250 / 252
第250話
しおりを挟む
◆岸元美晴 視点◆
3月に入って、高校を卒業した夏菜ちゃんがよく来てくれるようになった。
夏菜ちゃんは本命でもあり私も通う国立大学に合格したので4月からも同じ学校の後輩になり、小学校から高校までにプラスして大学も同じという状況になった・・・本来なら先輩である私が後輩の夏菜ちゃんにあれこれ教えてあげる立場なのだけど、夏菜ちゃんは妊婦である私をサポートすることに意識が向いていて、私からサポートを受けるという事を考えていないみたい。
たしかに同じ学校へ通っていたとは言え、私が小学校を卒業してからの9年は夏菜ちゃんと私が同時期に同じ学校へは通っていなくて、卒業生として同じ学校の先輩だった存在でしかなく、夏菜ちゃんの気質からして私から何かサポートを受けるという意識がないのだろうと思う・・・けれども、夏菜ちゃんのお姉ちゃんという立場のつもりの私としては少し寂しくもある。
しかし、私が小学校を卒業してからは夏菜ちゃんに姉らしいことをしてあげられなかったし、逆に実際の弟妹である冬樹くんや春華ちゃんだけでなく岸元の美波すらも妹同然として面倒を見てきてくれてきたのだから夏菜ちゃんに軍配があがってしまうのは仕方がないとも思う。
それでいて年長者の私を立ててくれる配慮はしっかりしてくれるのだから余計に差を感じてしまう・・・実際、入学してからすぐに選ばないといけない単位やサークルなどのあれこれについて質問してくれるのだけど、ネットか何かで既に把握していているようで、夏菜ちゃんの情報はほぼそのままで問題ないどころか、聞いた私が今まで知らずにいて感心させられることもあるくらいで、同じ大学の先輩である私に何も尋ねないのは無視しているようで良くないと思ってわざわざ答えやすい話題を選んで尋ねてくれていることすら察せられる。
昔からしっかりしているとは思っていたけど、私が家を出ていて見ていなかった間に磨きがかかっているように思う。
「あの、美晴さん。大学とは関係のない話ですけど、伺って良いですか?」
「もちろん、何でも聞いて。答えられないことはごめんなさいだけど、できるだけ答えるようにするから。遠慮しないで言ってちょうだい」
今日も私の様子見を兼ねてなのか夏菜ちゃんがうちに来てくれて大学のことなどを話していたところで、突然断りを入れての話題転換で構えてしまったけど、頼られるならできる限り応えたいと思って促した。
「美晴さんは冬樹の何に惹かれているのですか?」
「え?いきなりだね?」
大学と関係ないとは前置きがあったけれど、夏菜ちゃんらしからぬ話題の振り方だったので思わず素で返してしまった。
「すみません・・・その・・・恋愛についてお伺いしたくて・・・」
夏菜ちゃんが唐突に今までに見せたことがない表情と曖昧な態度を見せてきて、更によく顔を見ると羞恥からか頬が赤くなっている。そうすると、想像できることは少ない。
「もしかして、誰かから告白されたの?」
「どうしてそれをっ!?」
私のことをエスパーか何かと思ったような反応を示す夏菜ちゃんを見て私は確信に至ったけれど、変に茶化すのは良くないと思って少し遠回りすることにした。
「いきなり恋愛について聞きたいなんて言われるとね」
「はっ。
たしかに、そんな事を言われたらそちらの方向に可能性を見出しますよね」
夏菜ちゃんは自分が恋愛について聞きたいと言ったことが私が思い至った理由だと気付いた様だ。
「茶化さないし、夏菜ちゃんが言いたくないなら聞かないけど、言ってくれるなら冬樹くんにも内緒で相談に乗るくらいはするよ」
いくら私が冬樹くん一番とは言え、夏菜ちゃんの恋愛事情を伝えるなんて駄目だとわかるし、夏菜ちゃんも普段の聡明さを持ってすれば私が冬樹くんに夏菜ちゃんの事を話さないと気付いてくれると思うのだけど、その辺りのことにすら思いが至らないくらいに混乱しているようだ。
「すみません・・・もちろん美晴さんが冬樹にも話さないと思っていますが、その・・・」
「いいのよ。言いたくないことは言わないでも」
「もちろん美晴さんが分別ある方だというのは重々理解していますし、信頼していますが・・・」
「恋愛ごとには気恥ずかしい感情が湧いたりとかあって当然よ。だから私は気にしてないし、夏菜ちゃんにも気にして欲しくないかな」
