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戦いの後
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「ぐうっ!」
身じろぎすると激痛が走り、強制的に意識が戻る。周囲を見ると、簡易陣地の中で寝かされていた。空は暗くなっていて、半日ほど気を失っていたことがわかる。
「誰か、いないか?」
俺の呼びかけにすぐ答えが返る。
「ギルさん!!」
目を真っ赤にしたローリアがやってきた。こういう場面だと必ず張り合うようにやってくるローレットがいない。
「戦いは、どうなった?」
「ごめんなさい。ボスは取り逃がしました」
「いや、すまん。俺が相手の力量を見誤ったからだ」
「ああ、でも無事でよかった……」
ローリアの目が潤んでいる。
「そういえば、ローレットは?」
しまったと思ったが、いつものように関節技は仕掛けられなかった。代わりにローリアの目線の先を追うと、ローレットが真っ青な顔で眠っている。
「ああ……そういうことか。こんなになるまで魔法を使わないといけないほどの怪我を負ったのか」
「何言ってるの。先にわたしが命を救われてるんですけど」
眠っていると思っていたが、起きていたらしい。
「ああ、そういやそうだったな」
「そうよ。だからこれで貸し借りなしね」
血の気のひいた顔で、それでも凛としたままローレットは笑った。
話し声を聞きつけたのかゴンザレスのオッサンがやってきた。
「おう、ギルバート。災難だったな」
「ああ、迷惑かけた。すまない」
「何を言う、ありゃゴブリンキングだ。災害級だぞ」
「はいっ!?」
魔物はその脅威度によって階級分けされるが、軍の出動が必要とされるのが災害級だ。
一つの階級でもピンからキリまであって、ゴブリンキングはそこまで脅威度は高くないが、それでも数人でかかるような相手じゃない。
ゴンザレスのオッサンは帝国でも有数の戦士だということを改めて思い出した。その戦士の決め技に対して、完全ではないにしろ防いで見せたのだ。
「いいとこジェネラルだと思ってたよ」
「おそらく昇格したばかりだったんだろ。キングだと一対一なら陛下に出陣を願う」
なんてこった。俺、生きてるのが不思議だったんだなと、いまさらながら思った。
運がよかった。
「それで……奴は?」
「……逃がした。だが相当の深手だ。まずそのまま力尽きるだろう」
「希望的観測はアンタらしくねえな」
「そうだな、すまん」
苦笑いを浮かべるゴンザレスのオッサン。だがまず確実に禍根を残してしまった。
そう考えると歯噛みする思いだ。だが起きてしまったことを悔やんでも始まらない。
「あ、ギルバートさん。周囲の土壌から水を抜いておきました。土嚢の範囲で歩哨小屋を建てておきます」
ほんの少し前まではひよっこだったはずのクリフが大きく成長している。
「ああ、頼む。水質はどんなもんだ?」
「あー、とりあえず池作ってそこに流し込みましたが飲むにはちっときついです」
「水のクリスタルに浄化かけて放り込んどけばいいだろ。ローリア?」
「ん、ピュア・ウォーター!」
ローリアがポケットから取り出した小石に魔法をかける。
「ありがとうございます」
当面の水はこれでいい。
「えいこーら! えいこーら!」
もろ肌を脱いだ兵たちが地面を掘って盛り土を作っている。
鍛え上げられたその体は、帝都であればお嬢さん型の黄色い声援が飛ぶところだ。あいにくここは辺境へ向かう道の途中で、お互い見知った顔しか周囲にはいないが。
「皆さんの働き。このローレットが漏らさず陛下にご報告しますわ!」
100人のお嬢さんよりもお姫様の激励。
「「うおおおおおおおおおおう!!」」
スコップの勢いが増した気がした。
ここに拠点ができれば遠征も楽になる。負傷者を後送するのと合わせて駐在する兵の派遣を依頼した。
ここへ至る街道も後方支援の部隊が整備している。任務は着実に前に進んでいた。
