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2章
55.八年前の足取り3
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「っと、言う訳でやって来ましたアルハト遺跡!」
お爺さんトリオに別れを告げて数日後、俺は馬車を乗り継ぎかつてのアルハト国で、今は国家連盟の管理地域にやって来ていた。
あっ、国家連盟ってのは俺が住んでいるマーナムのエルドラド王国や、北のエルフの大国、そのほか西や東の力ある王国や共和国が、協力して様々な国際問題を解決する世界規模の組織で、まぁ俺が関わるようなことはまずない。
「本当に滅んじゃったんだな」
馬車置き場横の高台から見下ろすアルハト遺跡は、見渡すほど広いが、逆に言えば見渡せる程度の規模だ。おそらく、俺が住む地方都市のマーナムよりも小規模な都市だったのだろう。
そして滅びて半世紀がたった今では、その一部が観光客に解放されている。
「オニーサンも物好きだなぁ、こんな瓦礫ばかりの遺跡なんか眺めて楽しい?」
俺が食い入るように、眼下に広がるその多くが崩れおちた石造りの街並みを眺めていると、ここまで俺や他の観光客たちを馬車に乗せて来てくれた御者の少年が、何処か呆れたように俺の背に声を掛けてきた。
「んー、楽しいと言うか、アルハトってもしかしたら俺のルーツかもしれなくてね」
馬車で隣り合ったご夫人に言ったのと同じ言葉を返しながら、高台に設置された安全柵を掴んだまま振り返れば、御者の少年は日当たりの良い馬車置き場のわきに生えた草を馬たちに食ませていた。
「なんだオニーサンも関係者か。まっ、そうだよな。そうでもなきゃこんな何もないトコ物好きな観光客か、ダンジョン探索のハンターくらいしか来ないもんな」
青毛の立派な体躯の馬の首をひと撫でしてから、少年は俺の横に並び立つ。
先程から少年少年と言っているが、俺の肩ほどの背丈のこの人間の少年は、自分の事は御者と呼んでくれと言い名前を教えてくれなかったのだ。
「ほら見て見ろよ、あの遠くの一番デカい建物が王城跡な。まー、デカいと言っても地方都市のギルド程度なんだけどさ。っで、あの手前の水が湧きだしてるのが神殿跡で、中の祈りの間から遺跡ダンジョン<忘れられた都アルハト>ってやつに入れる。まぁまだ出来て歴が浅いから、階層も浅いし初級ハンターばかり来る大した事ないダンジョンだけどな」
少年は指をさしながら、慣れた様子で一通り街の説明をすると「ほい」っと手のひらを差し出した。
「あははっ、詳しいんだな」
俺は腰に括り付けたカバンから財布を取り出し、イヒヒと笑う少年の手の平に銀色のコインを三枚握らせる。
「へへ、まいどー! ……実はさ、俺もばーちゃんがアルハトの生き残りで、親父の代にこの辺に戻って来たから、他のなんちゃって観光案内ヤローより詳し……って、あいつら神殿で何やってんだ?」
話の途中で、なにやら不穏な空気をまとった少年の視線の先の光景を見た瞬間、俺は目の前の高台から飛んだ。
飛び降りた際「うぉおお、すげー! オニーサン、ハンターかよ!」と言う少年の称賛が耳に届き、ちょっぴり得意になる気持を抑え、斜面に生えた木の枝やとび出した岩を、タタタッと飛び移りながら駆け下り騒ぎの中心へと駆けた。
***
「打神鞭っ、応えよ!」
神殿前の広場に足を踏み入れた瞬間、俺はジャケットの内ポケットから打神鞭を抜いた。
そのまま氣で練り上げた白く輝く刀身を腕を振って飛ばし、今まさに目の前の観光客に襲い掛かろうとしていた骸骨兵を粉々に破壊する。
高台の上からは、共に馬車に揺られて来た五、六人の観光客たちが何かから逃げ惑うような姿が見えた。
全員が非戦闘員の人間、ただの観光客だと俺はここまでの道中で知っていたため、全速力で駆けて来たのだが、どうやら彼らは骸骨兵から逃げていたらしい。
しかし、この骸骨兵は何処から――
「お兄さん、こっちもよ!」
馬車で隣だったご夫人の声に振り返れば、もう一体の錆びた剣を構えた骸骨兵がカシャカシャと特有の軽い音を立てながら、神殿の階段を下りて来るところだった。
俺は上体を下げ地面を蹴り、骸骨兵まで一気に距離を詰める。
「破っ!」
己の売りである機動力を生かし、動きの鈍い敵の後ろに回りこみ背後から袈裟斬りにすると、骸骨兵はカタカタと歯を鳴らしながら崩れ落ちた。
「うーん、やっぱ右手の調子が戦うにはイマイチだなー。氣が上手く流れない感じ」
言いながら左手に打神鞭を持ち直し、空いた右手をぎゅーっと数回握り込んで感覚を再確認する。
絶好調の俺ならば、人型魔物の中でも最弱に近い骸骨兵くらい打神鞭の一撃で跡形もなく消せるのだが……、足元に転がる骸骨兵の残骸が俺の不調を物語っていた。
先日ニガナさんに治療してもらわなかったら、俺の右手は打神鞭の刀身も碌に生み出せなかっただろう。
「お兄さんもしかしてハンターさんだったの? 助かっちゃったわ!」
不調ではあるが戦えると判断した俺が、ワーワーと逃げる観光客たちを追い回していた三体の骸骨兵を倒した所で、物陰に隠れていたご夫人が駆け寄って来た。
興奮から紅潮した顔を綻ばせているので、怪我などはしていないのだろう。
「いえ、ハンターは非戦闘員を守る責務って規約が一応あるので、お気にせずに。でも、一体何が?」
俺は最初に助けたのに、腰を抜かしてずっと地面に転がっていた観光客の男性を起こしながら夫人にたずねる。
「えぇ、それが――」
「もー! 神殿の祈りの間は一般人立ち入り禁止ですって言いましたよね! モンスターをダンジョン外に呼んじゃうくらい騒ぐなんて常識無いですよ!」
高台を下りて来た御者の少年が、息を弾ませたまま神殿近くにいた観光客に怒り散し、夫人の声をかき消す。
「まったく! それもこれも警備の人経費を役人がくすねるせいだ!」と、内情のようなモノをぼやきながらプリプリ怒る少年は、その手に棍棒のようなモノを装備していたので、あの程度の魔物なら処理できるのかもしれない。
ってか、そう考えるとこの少年なかなか優秀な御者だよな。
「坊や、違うのよ。私たちは女の子を止めようとして……あら。 あなたー、こっちよー!」
夫人が少年に事情を説明しようとした所で、今度は神殿の裏手から、六つか七つくらいの小さな女の子を抱きかかえた男性――夫人の旦那さんだ。が、走って来た。
「たっ、たすけてぇ~!」
どこか緊張感のない声を上げる旦那さんの後ろから、ボロボロの刀のような剣を持った骸骨兵が、カシャカシャと体中で音を奏でながら二人に迫る。
「まぁ大変! お兄さんうちの人を助けて」
「ちょっ! 何だって北の村のシェリがこんなトコに居るんだ!? オニーサン、俺からも頼む。あの女の子、顔見知りなんだ!」
夫人と御者の少年の両サイドから救出を依頼された俺は、ひとつ頷いてから打神鞭を握り直し再び地面を蹴った。
お爺さんトリオに別れを告げて数日後、俺は馬車を乗り継ぎかつてのアルハト国で、今は国家連盟の管理地域にやって来ていた。
あっ、国家連盟ってのは俺が住んでいるマーナムのエルドラド王国や、北のエルフの大国、そのほか西や東の力ある王国や共和国が、協力して様々な国際問題を解決する世界規模の組織で、まぁ俺が関わるようなことはまずない。
「本当に滅んじゃったんだな」
馬車置き場横の高台から見下ろすアルハト遺跡は、見渡すほど広いが、逆に言えば見渡せる程度の規模だ。おそらく、俺が住む地方都市のマーナムよりも小規模な都市だったのだろう。
そして滅びて半世紀がたった今では、その一部が観光客に解放されている。
「オニーサンも物好きだなぁ、こんな瓦礫ばかりの遺跡なんか眺めて楽しい?」
俺が食い入るように、眼下に広がるその多くが崩れおちた石造りの街並みを眺めていると、ここまで俺や他の観光客たちを馬車に乗せて来てくれた御者の少年が、何処か呆れたように俺の背に声を掛けてきた。
「んー、楽しいと言うか、アルハトってもしかしたら俺のルーツかもしれなくてね」
馬車で隣り合ったご夫人に言ったのと同じ言葉を返しながら、高台に設置された安全柵を掴んだまま振り返れば、御者の少年は日当たりの良い馬車置き場のわきに生えた草を馬たちに食ませていた。
「なんだオニーサンも関係者か。まっ、そうだよな。そうでもなきゃこんな何もないトコ物好きな観光客か、ダンジョン探索のハンターくらいしか来ないもんな」
青毛の立派な体躯の馬の首をひと撫でしてから、少年は俺の横に並び立つ。
先程から少年少年と言っているが、俺の肩ほどの背丈のこの人間の少年は、自分の事は御者と呼んでくれと言い名前を教えてくれなかったのだ。
「ほら見て見ろよ、あの遠くの一番デカい建物が王城跡な。まー、デカいと言っても地方都市のギルド程度なんだけどさ。っで、あの手前の水が湧きだしてるのが神殿跡で、中の祈りの間から遺跡ダンジョン<忘れられた都アルハト>ってやつに入れる。まぁまだ出来て歴が浅いから、階層も浅いし初級ハンターばかり来る大した事ないダンジョンだけどな」
少年は指をさしながら、慣れた様子で一通り街の説明をすると「ほい」っと手のひらを差し出した。
「あははっ、詳しいんだな」
俺は腰に括り付けたカバンから財布を取り出し、イヒヒと笑う少年の手の平に銀色のコインを三枚握らせる。
「へへ、まいどー! ……実はさ、俺もばーちゃんがアルハトの生き残りで、親父の代にこの辺に戻って来たから、他のなんちゃって観光案内ヤローより詳し……って、あいつら神殿で何やってんだ?」
話の途中で、なにやら不穏な空気をまとった少年の視線の先の光景を見た瞬間、俺は目の前の高台から飛んだ。
飛び降りた際「うぉおお、すげー! オニーサン、ハンターかよ!」と言う少年の称賛が耳に届き、ちょっぴり得意になる気持を抑え、斜面に生えた木の枝やとび出した岩を、タタタッと飛び移りながら駆け下り騒ぎの中心へと駆けた。
***
「打神鞭っ、応えよ!」
神殿前の広場に足を踏み入れた瞬間、俺はジャケットの内ポケットから打神鞭を抜いた。
そのまま氣で練り上げた白く輝く刀身を腕を振って飛ばし、今まさに目の前の観光客に襲い掛かろうとしていた骸骨兵を粉々に破壊する。
高台の上からは、共に馬車に揺られて来た五、六人の観光客たちが何かから逃げ惑うような姿が見えた。
全員が非戦闘員の人間、ただの観光客だと俺はここまでの道中で知っていたため、全速力で駆けて来たのだが、どうやら彼らは骸骨兵から逃げていたらしい。
しかし、この骸骨兵は何処から――
「お兄さん、こっちもよ!」
馬車で隣だったご夫人の声に振り返れば、もう一体の錆びた剣を構えた骸骨兵がカシャカシャと特有の軽い音を立てながら、神殿の階段を下りて来るところだった。
俺は上体を下げ地面を蹴り、骸骨兵まで一気に距離を詰める。
「破っ!」
己の売りである機動力を生かし、動きの鈍い敵の後ろに回りこみ背後から袈裟斬りにすると、骸骨兵はカタカタと歯を鳴らしながら崩れ落ちた。
「うーん、やっぱ右手の調子が戦うにはイマイチだなー。氣が上手く流れない感じ」
言いながら左手に打神鞭を持ち直し、空いた右手をぎゅーっと数回握り込んで感覚を再確認する。
絶好調の俺ならば、人型魔物の中でも最弱に近い骸骨兵くらい打神鞭の一撃で跡形もなく消せるのだが……、足元に転がる骸骨兵の残骸が俺の不調を物語っていた。
先日ニガナさんに治療してもらわなかったら、俺の右手は打神鞭の刀身も碌に生み出せなかっただろう。
「お兄さんもしかしてハンターさんだったの? 助かっちゃったわ!」
不調ではあるが戦えると判断した俺が、ワーワーと逃げる観光客たちを追い回していた三体の骸骨兵を倒した所で、物陰に隠れていたご夫人が駆け寄って来た。
興奮から紅潮した顔を綻ばせているので、怪我などはしていないのだろう。
「いえ、ハンターは非戦闘員を守る責務って規約が一応あるので、お気にせずに。でも、一体何が?」
俺は最初に助けたのに、腰を抜かしてずっと地面に転がっていた観光客の男性を起こしながら夫人にたずねる。
「えぇ、それが――」
「もー! 神殿の祈りの間は一般人立ち入り禁止ですって言いましたよね! モンスターをダンジョン外に呼んじゃうくらい騒ぐなんて常識無いですよ!」
高台を下りて来た御者の少年が、息を弾ませたまま神殿近くにいた観光客に怒り散し、夫人の声をかき消す。
「まったく! それもこれも警備の人経費を役人がくすねるせいだ!」と、内情のようなモノをぼやきながらプリプリ怒る少年は、その手に棍棒のようなモノを装備していたので、あの程度の魔物なら処理できるのかもしれない。
ってか、そう考えるとこの少年なかなか優秀な御者だよな。
「坊や、違うのよ。私たちは女の子を止めようとして……あら。 あなたー、こっちよー!」
夫人が少年に事情を説明しようとした所で、今度は神殿の裏手から、六つか七つくらいの小さな女の子を抱きかかえた男性――夫人の旦那さんだ。が、走って来た。
「たっ、たすけてぇ~!」
どこか緊張感のない声を上げる旦那さんの後ろから、ボロボロの刀のような剣を持った骸骨兵が、カシャカシャと体中で音を奏でながら二人に迫る。
「まぁ大変! お兄さんうちの人を助けて」
「ちょっ! 何だって北の村のシェリがこんなトコに居るんだ!? オニーサン、俺からも頼む。あの女の子、顔見知りなんだ!」
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