それから夏菜ちゃんの感情を整理しながら話を聞いていくと、夏菜ちゃんは同級生の男子に告白されたらしい。
その男子は冬樹くんの問題から夏菜ちゃんが孤立しかけた時にその雰囲気を壊して夏菜ちゃんの居場所を守ってくれた人だと言うことで、感謝の気持ちもあったし良い関係を築いていたらしい。
今回受験で同じ大学に合格したことをきっかけに告白されたらしい。
それでも、今まで恋愛対象として考えたことがないということでどうしたら良いのかと迷ってしまっているらしい。
更に突っ込んで今まで告白されたことがなかったのかと聞いてみたら何度も告白されたことがあったけれども、相手に興味がなかったりそもそも知らない人だったと言うことで断っていたらしい・・・今まで断ることができているのにも関わらず悩んでいるのなんかその相手が気になっているからとしか思えないのだけれど、それは飲み込んでできるだけ誠実に夏菜ちゃんに語ることにした。
「私はね、冬樹くんのことがずっと好きだったのだけど、当の冬樹くんが美波を好きなことがわかっていたし、美波も冬樹くんの事が好きなことがわかっていたからずっと引いて見ていたんだ。
それを見ているのがつらくて大学を理由にして家を出て距離を取ったんだよね。去年の夏に美波が助けを求めるようなメッセージを送ってきたから実家に顔を出したけど、それがなかったらたぶん家に近付こうとしなかったと思う」
「じゃあ、一連の事件がなかったら・・・」
「うん、遠くから冬樹くんと美波が付き合うのだろうなと思いながらつまらない大学生活を送って、その後も就活で採用してくれた会社に就職し、実家にもあまり寄り付かないでつまらない生活を送っていたと思うよ」
「すみません。美晴さんがそこまで冬樹のことを思っていてくれたとは想像すらできずに・・・」
「夏菜ちゃん、気にしないで。
私が望んで誰にも悟られないようにひた隠しにしていたことだし、むしろ敏い夏菜ちゃんにも気付かれていなかったことが良かったと思うよ。
それより今は夏菜ちゃんのことでしょ」
そこからも色々話をしたけれど今日のところは結論が出ず、でも夏菜ちゃんはその告白してくれた子のことを憎からず思っていることがわかったので、これから何かあれば応援してあげたいと思った。
3月に入って、高校を卒業した夏菜ちゃんがよく来てくれるようになった。
夏菜ちゃんは本命でもあり私も通う国立大学に合格したので4月からも同じ学校の後輩になり、小学校から高校までにプラスして大学も同じという状況になった・・・本来なら先輩である私が後輩の夏菜ちゃんにあれこれ教えてあげる立場なのだけど、夏菜ちゃんは妊婦である私をサポートすることに意識が向いていて、私からサポートを受けるという事を考えていないみたい。
たしかに同じ学校へ通っていたとは言え、私が小学校を卒業してからの9年は夏菜ちゃんと私が同時期に同じ学校へは通っていなくて、卒業生として同じ学校の先輩だった存在でしかなく、夏菜ちゃんの気質からして私から何かサポートを受けるという意識がないのだろうと思う・・・けれども、夏菜ちゃんのお姉ちゃんという立場のつもりの私としては少し寂しくもある。
しかし、私が小学校を卒業してからは夏菜ちゃんに姉らしいことをしてあげられなかったし、逆に実際の弟妹である冬樹くんや春華ちゃんだけでなく岸元の美波すらも妹同然として面倒を見てきてくれてきたのだから夏菜ちゃんに軍配があがってしまうのは仕方がないとも思う。
それでいて年長者の私を立ててくれる配慮はしっかりしてくれるのだから余計に差を感じてしまう・・・実際、入学してからすぐに選ばないといけない単位やサークルなどのあれこれについて質問してくれるのだけど、ネットか何かで既に把握していているようで、夏菜ちゃんの情報はほぼそのままで問題ないどころか、聞いた私が今まで知らずにいて感心させられることもあるくらいで、同じ大学の先輩である私に何も尋ねないのは無視しているようで良くないと思ってわざわざ答えやすい話題を選んで尋ねてくれていることすら察せられる。
昔からしっかりしているとは思っていたけど、私が家を出ていて見ていなかった間に磨きがかかっているように思う。
「あの、美晴さん。大学とは関係のない話ですけど、伺って良いですか?」
