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事の章
366日分 後編
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麻綾(12月12日(木)の双子座の満月の陰の刻。丑三つ時(2:00~2:30)。満月の波動(マナ)がピークを迎えるのを感じた勇樹は紫微城に撤退。彰は、その様子を精神世界から見ていた。)
彰「金神の化身を自称した上で、上亭の妖魔に八将軍の地位を与えて、八つの中継地点を制圧するとはね。しかも、亜里沙達(元春と美樹)を撤退に追い込んで、鈴夜達(真悟、桃矢、恕)を分断するとはね。」
司龍「そんな・・・美緒達(仁、美言、一樹、康史)や叡知達(香里、亜樹、達哉、鋭気)もやられたのか?」
彰「其方は、何とか踏み止まったよ。八将軍の対処は、上亭の妖魔の必ず新月の日かつ宿曜師3人で対処すると言う原則に乗っ取れば良い。解放された十二天将星の超霊場(パワースポット)と玄武を撃破して、青龍と対面後を考慮すると・・・。」
彰「五輪霊園の五輪塔(タットワタワー)、天帝山の五帝龍王廟、後方の山海(丑寅・卯町)を確実に抑えておき、栄・親の相性で組んでいる宿曜師を集結させる。」
司龍「五帝龍王廟が北東(表鬼門)だからか?だったら、他の八つの中継地点はともかく、南西(裏鬼門)の彼岸花の社を抑えなくて良いのか?」
彰「勇樹に他の選択肢を与えないのが目的だよ。まあ、先ずは玄武の撃破が最優先になるけど、そのためには君の力が必要なんだ。」
麻綾(彰は、今後の対策を司龍に伝えると、他の宿曜師にもその旨を伝える。一方、彩夏と利沙は、玄武に憑依された智恵との戦闘を引き分けに持ち込んで、七星館に帰還した。)
彩夏「今回ばかりは駄目かと思ったけど、智恵相手に引き分けに持ち込めただけでも大健闘だね。この調子なら、叡知達(亜樹、達哉、鋭気)が合流すれば何とかなりそうだね。」
利沙「さっき彰から、八将軍と言う上亭の妖魔が新たな敵が出現したと伝達があった。それを考慮すると、鋭気達(亜樹とあたし)と叡知達(達哉と彩夏)の二手に別れて行動になりそうだな。」
彩夏「となると、勾陳戦のように方陣(スプレッド)は使えないね。後、あたい達哉の事が苦手なんだよね。何考えているか分からないし・・・。」
利沙(此処まで騰蛇、朱雀、天空、勾陳と撃破した叡知なだけに、もう弱体化を理由に見逃さないだろうし、仮に第7チャクラ(サハスラーラ)の発動状態で陰陽の波動(マナ)の均衡と保って九星斬と八門脚を使えても厳しいな・・・せめて、司龍がいれば・・・。)
麻綾(2人は事が順調に進んでも、玄武戦で勝利を収めるのは難しいと予想する。一方、亜里沙達(元春と美樹)は、五輪塔から和合の館まで撤退していた。)
元春「勇樹め金神の化身は私だと言うのに・・・大歳神を名乗る上亭の妖魔だけなら、私達だけで何とかなるだがな・・・。」
亜里沙「その事で彰から伝達がありました。現状のまま、12月26日(木)の山羊座の新月(金環日食)まで耐え凌いだ後・・・。」
亜里沙「五輪霊園の五輪塔(タットワタワー)の大歳神は、私達(元春と美樹)。」
亜里沙「龍脈の湿原の封魔の監獄の豹尾神は、吉平達(理英と香里)。」
亜里沙「天文ヶ丘のSAIVIAN(サビアン)天文科学館の黄幡神は、鈴夜達(真悟と恕)。」
亜里沙「また、玄武撃破後は、山海(丑寅・卯町)を後方に、五輪霊園の五輪塔(タットワタワー)と天帝山の五帝龍王廟で、勇樹や八将軍を迎え撃つので、栄・親の近距離の相性の仲間で組めている宿曜師は集結するとの事です。」
