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魔窟ドミニティ
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魔窟へは1時間程でついた。
このクシュタルの町は近郊に3個の魔窟があり、世界でも屈指の冒険者の町だそうだ。
これから向かう魔窟ドミニティはその中でも一番難易度が優しいそうなのだ。
道中では三人に冒険者の教示を勉強させてもらった。
魔窟にー着くと順番待ちで長蛇の列ができていた。
「俺たちは56階層から始めるから」
説明ではクリアした階層に直接ワープで行けるらしい。
一応レベル1だって言ったんだけど大丈夫かな?
俺が不安な顔をしていると、俺達が守ってやるから安心しろと背中をバシバシ叩かれた。
◆56階層◆
この階層に出現する魔物はオーガ種だ、体格も3m程ありかなり強い。
だが、そのオーガもおっさん達の連携の前では敵ではなかった。
マジで強いんだなこの人達。
俺は町を出る前におっさんたちから渡されたリュックに、魔石やらドロップ品やら詰め込んだ。
荷物持ちって戦わなくて良いなら楽じゃないか。
リンゴ屋の親父め嘘つきやがって。
しばらく進むと、オーガを2匹のトドメをささせてもらいレベルが10になった。
一気に10も上がるとか完全に寄生状態。
おっさんたちに感謝感激雨あられだ。
レベルアップのお陰か重い荷物も軽く持てるようになった。
魔物を鑑定して気が付いたのだが、この世界の魔物にはレベルがない。そして強さはどの個体も種族ごとで同じだ。
レベルは基本ステータスを倍化させるそうなので、魔物にレベルがあったらとても倒せなかったよね。
「ボス部屋だ」
おっさんはそう言うとボス部屋に通じる扉を開けた、ボスはB・オーガロード
いよいよか、ボスもトドメを刺させてくれたらレベルアップガッツリするんだけどな。
念のため、魔物のステータスを鑑定した。
B・オーガロード
名前:ガルバロ
HP3560
MP60
力:520
速:120
知:80
技:120
運:50
基本技能《メインスキル》
棍術A級
怪力A級
突進B
固有技能
咆哮
強い、俺の何倍あるんだ、これ一人だったら即死だったわ。
「よし仕事だ!」
おっさんがそう言うと、仲間の一人が俺の襟首をつかみ、B・オーガローの眼前に投げ捨てた。
「ちょ、なにを……」
投げられ転がった俺は、一人でB・オーガロードに対峙する形になった。すごい形相で俺の足はすくむ。
「悪いな、時間稼ぎに使わせてもらうぜ。うまくいけば助かるだろうよ」
そう言うとパーティーメンバーが呪文を唱える。
B・オーガロードは俺目掛けて金棒を振り下ろした。
その攻撃を避ける為に左に回避行動をしたが、その一撃は俺の右腕と右足をぐちゃぐちゃにした。
「がぁぁぁあ――!!!」
倒れた俺の残りの腕と足も逃げ出さないように金棒で押し潰す。
まるで子供が虫の羽を引きちぎって遊ぶように。
俺の四肢は潰され動けなくなった。
死を覚悟した。
「チェインバインド」
その時、パーティーメンバーの魔法使いの魔法が完成してB・オーガロードを金属の鎖が締め上げる。 残りのメンバーもそれを合図にB・オーガロードに斬りかかる、身動きのできない魔物はわずか数分で沈黙した。
「助けて……」
俺はおっさんに助けを求めたが、そんな俺に見向きもせずB・オーガロードの魔石を抜き取ると俺のリュックをもってボス部屋を去っていった。
辺りが静寂に包まれる。
今まで戦闘があったのが嘘のように静かだ。
なんでだよ! 俺がなにか悪いことしたのか? いやだ、死にたくない、死にたくない、シニタクナイ。
そのとき、俺の前にあの表示が現れた。
"人間をやめる?"
yes/no
人間を止めるか……。
良いだろう、やめてやるよ。
この状況をなんとかできるなら、人間なんか!
やめてやる!
俺は迷わずyesを選択した。
"素材B・オーガロード"
空中に俺とB・オーガロードのワイヤーフレームモデルが現れた。
"おすすめ機能を使いますか?"
yes/no
yesだ!
ワイヤーフレームモデルの俺の欠損した肉体にB・オーガロードのパーツが移動する。
サイズはそのまま縮小された感じだ。
その他にも体の大部分をB・オーガロードのパーツが入れ替わる。
B・オーガロードは消え失せ、その瞬間俺の手足は生まれ変わった。
見た目は今までと変わらない人間の体だ。
能力数値で現在の強さを確認した。
名前:カオス
LV10
Age:24
職業:
HP35600(3560)
MP600(60)
力:5200(520)
速:1200(120)
知:150(15)
技:1200(120)
運:10(1)
基本技能
特殊技能
固有技能
・部位交換
・咆哮
どういう事だ?
この数値じゃB・オーガロードの10倍もあるじゃないか。
レベルは基本数値の倍数、つまり、体の大部分をB・オーガロードと置き換えたことで、俺の基本値がB・オーガロードと同じになったってことか?
つまり魔物がレベルを手に入れたってことじゃないか。
俺の身体が魔物に変わったせいかあの三人に対しての怒りが急激に湧き上がる。
「復讐してやる!」
B・オーガロードの金棒を持つと、三人が出た出口に向かい後を追いかける。
三人は出てすぐのところで回復の為に休憩していた。あいつらが気がつくより先に咆哮で動きを止めた。
そのままB・オーガロードの金棒で一人を叩き潰し、もう一人は頭に蹴りを入れたら首と胴体がお別れしてしまった。
「よう 、おっさん! 嵌めた奴に命を握られる気分はどんなだ?」
おっさんは小便を漏らし、震え怯える。
金棒でおっさんの四肢を飛ばすと髪の毛を引っ張り壁に立て掛け、周りの壁を破壊して小石を100個ほど作りおっさんの前に置く。
「これから何をするか分かるか?」
「たすけてください……。すみませんでした、許してください」
俺がしようとすることを察したのか、おっさんは弱々しい声で命乞いをしだしたが聞く耳などない。
じわじわと死がせまる苦しみを味わうが良い。
おっさんの命乞いを無視して石を死なない程度の力で投げつけた。
のたうち回るが逃げることはできない、50回くらい石を投げた頃にはピクリともしなくなった、たぶん絶命していたのだろうがお構い無しに石を投げた。
復讐を終えても、気分はまだ収まらない人間やめたせいかな?
人間をやめたか……。
そうだな、折角だしこの魔窟の魔物を狩りまくって更に人間をやめてやるか。
俺は新たな部位を求めて深部へと歩を進めた。
このクシュタルの町は近郊に3個の魔窟があり、世界でも屈指の冒険者の町だそうだ。
これから向かう魔窟ドミニティはその中でも一番難易度が優しいそうなのだ。
道中では三人に冒険者の教示を勉強させてもらった。
魔窟にー着くと順番待ちで長蛇の列ができていた。
「俺たちは56階層から始めるから」
説明ではクリアした階層に直接ワープで行けるらしい。
一応レベル1だって言ったんだけど大丈夫かな?
俺が不安な顔をしていると、俺達が守ってやるから安心しろと背中をバシバシ叩かれた。
◆56階層◆
この階層に出現する魔物はオーガ種だ、体格も3m程ありかなり強い。
だが、そのオーガもおっさん達の連携の前では敵ではなかった。
マジで強いんだなこの人達。
俺は町を出る前におっさんたちから渡されたリュックに、魔石やらドロップ品やら詰め込んだ。
荷物持ちって戦わなくて良いなら楽じゃないか。
リンゴ屋の親父め嘘つきやがって。
しばらく進むと、オーガを2匹のトドメをささせてもらいレベルが10になった。
一気に10も上がるとか完全に寄生状態。
おっさんたちに感謝感激雨あられだ。
レベルアップのお陰か重い荷物も軽く持てるようになった。
魔物を鑑定して気が付いたのだが、この世界の魔物にはレベルがない。そして強さはどの個体も種族ごとで同じだ。
レベルは基本ステータスを倍化させるそうなので、魔物にレベルがあったらとても倒せなかったよね。
「ボス部屋だ」
おっさんはそう言うとボス部屋に通じる扉を開けた、ボスはB・オーガロード
いよいよか、ボスもトドメを刺させてくれたらレベルアップガッツリするんだけどな。
念のため、魔物のステータスを鑑定した。
B・オーガロード
名前:ガルバロ
HP3560
MP60
力:520
速:120
知:80
技:120
運:50
基本技能《メインスキル》
棍術A級
怪力A級
突進B
固有技能
咆哮
強い、俺の何倍あるんだ、これ一人だったら即死だったわ。