「もちろん、何でも聞いて。答えられないことはごめんなさいだけど、できるだけ答えるようにするから。遠慮しないで言ってちょうだい」
今日も私の様子見を兼ねてなのか夏菜ちゃんがうちに来てくれて大学のことなどを話していたところで、突然断りを入れての話題転換で構えてしまったけど、頼られるならできる限り応えたいと思って促した。
「美晴さんは冬樹の何に惹かれているのですか?」
「え?いきなりだね?」
大学と関係ないとは前置きがあったけれど、夏菜ちゃんらしからぬ話題の振り方だったので思わず素で返してしまった。
「すみません・・・その・・・恋愛についてお伺いしたくて・・・」
夏菜ちゃんが唐突に今までに見せたことがない表情と曖昧な態度を見せてきて、更によく顔を見ると羞恥からか頬が赤くなっている。そうすると、想像できることは少ない。
「もしかして、誰かから告白されたの?」
「どうしてそれをっ!?」
私のことをエスパーか何かと思ったような反応を示す夏菜ちゃんを見て私は確信に至ったけれど、変に茶化すのは良くないと思って少し遠回りすることにした。
「いきなり恋愛について聞きたいなんて言われるとね」
「はっ。
たしかに、そんな事を言われたらそちらの方向に可能性を見出しますよね」
夏菜ちゃんは自分が恋愛について聞きたいと言ったことが私が思い至った理由だと気付いた様だ。
「茶化さないし、夏菜ちゃんが言いたくないなら聞かないけど、言ってくれるなら冬樹くんにも内緒で相談に乗るくらいはするよ」
いくら私が冬樹くん一番とは言え、夏菜ちゃんの恋愛事情を伝えるなんて駄目だとわかるし、夏菜ちゃんも普段の聡明さを持ってすれば私が冬樹くんに夏菜ちゃんの事を話さないと気付いてくれると思うのだけど、その辺りのことにすら思いが至らないくらいに混乱しているようだ。
「すみません・・・もちろん美晴さんが冬樹にも話さないと思っていますが、その・・・」
「いいのよ。言いたくないことは言わないでも」
「もちろん美晴さんが分別ある方だというのは重々理解していますし、信頼していますが・・・」
「恋愛ごとには気恥ずかしい感情が湧いたりとかあって当然よ。だから私は気にしてないし、夏菜ちゃんにも気にして欲しくないかな」
それから夏菜ちゃんの感情を整理しながら話を聞いていくと、夏菜ちゃんは同級生の男子に告白されたらしい。
その男子は冬樹くんの問題から夏菜ちゃんが孤立しかけた時にその雰囲気を壊して夏菜ちゃんの居場所を守ってくれた人だと言うことで、感謝の気持ちもあったし良い関係を築いていたらしい。
今回受験で同じ大学に合格したことをきっかけに告白されたらしい。
それでも、今まで恋愛対象として考えたことがないということでどうしたら良いのかと迷ってしまっているらしい。
更に突っ込んで今まで告白されたことがなかったのかと聞いてみたら何度も告白されたことがあったけれども、相手に興味がなかったりそもそも知らない人だったと言うことで断っていたらしい・・・今まで断ることができているのにも関わらず悩んでいるのなんかその相手が気になっているからとしか思えないのだけれど、それは飲み込んでできるだけ誠実に夏菜ちゃんに語ることにした。
「私はね、冬樹くんのことがずっと好きだったのだけど、当の冬樹くんが美波を好きなことがわかっていたし、美波も冬樹くんの事が好きなことがわかっていたからずっと引いて見ていたんだ。
それを見ているのがつらくて大学を理由にして家を出て距離を取ったんだよね。去年の夏に美波が助けを求めるようなメッセージを送ってきたから実家に顔を出したけど、それがなかったらたぶん家に近付こうとしなかったと思う」
「じゃあ、一連の事件がなかったら・・・」
「うん、遠くから冬樹くんと美波が付き合うのだろうなと思いながらつまらない大学生活を送って、その後も就活で採用してくれた会社に就職し、実家にもあまり寄り付かないでつまらない生活を送っていたと思うよ」
「すみません。美晴さんがそこまで冬樹のことを思っていてくれたとは想像すらできずに・・・」
「夏菜ちゃん、気にしないで。
私が望んで誰にも悟られないようにひた隠しにしていたことだし、むしろ敏い夏菜ちゃんにも気付かれていなかったことが良かったと思うよ。
それより今は夏菜ちゃんのことでしょ」
