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幕間~忘れられた出会い~
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「娘があんな目に遭ったというのに出て行く気か?」
夕方頃、四歳のハークことハーキュリーズ・ミュケーナイは、階下で繰り広げられる祖父と父の会話に気づいた。
階上からそっと下を見下ろすと帰ってきた時と同じ旅姿の父が玄関前で祖父に捕まっていた。
この光景は初めてではない。一年ほど前から日常化している。父がどこか遠方に行こうとする度に祖父が苦言を呈するのだ。
祖父と父、一人だけでも眼福だが二人そろうと壮観だった。
真紅の髪と緑柱石の瞳、性を感じさせない整い過ぎた美貌、均整の取れた長身。四十と二十二、年齢に違いを除けばそっくりな二人だ。それぞれの年齢が醸し出すものが、それぞれの魅力になっている。
「捜すなとは言わん。だが、まずは我が子を優先すべきだろう? 特にデイアは怖い目にあったんだ。こんな時、父親が傍にいなくてどうするんだ?」
ハークの妹、もうすぐ二歳になるデイアことデイアネイラは、母の虫の居所が悪い時に偶然傍にいたために昼から先程まで侯爵家の地下室に閉じ込められたのだ。それを父が救った。この時はまだ侯爵家からさほど遠方にいなかった父が娘が行方不明と聞いて慌てて帰ってきて地下室に閉じ込められたデイアを見つけ出したのだ。
元皇女の母に対して祖父母と父の態度は冷たかったし使用人達の態度もよそよそしいものだ。
子供心にもそれは仕方ないよなと思うハークだ。ハーク自身、母の事は好きではない。はっきり言って大嫌いだ。
母は他人に対して常に高圧的だし、その時々の感情を露にする。母の辞書には自制とか理性という文字がないのだろう。元皇女、将来の侯爵夫人という貴婦人の鑑であるべき女性の姿ではない。
だが、母にとっては皇女である自分が降嫁したというのに、嫁ぎ先の家族が冷たく使用人達すら自分を軽んじる事が我慢できないのだろう。
その鬱憤を、あろうことか幼い我が娘に向けているのだ。大嫌いな姑に似た自分の娘に。
母にとって祖母は元子爵令嬢で元皇女の自分よりもずっと格下のくせに、姑という立場を笠に着て自分に偉そうな口を利く女だ。
祖母にしてみれば、あまりにも未来の宰相夫人、侯爵夫人として相応しくない母に姑として教育していただけだろう。子供のハークから見ても別段理不尽な言動はなかったのに、母はそれを逆恨みをしているのだ。
愛する夫との娘、自分が腹を痛めて産んだ娘だというのに、大嫌いな姑に似ているというだけで幼いデイアの肉体と精神を傷つける事を全くためらわないのだ。
ハークに鬱憤を向けないのは、彼が愛する夫に似ているからだろう。母のハークに対する態度は、デイアとはあまりにも違う。べたべたとまとわりついてきて、はっきり言って気持ち悪いのだ。あれならデイアと同じように粗略に扱われたほうが余程いい。
祖父と祖母、父、そして妹、肉親の愛情は充分すぎるほど与えられている。あんな母からの愛情など要らない。
だが、デイアはそうではない。母に冷たくされる度に泣いていた。デイアは何ひとつ悪くないのに。自分が悪い子だから、母は兄と同じように接してくれないのだと。
「デイアには、私だけでなく父上と母上、ハークがいる。でも、あの子には、きっと誰もいない。だから、早く私が見つけ出して守りたいのです」
「……あんな目に遭った我が子を放ってか? 他人の子よりも、まずは我が子を優先しろ!」
よく似た容姿であっても祖父と父の性格は真逆だ。常に冷静な父と違い祖父はその髪色のように激しい気性の持ち主だ。公では宰相として冷徹に振舞っても私生活では感情を抑えない。
母の感情の発露は醜悪に映るが祖父の場合は他人を魅了する。それは、整い過ぎた造作と持って生まれた魅力のお陰だろう。
整い過ぎた顔に怒りが加わると美しさも倍増するが迫力もある。男でも怯むだろうが父は無表情だ。いや無表情に見えるだけだ。一瞬揺れた眼差しが物語っている。父は今、祖父に対しても娘に対しても申し訳なく思っているのだ。
