腐女子令嬢は再婚する

青葉めいこ

文字の大きさ
23 / 46

母の最後の手紙2

しおりを挟む
「ハークから『アドニス』の話を聞いて、ミュラの娘、アネモネではないかと思った。ハークは少年だと思い込んでいたようだけれど話に聞いた外見特徴と何より名前だ。危険を避けるために男の子のふりをしているのだろうと。

 グレーヴス男爵が五歳の女の子を養女に迎えたと噂で聞き調べてミュラの娘だと分かった。亡くなった娘の代わりでも男爵夫妻は君を大切にしているようだったから、遠くから見守るだけにしたんだ」

 言った後でオルフェは苦笑した。

「……いや、見守るなどときれいな事を言っているが、ストーカーだな。女性の私生活を探るなど。すまなかった」

「いいえ。あなたは、お母様に頼まれて私を見守っていただけですし、それで不快な思いや怖い思いはしませんでしたから」

 エウリは気づいた。

「もしかして、それで、パーシーと親しくなったんですか? 私は気づかなかったけれど、パーシーなら私を見ていただろうあなたの部下に気づいただろうし」

 侯爵や宰相として忙しいオルフェが四六時中エウリを見ていられるはずがないし、大抵の貴族男性は小娘の尾行や監視などという簡単な仕事は部下に命じてやらせるものだ。

 パーシーは伊達に帝国情報局の長官などやってはいない。きっとエウリを尾行していただろうオルフェの部下に気づいたのだ。

「ああ。それで、あの方が君の『秘密』を知っている事に気づいて、私と君の母親ミュラとの係わりを話したんだ」

 エウリがパーシーと出会ったのは約二年前、彼女がBL作家アネモネ・アドニスとなった時だ。その頃にはオルフェと母との係わりを知っていたのに、どうしてパーシーは仮にも親友であるエウリに話してくれなかったのか。

 そんなエウリの不満に気づいたのか、オルフェが取りなすように言った。

「あの方が君に私とミュラとの係わりを黙っていたのは、私が頼んだからだ。その事で、あの方を悪く思わないでほしい。あの方も親友である君に隠し事をするのは心苦しかっただろうし」

「お母様の手紙を私に渡すおつもりだったのなら、隠す事もなかったのでは?」

 パーシーがオルフェと母との係わりを知った二年前でなく、それ以前でも、求婚した時でも話してくれたらよかったのに。

「ミュラの手紙を届けに行くのは、私が死ぬ間際のつもりだった。それまでは、君をただ遠くから見るだけにしたかったんだ」

 息子ハークがエウリに求婚するなどという思いもしなかった事が起きない限り、オルフェ自身がエウリに係わる気はなかったらしい。

宰相が気にかける娘として君が注目されたら私の政敵に君が狙われる。ミュラの望みはが自由に幸せに生きる事だ。私が係わったら、そうできなくなると思ったんだ」

 もしオルフェが養父母より先にエウリを見つけていたとしても、彼女を引き取って育てる事はしなかっただろう。母も手紙で「娘を育ててくれとはいいません」と書いていたし。こっそりといい里親をあてがって陰から見守るくらいか。

「……私の事を考えてくださったのですね」

『アドニス』と暮らしたがっていたハークには悪いと思ったが、あれが君に何をするか分からなかったし、父上と母上も君を養女に迎える事を反対されていたしな」

「……それは、私の出自を知れば誰だって」

 納得しかけたエウリだが、すぐにそんな事はありえない事に気づいた。

「……あなたは、ご家族に私の出自を話されてはいないのですよね? 知っていて、あんなに優しく私に接するなどできないはずですし……それ以前にアネモネの存在は決して知られてはならないもの。あなたが大切なご家族に、そんな重荷を背負わせるはずありませんものね」

 エウリ(アネモネ)の存在は、公国と帝国にとって知られてはならない最大の禁忌だ。

 この世界のどの宗教でも最大の禁忌のひとつである近親相姦。

 それをフェニキア公国の前大公が、アルゴリス帝国の現皇帝の伯父が犯したなど絶対に知られてはならない。

「君の言う通り、家族に君の出自は話していない。家族が知っているのは、君が私が唯一愛した女性の娘という事だけだ」

 オルフェの答えはエウリの思った通りのものだった。

「それなら、なぜ、お義母様は私を養女にする事を反対されたのでしょう?」

 エウリの出自を知らない義母が反対したのは意外だった。高飛車な結婚条件を出した素性の知れないエウリすら嫁に認めた義母だ。息子オルフェが望めば得体の知れない娘でも養女に迎える事を反対などしないと思ったのに。

「母上に言われたんだ。『その子を養女に迎えたとして、我が子達ハークとデイアと同じように平等に扱う事ができるの? 愛した女性への想いと母を亡くしたその子への憐れみから、その子を贔屓する可能性があるのなら、あの子達の祖母として反対する』とね。

 愛する女性ミュラの最期の願いだからというだけでなく、私も子を持つ親として、幼い子供が、たった一人で世間に放り出されるのを放っておく事ができなかった。だから、我が子達ハークとデイアよりも君を捜す事を優先した。

 あの子達は、それに対して文句ひとつ言わなかったが、ずっと寂しい思いをさせていたのは分かっていた。君を傍に置いたら母上が危惧された通りになっただろう。これ以上、あの子達に寂しい思いをさせたくなかった。

 幸い君はグレーヴス男爵の養女となったから、私が引き取る必要もなくなったが」

「……もし、私を養女に迎えてくださったとしても、あなたやお義母様が心配するような事はなかったと思いますが」

 母への想いからか、母が手紙で書いた通り、ただ単に死に逝く者の最期の願いだからか、ともかくオルフェはエウリを気にかけてくれている。

 それでも、自分の子供達ハークとデイアの事も愛している。

 もしエウリを傍に置いたとしても贔屓するとは思えない。きちんと自分の子供達ハークとデイアと同じように平等に扱っただろう。

「……私を捜してくださった事は感謝しています。けれど、いくら愛した女性お母様の最期の願いだからって、幼いハーク様やデイア様を放ってまで私を捜す事などなかったのに」

 幼い子にとって親は特別だ。どんなに邪険にされてもデイアは母親であるあの女に好かれようと必死に努力していたとハークは言っていたし……エウリもまた「父」に懐いていた。

 母に何をしているかも知らず幼いエウリは無邪気に「父」を慕っていたのだ。

 エウリがバイオリンを嫌いなのは「父」を思い出すからだ。「父」はバイオリンの名手だった。

 ……母がオルフェの事をエウリに話さなかったのは当然だ。幼子に隠し事はできない。幼いエウリはオルフェの事を知れば「父」に喋ってしまっていただろう。

 フェニキア公国史上最高の大公として人々に尊敬されていた「父」だが、子供っぽい一面も持っていた。それがまた人を惹きつける魅力になっていたが。

 今自分が夢中になっている「おもちゃ」(……母の事だ)が自分以外の事を想っているなどと知れば、決して許さなかっただろう。オルフェが遠く離れた帝国にいようと、将来の帝国宰相だろうと(当時は彼の父親が帝国宰相だった)何らかの嫌がらせをしたはずだ。

「君が、あの子達に対して罪悪感を抱く事はない。それは、私が生涯抱えるべきものだ。ミュラの最期の願いを叶えようと決めたのは私の意思であり、誰かに強制されたものではないのだから」

「……お母様でなくても、あなたはでき得る限り死に逝く人の最期の願いを叶えようとしたでしょうね。それは大変立派ですけれど……傍にいる大切な方々を苦しめては意味がないです」

 思わず言ってしまった後で、エウリは反省した。

「……申し訳ありません。私に、あなたを責める権利などないのに、偉そうな事を言ってしまいました」

 オルフェは、ただ母の最期の願いを叶えようとしてくれただけだ。それで捜してもらい見守ってもらっているエウリが彼を責める権利などない。彼が愛する子供達を放っておかねばならなかった原因はエウリなのだから。責められるべきはエウリであってオルフェではない。

「似たような事を父上は仰った」

 オルフェは、ぽつりと呟いた。

「『お前の優しさは、お前自身だけでなく周囲をも苦しめる』と。その時は、どういう意味か分からなかったけれど、今、君に言われて分かるような気がした」

 オルフェは、その優しさや高潔さ故に死に逝く人の最期の願いを無視する事など絶対にできない。そのために、愛する子供達を放っておく事になっても、それで苦しむ事になっても。

 オルフェの亡くなった父親、先代の宰相は、そういう息子の気性が分かっていたのだ。

「……先代の宰相様、あなたのお父様が生きていらしたら、私とあなたの結婚を反対されたでしょうね」

 エウリの出自故ではない。息子オルフェ孫達ハークとデイアを放っておいた原因だからだ。

「……今でも、私と結婚したいか?」

 エウリは、きょとんとした。なぜ、オルフェがそんな事を言いだしのか理解不能だったのだ。

「私は、君をミュラの娘という眼でしか見てなかった。君を一人の人間として見てなかったんだ。そんな私と結婚したいか?」

「私も、あなた方親子の外見しか見てなかったのですから、お互い様です」

 それに、何より――。

「どんな理由であれ、あなたは私を気にかけてくださった。感謝しています」

 エウリの出自を知れば誰もが嫌悪するのが当然だ。だのに、オルフェは知った上で捜し見守ってくれた。いくら愛した女性の娘であっても、その女性の最期の願いであっても、普通なら到底できない。

「あなたは絶対に私に手は出せない。私にとって貴方はパーシーと同じくらい安全な男性だと思います」

 オルフェにとってエウリは愛した女性の娘、見守るべき対象だ。実の娘デイアと同じような存在だろう。どれだけ愛した女性に似ていても手を出す事は絶対にできない。

「私個人としては、あなたと結婚したいのですが……」

「何か問題があるのか?」

「……外見だけでなく、あなたとあなたのご家族を好きになってしまいました。だから、隠し事をしたまま結婚するのが耐えられません。ご家族が私の出自を知って反対されるのなら結婚はやめましょう」

「私の家族を見くびるな。君が話したいのなら話せばいい」

 オルフェは家族がエウリの出自を知っても彼女を受け入れてくれると確信しているようだ。

(……そんな奇跡、何度も起きないわ)

 オルフェや養父母、二人の親友が受け入れてくれた事が奇跡なのだ。

 ……いや、そもそも母がエウリ(アネモネ)を愛してくれた事が奇跡だったのではないだろうか?

 ただでさえ女性にとって何よりもおぞましい行為の結果であり、さらには人として許されぬ行為のあかしだ。

 堕胎しても当然だのに、母はエウリ(アネモネ)を産み慈しんでくれた。さらには残される娘を心配してオルフェに手紙で頼んでくれた。

(……お母様、オルフェ様のご家族が私の全てを知っても受け入れてくださるのなら、私はオルフェ様と……貴女が唯一愛した男性と結婚します)

 ――最初で最後の恋でした。

 オルフェにとって母が唯一愛した女性だったように、母にとってもオルフェは唯一愛した男性だ。

 本当の意味で夫婦になる訳ではない。それでも仮初めでも彼の「妻」になる事は母に申し訳なく思うけれど。

(都合のいい考えかもしれないけれど、私とオルフェ様の幸福を最期まで願ってくれた貴女なら、仮初めでも真実でも私とオルフェ様が夫婦になる事を祝福してくださるわよね?)

 母が唯一愛した男性、ずっとエウリを見守ってくださった方。

 オルフェの家族がエウリを受け入れてくれるのなら、でき得る限り彼と家族のために尽くそう。

 そう固く決意するその一方で(決して受け入れられる事はないだろう)という諦めの気持ちもあるエウリだった。















 
















しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】帝国滅亡の『大災厄』、飼い始めました

綾雅(りょうが)要らない悪役令嬢
ファンタジー
 大陸を制覇し、全盛を極めたアティン帝国を一夜にして滅ぼした『大災厄』―――正体のわからぬ大災害の話は、御伽噺として世に広まっていた。  うっかり『大災厄』の正体を知った魔術師――ルリアージェ――は、大陸9つの国のうち、3つの国から追われることになる。逃亡生活の邪魔にしかならない絶世の美形を連れた彼女は、徐々に覇権争いに巻き込まれていく。  まさか『大災厄』を飼うことになるなんて―――。  真面目なようで、不真面目なファンタジーが今始まる! 【同時掲載】アルファポリス、カクヨム、エブリスタ、小説家になろう ※2022/05/13  第10回ネット小説大賞、一次選考通過 ※2019年春、エブリスタ長編ファンタジー特集に選ばれました(o´-ω-)o)ペコッ

ツンデレ王子とヤンデレ執事 (旧 安息を求めた婚約破棄(連載版))

あみにあ
恋愛
公爵家の長女として生まれたシャーロット。 学ぶことが好きで、気が付けば皆の手本となる令嬢へ成長した。 だけど突然妹であるシンシアに嫌われ、そしてなぜか自分を嫌っている第一王子マーティンとの婚約が決まってしまった。 窮屈で居心地の悪い世界で、これが自分のあるべき姿だと言い聞かせるレールにそった人生を歩んでいく。 そんなときある夜会で騎士と出会った。 その騎士との出会いに、新たな想いが芽生え始めるが、彼女に選択できる自由はない。 そして思い悩んだ末、シャーロットが導きだした答えとは……。 表紙イラスト:San+様(Twitterアカウント@San_plus_) ※以前、短編にて投稿しておりました「安息を求めた婚約破棄」の連載版となります。短編を読んでいない方にもわかるようになっておりますので、ご安心下さい。 結末は短編と違いがございますので、最後まで楽しんで頂ければ幸いです。 ※毎日更新、全3部構成 全81話。(2020年3月7日21時完結)  ★おまけ投稿中★ ※小説家になろう様でも掲載しております。

【完結】異世界召喚 (聖女)じゃない方でしたがなぜか溺愛されてます

七夜かなた
恋愛
仕事中に突然異世界に転移された、向先唯奈 29歳 どうやら聖女召喚に巻き込まれたらしい。 一緒に召喚されたのはお金持ち女子校の美少女、財前麗。当然誰もが彼女を聖女と認定する。 聖女じゃない方だと認定されたが、国として責任は取ると言われ、取り敢えず王族の家に居候して面倒見てもらうことになった。 居候先はアドルファス・レインズフォードの邸宅。 左顔面に大きな傷跡を持ち、片脚を少し引きずっている。 かつて優秀な騎士だった彼は魔獣討伐の折にその傷を負ったということだった。 今は現役を退き王立学園の教授を勤めているという。 彼の元で帰れる日が来ることを願い日々を過ごすことになった。 怪我のせいで今は女性から嫌厭されているが、元は女性との付き合いも派手な伊達男だったらしいアドルファスから恋人にならないかと迫られて ムーライトノベルでも先行掲載しています。 前半はあまりイチャイチャはありません。 イラストは青ちょびれさんに依頼しました 118話完結です。 ムーライトノベル、ベリーズカフェでも掲載しています。

私、魅了魔法なんて使ってません! なのに冷徹魔道士様の視線が熱すぎるんですけど

紗幸
恋愛
社畜女子だったユイは、気づけば異世界に召喚されていた。 慣れない魔法の世界と貴族社会の中で右往左往しながらも、なんとか穏やかに暮らし始めたある日。 なぜか王立魔道士団の団長カイルが、やたらと家に顔を出すようになる。 氷のように冷静で、美しく、周囲の誰もが一目置く男。 そんな彼が、ある日突然ユイの前で言い放った。 「……俺にかけた魅了魔法を解け」 私、そんな魔法かけてないんですけど!? 穏やかなはずの日々に彼の存在が、ユイの心を少しずつ波立たせていく。 まったりとした日常の中に、時折起こる小さな事件。 人との絆、魔法の力、そして胸の奥に芽生え始めた“想い” 異世界で、ユイは少しずつ——この世界で生きる力と、誰かを想う心を知っていく。 ※タイトルのシーンは7話辺りからになります。 ゆったりと話が進みますが、よろしければお付き合いください。 ※カクヨム様にも投稿しています。

『身長185cmの私が異世界転移したら、「ちっちゃくて可愛い」って言われました!? 〜女神ルミエール様の気まぐれ〜』

透子(とおるこ)
恋愛
身長185cmの女子大生・三浦ヨウコ。 「ちっちゃくて可愛い女の子に、私もなってみたい……」 そんな密かな願望を抱えながら、今日もバイト帰りにクタクタになっていた――はずが! 突然現れたテンションMAXの女神ルミエールに「今度はこの子に決〜めた☆」と宣言され、理由もなく異世界に強制転移!? 気づけば、森の中で虫に囲まれ、何もわからずパニック状態! けれど、そこは“3メートル超えの巨人たち”が暮らす世界で―― 「なんて可憐な子なんだ……!」 ……え、私が“ちっちゃくて可愛い”枠!? これは、背が高すぎて自信が持てなかった女子大生が、異世界でまさかのモテ無双(?)!? ちょっと変わった視点で描く、逆転系・異世界ラブコメ、ここに開幕☆

異世界に落ちて、溺愛されました。

恋愛
満月の月明かりの中、自宅への帰り道に、穴に落ちた私。 落ちた先は異世界。そこで、私を番と話す人に溺愛されました。

ざまぁに失敗したけど辺境伯に溺愛されています

木漏れ日
恋愛
天才魔術師セディが自分の番である『異界渡りの姫』を召喚したとき、16歳の少女奈緒はそれに巻き込まれて、壁外という身分を持たない人々が住む場所に落ちました。 少女は自分を異世界トリップに巻き込んだ『異界渡り姫』に復讐しようとして失敗。なぜかロビン辺境伯は少女も『異界渡りの姫』だと言って溺愛するのですが…… 陰陽の姫シリーズ『図書館の幽霊って私のことですか?』と連動しています。 どちらからお読み頂いても話は通じます。

異世界転移した私と極光竜(オーロラドラゴン)の秘宝

饕餮
恋愛
その日、体調を崩して会社を早退した私は、病院から帰ってくると自宅マンションで父と兄に遭遇した。 話があるというので中へと通し、彼らの話を聞いていた時だった。建物が揺れ、室内が突然光ったのだ。 混乱しているうちに身体が浮かびあがり、気づいたときには森の中にいて……。 そこで出会った人たちに保護されたけれど、彼が大事にしていた髪飾りが飛んできて私の髪にくっつくとなぜかそれが溶けて髪の色が変わっちゃったからさあ大変! どうなっちゃうの?! 異世界トリップしたヒロインと彼女を拾ったヒーローの恋愛と、彼女の父と兄との家族再生のお話。 ★掲載しているファンアートは黒杉くろん様からいただいたもので、くろんさんの許可を得て掲載しています。 ★サブタイトルの後ろに★がついているものは、いただいたファンアートをページの最後に載せています。 ★カクヨム、ツギクルにも掲載しています。

処理中です...