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本編
第8話 アーリア登場
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日が昇る前に出発する。
「悪いね、みんな。何だか無性に、嫌な予感がするんだ」
と、レオン殿下が言ったから。
恐らく、アーリアの覚醒イベントが起きるんだろうと思う。
【アーリア覚醒イベント(ゲームでは)】
辺鄙な村の近くにある森で、薬草を摘んでいたアーリアは、近付く魔物の気配に気付かなかった。間近にまで迫った時、魔物が草を踏む音を聞き振り返るアーリア。恐怖で叫び声を上げ逃げたが、直ぐに追いつかれ魔物に押し倒される。殺されると思った瞬間に、レオンが現れ助け出される……が、アーリアを助ける時に傷を負ってしまう。何とか魔物を倒したが、レオンの傷は深く意識が、混濁していた。自分の為に傷を負ったレオンを助けたいと、アーリアが強く思った時、能力が覚醒し「癒・中」が「癒・大」に進化した。
とイベント内容は、こんな感じだったかな?
でも、ゲーム内では騎士団長や副団長が付いてくるなんて書いてなかったけどなぁ。
私が転生し、城に行ったことで物語が大きく変わっちゃったのかな?
でも、こういうのって強制力で修正されるって聞いた事あるしなぁ。
う~ん?
まぁいっか、なるようになるでしょ!
ベン村に続く森に入ると、叫び声が聞こえた。ジークベルト様が副団長に指示し、森の中に入っていった。
レオン様を残したまま……
あれ?イベント……は?
まぁでも確かに、レオン様は王太子…怪我するかも知れないのに行かせるわけないよねぇ。少し考えれば分かる事だったわ。
じゃぁ、イベントは?
アーリア覚醒しないの?!
レオンを癒すために能力覚醒するんじゃ……
シュリは知らなかったけれど、アーリアは既に「癒・大」の能力を持っていた。
つまり、覚醒済みだったのだ。
※※※※※
「う~ん、困ったわね……「天翼と黒竜の花嫁」の世界で私がヒロインなのは、分かるけど、イベント……」
私の名はアーリア!
前世は女子高生で、琴子って名前だったわ。自分で言うのもなんだけど、凄く可愛かったのよ?
だから、私は選び放題だった……え?何がって?…男に決まってるでしょ?!男の方から擦り寄ってきてさぁ。まぁ私は、イケメンしか遊ばなかったけど。
それでぇ、ここは私が唯一遊んだ「天翼と黒竜の花嫁」の世界。それで、私はヒロインに転生したの!それが分かった時、超嬉しかったんだぁ。
だってさ、レオンはイケメンだし、グレイグやジークは体格良くて、あっちの方が激しそうじゃない?ゲームではスチルしか知らなかったけど、実際経験してみたいわよねぇ。
どんだけ激しいのかしら……やだ、想像したら疼いちゃうわ。
シルヴァンはスキル「魅・魔」が凄いし、これ使われると、媚薬のような効果があるらしいのよねぇ。使われてみたいわぁ!ルーファスもイケメンだし!
これは絶対ハーレムEND狙うべきでしょ!
隠しキャラやサブキャラも出して、全員とヤリまくるんだぁ!
だって、アーリアの胸が大きいって事は、ここはR18の世界って事でしょ?
うふふ、全員落として、関係持ってやるぅ!
……って意気込んでたのに、あっさり覚醒しちゃうし、イベントどうなったのよ!レオンに会えなくなっちゃうじゃない!
仕方ないからイベントまで、村の男達と遊んだけど、あっちの方は全然ダメだったわ。
そんな時、村長に呼び出され、私が聖女候補として王都に招請されたと聞かされた。
来たわ、イベント!
日にちを聞かされ、その日に敢えて森に入ったの、魔物がいると聞かされてたけど、レオンに助けて貰えるからね!
それで、レオンを癒せばイベント完了でしょ?覚醒はしないけどさ
魔物に押し倒されて、さぁ来いレオン!って思ったのに、来たのはジークだったわ。
あれ?なんで?
ジークが強すぎて、怪我しないし……どうなってんの?
「お前は村の者か?」
放心状態でボーっとしてたら、ジークに声をかけられた。
「あ、アーリアと……」
名乗ると、ジークが馬から降りて、私を抱き上げ馬に乗せた。
「聖女候補か……」
「あ、あの貴方は」
「ジークベルトだ」
軽く走らせると豪華な馬車が見えてきた。
騎士が周りを守ってて、馬車の後ろには使用人らしき人が立っていた。
「ジークベルト、大丈夫か?」
「あぁ」
「彼女は?」
「聖女候補だそうです」
「アーリアと申しますぅ」
ひゃあああ!
本物のレオン格好いい!!やだ!立ち絵やスチルと全然違う!抱かれたいわぁ!
めっちゃ可愛い仕草で胸を強調しつつ、挨拶をすると物凄くいい笑顔で「そうか、じゃ村長宅まで案内してくれ」と言われた。
あああ、素敵ぃ!
そう思ってたのに、馬車の後ろにいた一人の女が変な顔でこっちを見ていた。
何よ?あの女……生意気。
シルヴァンが傍に来て挨拶をしたので、私も返すと笑顔が凍った気がした。
(ん?)
気の所為……よね?