「何不自由なく生活している我が子達を見ていると、どうしても同じ年頃のあの子が今頃どうしているか気になるのです。生きているのか、つらい思いをしていないか。あの子が今どうしているか分からないままでは、私は父親としてハークとデイアとちゃんと向き合えない。
……分かっています。自分勝手な思いで父親としての役割を放棄していい理由にならない事は。でも、これが私です。父上」
苦渋に満ちた瞳で言う父の顔をしばし見つめた後、祖父は大きな溜息を吐いた。
「……お前のその優しさは、お前自身だけでなく周囲をも苦しめるだろうな」
「父上?」
祖父が何を言っているのか理解不能なのだろう。父は珍しく戸惑った様子だ。
幼いハークも、この時は理解不能だった。だが、将来、嫌というほど祖父の言葉が身に染みる事になるとは、この時には思いもしなかった。
結局父は行ってしまった。
祖母がとりなしたのだ。
息子と孫息子には、とても厳しい祖父だが、愛する妻と彼女によく似た孫娘には弱いのだ。祖母とデイアが言えば大抵の事は聞く。
地下室から救出された後、デイアは寝込んでいる。怪我はなくても精神的な疲労が大きいのだ。
今日は夏祭りで家族(母は除く)で出かける予定だった。
父の外出はともかくデイアを溺愛している祖父が寝込んだ彼女を放って家族で出かけるなど許さないだろう。
ハークは夏祭りを楽しみにしていたが諦めかけていた時、妹が救いの言葉を放ってくれた。
「デーア、だいじょうぶ。みんな、おまつり、いってきて」
デイアは兄が夏祭りを心待ちにしていたのを知っていたため、そう言ってくれたのだ。自分の事しか考えられない母などより幼いデイアのほうが、よほど人間ができている。
「護衛の傍から決して離れるな。それを守れるなら夏祭りに行ってきていい」
しばし迷った後、祖父はハークに言った。
祖父母は寝込んだデイアの傍にいるつもりなのだ。
ハークも迷った。寝込んだ妹を放っていいのかと。だが、幼いハークにとって夏祭りは、とても魅力的だった。
結局、祖父の言いつけを了承し、護衛三人と一緒に夏祭りに行ったのだ。
「若様! どちらですか!?」
「いたか!?」
「いや、いない! 向こうを捜そう!」
自分を捜す護衛達を木々の間に隠れてやり過ごしたハークは彼らの背中に向けて手を合わせた。
「……ごめんな。後で必ず戻るから許してくれ」
護衛と一緒に来たはいいが「あれをしてはいけません」「これをしてはいけません」と禁じられ楽しめなかったのだ。
彼らにしてみれば守る対象に何かあっては大変だと慎重になるのだろう。宰相の孫息子であるハークに何かあれば彼らの首など簡単に飛ぶのだから。大人になれば彼らの事情も考慮できるのだが、この時はまだ賢いとはいえ幼いハークには自分の楽しみを邪魔されたようにしか感じられなかった。
夏祭りで人が多いのを利用して三人の護衛をまいたのだ。幼いハークの姿は人通りにあっさりと呑み込まれプロの護衛とはいえ見失ったのだ。
「自分で買い物がしたい」と祖父に強請りお金を貰っていた。それで護衛達に禁じられた買い食いを始めたのだ。普段ではできない経験だ。これが楽しみで夏祭りに来たのだ。
名門中の名門貴族であるミュケーナイ侯爵家に雇われるほどの料理人が作る料理は勿論美味しいが、普段食べられない夏祭りでしか出ない料理も魅力的だった。
「そうだ。お祖父さまたちにも何か買っていこう」
右手には林檎飴、左手には串に刺さった牛肉の揚げ物。どちらも食べかけだ。
これを片付けたら買いにいこうと呑気に考えていたハークだが、どんっとぶつかった。
「わっ!」
倒れかけたハークの両手から食べ物が奪われた。何とか踏みとどまったハークは金髪の子供が自分から奪った食べ物を手に走り去るのを見ていた。
ただ呆気にとられて見ていたハークだが、その子がこけ地面に落ちた食べ物を何のためらいもなく食べるのを見て我に返った。
「お腹すいているの?」
近づき話しかけたハークを地面に座ったまま食べていたその子は睨みつけてきた。
街灯に照らされた薄汚れた短い金髪、きつい眼差しだが晴れ渡った空のような綺麗な青の瞳。
年齢はハークと同じくらいだろうか。顔立ちは整っているが、あまりにも痩せすぎ険しい顔つきをしているのと薄汚れた格好のため、あまりそれを感じさせない。
「ぼくはハークだ。きみは?」
――これがハークと「彼女」、後にエウリュディケ・グレーヴスとなる女性との出会いだった。
夕方頃、四歳のハークことハーキュリーズ・ミュケーナイは、階下で繰り広げられる祖父と父の会話に気づいた。
階上からそっと下を見下ろすと帰ってきた時と同じ旅姿の父が玄関前で祖父に捕まっていた。
この光景は初めてではない。一年ほど前から日常化している。父がどこか遠方に行こうとする度に祖父が苦言を呈するのだ。
祖父と父、一人だけでも眼福だが二人そろうと壮観だった。
真紅の髪と緑柱石の瞳、性を感じさせない整い過ぎた美貌、均整の取れた長身。四十と二十二、年齢に違いを除けばそっくりな二人だ。それぞれの年齢が醸し出すものが、それぞれの魅力になっている。
「捜すなとは言わん。だが、まずは我が子を優先すべきだろう? 特にデイアは怖い目にあったんだ。こんな時、父親が傍にいなくてどうするんだ?」
ハークの妹、もうすぐ二歳になるデイアことデイアネイラは、母の虫の居所が悪い時に偶然傍にいたために昼から先程まで侯爵家の地下室に閉じ込められたのだ。それを父が救った。この時はまだ侯爵家からさほど遠方にいなかった父が娘が行方不明と聞いて慌てて帰ってきて地下室に閉じ込められたデイアを見つけ出したのだ。
元皇女の母に対して祖父母と父の態度は冷たかったし使用人達の態度もよそよそしいものだ。
子供心にもそれは仕方ないよなと思うハークだ。ハーク自身、母の事は好きではない。はっきり言って大嫌いだ。
母は他人に対して常に高圧的だし、その時々の感情を露にする。母の辞書には自制とか理性という文字がないのだろう。元皇女、将来の侯爵夫人という貴婦人の鑑であるべき女性の姿ではない。
だが、母にとっては皇女である自分が降嫁したというのに、嫁ぎ先の家族が冷たく使用人達すら自分を軽んじる事が我慢できないのだろう。
その鬱憤を、あろうことか幼い我が娘に向けているのだ。大嫌いな姑に似た自分の娘に。
母にとって祖母は元子爵令嬢で元皇女の自分よりもずっと格下のくせに、姑という立場を笠に着て自分に偉そうな口を利く女だ。
祖母にしてみれば、あまりにも未来の宰相夫人、侯爵夫人として相応しくない母に姑として教育していただけだろう。子供のハークから見ても別段理不尽な言動はなかったのに、母はそれを逆恨みをしているのだ。
愛する夫との娘、自分が腹を痛めて産んだ娘だというのに、大嫌いな姑に似ているというだけで幼いデイアの肉体と精神を傷つける事を全くためらわないのだ。
ハークに鬱憤を向けないのは、彼が愛する夫に似ているからだろう。母のハークに対する態度は、デイアとはあまりにも違う。べたべたとまとわりついてきて、はっきり言って気持ち悪いのだ。あれならデイアと同じように粗略に扱われたほうが余程いい。
祖父と祖母、父、そして妹、肉親の愛情は充分すぎるほど与えられている。あんな母からの愛情など要らない。
だが、デイアはそうではない。母に冷たくされる度に泣いていた。デイアは何ひとつ悪くないのに。自分が悪い子だから、母は兄と同じように接してくれないのだと。
「デイアには、私だけでなく父上と母上、ハークがいる。でも、あの子には、きっと誰もいない。だから、早く私が見つけ出して守りたいのです」
「……あんな目に遭った我が子を放ってか? 他人の子よりも、まずは我が子を優先しろ!」
よく似た容姿であっても祖父と父の性格は真逆だ。常に冷静な父と違い祖父はその髪色のように激しい気性の持ち主だ。公では宰相として冷徹に振舞っても私生活では感情を抑えない。
母の感情の発露は醜悪に映るが祖父の場合は他人を魅了する。それは、整い過ぎた造作と持って生まれた魅力のお陰だろう。
整い過ぎた顔に怒りが加わると美しさも倍増するが迫力もある。男でも怯むだろうが父は無表情だ。いや無表情に見えるだけだ。一瞬揺れた眼差しが物語っている。父は今、祖父に対しても娘に対しても申し訳なく思っているのだ。
「何不自由なく生活している我が子達を見ていると、どうしても同じ年頃のあの子が今頃どうしているか気になるのです。生きているのか、つらい思いをしていないか。あの子が今どうしているか分からないままでは、私は父親としてハークとデイアとちゃんと向き合えない。
……分かっています。自分勝手な思いで父親としての役割を放棄していい理由にならない事は。でも、これが私です。父上」
苦渋に満ちた瞳で言う父の顔をしばし見つめた後、祖父は大きな溜息を吐いた。
「……お前のその優しさは、お前自身だけでなく周囲をも苦しめるだろうな」
「父上?」
祖父が何を言っているのか理解不能なのだろう。父は珍しく戸惑った様子だ。
幼いハークも、この時は理解不能だった。だが、将来、嫌というほど祖父の言葉が身に染みる事になるとは、この時には思いもしなかった。
結局父は行ってしまった。
祖母がとりなしたのだ。
息子と孫息子には、とても厳しい祖父だが、愛する妻と彼女によく似た孫娘には弱いのだ。祖母とデイアが言えば大抵の事は聞く。
地下室から救出された後、デイアは寝込んでいる。怪我はなくても精神的な疲労が大きいのだ。
今日は夏祭りで家族(母は除く)で出かける予定だった。
父の外出はともかくデイアを溺愛している祖父が寝込んだ彼女を放って家族で出かけるなど許さないだろう。
ハークは夏祭りを楽しみにしていたが諦めかけていた時、妹が救いの言葉を放ってくれた。
「デーア、だいじょうぶ。みんな、おまつり、いってきて」
デイアは兄が夏祭りを心待ちにしていたのを知っていたため、そう言ってくれたのだ。自分の事しか考えられない母などより幼いデイアのほうが、よほど人間ができている。
「護衛の傍から決して離れるな。それを守れるなら夏祭りに行ってきていい」
しばし迷った後、祖父はハークに言った。
祖父母は寝込んだデイアの傍にいるつもりなのだ。
ハークも迷った。寝込んだ妹を放っていいのかと。だが、幼いハークにとって夏祭りは、とても魅力的だった。
結局、祖父の言いつけを了承し、護衛三人と一緒に夏祭りに行ったのだ。
「若様! どちらですか!?」
「いたか!?」
「いや、いない! 向こうを捜そう!」
自分を捜す護衛達を木々の間に隠れてやり過ごしたハークは彼らの背中に向けて手を合わせた。
「……ごめんな。後で必ず戻るから許してくれ」
護衛と一緒に来たはいいが「あれをしてはいけません」「これをしてはいけません」と禁じられ楽しめなかったのだ。
彼らにしてみれば守る対象に何かあっては大変だと慎重になるのだろう。宰相の孫息子であるハークに何かあれば彼らの首など簡単に飛ぶのだから。大人になれば彼らの事情も考慮できるのだが、この時はまだ賢いとはいえ幼いハークには自分の楽しみを邪魔されたようにしか感じられなかった。
夏祭りで人が多いのを利用して三人の護衛をまいたのだ。幼いハークの姿は人通りにあっさりと呑み込まれプロの護衛とはいえ見失ったのだ。
「自分で買い物がしたい」と祖父に強請りお金を貰っていた。それで護衛達に禁じられた買い食いを始めたのだ。普段ではできない経験だ。これが楽しみで夏祭りに来たのだ。
名門中の名門貴族であるミュケーナイ侯爵家に雇われるほどの料理人が作る料理は勿論美味しいが、普段食べられない夏祭りでしか出ない料理も魅力的だった。
「そうだ。お祖父さまたちにも何か買っていこう」
右手には林檎飴、左手には串に刺さった牛肉の揚げ物。どちらも食べかけだ。
これを片付けたら買いにいこうと呑気に考えていたハークだが、どんっとぶつかった。
「わっ!」
倒れかけたハークの両手から食べ物が奪われた。何とか踏みとどまったハークは金髪の子供が自分から奪った食べ物を手に走り去るのを見ていた。
ただ呆気にとられて見ていたハークだが、その子がこけ地面に落ちた食べ物を何のためらいもなく食べるのを見て我に返った。
「お腹すいているの?」
近づき話しかけたハークを地面に座ったまま食べていたその子は睨みつけてきた。
街灯に照らされた薄汚れた短い金髪、きつい眼差しだが晴れ渡った空のような綺麗な青の瞳。
年齢はハークと同じくらいだろうか。顔立ちは整っているが、あまりにも痩せすぎ険しい顔つきをしているのと薄汚れた格好のため、あまりそれを感じさせない。
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