美樹「いよいよ決戦だね。でも、白虎に憑依された美里ら魔獣族と、彼岸花の社は如何するの?」
亜里沙「其方には、鋭気達(亜樹と利沙)を向かわせましょう。残りの宿曜星の紋章を考慮すると、叡知は彩夏達(達哉、智恵、司龍)と共に行動する予想されます。」
麻綾(亜里沙達(元春と美樹)は、来るべき12月26日(木)の山羊座の新月(金環日食)の日に備える。一方、美緒達(仁、美言、一樹、康史)は、勇樹ら妖魔群(龍蛇族、怪鳥族、幻妖族、金剛族)の猛攻を凌ぎ切った。)
仁「勇樹が来た時は、如何なるかと思ったけど、何とかなったね。」
美言「でも何で急に撤退したのかしら?」
美緒「恐らく、太陽(アグニ)のチャクラが唯一最大限発揮出来るのが満月の日。」
一樹「裏を返せば、そのピークを過ぎれば一転して窮地に陥るって事だな。」
康史「まあ、これを乗り切ったら休もうよ。」
麻綾(勇樹にとって、この一戦で美緒達(仁、美言、一樹、康史)を蹴散らせなかったのは痛恨の極み。一方、真悟や桃矢の加勢が間に合った亜矢は九死に一緒を得る。)
亜矢「済まない・・・私のせいで夢幻郷が・・・。」
桃矢「気にすんなって。それより、彰の話だがよ。鈴夜と恕が合流出来たとして、夢幻郷の歳殺神が横槍入れて来ねえか?」
亜矢「一か八か此処の離れて、歳殺神の注意を惹こう。少々酷だが、その時は短期決戦で頼むぞ真悟。」
真悟「おうよ!任せとけ!」
麻綾(亜矢は12月26日(木)の山羊座の新月(金環日食)に御霊神宮を離れて、歳殺神の注意を惹くようだ。一方、鈴夜と恕が竹取砦を訪ねて来た。)
鈴夜「日蝕が思い掛けない結末を暗示しています。如何やら、亜矢は12月26日(木)の山羊座の新月(金環日食)の日に歳殺神の注意を惹くために動くわね。」
恕「えっ!?そんな事したら、白虎に憑依された美里の牽制は・・・。」
麻綾「貴方達が短期決戦で決着をつけてくれるなら問題無いわ。白虎に憑依された美里ら魔獣族が妙な真似をしたら、私が叩き潰しに行くだけ・・・。」
恕(何だろ?麻綾の様子がおかしいような・・・。)
麻綾(叡知と離れて164日・・・その寂しさと満月の波動(マナ)も相まって、私の感情は昂っていた。一方、叡知達(香里、亜樹、達哉、鋭気)も青龍港の防衛に成功。達哉と鋭気は2人で語らう。)
達哉「群れる雑魚を相手にするのも骨が折れる。所で、叡知は?香里や亜樹の姿も見ないが?」
鋭気「決まってるだろ?」
達哉(叡知め・・・ロクに戦っていないのに、香里と亜樹と性交渉とはな・・・。)
鋭気「そういうとこだぞ達哉。」
麻綾(露骨に嫉妬する達哉を鋭気が注意する。一方、叡知は香里と亜樹を交えて性交渉。亜樹の霊糸も合わさって香里の精神世界を訪れる。)
香里「常世島のビーチ。確かメンバーは、麻綾と私、智恵と利沙、彩夏と美言、亜里沙と美緒、亜矢と美樹、理英と鈴夜、美里に香里の振り分けだったわね。此処でみんなとビーチバレーをするのが、あたしの一番の楽しみなんだ。」
亜樹「香里は基本セルフ界の海を股にかけてるから、帰国した時に、みんなで集まってやってたわね。いつだったか異世界からやって来た女子のチームと対戦した時は、面白かったわね。」
叡知(たまに女性陣が忽然と姿を消すのは、そう言う事か・・・それにしても、白い砂浜・・・エメラルドグリーンの海・・・俺には眩し過ぎるな・・・。)
亜樹「浮かない顔ね叡知。もしかして、達哉の態度を気にしてるの?」
叡知「いや・・・それは・・・。」
香里「達哉は如何か知らないけど、少なくとも、あたしはあんたが後ろにいてくれて心強かったよ。とは言え、このままじゃあ、仲間内でギズギズしちゃうから、達哉の考えを改めさせないと行けないね。」
叡知「かお・・・うっ・・・。」
麻綾(と言い切る前に射精して、元の場所に戻り、そのまま深い眠りにつく。六壬神課式盤に柳宿曜星(ぬりこぼし)の紋章が刻まれていた。)
彰「金神の化身を自称した上で、上亭の妖魔に八将軍の地位を与えて、八つの中継地点を制圧するとはね。しかも、亜里沙達(元春と美樹)を撤退に追い込んで、鈴夜達(真悟、桃矢、恕)を分断するとはね。」
司龍「そんな・・・美緒達(仁、美言、一樹、康史)や叡知達(香里、亜樹、達哉、鋭気)もやられたのか?」
彰「其方は、何とか踏み止まったよ。八将軍の対処は、上亭の妖魔の必ず新月の日かつ宿曜師3人で対処すると言う原則に乗っ取れば良い。解放された十二天将星の超霊場(パワースポット)と玄武を撃破して、青龍と対面後を考慮すると・・・。」
彰「五輪霊園の五輪塔(タットワタワー)、天帝山の五帝龍王廟、後方の山海(丑寅・卯町)を確実に抑えておき、栄・親の相性で組んでいる宿曜師を集結させる。」
司龍「五帝龍王廟が北東(表鬼門)だからか?だったら、他の八つの中継地点はともかく、南西(裏鬼門)の彼岸花の社を抑えなくて良いのか?」
彰「勇樹に他の選択肢を与えないのが目的だよ。まあ、先ずは玄武の撃破が最優先になるけど、そのためには君の力が必要なんだ。」
麻綾(彰は、今後の対策を司龍に伝えると、他の宿曜師にもその旨を伝える。一方、彩夏と利沙は、玄武に憑依された智恵との戦闘を引き分けに持ち込んで、七星館に帰還した。)
彩夏「今回ばかりは駄目かと思ったけど、智恵相手に引き分けに持ち込めただけでも大健闘だね。この調子なら、叡知達(亜樹、達哉、鋭気)が合流すれば何とかなりそうだね。」
利沙「さっき彰から、八将軍と言う上亭の妖魔が新たな敵が出現したと伝達があった。それを考慮すると、鋭気達(亜樹とあたし)と叡知達(達哉と彩夏)の二手に別れて行動になりそうだな。」
彩夏「となると、勾陳戦のように方陣(スプレッド)は使えないね。後、あたい達哉の事が苦手なんだよね。何考えているか分からないし・・・。」
利沙(此処まで騰蛇、朱雀、天空、勾陳と撃破した叡知なだけに、もう弱体化を理由に見逃さないだろうし、仮に第7チャクラ(サハスラーラ)の発動状態で陰陽の波動(マナ)の均衡と保って九星斬と八門脚を使えても厳しいな・・・せめて、司龍がいれば・・・。)
麻綾(2人は事が順調に進んでも、玄武戦で勝利を収めるのは難しいと予想する。一方、亜里沙達(元春と美樹)は、五輪塔から和合の館まで撤退していた。)
元春「勇樹め金神の化身は私だと言うのに・・・大歳神を名乗る上亭の妖魔だけなら、私達だけで何とかなるだがな・・・。」
亜里沙「その事で彰から伝達がありました。現状のまま、12月26日(木)の山羊座の新月(金環日食)まで耐え凌いだ後・・・。」
亜里沙「五輪霊園の五輪塔(タットワタワー)の大歳神は、私達(元春と美樹)。」
亜里沙「龍脈の湿原の封魔の監獄の豹尾神は、吉平達(理英と香里)。」
亜里沙「天文ヶ丘のSAIVIAN(サビアン)天文科学館の黄幡神は、鈴夜達(真悟と恕)。」
亜里沙「また、玄武撃破後は、山海(丑寅・卯町)を後方に、五輪霊園の五輪塔(タットワタワー)と天帝山の五帝龍王廟で、勇樹や八将軍を迎え撃つので、栄・親の近距離の相性の仲間で組めている宿曜師は集結するとの事です。」
美樹「いよいよ決戦だね。でも、白虎に憑依された美里ら魔獣族と、彼岸花の社は如何するの?」
亜里沙「其方には、鋭気達(亜樹と利沙)を向かわせましょう。残りの宿曜星の紋章を考慮すると、叡知は彩夏達(達哉、智恵、司龍)と共に行動する予想されます。」
麻綾(亜里沙達(元春と美樹)は、来るべき12月26日(木)の山羊座の新月(金環日食)の日に備える。一方、美緒達(仁、美言、一樹、康史)は、勇樹ら妖魔群(龍蛇族、怪鳥族、幻妖族、金剛族)の猛攻を凌ぎ切った。)
仁「勇樹が来た時は、如何なるかと思ったけど、何とかなったね。」
美言「でも何で急に撤退したのかしら?」
美緒「恐らく、太陽(アグニ)のチャクラが唯一最大限発揮出来るのが満月の日。」
一樹「裏を返せば、そのピークを過ぎれば一転して窮地に陥るって事だな。」
康史「まあ、これを乗り切ったら休もうよ。」
麻綾(勇樹にとって、この一戦で美緒達(仁、美言、一樹、康史)を蹴散らせなかったのは痛恨の極み。一方、真悟や桃矢の加勢が間に合った亜矢は九死に一緒を得る。)
亜矢「済まない・・・私のせいで夢幻郷が・・・。」
桃矢「気にすんなって。それより、彰の話だがよ。鈴夜と恕が合流出来たとして、夢幻郷の歳殺神が横槍入れて来ねえか?」
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真悟「おうよ!任せとけ!」
麻綾(亜矢は12月26日(木)の山羊座の新月(金環日食)に御霊神宮を離れて、歳殺神の注意を惹くようだ。一方、鈴夜と恕が竹取砦を訪ねて来た。)
鈴夜「日蝕が思い掛けない結末を暗示しています。如何やら、亜矢は12月26日(木)の山羊座の新月(金環日食)の日に歳殺神の注意を惹くために動くわね。」
恕「えっ!?そんな事したら、白虎に憑依された美里の牽制は・・・。」
麻綾「貴方達が短期決戦で決着をつけてくれるなら問題無いわ。白虎に憑依された美里ら魔獣族が妙な真似をしたら、私が叩き潰しに行くだけ・・・。」
恕(何だろ?麻綾の様子がおかしいような・・・。)
麻綾(叡知と離れて164日・・・その寂しさと満月の波動(マナ)も相まって、私の感情は昂っていた。一方、叡知達(香里、亜樹、達哉、鋭気)も青龍港の防衛に成功。達哉と鋭気は2人で語らう。)
達哉「群れる雑魚を相手にするのも骨が折れる。所で、叡知は?香里や亜樹の姿も見ないが?」
鋭気「決まってるだろ?」
達哉(叡知め・・・ロクに戦っていないのに、香里と亜樹と性交渉とはな・・・。)
鋭気「そういうとこだぞ達哉。」
麻綾(露骨に嫉妬する達哉を鋭気が注意する。一方、叡知は香里と亜樹を交えて性交渉。亜樹の霊糸も合わさって香里の精神世界を訪れる。)
香里「常世島のビーチ。確かメンバーは、麻綾と私、智恵と利沙、彩夏と美言、亜里沙と美緒、亜矢と美樹、理英と鈴夜、美里に香里の振り分けだったわね。此処でみんなとビーチバレーをするのが、あたしの一番の楽しみなんだ。」
亜樹「香里は基本セルフ界の海を股にかけてるから、帰国した時に、みんなで集まってやってたわね。いつだったか異世界からやって来た女子のチームと対戦した時は、面白かったわね。」
叡知(たまに女性陣が忽然と姿を消すのは、そう言う事か・・・それにしても、白い砂浜・・・エメラルドグリーンの海・・・俺には眩し過ぎるな・・・。)
亜樹「浮かない顔ね叡知。もしかして、達哉の態度を気にしてるの?」
叡知「いや・・・それは・・・。」
香里「達哉は如何か知らないけど、少なくとも、あたしはあんたが後ろにいてくれて心強かったよ。とは言え、このままじゃあ、仲間内でギズギズしちゃうから、達哉の考えを改めさせないと行けないね。」
叡知「かお・・・うっ・・・。」
麻綾(と言い切る前に射精して、元の場所に戻り、そのまま深い眠りにつく。六壬神課式盤に柳宿曜星(ぬりこぼし)の紋章が刻まれていた。)
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