15 / 16
15 最終話
しおりを挟む
「……ねえ、ルシアン。なんで今まで黙ってたの?」
私は彼の袖をツンツンと引っぱりながら尋ねる。
「聞かれなかったから」
「え、それだけ?」
「うん」
……あっけらかんと答えるな、この人。
どう考えても、すごく重大なことだと思うんだけど。
なんでも彼の母親は、先王の二番目の正妃様だったそうで。つまり、今の国王とは異母兄弟ってことになる。
しかもお母様は、ブランデン公爵家の一人娘。超名門出身だ。
え、ちょっと待って。じゃあルシアンって、血筋的には今の王様より格上ってこと⁉
今の王様のお母様は、確かダークネス男爵家出身だったはず。産後すぐに亡くなられたのよね。
「まあ、王位争いなんて面倒だったし、私は毒の研究がしたかったからね。早めに母方の家を継いだだけさ」
……サラッと言ってるけど、内容が重いのよ!?
ていうか、そんな由緒正しい王族血統のくせに、日々、毒の調合してニコニコしてるの、本当にどうかしてると思う。
私たちが仲良く話し込んでいるものだから、リック王太子が不満げに、口を挟んできた。
「叔父上。なぜ、ブロッサムなんかと? こいつはいつもビオラを虐めていた悪女ですよ?」
「ほぉ、いつも虐めていただと? いったい、いつ虐めていたんだ?」
「そ、それは……よくお茶の時間に私の膝に熱いお茶をこぼすとか、読書の時間を邪魔するとか、せっかく仕上げた刺繍を台無しにするとか……毎日のように、ですわ」
ビオラの瞳が潤みはじめる。まるで、庇護欲をそそる小動物のような表情。でも、残念。ルシアンの興味を引くのは、美しい涙でも芝居がかった声でもない。毒、それだけよ。
「その主張には無理があるな」
ルシアンはひときわ冷ややかな声で言い放った。
「ブロッサムは、ほぼ毎日私の屋敷に来ていた。新薬や毒の研究のためにな。彼女は私の師であり、共同研究者だ。それはローズミント侯爵も了承済みのはずだが?」
その視線が、まっすぐ父へと向けられた。
「……は、はい。その通りです」
父は一瞬たじろぎながらも、静かに真実を口にした。――まぁ、良しとしよう。
その瞬間、私の視線は自然とイザベルの手元へと移った。
毒鑑定眼が静かに起動し、手袋のレースの端にかすかな毒素の反応を捉える。
続けてビオラの手袋の指先にも、同じ毒の痕跡が浮かび上がる。
「イザベルお母様、その手袋、とても素敵ですね。どちらでお求めになったのですか?」
「まぁ、わかる? これはマダム・ココの特注品なのよ。レースの繊細さが違うでしょう?」
「ええ、とても上品ですわ。他の手袋とは段違い」
そう言いながら、私はイザベルの手にそっと触れ、次の瞬間、その手袋を迷いなく剥ぎ取った。
「なっ、なにをするんですの⁉ それは私の大切な……!」
「ここに証拠がございます。毒の痕跡が残っているはずです。私の香水瓶の中身と、まったく同じ成分が見つかるはずですわ。ルシアン、お願いできる? ビオラ、あなたの手袋もこちらに寄こしなさい」
ルシアンはすぐにブランデン公爵邸の地下から、魔道具を取り寄せ、毒の成分を解析。
結果、イザベルの手袋には、香水瓶と一致する毒性アルカロイド——特にアコニチン系の痕跡が明確に付着していたことが判明。ビオラの手袋にも同じ反応があった。
「イザベルお母様……私は、本当にあなたが好きでしたのに。まさか、殺人未遂の罪を私に擦りつけようとするほど、憎まれていたなんて……ビオラにまで虚言癖があったなんて、知りませんでしたわ。ああ……悲しくて、胸が張り裂けそうですの」
そう言って、私はビオラの得意な“うるうる上目遣い”を、少しだけ誇張して真似てみせた。
このくらいの皮肉は、許されるでしょう?