追加の物資が届くまで数日かかるようなので、それまで休息となった。
「ギルさん、休んでください」
「いや、しかし……」
「や・す・ん・で」
「というか今回は俺のミスで、だな」
「わたしの言うことが聞けないんですか?」
ローリアの笑顔の圧力に負けてしぶしぶ毛布をかぶる。
「あ、わたし必要なかったね」
その後ろからひょっこりと顔を見せるローレット。手のひらの上には高速魔法がプレキャストされた状態で浮かんでいる。
「あー、すまんかった」
「何に対して?」
ローレットが普段のにこやかな表情をひっこめて問いかけてくる。
「あー……心配かけた」
その一言で笑顔が戻る。俺の答えは間違ってなかったらしい。
「そこです。ギルさんにはこの際言っておきますが、貴方は魔導士です」
「おう、そうだな」
「じゃあなんで最前線で敵のボスと白兵戦やってるんですか?」
ズンッと空気が重くなる。
「いや、その、なんだ……」
「確かに魔導士の嗜みとして、徒手格闘技を教えましたが、それは接近された時の緊急避難的な用途です」
「え? ローリアが教えたの?」
「今はその話をしている場合ではありませんが、そうです」
キッと眦を釣り上げ、ローリアのお説教は続いた。
俺がぐったりし始めたのに気づいたローレットによる静止が入るまで。
「そういえば、ローリアってすごい名前よね」
「そうですか?」
「だって、初代様に付き従って戦った戦士の名前だし。あ、わたしの名前もね、ローリア様にちなんでつけられたんだよ」
「へえ、そうなんですか。いやいや、それは…‥」
あー、どうするかな。ごまかすべきか、それとも……?
「弓を取っては一度もその狙いを外すことなく、あらゆる敵を射抜いた、とかかっこいいよね!」
「いえいえ、それほどでも……」
ローリアの耳が真っ赤になっている。わかりやすすぎるだろ。
というかここまで感情が出るのは珍しい。ローレットとも仲良くなってきてるみたいだしな。話しておくべきか?
「ん? なんであなたが照れてるの?」
「いえ、だってそれ、わたしですので」
ああ、当人がぶっちゃけやがった。
身じろぎすると激痛が走り、強制的に意識が戻る。周囲を見ると、簡易陣地の中で寝かされていた。空は暗くなっていて、半日ほど気を失っていたことがわかる。
「誰か、いないか?」
俺の呼びかけにすぐ答えが返る。
「ギルさん!!」
目を真っ赤にしたローリアがやってきた。こういう場面だと必ず張り合うようにやってくるローレットがいない。
「戦いは、どうなった?」
「ごめんなさい。ボスは取り逃がしました」
「いや、すまん。俺が相手の力量を見誤ったからだ」
「ああ、でも無事でよかった……」
ローリアの目が潤んでいる。
「そういえば、ローレットは?」
しまったと思ったが、いつものように関節技は仕掛けられなかった。代わりにローリアの目線の先を追うと、ローレットが真っ青な顔で眠っている。
「ああ……そういうことか。こんなになるまで魔法を使わないといけないほどの怪我を負ったのか」
「何言ってるの。先にわたしが命を救われてるんですけど」
眠っていると思っていたが、起きていたらしい。
「ああ、そういやそうだったな」
「そうよ。だからこれで貸し借りなしね」
血の気のひいた顔で、それでも凛としたままローレットは笑った。
話し声を聞きつけたのかゴンザレスのオッサンがやってきた。
「おう、ギルバート。災難だったな」
「ああ、迷惑かけた。すまない」
「何を言う、ありゃゴブリンキングだ。災害級だぞ」
「はいっ!?」
魔物はその脅威度によって階級分けされるが、軍の出動が必要とされるのが災害級だ。
一つの階級でもピンからキリまであって、ゴブリンキングはそこまで脅威度は高くないが、それでも数人でかかるような相手じゃない。
ゴンザレスのオッサンは帝国でも有数の戦士だということを改めて思い出した。その戦士の決め技に対して、完全ではないにしろ防いで見せたのだ。
「いいとこジェネラルだと思ってたよ」
「おそらく昇格したばかりだったんだろ。キングだと一対一なら陛下に出陣を願う」
