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同の章
運命の赤い糸 前編
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麻綾(8月1日(木)の獅子座の新月の陰の刻。真夏の暑さが激しさを増す中、遂に叡知と彩夏は、朱雀に憑依された亜樹との決戦を向かえる。朱雀に憑依された亜樹は怪鳥族を率いて、SAIVIAN(サビアン)天文科学館に向かっていた。)
亜樹(じっとしているのも性に合わないわ。こうなったら、一か八か総攻撃を掛けて一発逆転を狙いましょ。)
朱雀(ちょっと!敵は叡知や彩夏だけじゃないのよ。鈴夜や恕もSAIVIAN(サビアン)天文科学館にいるし、何より鳳閣楼を空にしたら、亜里沙達(元春と美樹)が・・・。)
麻綾(両者の言い争いが続く中、配下の梟熊(オウルベア)から、亜里沙達(元春と美樹)が鳳閣楼に向かったと知らせを受ける。)
亜樹(やはり動いたわね。叡知と彩夏の相手は私がする。亜里沙達(元春と美樹)の相手は貴方達に任せたわよ。)
朱雀(何勝手に命令してんのよ!新月の日で弱体化しているのに、1対2とか自殺行為よ。)
麻綾(2人はその場に留まり口論となり、配下の怪鳥族も困惑する。そうこうしている内に、亜里沙達(元春と美樹)は、鳳閣楼を占拠する。)
元春「亜里沙の通りの展開になったな。後は、朱雀に憑依された亜樹ら怪鳥族が、鳳閣楼の奪回するべく、取って返してくるのを向かい撃つと言った所か?」
亜里沙「いえ、相手を動揺させることが目的で、鳳閣楼を占拠することではありません。ここで、私達(元春と美樹)が攻める素振りを見せれば、怪鳥族は私達(元春と美樹)目掛けて襲い掛かるでしょう。」
美樹「その間に、叡知と彩夏が朱雀に憑依された亜樹と対峙と言う図式が成り立つし、鈴夜と恕をSAIVIAN(サビアン)天文科学館から逃すことにも繋がるね♪それじゃあ、張り切って行こう♪。」
麻綾(亜里沙達(元春と美樹)は間髪入れず、怪鳥族を背後から奇襲!これにより、両者は激しく激突する。一部始終を静観していた叡知達(彩夏、鈴夜、恕)も、行動を開始する。)
叡知「彩夏、足取りがおぼつかんけど大丈夫な?」
彩夏「・・・平気平気・・・あたいは二日酔いになってからが勝負だから・・・。」
鈴夜「はい狂瓢箪は返しておくわ。さて、私と恕は、真悟の呼び出しで、SYBILLA CLUB(シビラクラブ)に行かないといけないけど、大和図書館を経由する迂回ルートと、怪鳥族の群れがいるけど鳳閣楼を経由した直線ルート。どっちにする恕?」
恕「朱雀の同宿の特性(相剋)が厄介だけど、叡知と彩夏が引き受けてくれるなら、俺の通常攻撃(最大射程距離)で、敵中突破した上で、真悟と合流しても良いじゃない?」
麻綾(かくして叡知達(彩夏、鈴夜、恕)は、SAIVIAN(サビアン)天文科学館を出発。叡知と彩夏は、朱雀に憑依された亜樹に挑み、鈴夜と恕は的中突破のタイミングを計るべく、戦線から少し離れた位置で待機する。)
亜樹&朱雀「梅花心易堂以来ね。あの時は元春の横槍で不覚を取ったけど、今回はその元春はいないようね。叡知の剣も修復出来ていない上に、彩夏も満身創痍で、私に勝てるかしら?」
叡知「ちょっと黙ってか鳥女。僕は、亜樹に話があるんや。」
麻綾(そう言うと、叡知は自らの霊糸を具現化する。)
亜樹&朱雀「・・・どういうつもり?」
叡知「霊糸を出せ!お互いの霊糸を絡めて、勝負や!」
亜樹&朱雀「あははは。霊糸を操れば右に出るものが無いあたしに、霊糸で挑むなんてね・・・受けて立ってあげるわ!」
麻綾(両者は霊糸を絡めて、激しく衝突!そんな中、彩夏を始め、鈴夜と恕は様子を伺う。)
鈴夜(亜樹無いし朱雀の言う通り、叡知は態々相手の得意分野で挑むと言う無謀な行為に走ったように思える。でも、裏を返せば亜樹の心とダイレクトに繋がっている状態。)
恕(今の叡知は、超化が出来ない状態。戦闘で勝つことは皆無。でも、まだ朱雀と波長が噛み合っていない今、亜樹の心に直接問い掛けるしか無いからね。)
彩夏(勝負は亜樹を朱雀から解放した瞬間。あたいは、その解放の瞬間の一撃に全てを掛けるよ!)