周囲の視線は、まるで氷のように冷ややかだった。
リック王太子がビオラを庇おうとするも、ルシアンが鋭い眼差しで睨みをきかせている。
その彼の手が、なぜか自然と私の腰に回されていた。
この光景、まるで1度目の転生時と真逆だわ。
かつて私は孤立し、王太子にすがるビオラをただ見ていることしかできなかった。
けれど今は違う。
ビオラと王太子が責められ、私はルシアンに護られている。
時を越え、立場は完全に反転したのだ。
騒動のあと――イザベルとビオラには、王命によって斬首刑が言い渡された。王家主催の舞踏会という公の場で、王族の婚約者になった私に、罪をかぶせようとした行為は、反逆未遂に等しい重罪とされたのだ。
父は監督責任を問われ、爵位と領地のすべてを剥奪された。
そして私は、気がつけば——あっという間に、ブランデン公爵夫人になっていた。
あまりに急な展開に、この私ですら頭が追いつかない。
……だって、ルシアンの興味って、毒だけだと思っていたのに。
あれから一年。
私たちにはまだ子どもはいない。——でも、私たちの日々はとても充実している。
私たちがいつも過ごすのはあの地下室。
薬草のかすかな香りと、ガラス器具が触れ合う音が、私たちの時間を優しく満たしている。
「ブロッサム、聞いて。すごい毒を発見したんだ」
ルシアンの目がわずかに輝く。
「微量摂取で人間の自制機能を一時的に低下させて、外部からの指示に“従いたい”という錯覚を与える。言葉ひとつで人間の意志を操れるかもしれない。どう思う?」
私はくすりと笑って、小首をかしげた。
「人の心まで毒で操ろうなんて、悪趣味ね。でも……嫌いじゃないわ。さすが私の旦那様」
「君も何か作ったのかい?」
「ええ。“何を食べても美味しい”と錯覚させる毒よ。失敗料理すら絶品に変わるわ」
「実用的だな。料理人が泣いて喜びそうだ」
私たちは、今日も穏やかに毒の話をする。
お互いの愛情を確かめるように、毒のレシピと効果を語り合いながら。
たまに毒絡みの事件で王城に呼び出されることもあるけれど、それ以外は平和そのものよ。
毒が繋いだ縁——少し変わっているけれど、これが私たちの愛のかたち。
終わりのようで、これからも続いていく物語。
毒と共に、優雅に、幸せに。
ポンコツ神様、今度は長生きできそうよ!
おしまい
私は彼の袖をツンツンと引っぱりながら尋ねる。
「聞かれなかったから」
「え、それだけ?」
「うん」
……あっけらかんと答えるな、この人。
どう考えても、すごく重大なことだと思うんだけど。
なんでも彼の母親は、先王の二番目の正妃様だったそうで。つまり、今の国王とは異母兄弟ってことになる。
しかもお母様は、ブランデン公爵家の一人娘。超名門出身だ。
え、ちょっと待って。じゃあルシアンって、血筋的には今の王様より格上ってこと⁉
今の王様のお母様は、確かダークネス男爵家出身だったはず。産後すぐに亡くなられたのよね。
「まあ、王位争いなんて面倒だったし、私は毒の研究がしたかったからね。早めに母方の家を継いだだけさ」
……サラッと言ってるけど、内容が重いのよ!?
ていうか、そんな由緒正しい王族血統のくせに、日々、毒の調合してニコニコしてるの、本当にどうかしてると思う。
私たちが仲良く話し込んでいるものだから、リック王太子が不満げに、口を挟んできた。
「叔父上。なぜ、ブロッサムなんかと? こいつはいつもビオラを虐めていた悪女ですよ?」
「ほぉ、いつも虐めていただと? いったい、いつ虐めていたんだ?」
「そ、それは……よくお茶の時間に私の膝に熱いお茶をこぼすとか、読書の時間を邪魔するとか、せっかく仕上げた刺繍を台無しにするとか……毎日のように、ですわ」
ビオラの瞳が潤みはじめる。まるで、庇護欲をそそる小動物のような表情。でも、残念。ルシアンの興味を引くのは、美しい涙でも芝居がかった声でもない。毒、それだけよ。
「その主張には無理があるな」
ルシアンはひときわ冷ややかな声で言い放った。
「ブロッサムは、ほぼ毎日私の屋敷に来ていた。新薬や毒の研究のためにな。彼女は私の師であり、共同研究者だ。それはローズミント侯爵も了承済みのはずだが?」
その視線が、まっすぐ父へと向けられた。
「……は、はい。その通りです」
父は一瞬たじろぎながらも、静かに真実を口にした。――まぁ、良しとしよう。
その瞬間、私の視線は自然とイザベルの手元へと移った。
毒鑑定眼が静かに起動し、手袋のレースの端にかすかな毒素の反応を捉える。
続けてビオラの手袋の指先にも、同じ毒の痕跡が浮かび上がる。
「イザベルお母様、その手袋、とても素敵ですね。どちらでお求めになったのですか?」
「まぁ、わかる? これはマダム・ココの特注品なのよ。レースの繊細さが違うでしょう?」
「ええ、とても上品ですわ。他の手袋とは段違い」
そう言いながら、私はイザベルの手にそっと触れ、次の瞬間、その手袋を迷いなく剥ぎ取った。
「なっ、なにをするんですの⁉ それは私の大切な……!」
「ここに証拠がございます。毒の痕跡が残っているはずです。私の香水瓶の中身と、まったく同じ成分が見つかるはずですわ。ルシアン、お願いできる? ビオラ、あなたの手袋もこちらに寄こしなさい」
ルシアンはすぐにブランデン公爵邸の地下から、魔道具を取り寄せ、毒の成分を解析。
結果、イザベルの手袋には、香水瓶と一致する毒性アルカロイド——特にアコニチン系の痕跡が明確に付着していたことが判明。ビオラの手袋にも同じ反応があった。
「イザベルお母様……私は、本当にあなたが好きでしたのに。まさか、殺人未遂の罪を私に擦りつけようとするほど、憎まれていたなんて……ビオラにまで虚言癖があったなんて、知りませんでしたわ。ああ……悲しくて、胸が張り裂けそうですの」
そう言って、私はビオラの得意な“うるうる上目遣い”を、少しだけ誇張して真似てみせた。
このくらいの皮肉は、許されるでしょう?
周囲の視線は、まるで氷のように冷ややかだった。
リック王太子がビオラを庇おうとするも、ルシアンが鋭い眼差しで睨みをきかせている。
その彼の手が、なぜか自然と私の腰に回されていた。
この光景、まるで1度目の転生時と真逆だわ。
かつて私は孤立し、王太子にすがるビオラをただ見ていることしかできなかった。
けれど今は違う。
ビオラと王太子が責められ、私はルシアンに護られている。
時を越え、立場は完全に反転したのだ。
騒動のあと――イザベルとビオラには、王命によって斬首刑が言い渡された。王家主催の舞踏会という公の場で、王族の婚約者になった私に、罪をかぶせようとした行為は、反逆未遂に等しい重罪とされたのだ。
父は監督責任を問われ、爵位と領地のすべてを剥奪された。
そして私は、気がつけば——あっという間に、ブランデン公爵夫人になっていた。
あまりに急な展開に、この私ですら頭が追いつかない。
……だって、ルシアンの興味って、毒だけだと思っていたのに。
あれから一年。
私たちにはまだ子どもはいない。——でも、私たちの日々はとても充実している。
私たちがいつも過ごすのはあの地下室。
薬草のかすかな香りと、ガラス器具が触れ合う音が、私たちの時間を優しく満たしている。
「ブロッサム、聞いて。すごい毒を発見したんだ」
ルシアンの目がわずかに輝く。
「微量摂取で人間の自制機能を一時的に低下させて、外部からの指示に“従いたい”という錯覚を与える。言葉ひとつで人間の意志を操れるかもしれない。どう思う?」
私はくすりと笑って、小首をかしげた。
「人の心まで毒で操ろうなんて、悪趣味ね。でも……嫌いじゃないわ。さすが私の旦那様」
「君も何か作ったのかい?」
「ええ。“何を食べても美味しい”と錯覚させる毒よ。失敗料理すら絶品に変わるわ」
「実用的だな。料理人が泣いて喜びそうだ」
私たちは、今日も穏やかに毒の話をする。
お互いの愛情を確かめるように、毒のレシピと効果を語り合いながら。
たまに毒絡みの事件で王城に呼び出されることもあるけれど、それ以外は平和そのものよ。
毒が繋いだ縁——少し変わっているけれど、これが私たちの愛のかたち。
終わりのようで、これからも続いていく物語。
毒と共に、優雅に、幸せに。
ポンコツ神様、今度は長生きできそうよ!
