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住友さんとなんらかの形でコミュニケーションをとることが、僕の日常になった。
文字だろうと、声だろうと。離れた場所にいようと、面と向かってだろうと。住友さんと向き合う時間はいつだって緊張を伴ったけど、それもだんだん薄れてきた。最低限の緊張感を芯に残しながらも、外側は適度にリラックスしている。理想的な状態といってもいいかもしれない。
住友さんと今のような関係になったことで、僕が日々を過ごす中で喜びを感じる機会は、確実に増えた。
一方で、彼女が抱える問題には頭を悩まされた。何度思案を重ねても、解決の糸口が一向に掴めないのだ。
急かさずに待ってくれるのはありがたかったけど、時間が経つにつれて、その優しさが耐えがたく感じられてきた。悩んでいる立場からすれば絶対に、悩みの性質から見ても明らかに、早期に解決するに越したことはない。だからこそ、心苦しい。
耐えきれなくなってメッセージで言及したのは、悩みを打ち明けられてからちょうど十日後となる、水曜日の夜のこと。
『住友さんはたぶん、僕を焦らせないように配慮して、あえて黙ってくれているんだと思うんだけど、図書館で話をしてからちょうど十日が経つから触れさせて。住友さんが話してくれた、友だち付き合いが苦痛だっていう悩みについてなんだけど。
どうやったら住友さんが楽になれるのか、毎日考えているんだけど、いい方法がまったく思い浮かばないんだ。頼ってもらったのに情けないんだけど、手がかりすら掴めないのが現状で。
そこで提案なんだけど、一度、二人でじっくりと話し合えないかな? 悩みに対する住友さんの気持ちとか、考えとか、意見とか。そういうものをもっと聞かせてくれれば、なにか見えてくるものがあるかもしれないし。
住友さんはどう思う? 返信、待ってます』
十分ほど経って送られてきた返信は、想像していたよりもずっと短かった。
『提案はうれしいけど、私はもう少し香坂に任せたいと思ってる。私のことは心配しなくてもいいし、香坂を急かしたり責めたりするつもりもない。だから、がんばれ』
なんらかの根拠があって、香坂遥斗という人間なら必ずや解決策を導き出せると信頼してくれているのか。それとも、話し合いに参加したくない気持ちが強いのか。
真意を知りたかったけど、問いただすのは抵抗があったので、やりとりはそれでおしまいになった。
気分は重くも軽くもならなかった。
文字だろうと、声だろうと。離れた場所にいようと、面と向かってだろうと。住友さんと向き合う時間はいつだって緊張を伴ったけど、それもだんだん薄れてきた。最低限の緊張感を芯に残しながらも、外側は適度にリラックスしている。理想的な状態といってもいいかもしれない。
住友さんと今のような関係になったことで、僕が日々を過ごす中で喜びを感じる機会は、確実に増えた。
一方で、彼女が抱える問題には頭を悩まされた。何度思案を重ねても、解決の糸口が一向に掴めないのだ。
急かさずに待ってくれるのはありがたかったけど、時間が経つにつれて、その優しさが耐えがたく感じられてきた。悩んでいる立場からすれば絶対に、悩みの性質から見ても明らかに、早期に解決するに越したことはない。だからこそ、心苦しい。
耐えきれなくなってメッセージで言及したのは、悩みを打ち明けられてからちょうど十日後となる、水曜日の夜のこと。
『住友さんはたぶん、僕を焦らせないように配慮して、あえて黙ってくれているんだと思うんだけど、図書館で話をしてからちょうど十日が経つから触れさせて。住友さんが話してくれた、友だち付き合いが苦痛だっていう悩みについてなんだけど。
どうやったら住友さんが楽になれるのか、毎日考えているんだけど、いい方法がまったく思い浮かばないんだ。頼ってもらったのに情けないんだけど、手がかりすら掴めないのが現状で。
そこで提案なんだけど、一度、二人でじっくりと話し合えないかな? 悩みに対する住友さんの気持ちとか、考えとか、意見とか。そういうものをもっと聞かせてくれれば、なにか見えてくるものがあるかもしれないし。
住友さんはどう思う? 返信、待ってます』
十分ほど経って送られてきた返信は、想像していたよりもずっと短かった。
『提案はうれしいけど、私はもう少し香坂に任せたいと思ってる。私のことは心配しなくてもいいし、香坂を急かしたり責めたりするつもりもない。だから、がんばれ』
なんらかの根拠があって、香坂遥斗という人間なら必ずや解決策を導き出せると信頼してくれているのか。それとも、話し合いに参加したくない気持ちが強いのか。
真意を知りたかったけど、問いただすのは抵抗があったので、やりとりはそれでおしまいになった。
気分は重くも軽くもならなかった。
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