そこからも色々話をしたけれど今日のところは結論が出ず、でも夏菜ちゃんはその告白してくれた子のことを憎からず思っていることがわかったので、これから何かあれば応援してあげたいと思った。
0
あなたにおすすめの小説
友達の妹が、入浴してる。
つきのはい
恋愛
「交換してみない?」
冴えない高校生の藤堂夏弥は、親友のオシャレでモテまくり同級生、鈴川洋平にバカげた話を持ちかけられる。
それは、お互い現在同居中の妹達、藤堂秋乃と鈴川美咲を交換して生活しようというものだった。
鈴川美咲は、美男子の洋平に勝るとも劣らない美少女なのだけれど、男子に嫌悪感を示し、夏弥とも形式的な会話しかしなかった。
冴えない男子と冷めがちな女子の距離感が、二人暮らしのなかで徐々に変わっていく。
そんなラブコメディです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
黒に染まった華を摘む
馬場 蓮実
青春
夏の終わりに転校してきたのは、忘れられない初恋の相手だった——。
高須明希は、人生で“二番目”に好きになった相手——河西栞に密かに想いを寄せている。
「夏休み明けの初日。この席替えで、彼女との距離を縮めたい。話すきっかけがほしい——」
そんな願いを胸に登校したその朝、クラスに一人の転校生がやってくる。
彼女の名は、立石麻美。
昔の面影を残しながらも、まるで別人のような気配をまとう彼女は——明希にとって、忘れられない“初恋の人”だった。
この再会が、静かだった日常に波紋を広げていく。
その日の放課後。
明希は、"性の衝動"に溺れる自身の姿を、麻美に見られてしまう——。
塞がっていた何かが、ゆっくりと崩れはじめる。
そして鬱屈した青春は、想像もしていなかった熱と痛みを帯びて動き出す。
すべてに触れたとき、
明希は何を守り、何を選ぶのか。
光と影が交錯する、“遅れてきた”ひと夏の物語。
キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。
たかなしポン太
青春
僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。
助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。
でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。
「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」
「ちょっと、確認しなくていいですから!」
「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」
「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」
天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。
異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー!
※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。
※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。
隣の家の幼馴染と転校生が可愛すぎるんだが
akua034
恋愛
隣に住む幼馴染・水瀬美羽。
毎朝、元気いっぱいに晴を起こしに来るのは、もう当たり前の光景だった。
そんな彼女と同じ高校に進学した――はずだったのに。
数ヶ月後、晴のクラスに転校してきたのは、まさかの“全国で人気の高校生アイドル”黒瀬紗耶。
平凡な高校生活を過ごしたいだけの晴の願いとは裏腹に、
幼馴染とアイドル、二人の存在が彼の日常をどんどんかき回していく。
笑って、悩んで、ちょっとドキドキ。
気づけば心を奪われる――
幼馴染 vs 転校生、青春ラブコメの火蓋がいま切られる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる