1 / 25
プロローグ
零話
しおりを挟む
この世界には5つのダンジョンがある。
一つは塔型のダンジョン【タワー】。
一つは洞窟型のダンジョン【ケイブ】。
一つは迷宮型のダンジョン【ラビリンス】。
一つは森型のダンジョン【フォレスト】。
一つは天空島型のダンジョン【スカイ】。
それらダンジョンは古に宇宙人が作ったと言い伝えられている。
そして、そのダンジョンの殆どがどこかの国の所有地だったり、どこかのギルドの所有地だったりする。
ギルドとは冒険者が集う組織で、中には国に匹敵するような規模のものもある。
そんなギルドに集う冒険者たちは、各ダンジョンで特有の呼ばれ方をされていた。
スカイでは、空の上のダンジョンへ特殊なジャンプで向かうことから【ジャンパー】と呼ばれ。
フォレストでは、その森の中を連なって移動する姿から【ウォーカー】と呼ばれ。
ラビリンスでは、迷宮に迷い込むことから【ロストマン】と呼ばれ。
ケイブでは、一度入ると汚れて出てくる姿から【クリーナー】と呼ばれ。
タワーでは、ダンジョンから帰還する時に大勢が落下傘で飛び降りることから【ダイバー】と呼ばれている。
タワーやケイブの周辺には建物が次々に建てられて、ダンジョンと街が一体化している。
フォレストやラビリンスでは、その周辺の国の許可を得なければ入ることすらできない。
スカイは、唯一誰でも入れるが、難易度は最高峰で、今のところ誰かがスカイへ入っているとすぐに周知されるほどに誰も近寄らない。
そんなダンジョンの一つ、タワーの傍に広大な土地を所有する貴族がいた。
名前はタルトン、その土地の殆どが農地であり、農夫に貸し出して収益の半分を利益として受け取っている。
収益の半分と言われてば法外な額だと思うかもしれないが、収穫した農作物を販売してでた利益分の半分と考えれば、生きていけるし、のし上がることも可能な取り分として周知されていた。
レイナルド家、彼らもダルトンから土地を借りて、二代に亘って農家として生計を立てていた。そんなレイナルド家の主、カイザル・レイナルドは三十六歳にして土地を拡張した。
もちろん勝算のある拡張ではあった。彼自身が生きていればの話だ。
「故カイザル・レイナルドは、不慮な事故により他界した」
タワーでは時々、ダンジョン内のモンスターが、その横穴などから外へ出てしまい、下界の街へ落下してくることがあった。
そんな事故とも言える出来事に、卸目的で街へ来ていたカイザルは巻き込まれてしまう。
「だが、契約は故人ではなく、その家族が受け継ぐことになる」
残されたのは、母一人と子が三人、それに、広大な農地と従業員だった。
「お兄ちゃん、どうしてお父さんは起きないの?」
次女、ネテル・レイナルド七歳。
「父さんは死んだんだよネテル、ね、そうだよね?お兄ちゃん」
長女、メイネ・レイナルド十歳。
「……そうだよ、もう働かなくていいんだよ、父さんは」
長男、カイネル・レイナルド十四歳。
そして、墓の前で泣き崩れる母、マリア・レイナルド三十歳。
マリアはその日から家族を守るためにまず従業員を解雇した。
退職金を四人分払い、手持ちの蓄えを失うと、土地も購入したものをそのまま返して、借金を半分にまで減らした。
それから彼女は必死に働いた。働いて働いて、カイネルも手伝っていたが、とうとう彼女は重い病気にかかってしまう。
「原因不明の病気ですね……残念ですが、この病気を治せる薬もスキルもありません」
マリアは絶望した。子どもも幼い、その上頼りになる者が近くにいない。
「カイネル、ごめんね、お母さんもうまともに働けないみたい」
「大丈夫だよ母さん!ボクに任せてよ!」
カイネルには、父から受け継いだある意味一番この世界で大切なものを持っていた。
「まずは農具を全部売ろう!お家も農地も全部だ!」
カイネルは農具全て質に入れ、農地も返納し生まれ育った家も売った。
得たお金で街はずれの静かな場所にある古い古民家を買い付け、彼はまず住む家を整えた。
