑を被る女性がまたでてくるので、薬が効いてほしいですね?」
「そうですか・・・・・・性格が改造できる薬なんてできるのですかね? けれど、仕方ありませんね? あそこまで愚かだとこんな方法しかありませんからね。しかし、ライアンはこの薬でなんの夢を見ているのでしょうねぇ。あぁ、結構ですよ? 知りたくはありません!」
※サド候爵未亡人は精神科医です。
臨床試験は残酷な人体実験とは異なります。
命の危険はありません。
*:゚+。.☆.+*✩⡱:゚
次回
レティシアさんの幸せを書きます。
すみません、完結詐欺になっています(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾
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