父親からの手紙

留学生と英語と

高校で教師をしている父親の学校に、オーストラリアからの留学生が来たというので、どんな感じだったのか、とＬＩＮＥで尋ねてみると、次のような返信が返ってきた。



先日、勤務する高校にオーストラリアからの６人の短期留学生が来校しました。 ５人は英語の先生のクラスへ配属されましたが、女生徒一人（キャサリンさん）だけが数学の教員である私のクラスへ配属されました。本国で日本語の授業を受けているそうですが、なかなか日本語は通じません。勢い英語で話しかけるのですが、「Ｗｈａｔ？　」と顔をしかめて問い返されるとしりごみしてしまいます。


最終日、私に「あなたは、これまでにどれくらい英語を勉強しましたか？　」、と英語で尋ねられました。中学、高校、大学と合わせて「ｔｅｎ　ｙｅａｒｓ　」と答えると、 １０年も勉強してそれぐらい しか話せないのかという表情で驚いていました。本当は１浪したので１１年間英語とつきあってきたのですが。


今の高校生は高校入試にもヒアリングのテストがあり、こうした海外からの留学生とのふれあいもあり、ＡＬＴ（外国人英語教師）から生きた英語を学ぶことができてうらやましく思います。 


今回の海外からの留学生の受け入れでクラスの生徒も刺激を受けたのですが、私も十分すぎる刺激を受けました。