おしまい
1,435
あなたにおすすめの小説
最愛の人に裏切られ死んだ私ですが、人生をやり直します〜今度は【真実の愛】を探し、元婚約者の後悔を笑って見届ける〜
腐ったバナナ
恋愛
愛する婚約者アラン王子に裏切られ、非業の死を遂げた公爵令嬢エステル。
「二度と誰も愛さない」と誓った瞬間、【死に戻り】を果たし、愛の感情を失った冷徹な復讐者として覚醒する。
エステルの標的は、自分を裏切った元婚約者と仲間たち。彼女は未来の知識を武器に、王国の影の支配者ノア宰相と接触。「私の知性を利用し、絶対的な庇護を」と、大胆な契約結婚を持ちかける。
(完結)逆行令嬢の婚約回避
あかる
恋愛
わたくし、スカーレット・ガゼルは公爵令嬢ですわ。
わたくしは第二王子と婚約して、ガゼル領を継ぐ筈でしたが、婚約破棄され、何故か国外追放に…そして隣国との国境の山まで来た時に、御者の方に殺されてしまったはずでした。それが何故か、婚約をする5歳の時まで戻ってしまいました。夢ではないはずですわ…剣で刺された時の痛みをまだ覚えていますもの。
何故かは分からないけど、ラッキーですわ。もう二度とあんな思いはしたくありません。回避させて頂きます。
完結しています。忘れなければ毎日投稿します。
婚約破棄してくださって結構です
二位関りをん
恋愛
伯爵家の令嬢イヴには同じく伯爵家令息のバトラーという婚約者がいる。しかしバトラーにはユミアという子爵令嬢がいつもべったりくっついており、イヴよりもユミアを優先している。そんなイヴを公爵家次期当主のコーディが優しく包み込む……。
※表紙にはAIピクターズで生成した画像を使用しています
『選ばれなかった令嬢は、世界の外で静かに微笑む』
ふわふわ
恋愛
婚約者エステランス・ショウシユウに一方的な婚約破棄を告げられ、
偽ヒロイン・エア・ソフィアの引き立て役として切り捨てられた令嬢
シャウ・エッセン。
「君はもう必要ない」
そう言われた瞬間、彼女は絶望しなかった。
――なぜなら、その言葉は“自由”の始まりだったから。
王宮の表舞台から退き、誰にも選ばれない立場を自ら選んだシャウ。
だが皮肉なことに、彼女が去った後の世界は、少しずつ歪みを正し始める。
奇跡に頼らず、誰かを神格化せず、
一人に負担を押し付けない仕組みへ――
それは、彼女がかつて静かに築き、手放した「考え方」そのものだった。
元婚約者はようやく理解し、
偽ヒロインは役割を降り、
世界は「彼女がいなくても回る場所」へと変わっていく。
復讐も断罪もない。
あるのは、物語の中心から降りるという、最も静かな“ざまぁ”。
これは、
選ばれなかった令嬢が、
誰の期待にも縛られず、
名もなき日々を生きることを選ぶ物語。
【完結】冤罪で処刑された令嬢は、幽霊になり復讐を楽しむ
金峯蓮華
恋愛
「レティシア、お前との婚約は今、ここで破棄する!」
学園の学期末のパーティーで賑わうホールにヴェルナー殿下の声が響いた。
殿下の真実の愛の相手、ミランダに危害を加えた罪でレティシアは捕らえられ、処刑された。国王や国の主要メンバーが国を留守にしている間に、ヴェルナーが勝手に国王代理を名乗り、刑を執行してしまった。
レティシアは悔しさに死んでも死にきれず、幽霊となり復讐を誓う。
独自のファンタジーの世界のお話です。
残酷なシーンや表現が出てくるのでR15にしています。
誤字脱字あります。見つけ次第、こっそり修正致します。
皇太子殿下の御心のままに~悪役は誰なのか~
桜木弥生
恋愛
「この場にいる皆に証人となって欲しい。私、ウルグスタ皇太子、アーサー・ウルグスタは、レスガンティ公爵令嬢、ロベリア・レスガンティに婚約者の座を降りて貰おうと思う」
ウルグスタ皇国の立太子式典の最中、皇太子になったアーサーは婚約者のロベリアへの急な婚約破棄宣言?
◆本編◆
婚約破棄を回避しようとしたけれど物語の強制力に巻き込まれた公爵令嬢ロベリア。
物語の通りに進めようとして画策したヒロインエリー。
そして攻略者達の後日談の三部作です。
◆番外編◆
番外編を随時更新しています。
全てタイトルの人物が主役となっています。
ありがちな設定なので、もしかしたら同じようなお話があるかもしれません。もし似たような作品があったら大変申し訳ありません。
なろう様にも掲載中です。
復縁は絶対に受け入れません ~婚約破棄された有能令嬢は、幸せな日々を満喫しています~
水空 葵
恋愛
伯爵令嬢のクラリスは、婚約者のネイサンを支えるため、幼い頃から血の滲むような努力を重ねてきた。社交はもちろん、本来ならしなくても良い執務の補佐まで。
ネイサンは跡継ぎとして期待されているが、そこには必ずと言っていいほどクラリスの尽力があった。
しかし、クラリスはネイサンから婚約破棄を告げられてしまう。
彼の隣には妹エリノアが寄り添っていて、潔く離縁した方が良いと思える状況だった。
「俺は真実の愛を見つけた。だから邪魔しないで欲しい」
「分かりました。二度と貴方には関わりません」
何もかもを諦めて自由になったクラリスは、その時間を満喫することにする。
そんな中、彼女を見つめる者が居て――
◇5/2 HOTランキング1位になりました。お読みいただきありがとうございます。
※他サイトでも連載しています
地味令嬢は冤罪で処刑されて逆行転生したので、華麗な悪女を目指します!~目隠れ美形の天才王子に溺愛されまして~
胡蝶乃夢
恋愛
婚約者である王太子の望む通り『理想の淑女』として尽くしてきたにも関わらず、婚約破棄された挙句に冤罪で処刑されてしまった公爵令嬢ガーネット。
時間が遡り目覚めたガーネットは、二度と自分を犠牲にして尽くしたりしないと怒り、今度は自分勝手に生きる『華麗な悪女』になると決意する。
王太子の弟であるルベリウス王子にガーネットは留学をやめて傍にいて欲しいと願う。
処刑された時、留学中でいなかった彼がガーネットの傍にいることで運命は大きく変わっていく。
これは、不憫な地味令嬢が華麗な悪女へと変貌して周囲を魅了し、幼馴染の天才王子にも溺愛され、ざまぁして幸せになる物語です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる