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私は悪くない(モリー視点)ーバイオレットとアリッサの母親の処分
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私は貧乏な男爵家の末娘のモリーだ。贅沢なドレスを着て宝石で身を飾る高位貴族達に憧れていたが男爵家ではそれも叶わない。どうにかして、玉の輿に乗りたいと思っていた矢先にハドソン・ブロンディと出会った。
ハドソンは王宮で舞踏会が催されていた庭園の隅で婚約者に叱られていた。彼の婚約者は、カミラ女王のお気に入りの才女の誉れ高い公爵令嬢だった。
「婚約して間もない私のドレスを脱がそうとするとは! よろしいですかっ? 私は婚姻前にこのような行為をすることは恥ずべきことだと思っております。全く、カミラ女王様を尊敬申し上げているからこそ承諾したこの婚約ですが先がおもいやられますわね。ハドソン様、このようなことをする前に政治や経済のお勉強をなさいませ」
あろうことか、王族を叱る愚かな女がいたのだ。不敬罪にならないのかと不思議だった。その高慢な公爵令嬢は、それほど美しいわけでもなく、私のように男性が好むような魅力もなかった。私は、特に胸が大きく腰もくびれている悩殺ボディなのだ。
王族のハドソン様が、『やりたい』と言うのなら喜んで身体を差し出すのが婚約者の務めじゃないの? 私なら今すぐにでも、・・・・・・なのに。
「ハドソン様。私、あのぉーーさきほどの女性は不敬だと思いますぅ。王族であるハドソン様に向かってあのような口の利き方は死刑ですぅ」
ハドソン様は私の胸を見ながらにやりと笑った。
「さきほどの女は王族の血が入っているから死刑にはできない。母上のお気に入りでもあるしな。けれど、貴女とはとても意見があいそうだ」
そうして、私達はすぐにその庭園の隅で結ばれたのだった。まもなく、私は妊娠して大騒ぎになった。いい気味だ。あの公爵令嬢は婚約破棄をし、他国の王族のもとにさっさと嫁いでいった。
やったわ! あの才女の公爵令嬢に勝ったんだ! カミラ女王は、それからいつも私に指導という名の嫌がらせをした。贅沢なドレスを20着作れば、民の血税を無駄にするなと叱られた。本当は50着は欲しかったのに。
女王が季節ごとに新調するドレスはたった5着だった。あとは、手持ちのドレスに少し手を加えてアレンジするケチくさいところがあった。宝石も、それほど贅沢なものは好まなかった。
「分相応という言葉があります。ブロンディ王国は貧しくはないがそれほど豊ではないのです。大国の真似をして着飾ったらそれこそ笑いものになるだけです。身の丈に合った生活をし、民を守るのは王族の仕事です」
こんな辛気くさいことばかり言われてうんざりだった。これって、絶対いじめでしょう? 本を読め! 政治を勉強しなさい! 命令ばかりでムカついた。本なんて大嫌いだ。カミラ女王が勧める本は難しすぎて1ページ目で眠くなる。
*:.。 。.:*・゚✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*
子供が産まれた時はぎょっとした。隔世遺伝だ。女王にそっくりの銀髪にアメジストの瞳。カミラ女王は言った。
「伝説の竜王が女王と認める容姿です。この子が次期女王ですよ。私が大事に育てましょう」
女王になるのは竜王が認めた王女だというのは初耳だった。そういえば、代々この国の女王様は銀髪アメジストの瞳だったっけ。それならば、私は次期女王を産んだ最も高貴な女性になったのだ。きっと、皆が私を尊敬しひれ伏すに違いない。けれど、そうはならなかった。
カミラ女王は娘を独占しバイオレットと名づけ、まるで自分の子供のようにかわいがったのだ。バイオレットはカミラ女王に懐いた。お前なんて、私の子供じゃない! お前は私の大嫌いなカミラ女王にべったりなのだから。ほどなくして、また私は妊娠した。産まれた娘は私にそっくりだった。カミラ女王は2番目の王女を見て呟いた。
「この子供は竜王の祝福を受けていません。バイオレット王女にもしものことがあっても、女王になることはないでしょう」
そんな、ばかな! この私にそっくりなアリッサこそが女王になるのに相応しい。私は、カミラ女王と、それにそっくりなバイオレット王女をいつか殺したいと思うようになった。
そんな頃に、夫のハドソンが、おもしろい毒薬をどこからか仕入れてきた。
「これを、母上の飲み物に数滴たらせば、身体が徐々に弱って死ぬ。すぐには死なないから毒殺とばれることもない」
なんて素晴らしい薬だろうか?効果は素晴らしかった。首尾よく死んでくれた。あとは、バイオレット王女をどこかにやってしまえば・・・・・・そうして、カルロス王国に馬車1台で行かせた。心なかではあの大嫌いなカミラ女王に毒づいていた。
ざまあみろ! 嫌みったらしい陰険なカミラめ! お前は毒殺され、最も愛したバイオレットは国境近くのならず者に襲われ殺されるんだ! 威張り腐った女はきっとあの世から絶叫しているに違いない。バイオレットも自業自得だ。実の母親より祖母のカミラに懐きすぎた罰だ!
私は、今までのことを、こうして思い出していた。私はやらなければいけないことをしただけだ。
「カミラ女王の息子の嫁のモリー・ブロンディ。お前の罪も夫のハドソンと同じだ。商業地域のハドソンとは違う場所に放置しろ。もちろん罪状もつけて」
*:.。 。.:*・゚✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*
私は、縄でぐるぐるに縛られ、やはり罪状を記した立て札とともに広場に放置された。
寒くてたまらなかったが、あっという間に民達が集まってきた。
「「「カミラ女王様を毒殺したらしい!」」」
「「「バイオレット王女も殺そうとしたんだとよ! こいつは縛り首だ」」」
「「「いや、簡単に殺したのではつまらないな」」」
私は、恐ろしさに身震いした。私の豪華なドレスを脱がされ、粗末なボロを着せられた。
目隠しをされ、馬車に乗せられた私が着いた場所は炭鉱だった。ここは最もきつい労働を科す凶悪犯罪者だけを働かせる場所ではないか!
「この女は娼婦で大罪人なので情けは不要だ。夜は男達の好きにさせるといい」
私を連れてきた男達は、炭鉱の看守に言ったのだった。
私は立ち去って行く男達に叫んだ。
「助けて! お願い! ここに置いていくなぁーー」
「うるさいぞ! お前はもうここの労働者だ。話していい時にしか口をきくな!」
がっつんと頭を叩かれ、お腹も蹴られた。ここは・・・・・・地獄だ・・・・・・
私は心の中で叫んだ!
カミラ女王が私を虐めたのがいけないんじゃないかっ! 私は少しも悪くないんだぁぁぁぁーー。
ハドソンは王宮で舞踏会が催されていた庭園の隅で婚約者に叱られていた。彼の婚約者は、カミラ女王のお気に入りの才女の誉れ高い公爵令嬢だった。
「婚約して間もない私のドレスを脱がそうとするとは! よろしいですかっ? 私は婚姻前にこのような行為をすることは恥ずべきことだと思っております。全く、カミラ女王様を尊敬申し上げているからこそ承諾したこの婚約ですが先がおもいやられますわね。ハドソン様、このようなことをする前に政治や経済のお勉強をなさいませ」
あろうことか、王族を叱る愚かな女がいたのだ。不敬罪にならないのかと不思議だった。その高慢な公爵令嬢は、それほど美しいわけでもなく、私のように男性が好むような魅力もなかった。私は、特に胸が大きく腰もくびれている悩殺ボディなのだ。
王族のハドソン様が、『やりたい』と言うのなら喜んで身体を差し出すのが婚約者の務めじゃないの? 私なら今すぐにでも、・・・・・・なのに。
「ハドソン様。私、あのぉーーさきほどの女性は不敬だと思いますぅ。王族であるハドソン様に向かってあのような口の利き方は死刑ですぅ」
ハドソン様は私の胸を見ながらにやりと笑った。
「さきほどの女は王族の血が入っているから死刑にはできない。母上のお気に入りでもあるしな。けれど、貴女とはとても意見があいそうだ」
そうして、私達はすぐにその庭園の隅で結ばれたのだった。まもなく、私は妊娠して大騒ぎになった。いい気味だ。あの公爵令嬢は婚約破棄をし、他国の王族のもとにさっさと嫁いでいった。
やったわ! あの才女の公爵令嬢に勝ったんだ! カミラ女王は、それからいつも私に指導という名の嫌がらせをした。贅沢なドレスを20着作れば、民の血税を無駄にするなと叱られた。本当は50着は欲しかったのに。
女王が季節ごとに新調するドレスはたった5着だった。あとは、手持ちのドレスに少し手を加えてアレンジするケチくさいところがあった。宝石も、それほど贅沢なものは好まなかった。