なんてこった。俺、生きてるのが不思議だったんだなと、いまさらながら思った。
運がよかった。
「それで……奴は?」
「……逃がした。だが相当の深手だ。まずそのまま力尽きるだろう」
「希望的観測はアンタらしくねえな」
「そうだな、すまん」
苦笑いを浮かべるゴンザレスのオッサン。だがまず確実に禍根を残してしまった。
そう考えると歯噛みする思いだ。だが起きてしまったことを悔やんでも始まらない。
「あ、ギルバートさん。周囲の土壌から水を抜いておきました。土嚢の範囲で歩哨小屋を建てておきます」
ほんの少し前まではひよっこだったはずのクリフが大きく成長している。
「ああ、頼む。水質はどんなもんだ?」
「あー、とりあえず池作ってそこに流し込みましたが飲むにはちっときついです」
「水のクリスタルに浄化かけて放り込んどけばいいだろ。ローリア?」
「ん、ピュア・ウォーター!」
ローリアがポケットから取り出した小石に魔法をかける。
「ありがとうございます」
当面の水はこれでいい。
「えいこーら! えいこーら!」
もろ肌を脱いだ兵たちが地面を掘って盛り土を作っている。
鍛え上げられたその体は、帝都であればお嬢さん型の黄色い声援が飛ぶところだ。あいにくここは辺境へ向かう道の途中で、お互い見知った顔しか周囲にはいないが。
「皆さんの働き。このローレットが漏らさず陛下にご報告しますわ!」
100人のお嬢さんよりもお姫様の激励。
「「うおおおおおおおおおおう!!」」
スコップの勢いが増した気がした。
ここに拠点ができれば遠征も楽になる。負傷者を後送するのと合わせて駐在する兵の派遣を依頼した。
ここへ至る街道も後方支援の部隊が整備している。任務は着実に前に進んでいた。
追加の物資が届くまで数日かかるようなので、それまで休息となった。
「ギルさん、休んでください」
「いや、しかし……」
「や・す・ん・で」
「というか今回は俺のミスで、だな」
「わたしの言うことが聞けないんですか?」
ローリアの笑顔の圧力に負けてしぶしぶ毛布をかぶる。
「あ、わたし必要なかったね」
その後ろからひょっこりと顔を見せるローレット。手のひらの上には高速魔法がプレキャストされた状態で浮かんでいる。
「あー、すまんかった」
「何に対して?」
ローレットが普段のにこやかな表情をひっこめて問いかけてくる。
「あー……心配かけた」
その一言で笑顔が戻る。俺の答えは間違ってなかったらしい。
「そこです。ギルさんにはこの際言っておきますが、貴方は魔導士です」
「おう、そうだな」
「じゃあなんで最前線で敵のボスと白兵戦やってるんですか?」
ズンッと空気が重くなる。
「いや、その、なんだ……」
「確かに魔導士の嗜みとして、徒手格闘技を教えましたが、それは接近された時の緊急避難的な用途です」
「え? ローリアが教えたの?」
「今はその話をしている場合ではありませんが、そうです」
キッと眦を釣り上げ、ローリアのお説教は続いた。
俺がぐったりし始めたのに気づいたローレットによる静止が入るまで。
「そういえば、ローリアってすごい名前よね」
「そうですか?」
「だって、初代様に付き従って戦った戦士の名前だし。あ、わたしの名前もね、ローリア様にちなんでつけられたんだよ」
「へえ、そうなんですか。いやいや、それは…‥」
あー、どうするかな。ごまかすべきか、それとも……?
「弓を取っては一度もその狙いを外すことなく、あらゆる敵を射抜いた、とかかっこいいよね!」
「いえいえ、それほどでも……」
ローリアの耳が真っ赤になっている。わかりやすすぎるだろ。
というかここまで感情が出るのは珍しい。ローレットとも仲良くなってきてるみたいだしな。話しておくべきか?
「ん? なんであなたが照れてるの?」
「いえ、だってそれ、わたしですので」
ああ、当人がぶっちゃけやがった。
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