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アイザックの処分 その3 地獄の始まり R18※(残酷&不快シーンあり)男色の犯すシーンあり
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熱のせいで身体がふわふわして自分のものではないように感じた。
ムチで何回も打たれて、奴隷のように働いた。
夜中には何度もうなされた。夢の中ではグレイスがボロボロの服を着て泣いていた。
なんだよ? まだ、夢の中にまで、出てきて文句を言うつもりかよ? お前のせいで、こっちはズタズタだぞ!
夢のなかのグレイスは、いつのまにかリリィに変わっていた。
嬉しそうに笑っているリリィは、俺をあざ笑っているように見えた。畜生! この女達のせいで、こんな目にあったんだ!
熱が下がって、体力が回復すると、私は逃亡を図った。ここには、これ以上いたくない。同じ殺されるなら逃げて捕まっても同じだ。だったら、賭けだ。
夜中に、こっそりと布団から出る。足音を立てないように忍び足で、大理石の床を歩き屋敷の重厚な扉に手をかけたところで、呼び止められた。
「ほぉ? 自分の務めもはたさず逃亡するのか? ならば、もう半年間の見極め期間は必要ない。衛兵! 隣の塔に連れて行き、無責任なこいつにぴったりな部屋に案内しろ」
隣の塔? 私は衛兵に抱きかかえられてその塔のなかに、そっと降ろされた。案内された部屋は、今までの部屋よりずっと広くて居心地が良かった。
「前々騎士団長のサドス様! これが、新しい罪人です。お好きなようになさってください」
でっぷりと太ったガマガエルのような顔をした老人が、ゆっくりと振り返った。
「ふん! あまり虐め甲斐はないなぁーー。が、贅沢は言えんか・・・・・・」
私は、このサドスの顔をじっと見つめた。すると、いきなり、鉄拳が腹に食い込んだ。
「バカ者! ご主人様の顔を不躾に見るとは何事だ! 礼儀もなにもあったもんじゃない! お前は一日じゅう、そこで立っていろ。少しも動くなよ? 私が許可すること以外はなにもするな!」
私は、そこに一日じゅう立たされた。していいのは、息を吸うことだけだと言われた。少しでも動くと殴られた。
夜は、一緒の布団に入り、・・・・・・あり得ないことをされた。いきなり後穴にアレがおしつけられた。あぁ、やめてくれ。まさか、まさか・・・・・・無理矢理、なにも塗らずに後穴の肉壁を裂きながら侵入してくる痛みは壮絶だった。痛い、やめろ、そんなものを入れるんじゃない!醜い太鼓腹を私の尻に打ち付けながら果てていくガマガエルの息は生臭かった。
サドスは、一日置きにやって来る。言うとおりにしないと殴られ、理由がなくても機嫌が悪いと縛られて叩かれた。話す言葉も指示されて、新しい名前で呼ばれた。
「お前は『豚』だ。豚と言ったら来るんだぞ! 2本足で立つな! これ以降は這いつくばって生活しろ!」
ある日、その隣の部屋との仕切りが取り外された。隣の部屋にはたくさんのテーブルと椅子が並べられていた。そこでは、王の姉と仲間の貴婦人達が優雅にお茶をしていたり、身なりのいい紳士達が仮面をつけて酒を飲んで私達を見ていた。
この状況は、なんなのだ? 私はこのガマガエルに、今日も犯されながらあたりをよく観察したら・・・・・・私がいるこの場所は一段高く、あちらの部屋からいる紳士淑女に見えやすいつくりになっていた。
「「「今回のショーはつまらないなぁ。『大昔の狂った男色家の騎士団長に罪人をオモチャにあげた件』は、人気がないよ」」」
「「「あぁ、見に来る人間は少ないだろう? いつもなら、この倍はいるさ。公開処刑って時間がかかるんだな」」」
「「「あぁ、あのサドスって奴も何人も部下を虐め殺した罪人らしいが、時間をかけて楽しむ貪欲な奴らしいぞ!」」」
「「「あぁ、知ってる。あいつは犯しながら内臓を引き出すのが、最高に興奮するって言ってるいかれた奴らしい」」」
あぁ、そういうことか・・・・・・ ここは、この部屋は公開処刑の残酷劇場なのか・・・・・・
突然、やられている最中にクビを絞められた。やめろ、死ぬだろう? この変態め!
大声で叫んだら、以前、私がクビを絞めて散々犯したリリィの顔が脳裏をかすめた。
「あんたが、いつもやっていたことだよ」
リリィが言った。
「まだまだ、殺さないさ。最後は舌を切れと言われてる」
ガマガエルのくさい息が、私の顔にかかった。頼む! 普通に断頭台で殺してくれ! こんな地獄が長く続くのは嫌だ。助けて・・・・・・誰か・・・・・・
ムチで何回も打たれて、奴隷のように働いた。
夜中には何度もうなされた。夢の中ではグレイスがボロボロの服を着て泣いていた。
なんだよ? まだ、夢の中にまで、出てきて文句を言うつもりかよ? お前のせいで、こっちはズタズタだぞ!
夢のなかのグレイスは、いつのまにかリリィに変わっていた。
嬉しそうに笑っているリリィは、俺をあざ笑っているように見えた。畜生! この女達のせいで、こんな目にあったんだ!
熱が下がって、体力が回復すると、私は逃亡を図った。ここには、これ以上いたくない。同じ殺されるなら逃げて捕まっても同じだ。だったら、賭けだ。
夜中に、こっそりと布団から出る。足音を立てないように忍び足で、大理石の床を歩き屋敷の重厚な扉に手をかけたところで、呼び止められた。
「ほぉ? 自分の務めもはたさず逃亡するのか? ならば、もう半年間の見極め期間は必要ない。衛兵! 隣の塔に連れて行き、無責任なこいつにぴったりな部屋に案内しろ」
隣の塔? 私は衛兵に抱きかかえられてその塔のなかに、そっと降ろされた。案内された部屋は、今までの部屋よりずっと広くて居心地が良かった。
「前々騎士団長のサドス様! これが、新しい罪人です。お好きなようになさってください」
でっぷりと太ったガマガエルのような顔をした老人が、ゆっくりと振り返った。
「ふん! あまり虐め甲斐はないなぁーー。が、贅沢は言えんか・・・・・・」
私は、このサドスの顔をじっと見つめた。すると、いきなり、鉄拳が腹に食い込んだ。
「バカ者! ご主人様の顔を不躾に見るとは何事だ! 礼儀もなにもあったもんじゃない! お前は一日じゅう、そこで立っていろ。少しも動くなよ? 私が許可すること以外はなにもするな!」
私は、そこに一日じゅう立たされた。していいのは、息を吸うことだけだと言われた。少しでも動くと殴られた。
夜は、一緒の布団に入り、・・・・・・あり得ないことをされた。いきなり後穴にアレがおしつけられた。あぁ、やめてくれ。まさか、まさか・・・・・・無理矢理、なにも塗らずに後穴の肉壁を裂きながら侵入してくる痛みは壮絶だった。痛い、やめろ、そんなものを入れるんじゃない!醜い太鼓腹を私の尻に打ち付けながら果てていくガマガエルの息は生臭かった。
サドスは、一日置きにやって来る。言うとおりにしないと殴られ、理由がなくても機嫌が悪いと縛られて叩かれた。話す言葉も指示されて、新しい名前で呼ばれた。
「お前は『豚』だ。豚と言ったら来るんだぞ! 2本足で立つな! これ以降は這いつくばって生活しろ!」
ある日、その隣の部屋との仕切りが取り外された。隣の部屋にはたくさんのテーブルと椅子が並べられていた。そこでは、王の姉と仲間の貴婦人達が優雅にお茶をしていたり、身なりのいい紳士達が仮面をつけて酒を飲んで私達を見ていた。
この状況は、なんなのだ? 私はこのガマガエルに、今日も犯されながらあたりをよく観察したら・・・・・・私がいるこの場所は一段高く、あちらの部屋からいる紳士淑女に見えやすいつくりになっていた。
「「「今回のショーはつまらないなぁ。『大昔の狂った男色家の騎士団長に罪人をオモチャにあげた件』は、人気がないよ」」」
「「「あぁ、見に来る人間は少ないだろう? いつもなら、この倍はいるさ。公開処刑って時間がかかるんだな」」」
「「「あぁ、あのサドスって奴も何人も部下を虐め殺した罪人らしいが、時間をかけて楽しむ貪欲な奴らしいぞ!」」」
「「「あぁ、知ってる。あいつは犯しながら内臓を引き出すのが、最高に興奮するって言ってるいかれた奴らしい」」」
あぁ、そういうことか・・・・・・ ここは、この部屋は公開処刑の残酷劇場なのか・・・・・・
突然、やられている最中にクビを絞められた。やめろ、死ぬだろう? この変態め!
大声で叫んだら、以前、私がクビを絞めて散々犯したリリィの顔が脳裏をかすめた。
「あんたが、いつもやっていたことだよ」
リリィが言った。
「まだまだ、殺さないさ。最後は舌を切れと言われてる」
ガマガエルのくさい息が、私の顔にかかった。頼む! 普通に断頭台で殺してくれ! こんな地獄が長く続くのは嫌だ。助けて・・・・・・誰か・・・・・・
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