レイナルド家で働くことができるのは、もはや自分しかいないと分かっていた彼は、母に内緒である決断をする。
「ダイバーになる!ボクがダイバーになってお金を稼ぐんだ!」
彼はそう思い立つと直ぐに、街の管理をするギルド協会傘下のギルドに入ろうと考えた。
「ギルドに入りたい?ならスキルを見せな……こいつはだめだな帰んなボウズ」
カイネルはそう言われて最初のギルドにはそう言って断られた。
だが、彼はすぐに別のギルドに顔を出して、頭を下げて入会を頼む。しかし、彼のスキルはある意味で戦闘向きではなかった。
「キミがギルドに?スキルは?……だめね。このスキルを持ってちゃどこも入れないと思うわよ」
彼のスキルは鑑定時に赤く表示されることからレッドスキルと称され、主にパーティーにマイナスな効果を付与するものばかりで、そのスキルを持っている者がギルドに入れることはまずないというのがこの世界の常識だった。
「うちは子どもの冒険者も少なくないけどね、このスキルはだめだね、絶対に冒険者にはなれないと思うよ」
絶対に冒険者にはなれない――そう言われてもカイネルは諦めなかった。
「お願いします!頑張って働きます!お願いし――ぐっ」
蹴り飛ばされた後、その身に浴びせられた言葉は、慈悲すらない事実だった。
「テメーのスキルは仲間に迷惑かけるんだよ!ダイバーになりたいってんなら、ノラにでもなるんだな!」
ダイバーはギルドに入って仲間を作り、ダンジョンへ挑むのが普通で、それが何らかの形でできない人間がノラと呼ばれて孤独に一人ダンジョンへと挑む。
子どもが一人でダンジョンへ挑む時点で無茶だというものなのに、さらにパーティーを組まず一人でなんて無謀だと普通なら思うはずだ。
「……ノラ、そうか!一人でもダイバーにはなれるんだ!」
彼が父から受け継いだものは、この楽観的なまでの諦めの悪さだ。
ギルドに入るのは利点があり、その一つが給与でもう一つが装備一式の支給である。
剣・槍・斧・弓といった武器や、楯・胸当て・籠手・脛当て等の防具。
それにタワーから飛び降りる為の落下傘、通称【タコ】がタダで手に入る。
しかし、ノラはそれらを実費でそろえなければならない。
カイネルは父の友人で知り合いのブラックスミスのダイルに頼んで格安でそれらを購入することを考えた。
「おん?カイネルじゃねえかどうした?まさか!マリアの容態でも」
「違うよおじさん、今日は買い物に来たんだ」
格安と言っても借金を返して、当面の生活費を除いた額しかない彼は、胸当てと小さい楯、そしてショートソードを一本身に着けることしかできなかった。
「中古だが、元は十倍の値段だった奴だ、だけどな、ダイバーなんてやめときな、カイザルだってきっとそう言うぜ」
ダイルの言葉に彼は笑みでこう言う。
「大丈夫!何とかなるよ!おじさん」
その楽観的な言葉に、ダイルは一層心配そうな表情をした。
そうして、カイネルがダイバーとして初めて目にするタワーは、雲を突き抜けて全貌が窺えなかった。
農夫の息子であるカイネルは、タワーを見ても今までは関係のないただの建造物だったのに、いざダイバーとして目の前に立つと、その迫力に脚が棒のようになってしまう感覚に襲われていた。
「大丈夫、何とかなる」
次々にタワーの入り口であるゲートへダイバーたちがぞろぞろと入って行き、流れに混ざるようにカイネルの体も前へと進む。
初心者丸出しのカイネルを見て笑うダイバーもいた。
ワクワクもドキドキもない、期待もしていない。
ただもう彼は立ち止まることはできない。
ゲートをくぐった瞬間から、彼は冒険者――いや。
「今日からボクはダイバーだ!」
カイネル・レイナルド。
職業。
冒険者【ダイバー】。
一つは塔型のダンジョン【タワー】。
一つは洞窟型のダンジョン【ケイブ】。
一つは迷宮型のダンジョン【ラビリンス】。
一つは森型のダンジョン【フォレスト】。
一つは天空島型のダンジョン【スカイ】。
それらダンジョンは古に宇宙人が作ったと言い伝えられている。
そして、そのダンジョンの殆どがどこかの国の所有地だったり、どこかのギルドの所有地だったりする。