ああ、楽しみだなぁ。
ヒロイン最高~!!
「悪いね、みんな。何だか無性に、嫌な予感がするんだ」
と、レオン殿下が言ったから。
恐らく、アーリアの覚醒イベントが起きるんだろうと思う。
【アーリア覚醒イベント(ゲームでは)】
辺鄙な村の近くにある森で、薬草を摘んでいたアーリアは、近付く魔物の気配に気付かなかった。間近にまで迫った時、魔物が草を踏む音を聞き振り返るアーリア。恐怖で叫び声を上げ逃げたが、直ぐに追いつかれ魔物に押し倒される。殺されると思った瞬間に、レオンが現れ助け出される……が、アーリアを助ける時に傷を負ってしまう。何とか魔物を倒したが、レオンの傷は深く意識が、混濁していた。自分の為に傷を負ったレオンを助けたいと、アーリアが強く思った時、能力が覚醒し「癒・中」が「癒・大」に進化した。
とイベント内容は、こんな感じだったかな?
でも、ゲーム内では騎士団長や副団長が付いてくるなんて書いてなかったけどなぁ。
私が転生し、城に行ったことで物語が大きく変わっちゃったのかな?
でも、こういうのって強制力で修正されるって聞いた事あるしなぁ。
う~ん?
まぁいっか、なるようになるでしょ!
ベン村に続く森に入ると、叫び声が聞こえた。ジークベルト様が副団長に指示し、森の中に入っていった。
レオン様を残したまま……
あれ?イベント……は?
まぁでも確かに、レオン様は王太子…怪我するかも知れないのに行かせるわけないよねぇ。少し考えれば分かる事だったわ。
じゃぁ、イベントは?
アーリア覚醒しないの?!
レオンを癒すために能力覚醒するんじゃ……
シュリは知らなかったけれど、アーリアは既に「癒・大」の能力を持っていた。
つまり、覚醒済みだったのだ。
※※※※※
「う~ん、困ったわね……「天翼と黒竜の花嫁」の世界で私がヒロインなのは、分かるけど、イベント……」
私の名はアーリア!
前世は女子高生で、琴子って名前だったわ。自分で言うのもなんだけど、凄く可愛かったのよ?
だから、私は選び放題だった……え?何がって?…男に決まってるでしょ?!男の方から擦り寄ってきてさぁ。まぁ私は、イケメンしか遊ばなかったけど。
それでぇ、ここは私が唯一遊んだ「天翼と黒竜の花嫁」の世界。それで、私はヒロインに転生したの!それが分かった時、超嬉しかったんだぁ。
だってさ、レオンはイケメンだし、グレイグやジークは体格良くて、あっちの方が激しそうじゃない?ゲームではスチルしか知らなかったけど、実際経験してみたいわよねぇ。
どんだけ激しいのかしら……やだ、想像したら疼いちゃうわ。
シルヴァンはスキル「魅・魔」が凄いし、これ使われると、媚薬のような効果があるらしいのよねぇ。使われてみたいわぁ!ルーファスもイケメンだし!
これは絶対ハーレムEND狙うべきでしょ!
隠しキャラやサブキャラも出して、全員とヤリまくるんだぁ!
だって、アーリアの胸が大きいって事は、ここはR18の世界って事でしょ?
うふふ、全員落として、関係持ってやるぅ!
……って意気込んでたのに、あっさり覚醒しちゃうし、イベントどうなったのよ!レオンに会えなくなっちゃうじゃない!
仕方ないからイベントまで、村の男達と遊んだけど、あっちの方は全然ダメだったわ。
そんな時、村長に呼び出され、私が聖女候補として王都に招請されたと聞かされた。
来たわ、イベント!
日にちを聞かされ、その日に敢えて森に入ったの、魔物がいると聞かされてたけど、レオンに助けて貰えるからね!
それで、レオンを癒せばイベント完了でしょ?覚醒はしないけどさ
魔物に押し倒されて、さぁ来いレオン!って思ったのに、来たのはジークだったわ。
あれ?なんで?
ジークが強すぎて、怪我しないし……どうなってんの?
「お前は村の者か?」
放心状態でボーっとしてたら、ジークに声をかけられた。
「あ、アーリアと……」
名乗ると、ジークが馬から降りて、私を抱き上げ馬に乗せた。
「聖女候補か……」
「あ、あの貴方は」
「ジークベルトだ」
軽く走らせると豪華な馬車が見えてきた。
騎士が周りを守ってて、馬車の後ろには使用人らしき人が立っていた。
「ジークベルト、大丈夫か?」
「あぁ」
「彼女は?」
「聖女候補だそうです」
「アーリアと申しますぅ」
ひゃあああ!
本物のレオン格好いい!!やだ!立ち絵やスチルと全然違う!抱かれたいわぁ!
めっちゃ可愛い仕草で胸を強調しつつ、挨拶をすると物凄くいい笑顔で「そうか、じゃ村長宅まで案内してくれ」と言われた。
あああ、素敵ぃ!
そう思ってたのに、馬車の後ろにいた一人の女が変な顔でこっちを見ていた。
何よ?あの女……生意気。
シルヴァンが傍に来て挨拶をしたので、私も返すと笑顔が凍った気がした。
(ん?)
気の所為……よね?
ああ、楽しみだなぁ。
ヒロイン最高~!!
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