麻綾(彩夏は残った酒を口に含むと、龍蛇の矛の刃に振り掛ける。一方、叡知は朱雀の思念を退けつつ、亜樹の心に問いかける。)
叡知(改めて久し振りやな。セルフ界規模で起こった月の干渉による波動障害異変解決で出発してから4年やったな。)
亜樹(そうよ。なんで、すぐに帰ってこなかったの?)
朱雀(ちょっと何を手こずってるの!?こんな半病人さっさと・・・。)
亜樹&叡知(あんた(お前)は黙(れや)ってて)
叡知(・・・御免な。その異変自体はすぐに解決したから帰って君と紅白のワインで祝杯を上げたかったけど、異変解決の際に上層部が大コスモス帝国や月の民と結託しての隠蔽工作・・・つまり、そのまま勇樹の追跡調査をしてたら、それくらいの時間が経過して、現在に至るって所やな。)
亜樹(そうだったの・・・。)
叡知(詳しい話は後日、僕の能力の一部が付与されてるはずやけど、何とかこっちに譲渡できひん?)
亜樹(ええ貴方の血液型が付与されてるわ。確か、A型だったわね。鳥女が邪魔してて難しいけど、これまで蓄えた生命(ライフ)と波動(マナ)の限りを尽くして、譲渡してみるわ。)
朱雀(そんなことさせると思うの!?貴方達掛かりなさい!そして、朱雀雷撃翔!)
麻綾(朱雀は伏せていた怪鳥族を叡知に襲わせつつ、自らも朱雀雷撃翔を放つ。すると、鈴夜と恕が颯爽と現れ、鈴夜が投げた勇者の剣が避雷針となり、叡知は直撃を免れ、襲撃してきた怪鳥族は恕によって薙ぎ払われる。)
鈴夜「カップのエースが出ました。誰かにリードしてもらいなさい。」
恕「今更、烏合の衆に何が出来る?九頭龍偃月刀の錆にしてやるよ⭐︎」
麻綾(鈴夜と恕は、怪鳥族の囲み目掛けて的中突破を試みる。その間に、亜樹と叡知は朱雀の思念をはね除けた上で、亜樹は自ら蓄えた生命(ライフ)と波動(マナ)と共に、叡知の血液型(A型)を返還!また、同時に房宿曜星(そいぼし)の紋章を刻む。)
亜樹(これで貴方の自慢の第三の眼(第6チャクラ(アージュニヤー))が利くはず・・・私は今から意識を失うけど・・・叡知・・・貴方なら・・・。)
叡知(亜樹!!!)
麻綾(と叫んだ所で、霊糸が途切れ、同時に亜樹の身体から朱雀が現れた。)
朱雀「このあたしをコケにしやがって!リア充爆発しやがれ!朱雀爆撃翔!」
麻綾(と十分な距離をとって怒りに任せて亜樹と叡知に突進!ここまで静観していた彩夏がと勢い良く飛び出す。しかし、石に蹴躓いて龍蛇の矛が手元から離れる。叡知は亜樹を庇いながら勢い良く飛んで来る龍蛇の矛を回避!すると、それが運良く朱雀に命中する。)
朱雀「ぎゃあぁぁぁ!!!」
叡知「えっ?」
朱雀(まさかこんな結末を迎えるなんてね・・・叡知君が亜樹を庇って避けたのか・・・それとも彩夏の突拍子の無い行動に咄嗟に合わせたのか・・・何れにしても、この子達の愛に負けたって所かしらね・・・。)
朱雀(ふん・・・流石は叡知君・・・騰蛇が執着するのも納得ね・・・でも、今回の戦いの情報と共に、同宿の特性(相剋)は、勇樹の羅刹の剣に引き継がれるのよ・・・と言うことで天空、勾陳、玄武、白虎・・・後は頼んだわよ・・・。)
麻綾(朱雀はそう思った後、絶命する。こうして叡知と彩夏・・・引いては、亜里沙達(元春と美樹)や鈴夜達(真悟と恕)は、朱雀戦に勝利し、亜樹の救出に成功する。)
亜樹(じっとしているのも性に合わないわ。こうなったら、一か八か総攻撃を掛けて一発逆転を狙いましょ。)