ギルドとは冒険者が集う組織で、中には国に匹敵するような規模のものもある。
そんなギルドに集う冒険者たちは、各ダンジョンで特有の呼ばれ方をされていた。
スカイでは、空の上のダンジョンへ特殊なジャンプで向かうことから【ジャンパー】と呼ばれ。
フォレストでは、その森の中を連なって移動する姿から【ウォーカー】と呼ばれ。
ラビリンスでは、迷宮に迷い込むことから【ロストマン】と呼ばれ。
ケイブでは、一度入ると汚れて出てくる姿から【クリーナー】と呼ばれ。
タワーでは、ダンジョンから帰還する時に大勢が落下傘で飛び降りることから【ダイバー】と呼ばれている。
タワーやケイブの周辺には建物が次々に建てられて、ダンジョンと街が一体化している。
フォレストやラビリンスでは、その周辺の国の許可を得なければ入ることすらできない。
スカイは、唯一誰でも入れるが、難易度は最高峰で、今のところ誰かがスカイへ入っているとすぐに周知されるほどに誰も近寄らない。
そんなダンジョンの一つ、タワーの傍に広大な土地を所有する貴族がいた。
名前はタルトン、その土地の殆どが農地であり、農夫に貸し出して収益の半分を利益として受け取っている。
収益の半分と言われてば法外な額だと思うかもしれないが、収穫した農作物を販売してでた利益分の半分と考えれば、生きていけるし、のし上がることも可能な取り分として周知されていた。
レイナルド家、彼らもダルトンから土地を借りて、二代に亘って農家として生計を立てていた。そんなレイナルド家の主、カイザル・レイナルドは三十六歳にして土地を拡張した。
もちろん勝算のある拡張ではあった。彼自身が生きていればの話だ。
「故カイザル・レイナルドは、不慮な事故により他界した」
タワーでは時々、ダンジョン内のモンスターが、その横穴などから外へ出てしまい、下界の街へ落下してくることがあった。
そんな事故とも言える出来事に、卸目的で街へ来ていたカイザルは巻き込まれてしまう。
「だが、契約は故人ではなく、その家族が受け継ぐことになる」
残されたのは、母一人と子が三人、それに、広大な農地と従業員だった。
「お兄ちゃん、どうしてお父さんは起きないの?」
次女、ネテル・レイナルド七歳。
「父さんは死んだんだよネテル、ね、そうだよね?お兄ちゃん」
長女、メイネ・レイナルド十歳。
「……そうだよ、もう働かなくていいんだよ、父さんは」
長男、カイネル・レイナルド十四歳。
そして、墓の前で泣き崩れる母、マリア・レイナルド三十歳。
マリアはその日から家族を守るためにまず従業員を解雇した。
退職金を四人分払い、手持ちの蓄えを失うと、土地も購入したものをそのまま返して、借金を半分にまで減らした。
それから彼女は必死に働いた。働いて働いて、カイネルも手伝っていたが、とうとう彼女は重い病気にかかってしまう。
「原因不明の病気ですね……残念ですが、この病気を治せる薬もスキルもありません」
マリアは絶望した。子どもも幼い、その上頼りになる者が近くにいない。
「カイネル、ごめんね、お母さんもうまともに働けないみたい」
「大丈夫だよ母さん!ボクに任せてよ!」
カイネルには、父から受け継いだある意味一番この世界で大切なものを持っていた。
「まずは農具を全部売ろう!お家も農地も全部だ!」
カイネルは農具全て質に入れ、農地も返納し生まれ育った家も売った。
得たお金で街はずれの静かな場所にある古い古民家を買い付け、彼はまず住む家を整えた。
レイナルド家で働くことができるのは、もはや自分しかいないと分かっていた彼は、母に内緒である決断をする。
「ダイバーになる!ボクがダイバーになってお金を稼ぐんだ!」
彼はそう思い立つと直ぐに、街の管理をするギルド協会傘下のギルドに入ろうと考えた。
「ギルドに入りたい?ならスキルを見せな……こいつはだめだな帰んなボウズ」
カイネルはそう言われて最初のギルドにはそう言って断られた。
