ただ、好きなことをしたいだけ

ゆい

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おばちゃん異世界に来ました!

sideロイ3

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少女は、家の中に入ろうとした時、裸足であることに気づき、床が汚れるからと断る。俺は「失礼」と言って、少女を縦抱きに抱えて、小屋に入れた。椅子に座らせて、「待ってて」と言って、濡れたタオルを持ってきた。タオルで足を拭いていく。小さい足が傷だらけで、タオルに泥と血が滲んでいく。靴も履かせてもらえない生活していたのかと思ったが、爪は綺麗に整えられいた。傷も今日できたものばかりで、古い傷痕は見られない。

外で、イセカイテンイ?マンガ?アニメ?と聞きなれない単語を発していた。

イセカイとは異世界か?別の世界からこの森に来たということか?聞いてみないことには、どうしようもない。

「異世界転移って言っていたけど、どうしてそう思うの?」

俺は、足を拭きながらそう話しかけてみた。

「あっ、足ありがとうございます。あとは自分で拭きます。」

「いや、いいから。で、どうしてそう思ったの?」

少女の顔を覗くように、聞いてみる。

「えっと、まず、私はさっき言われていた国名を全く知りません。それに、あなたの服装と私の服装が全く違います。」

たしかに、少女の着ているものは、王都でもみない。厚手の長袖、しっかりした生地のズボン。まず、女性がズボンを履くこと自体ない。それに年中温暖な気候なので、平民は大抵半袖を着ている。

「私がいたところは季節は冬で雪も降っていたのに、ここは暖かいんです。うたた寝して30分くらいで暖かい地域に移動するのは、難しいはずですし。」

「話はわかった。では、これからどうする?」

少女にそう問うと、顔が青褪めていく。
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