朱雀(ちょっと!敵は叡知や彩夏だけじゃないのよ。鈴夜や恕もSAIVIAN(サビアン)天文科学館にいるし、何より鳳閣楼を空にしたら、亜里沙達(元春と美樹)が・・・。)
麻綾(両者の言い争いが続く中、配下の梟熊(オウルベア)から、亜里沙達(元春と美樹)が鳳閣楼に向かったと知らせを受ける。)
亜樹(やはり動いたわね。叡知と彩夏の相手は私がする。亜里沙達(元春と美樹)の相手は貴方達に任せたわよ。)
朱雀(何勝手に命令してんのよ!新月の日で弱体化しているのに、1対2とか自殺行為よ。)
麻綾(2人はその場に留まり口論となり、配下の怪鳥族も困惑する。そうこうしている内に、亜里沙達(元春と美樹)は、鳳閣楼を占拠する。)
元春「亜里沙の通りの展開になったな。後は、朱雀に憑依された亜樹ら怪鳥族が、鳳閣楼の奪回するべく、取って返してくるのを向かい撃つと言った所か?」
亜里沙「いえ、相手を動揺させることが目的で、鳳閣楼を占拠することではありません。ここで、私達(元春と美樹)が攻める素振りを見せれば、怪鳥族は私達(元春と美樹)目掛けて襲い掛かるでしょう。」
美樹「その間に、叡知と彩夏が朱雀に憑依された亜樹と対峙と言う図式が成り立つし、鈴夜と恕をSAIVIAN(サビアン)天文科学館から逃すことにも繋がるね♪それじゃあ、張り切って行こう♪。」
麻綾(亜里沙達(元春と美樹)は間髪入れず、怪鳥族を背後から奇襲!これにより、両者は激しく激突する。一部始終を静観していた叡知達(彩夏、鈴夜、恕)も、行動を開始する。)
叡知「彩夏、足取りがおぼつかんけど大丈夫な?」
彩夏「・・・平気平気・・・あたいは二日酔いになってからが勝負だから・・・。」
鈴夜「はい狂瓢箪は返しておくわ。さて、私と恕は、真悟の呼び出しで、SYBILLA CLUB(シビラクラブ)に行かないといけないけど、大和図書館を経由する迂回ルートと、怪鳥族の群れがいるけど鳳閣楼を経由した直線ルート。どっちにする恕?」
恕「朱雀の同宿の特性(相剋)が厄介だけど、叡知と彩夏が引き受けてくれるなら、俺の通常攻撃(最大射程距離)で、敵中突破した上で、真悟と合流しても良いじゃない?」
麻綾(かくして叡知達(彩夏、鈴夜、恕)は、SAIVIAN(サビアン)天文科学館を出発。叡知と彩夏は、朱雀に憑依された亜樹に挑み、鈴夜と恕は的中突破のタイミングを計るべく、戦線から少し離れた位置で待機する。)
亜樹&朱雀「梅花心易堂以来ね。あの時は元春の横槍で不覚を取ったけど、今回はその元春はいないようね。叡知の剣も修復出来ていない上に、彩夏も満身創痍で、私に勝てるかしら?」
叡知「ちょっと黙ってか鳥女。僕は、亜樹に話があるんや。」
麻綾(そう言うと、叡知は自らの霊糸を具現化する。)
亜樹&朱雀「・・・どういうつもり?」
叡知「霊糸を出せ!お互いの霊糸を絡めて、勝負や!」
亜樹&朱雀「あははは。霊糸を操れば右に出るものが無いあたしに、霊糸で挑むなんてね・・・受けて立ってあげるわ!」
麻綾(両者は霊糸を絡めて、激しく衝突!そんな中、彩夏を始め、鈴夜と恕は様子を伺う。)
鈴夜(亜樹無いし朱雀の言う通り、叡知は態々相手の得意分野で挑むと言う無謀な行為に走ったように思える。でも、裏を返せば亜樹の心とダイレクトに繋がっている状態。)
恕(今の叡知は、超化が出来ない状態。戦闘で勝つことは皆無。でも、まだ朱雀と波長が噛み合っていない今、亜樹の心に直接問い掛けるしか無いからね。)
彩夏(勝負は亜樹を朱雀から解放した瞬間。あたいは、その解放の瞬間の一撃に全てを掛けるよ!)