だが、彼はすぐに別のギルドに顔を出して、頭を下げて入会を頼む。しかし、彼のスキルはある意味で戦闘向きではなかった。
「キミがギルドに?スキルは?……だめね。このスキルを持ってちゃどこも入れないと思うわよ」
彼のスキルは鑑定時に赤く表示されることからレッドスキルと称され、主にパーティーにマイナスな効果を付与するものばかりで、そのスキルを持っている者がギルドに入れることはまずないというのがこの世界の常識だった。
「うちは子どもの冒険者も少なくないけどね、このスキルはだめだね、絶対に冒険者にはなれないと思うよ」
絶対に冒険者にはなれない――そう言われてもカイネルは諦めなかった。
「お願いします!頑張って働きます!お願いし――ぐっ」
蹴り飛ばされた後、その身に浴びせられた言葉は、慈悲すらない事実だった。
「テメーのスキルは仲間に迷惑かけるんだよ!ダイバーになりたいってんなら、ノラにでもなるんだな!」
ダイバーはギルドに入って仲間を作り、ダンジョンへ挑むのが普通で、それが何らかの形でできない人間がノラと呼ばれて孤独に一人ダンジョンへと挑む。
子どもが一人でダンジョンへ挑む時点で無茶だというものなのに、さらにパーティーを組まず一人でなんて無謀だと普通なら思うはずだ。
「……ノラ、そうか!一人でもダイバーにはなれるんだ!」
彼が父から受け継いだものは、この楽観的なまでの諦めの悪さだ。
ギルドに入るのは利点があり、その一つが給与でもう一つが装備一式の支給である。
剣・槍・斧・弓といった武器や、楯・胸当て・籠手・脛当て等の防具。
それにタワーから飛び降りる為の落下傘、通称【タコ】がタダで手に入る。
しかし、ノラはそれらを実費でそろえなければならない。
カイネルは父の友人で知り合いのブラックスミスのダイルに頼んで格安でそれらを購入することを考えた。
「おん?カイネルじゃねえかどうした?まさか!マリアの容態でも」
「違うよおじさん、今日は買い物に来たんだ」
格安と言っても借金を返して、当面の生活費を除いた額しかない彼は、胸当てと小さい楯、そしてショートソードを一本身に着けることしかできなかった。
「中古だが、元は十倍の値段だった奴だ、だけどな、ダイバーなんてやめときな、カイザルだってきっとそう言うぜ」
ダイルの言葉に彼は笑みでこう言う。
「大丈夫!何とかなるよ!おじさん」
その楽観的な言葉に、ダイルは一層心配そうな表情をした。
そうして、カイネルがダイバーとして初めて目にするタワーは、雲を突き抜けて全貌が窺えなかった。
農夫の息子であるカイネルは、タワーを見ても今までは関係のないただの建造物だったのに、いざダイバーとして目の前に立つと、その迫力に脚が棒のようになってしまう感覚に襲われていた。
「大丈夫、何とかなる」
次々にタワーの入り口であるゲートへダイバーたちがぞろぞろと入って行き、流れに混ざるようにカイネルの体も前へと進む。
初心者丸出しのカイネルを見て笑うダイバーもいた。
ワクワクもドキドキもない、期待もしていない。
ただもう彼は立ち止まることはできない。
ゲートをくぐった瞬間から、彼は冒険者――いや。
「今日からボクはダイバーだ!」
カイネル・レイナルド。
職業。
冒険者【ダイバー】。
0
あなたにおすすめの小説
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
【完結】無能と婚約破棄された令嬢、辺境で最強魔導士として覚醒しました
東野あさひ
ファンタジー
無能の烙印、婚約破棄、そして辺境追放――。でもそれ、全部“勘違い”でした。
王国随一の名門貴族令嬢ノクティア・エルヴァーンは、魔力がないと断定され、婚約を破棄されて辺境へと追放された。
だが、誰も知らなかった――彼女が「古代魔術」の適性を持つ唯一の魔導士であることを。
行き着いた先は魔物の脅威に晒されるグランツ砦。
冷徹な司令官カイラスとの出会いをきっかけに、彼女の眠っていた力が次第に目を覚まし始める。
無能令嬢と嘲笑された少女が、辺境で覚醒し、最強へと駆け上がる――!