「分相応という言葉があります。ブロンディ王国は貧しくはないがそれほど豊ではないのです。大国の真似をして着飾ったらそれこそ笑いものになるだけです。身の丈に合った生活をし、民を守るのは王族の仕事です」
こんな辛気くさいことばかり言われてうんざりだった。これって、絶対いじめでしょう? 本を読め! 政治を勉強しなさい! 命令ばかりでムカついた。本なんて大嫌いだ。カミラ女王が勧める本は難しすぎて1ページ目で眠くなる。
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子供が産まれた時はぎょっとした。隔世遺伝だ。女王にそっくりの銀髪にアメジストの瞳。カミラ女王は言った。
「伝説の竜王が女王と認める容姿です。この子が次期女王ですよ。私が大事に育てましょう」
女王になるのは竜王が認めた王女だというのは初耳だった。そういえば、代々この国の女王様は銀髪アメジストの瞳だったっけ。それならば、私は次期女王を産んだ最も高貴な女性になったのだ。きっと、皆が私を尊敬しひれ伏すに違いない。けれど、そうはならなかった。
カミラ女王は娘を独占しバイオレットと名づけ、まるで自分の子供のようにかわいがったのだ。バイオレットはカミラ女王に懐いた。お前なんて、私の子供じゃない! お前は私の大嫌いなカミラ女王にべったりなのだから。ほどなくして、また私は妊娠した。産まれた娘は私にそっくりだった。カミラ女王は2番目の王女を見て呟いた。
「この子供は竜王の祝福を受けていません。バイオレット王女にもしものことがあっても、女王になることはないでしょう」
そんな、ばかな! この私にそっくりなアリッサこそが女王になるのに相応しい。私は、カミラ女王と、それにそっくりなバイオレット王女をいつか殺したいと思うようになった。
そんな頃に、夫のハドソンが、おもしろい毒薬をどこからか仕入れてきた。
「これを、母上の飲み物に数滴たらせば、身体が徐々に弱って死ぬ。すぐには死なないから毒殺とばれることもない」
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「カミラ女王の息子の嫁のモリー・ブロンディ。お前の罪も夫のハドソンと同じだ。商業地域のハドソンとは違う場所に放置しろ。もちろん罪状もつけて」
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私は、縄でぐるぐるに縛られ、やはり罪状を記した立て札とともに広場に放置された。
寒くてたまらなかったが、あっという間に民達が集まってきた。
「「「カミラ女王様を毒殺したらしい!」」」
「「「バイオレット王女も殺そうとしたんだとよ! こいつは縛り首だ」」」
「「「いや、簡単に殺したのではつまらないな」」」
私は、恐ろしさに身震いした。私の豪華なドレスを脱がされ、粗末なボロを着せられた。
目隠しをされ、馬車に乗せられた私が着いた場所は炭鉱だった。ここは最もきつい労働を科す凶悪犯罪者だけを働かせる場所ではないか!
「この女は娼婦で大罪人なので情けは不要だ。夜は男達の好きにさせるといい」
私を連れてきた男達は、炭鉱の看守に言ったのだった。
私は立ち去って行く男達に叫んだ。
「助けて! お願い! ここに置いていくなぁーー」
「うるさいぞ! お前はもうここの労働者だ。話していい時にしか口をきくな!」
がっつんと頭を叩かれ、お腹も蹴られた。ここは・・・・・・地獄だ・・・・・・
私は心の中で叫んだ!
カミラ女王が私を虐めたのがいけないんじゃないかっ! 私は少しも悪くないんだぁぁぁぁーー。
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