「よし仕事だ!」
おっさんがそう言うと、仲間の一人が俺の襟首をつかみ、B・オーガローの眼前に投げ捨てた。
「ちょ、なにを……」
投げられ転がった俺は、一人でB・オーガロードに対峙する形になった。すごい形相で俺の足はすくむ。
「悪いな、時間稼ぎに使わせてもらうぜ。うまくいけば助かるだろうよ」
そう言うとパーティーメンバーが呪文を唱える。
B・オーガロードは俺目掛けて金棒を振り下ろした。
その攻撃を避ける為に左に回避行動をしたが、その一撃は俺の右腕と右足をぐちゃぐちゃにした。
「がぁぁぁあ――!!!」
倒れた俺の残りの腕と足も逃げ出さないように金棒で押し潰す。
まるで子供が虫の羽を引きちぎって遊ぶように。
俺の四肢は潰され動けなくなった。
死を覚悟した。
「チェインバインド」
その時、パーティーメンバーの魔法使いの魔法が完成してB・オーガロードを金属の鎖が締め上げる。 残りのメンバーもそれを合図にB・オーガロードに斬りかかる、身動きのできない魔物はわずか数分で沈黙した。
「助けて……」
俺はおっさんに助けを求めたが、そんな俺に見向きもせずB・オーガロードの魔石を抜き取ると俺のリュックをもってボス部屋を去っていった。
辺りが静寂に包まれる。
今まで戦闘があったのが嘘のように静かだ。
なんでだよ! 俺がなにか悪いことしたのか? いやだ、死にたくない、死にたくない、シニタクナイ。
そのとき、俺の前にあの表示が現れた。
"人間をやめる?"
yes/no
人間を止めるか……。
良いだろう、やめてやるよ。
この状況をなんとかできるなら、人間なんか!
やめてやる!
俺は迷わずyesを選択した。
"素材B・オーガロード"
空中に俺とB・オーガロードのワイヤーフレームモデルが現れた。
"おすすめ機能を使いますか?"
yes/no
yesだ!
ワイヤーフレームモデルの俺の欠損した肉体にB・オーガロードのパーツが移動する。
サイズはそのまま縮小された感じだ。
その他にも体の大部分をB・オーガロードのパーツが入れ替わる。
B・オーガロードは消え失せ、その瞬間俺の手足は生まれ変わった。
見た目は今までと変わらない人間の体だ。
能力数値で現在の強さを確認した。
名前:カオス
LV10
Age:24
職業:
HP35600(3560)
MP600(60)
力:5200(520)
速:1200(120)
知:150(15)
技:1200(120)
運:10(1)
基本技能
特殊技能
固有技能
・部位交換
・咆哮
どういう事だ?
この数値じゃB・オーガロードの10倍もあるじゃないか。
レベルは基本数値の倍数、つまり、体の大部分をB・オーガロードと置き換えたことで、俺の基本値がB・オーガロードと同じになったってことか?
つまり魔物がレベルを手に入れたってことじゃないか。
俺の身体が魔物に変わったせいかあの三人に対しての怒りが急激に湧き上がる。
「復讐してやる!」
B・オーガロードの金棒を持つと、三人が出た出口に向かい後を追いかける。
三人は出てすぐのところで回復の為に休憩していた。あいつらが気がつくより先に咆哮で動きを止めた。
そのままB・オーガロードの金棒で一人を叩き潰し、もう一人は頭に蹴りを入れたら首と胴体がお別れしてしまった。
「よう 、おっさん! 嵌めた奴に命を握られる気分はどんなだ?」
おっさんは小便を漏らし、震え怯える。
金棒でおっさんの四肢を飛ばすと髪の毛を引っ張り壁に立て掛け、周りの壁を破壊して小石を100個ほど作りおっさんの前に置く。
「これから何をするか分かるか?」
「たすけてください……。すみませんでした、許してください」
俺がしようとすることを察したのか、おっさんは弱々しい声で命乞いをしだしたが聞く耳などない。
じわじわと死がせまる苦しみを味わうが良い。
おっさんの命乞いを無視して石を死なない程度の力で投げつけた。
のたうち回るが逃げることはできない、50回くらい石を投げた頃にはピクリともしなくなった、たぶん絶命していたのだろうがお構い無しに石を投げた。
復讐を終えても、気分はまだ収まらない人間やめたせいかな?
人間をやめたか……。
そうだな、折角だしこの魔窟の魔物を狩りまくって更に人間をやめてやるか。
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