王都の者たちよ、見ていなさい。今度は私が、あなたたちを見下ろす番です。
これは、“追放令嬢”が辺境から世界を変える、痛快ざまぁ×覚醒ファンタジー。
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
第5皇子に転生した俺は前世の医学と知識や魔法を使い世界を変える。
黒ハット
ファンタジー
前世は予防医学の専門の医者が飛行機事故で結婚したばかりの妻と亡くなり異世界の帝国の皇帝の5番目の子供に転生する。子供の生存率50%という文明の遅れた世界に転生した主人公が前世の知識と魔法を使い乱世の世界を戦いながら前世の奥さんと巡り合い世界を変えて行く。
義妹の嫌がらせで、子持ち男性と結婚する羽目になりました。義理の娘に嫌われることも覚悟していましたが、本当の家族を手に入れることができました。
石河 翠
ファンタジー
義母と義妹の嫌がらせにより、子持ち男性の元に嫁ぐことになった主人公。夫になる男性は、前妻が残した一人娘を可愛がっており、新しい子どもはいらないのだという。
実家を出ても、自分は家族を持つことなどできない。そう思っていた主人公だが、娘思いの男性と素直になれないわがままな義理の娘に好感を持ち、少しずつ距離を縮めていく。
そんなある日、死んだはずの前妻が屋敷に現れ、主人公を追い出そうとしてきた。前妻いわく、血の繋がった母親の方が、継母よりも価値があるのだという。主人公が言葉に詰まったその時……。
血の繋がらない母と娘が家族になるまでのお話。
この作品は、小説家になろうおよびエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、管澤捻さまに描いていただきました。
貧乏神と呼ばれて虐げられていた私でしたが、お屋敷を追い出されたあとは幼馴染のお兄様に溺愛されています
柚木ゆず
恋愛
「シャーリィっ、なにもかもお前のせいだ! この貧乏神め!!」
私には生まれつき周りの金運を下げてしまう体質があるとされ、とても裕福だったフェルティール子爵家の総資産を3分の1にしてしまった元凶と言われ続けました。
その体質にお父様達が気付いた8歳の時から――10年前から私の日常は一変し、物置部屋が自室となって社交界にも出してもらえず……。ついには今日、一切の悪影響がなく家族の縁を切れるタイミングになるや、私はお屋敷から追い出されてしまいました。
ですが、そんな私に――
「大丈夫、何も心配はいらない。俺と一緒に暮らそう」
ワズリエア子爵家の、ノラン様。大好きな幼馴染のお兄様が、手を差し伸べてくださったのでした。
聖女の力を妹に奪われ魔獣の森に捨てられたけど、何故か懐いてきた白狼(実は呪われた皇帝陛下)のブラッシング係に任命されました
AK
恋愛
「--リリアナ、貴様との婚約は破棄する! そして妹の功績を盗んだ罪で、この国からの追放を命じる!」
公爵令嬢リリアナは、腹違いの妹・ミナの嘘によって「偽聖女」の汚名を着せられ、婚約者の第二王子からも、実の父からも絶縁されてしまう。 身一つで放り出されたのは、凶暴な魔獣が跋扈する北の禁足地『帰らずの魔の森』。
死を覚悟したリリアナが出会ったのは、伝説の魔獣フェンリル——ではなく、呪いによって巨大な白狼の姿になった隣国の皇帝・アジュラ四世だった!
人間には効果が薄いが、動物に対しては絶大な癒やし効果を発揮するリリアナの「聖女の力」。 彼女が何気なく白狼をブラッシングすると、苦しんでいた皇帝の呪いが解け始め……?
「余の呪いを解くどころか、極上の手触りで撫でてくるとは……。貴様、責任を取って余の専属ブラッシング係になれ」
こうしてリリアナは、冷徹と恐れられる氷の皇帝(中身はツンデレもふもふ)に拾われ、帝国で溺愛されることに。 豪華な離宮で美味しい食事に、最高のもふもふタイム。虐げられていた日々が嘘のような幸せスローライフが始まる。
一方、本物の聖女を追放してしまった祖国では、妹のミナが聖女の力を発揮できず、大地が枯れ、疫病が蔓延し始めていた。 元婚約者や父が慌ててミレイユを連れ戻そうとするが、時すでに遅し。 「私の主人は、この可愛い狼様(皇帝陛下)だけですので」 これは、すべてを奪われた令嬢が、最強のパートナーを得て幸せになり、自分を捨てた者たちを見返す逆転の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる