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男はまず、内倉さんの隣席で震えている上本くんの顔面に二発撃ち込みました。一発は鼻に、もう一発は右目に命中しました。銃弾に押し込まれて右の眼球が眼孔に埋没し、その圧力に押されるように、上本くんは床にひっくり返りました。
続いて、上本くんの後ろの席の岡下くん目がけて銃弾を放ちました。三発の銃弾は、岡下くんの喉仏周辺に連続して着弾し、岡下くんは濁ったうめき声を漏らしながらくずおれました。
木田くんが、教室の後ろ側の戸から廊下へ脱出しようとしています。木田くんが戸を開けるために一瞬足を止めたところを狙って、男は銃を乱射し、木田くんは蜂の巣にされました。銃弾の嵐の巻き添えになり、木田くんに続いて教室から逃げ出そうとしていたらしい田部さん、幸田くんの二人も、体を穴だらけにされて死にました。
廊下に逃れようとした三人が射殺されたことで、生き残った生徒たちはそこを通って避難するのを断念したようでした。そうなると、彼らに残された脱出ルートは、ベランダ以外にありません。
しかしそのベランダに唯一通じる掃き出し窓は、座った姿勢で絶命している田中先生によって塞がれています。肉塊と化した田中先生を通行の邪魔にならない位置まで移動させるには、数人がかりでもすぐには完了できません。逃げ場を失った生徒たちを目がけて、二丁の銃から放たれる銃弾の雨が情け容赦なく降り注ぎます。
大兵肥満の田尾くんは、その太鼓腹に複数の銃弾を受け、青黒い腸を半ば体外に露出せながら床に突っ伏しました。
皆川さんは、教室内を闇雲に逃げ回っているところを背中に数弾被弾し、ヘッドスライディングをするように前のめりに倒れ、真っ白なショーツを露出しました。
志田くんは慌てるあまり、机の脚に足をとられて転倒し、満面を絶望に染めました。しかしすぐに、死んだふりをしてやり過ごす妙案を閃いたらしく、俯せのまま貝のように動かずにいたところ、歩み寄ってきた男に後頭部を撃ち抜かれ、息の根を止められました。
吉田さんは腹を撃たれ、口腔いっぱいに液体を含んだ人が出し抜けに脅かされたように豪快に血反吐をぶちまけました。
教室の隅で縮こまり、手を握り合って震えていた、千村さんと牧本さんと沢田さんの仲よし三人組は、沢田さん、千村さん、牧本さんの順に撃たれ、折り重なるようにして息絶えました。
脇くんは、銃撃を受けた弾みに頭部を窓に強打し、窓ガラスをひび割れさせるとともに赤黒い血で汚しました。
奈良くんは、右足の甲を撃ち抜かれてうずくまっているところを狙われて、数発の銃弾を頭部にまともに食らいました。
倉木さんは、発狂したのでしょうか、棒立ちして滝のように哄笑していたところを撃たれ、間もなく静かになりました。
地震が起きたわけでもないのに、机の下に潜り込んで小さくなっていた浜井くんは、机の天板もろとも穴だらけにされました。
田岡さんは、流れ弾が当たって窓ガラスに開いたらしい直径二十センチほどの歪な穴に口をつけて、「助けてぇー、誰かぁー」などと叫んでいるところを狙い撃たれ、絶命しました。
篠田くんは、自棄を起こしたらしく、他人の机の上に出しっぱなしにされていたペンケースからカッターナイフを抜き取ると、それを出鱈目に振り回しながら男へと突撃しましたが、あえなく眉間を撃ち抜かれました。
男が篠田くんに気を奪われている隙を一か八か衝いて、八木くんが教室の後ろ側の戸に向かって猛然と走り出しましたが、男が見逃すはずもなく、呆気なく撃ち殺されました。
楠井さんは、腹部に銃弾を食らいましたが、即死は免れ、傷口を両手で押さえ、覚束ないながらもかろうじて立ったままでいるところへ、今度は頭部を狙撃され、天井を仰ぎながら床に倒れました。
藤島さんは、左胸の中心部を正確無比に撃たれ、性的快感を覚えたさいに唇からこぼれるのにも似たうめき声を漏らして息絶えました。
東野さんは、動き続けていれば銃弾に当たることはないと盲信でもしているかのように、教室内を縦横無尽に駆け回っていましたが、まず右肩を撃たれて動きを止められ、続いて心臓のど真ん中を正確無比に撃ち抜かれました。
吉良くんは、恐怖のあまり失禁していたところへ、腹部から胸部にかけて満遍なく撃たれ、小便の池の中に倒れ込みました。
小森くんは、ミクが目を離している隙に息絶えていたので、死に様がどんなものだったかは分かりません。胸の中央に銃痕が認められたので、おそらくそれが致命傷になったのでしょう。
続いて、上本くんの後ろの席の岡下くん目がけて銃弾を放ちました。三発の銃弾は、岡下くんの喉仏周辺に連続して着弾し、岡下くんは濁ったうめき声を漏らしながらくずおれました。
木田くんが、教室の後ろ側の戸から廊下へ脱出しようとしています。木田くんが戸を開けるために一瞬足を止めたところを狙って、男は銃を乱射し、木田くんは蜂の巣にされました。銃弾の嵐の巻き添えになり、木田くんに続いて教室から逃げ出そうとしていたらしい田部さん、幸田くんの二人も、体を穴だらけにされて死にました。
廊下に逃れようとした三人が射殺されたことで、生き残った生徒たちはそこを通って避難するのを断念したようでした。そうなると、彼らに残された脱出ルートは、ベランダ以外にありません。
しかしそのベランダに唯一通じる掃き出し窓は、座った姿勢で絶命している田中先生によって塞がれています。肉塊と化した田中先生を通行の邪魔にならない位置まで移動させるには、数人がかりでもすぐには完了できません。逃げ場を失った生徒たちを目がけて、二丁の銃から放たれる銃弾の雨が情け容赦なく降り注ぎます。
大兵肥満の田尾くんは、その太鼓腹に複数の銃弾を受け、青黒い腸を半ば体外に露出せながら床に突っ伏しました。
皆川さんは、教室内を闇雲に逃げ回っているところを背中に数弾被弾し、ヘッドスライディングをするように前のめりに倒れ、真っ白なショーツを露出しました。
志田くんは慌てるあまり、机の脚に足をとられて転倒し、満面を絶望に染めました。しかしすぐに、死んだふりをしてやり過ごす妙案を閃いたらしく、俯せのまま貝のように動かずにいたところ、歩み寄ってきた男に後頭部を撃ち抜かれ、息の根を止められました。
吉田さんは腹を撃たれ、口腔いっぱいに液体を含んだ人が出し抜けに脅かされたように豪快に血反吐をぶちまけました。
教室の隅で縮こまり、手を握り合って震えていた、千村さんと牧本さんと沢田さんの仲よし三人組は、沢田さん、千村さん、牧本さんの順に撃たれ、折り重なるようにして息絶えました。
脇くんは、銃撃を受けた弾みに頭部を窓に強打し、窓ガラスをひび割れさせるとともに赤黒い血で汚しました。
奈良くんは、右足の甲を撃ち抜かれてうずくまっているところを狙われて、数発の銃弾を頭部にまともに食らいました。
倉木さんは、発狂したのでしょうか、棒立ちして滝のように哄笑していたところを撃たれ、間もなく静かになりました。
地震が起きたわけでもないのに、机の下に潜り込んで小さくなっていた浜井くんは、机の天板もろとも穴だらけにされました。
田岡さんは、流れ弾が当たって窓ガラスに開いたらしい直径二十センチほどの歪な穴に口をつけて、「助けてぇー、誰かぁー」などと叫んでいるところを狙い撃たれ、絶命しました。
篠田くんは、自棄を起こしたらしく、他人の机の上に出しっぱなしにされていたペンケースからカッターナイフを抜き取ると、それを出鱈目に振り回しながら男へと突撃しましたが、あえなく眉間を撃ち抜かれました。
男が篠田くんに気を奪われている隙を一か八か衝いて、八木くんが教室の後ろ側の戸に向かって猛然と走り出しましたが、男が見逃すはずもなく、呆気なく撃ち殺されました。
楠井さんは、腹部に銃弾を食らいましたが、即死は免れ、傷口を両手で押さえ、覚束ないながらもかろうじて立ったままでいるところへ、今度は頭部を狙撃され、天井を仰ぎながら床に倒れました。
藤島さんは、左胸の中心部を正確無比に撃たれ、性的快感を覚えたさいに唇からこぼれるのにも似たうめき声を漏らして息絶えました。
東野さんは、動き続けていれば銃弾に当たることはないと盲信でもしているかのように、教室内を縦横無尽に駆け回っていましたが、まず右肩を撃たれて動きを止められ、続いて心臓のど真ん中を正確無比に撃ち抜かれました。
吉良くんは、恐怖のあまり失禁していたところへ、腹部から胸部にかけて満遍なく撃たれ、小便の池の中に倒れ込みました。
小森くんは、ミクが目を離している隙に息絶えていたので、死に様がどんなものだったかは分かりません。胸の中央に銃痕が認められたので、おそらくそれが致命傷になったのでしょう。
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