麻綾(彩夏は残った酒を口に含むと、龍蛇の矛の刃に振り掛ける。一方、叡知は朱雀の思念を退けつつ、亜樹の心に問いかける。)
叡知(改めて久し振りやな。セルフ界規模で起こった月の干渉による波動障害異変解決で出発してから4年やったな。)
亜樹(そうよ。なんで、すぐに帰ってこなかったの?)
朱雀(ちょっと何を手こずってるの!?こんな半病人さっさと・・・。)
亜樹&叡知(あんた(お前)は黙(れや)ってて)
叡知(・・・御免な。その異変自体はすぐに解決したから帰って君と紅白のワインで祝杯を上げたかったけど、異変解決の際に上層部が大コスモス帝国や月の民と結託しての隠蔽工作・・・つまり、そのまま勇樹の追跡調査をしてたら、それくらいの時間が経過して、現在に至るって所やな。)
亜樹(そうだったの・・・。)
叡知(詳しい話は後日、僕の能力の一部が付与されてるはずやけど、何とかこっちに譲渡できひん?)
亜樹(ええ貴方の血液型が付与されてるわ。確か、A型だったわね。鳥女が邪魔してて難しいけど、これまで蓄えた生命(ライフ)と波動(マナ)の限りを尽くして、譲渡してみるわ。)
朱雀(そんなことさせると思うの!?貴方達掛かりなさい!そして、朱雀雷撃翔!)
麻綾(朱雀は伏せていた怪鳥族を叡知に襲わせつつ、自らも朱雀雷撃翔を放つ。すると、鈴夜と恕が颯爽と現れ、鈴夜が投げた勇者の剣が避雷針となり、叡知は直撃を免れ、襲撃してきた怪鳥族は恕によって薙ぎ払われる。)
鈴夜「カップのエースが出ました。誰かにリードしてもらいなさい。」
恕「今更、烏合の衆に何が出来る?九頭龍偃月刀の錆にしてやるよ⭐︎」
麻綾(鈴夜と恕は、怪鳥族の囲み目掛けて的中突破を試みる。その間に、亜樹と叡知は朱雀の思念をはね除けた上で、亜樹は自ら蓄えた生命(ライフ)と波動(マナ)と共に、叡知の血液型(A型)を返還!また、同時に房宿曜星(そいぼし)の紋章を刻む。)
亜樹(これで貴方の自慢の第三の眼(第6チャクラ(アージュニヤー))が利くはず・・・私は今から意識を失うけど・・・叡知・・・貴方なら・・・。)
叡知(亜樹!!!)
麻綾(と叫んだ所で、霊糸が途切れ、同時に亜樹の身体から朱雀が現れた。)
朱雀「このあたしをコケにしやがって!リア充爆発しやがれ!朱雀爆撃翔!」
麻綾(と十分な距離をとって怒りに任せて亜樹と叡知に突進!ここまで静観していた彩夏がと勢い良く飛び出す。しかし、石に蹴躓いて龍蛇の矛が手元から離れる。叡知は亜樹を庇いながら勢い良く飛んで来る龍蛇の矛を回避!すると、それが運良く朱雀に命中する。)
朱雀「ぎゃあぁぁぁ!!!」
叡知「えっ?」
朱雀(まさかこんな結末を迎えるなんてね・・・叡知君が亜樹を庇って避けたのか・・・それとも彩夏の突拍子の無い行動に咄嗟に合わせたのか・・・何れにしても、この子達の愛に負けたって所かしらね・・・。)
朱雀(ふん・・・流石は叡知君・・・騰蛇が執着するのも納得ね・・・でも、今回の戦いの情報と共に、同宿の特性(相剋)は、勇樹の羅刹の剣に引き継がれるのよ・・・と言うことで天空、勾陳、玄武、白虎・・・後は頼んだわよ・・・。)
麻綾(朱雀はそう思った後、絶命する。こうして叡知と彩夏・・・引いては、亜里沙達(元春と美樹)や鈴夜達(真悟と恕)は、朱雀戦に勝利し、亜樹の救出に成功する。)
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