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憎しみのパズルピース
第2話
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駅前のバス乗り場で、僕と奈落は曙高校前方向のバスに乗車した。
奈落のような容姿の人がバスに乗ってるのが珍しいのか、乗客がチラチラと見る視線を感じる。
忘れてたけど、やっぱり背が高くてルックスとスタイル抜群なんて目立つのが当たり前だ。
「何だよぉ。
俺の顔に付いてんのは、目鼻口眉毛くらいだぞ。」
ジッと直視する僕に奈落が言った。
本当に残念なくらいの美的感覚の無さだ。
こんなのならナルシストになっても全然おかしくないと思うのに…。
「ごめんごめん。
大きいから目立つんだよ。」
「デカいだけって、ゴジラか?
マシュマロマンかよ。
ま、デカいと混んでる乗り物でも見通しが良いのは便利だけど。」
「そおだよ!僕なんて見通すどころか挟み込まれて、異様な体勢のままの時もあるんだから。」
「そっか…小さいと可愛がられるばっかりかと思ったけど、そういう苦労もあるのか。」
「小さくて可愛いって、人を小動物みたいに言わないでよぉ…結構苦労してるんだよ。」
「おっ!すまない、すまない。
樹もそうだけど、ちまっこい奴って…どうもハムスターだのウサギをイメージしちまう。
あ、嫌いじゃないぜ。
むしろ、構いたくなる可愛さだ!」
「…!」
確かに…構ってもらうのは嫌いじゃないし…逆にもっと構ってくれても構わないんだけど…。
「今日…保健室で恋バナを少し聞いたんだけど…。
僕…恋愛経験なくって…。」
「あーソレ。
俺に聞いても無理だな…。
うーむ。
やっぱり、百戦錬磨と言えば槇ちゃんだな。
うん。
多分…華京院って恋愛下手な奴とか趣味が変わってる奴が多いけど、槇ちゃんはそこのところは、手本に出来るほどの腕前(!?)だな。
あしらい方とか遊び方も上手くて後腐れないし、かと言って揉めた事なんて、無いんじゃないかな。」
「槇さん…モテそうだもんなぁ。
恋愛もスマートに決めそうだ。」
「モテるし、頭も良いってズルいよな!
まったく!
…けど…俺が女だったら確かに槇ちゃんと、一度は付き合いたいと思うかな…。」
「完璧なんだね。
槇さんって性格も凄く良いしな。
フラれても、いい思い出にしてくれそうだ。」
「あ…なんか、槇ちゃん褒め過ぎて…自分が傷ついて来た。
くそっ!
器用になりてぇ~!」
「…不器用なんだ…奈落は恋愛に…。」
僕のセリフに奈落はガックしと肩を下げた。
ヤバい!調子に乗り過ぎた。
「えっ…あの、土曜日なんだけど…、奈落は槇さんの手伝いに入れるの?」
僕は慌てて話をし切り替えた。
「あ…ああ。その話しか。
そうだなぁ…有村に着いて行くところまでは仕事だから問題なし!
けど…手伝いとなると…。」
「槇さんも、そこを気にしてた。
奈落の仕事上問題なければ…手伝って貰いたいんじゃないかな。」
「で…どうする?」
「え?何?僕…?。」
奈落はニヤリと意味深な笑顔で僕の顔を覗き込んだ。
あれ…アレレ?
どうするって…どう…す…。
「あー!そうか。
僕自身が指示を出せばいいのか!
手伝ってって言えば、有料で手伝えるんだね?」
「そういう事!
いい加減システムに慣れろよ…ったく。
引き出すのが面倒くせぇ。
サポートすんのも大変なんだぞ。
こっちが主権握る訳にも行かないからな。」
「…だね。あははは。
ごめん。
人を使う事に慣れてないんだ。
そもそも、苦手だし。」
「…お!そろそろ着くぞ。」
奈落が外を眺めながら言うと、バスの速度がだんだんと落ちて来て、曙高校前で停車した。
奈落のような容姿の人がバスに乗ってるのが珍しいのか、乗客がチラチラと見る視線を感じる。
忘れてたけど、やっぱり背が高くてルックスとスタイル抜群なんて目立つのが当たり前だ。
「何だよぉ。
俺の顔に付いてんのは、目鼻口眉毛くらいだぞ。」
ジッと直視する僕に奈落が言った。
本当に残念なくらいの美的感覚の無さだ。
こんなのならナルシストになっても全然おかしくないと思うのに…。
「ごめんごめん。
大きいから目立つんだよ。」
「デカいだけって、ゴジラか?
マシュマロマンかよ。
ま、デカいと混んでる乗り物でも見通しが良いのは便利だけど。」
「そおだよ!僕なんて見通すどころか挟み込まれて、異様な体勢のままの時もあるんだから。」
「そっか…小さいと可愛がられるばっかりかと思ったけど、そういう苦労もあるのか。」
「小さくて可愛いって、人を小動物みたいに言わないでよぉ…結構苦労してるんだよ。」
「おっ!すまない、すまない。
樹もそうだけど、ちまっこい奴って…どうもハムスターだのウサギをイメージしちまう。
あ、嫌いじゃないぜ。
むしろ、構いたくなる可愛さだ!」
「…!」
確かに…構ってもらうのは嫌いじゃないし…逆にもっと構ってくれても構わないんだけど…。
「今日…保健室で恋バナを少し聞いたんだけど…。
僕…恋愛経験なくって…。」
「あーソレ。
俺に聞いても無理だな…。
うーむ。
やっぱり、百戦錬磨と言えば槇ちゃんだな。
うん。
多分…華京院って恋愛下手な奴とか趣味が変わってる奴が多いけど、槇ちゃんはそこのところは、手本に出来るほどの腕前(!?)だな。
あしらい方とか遊び方も上手くて後腐れないし、かと言って揉めた事なんて、無いんじゃないかな。」
「槇さん…モテそうだもんなぁ。
恋愛もスマートに決めそうだ。」
「モテるし、頭も良いってズルいよな!
まったく!
…けど…俺が女だったら確かに槇ちゃんと、一度は付き合いたいと思うかな…。」
「完璧なんだね。
槇さんって性格も凄く良いしな。
フラれても、いい思い出にしてくれそうだ。」
「あ…なんか、槇ちゃん褒め過ぎて…自分が傷ついて来た。
くそっ!
器用になりてぇ~!」
「…不器用なんだ…奈落は恋愛に…。」
僕のセリフに奈落はガックしと肩を下げた。
ヤバい!調子に乗り過ぎた。
「えっ…あの、土曜日なんだけど…、奈落は槇さんの手伝いに入れるの?」
僕は慌てて話をし切り替えた。
「あ…ああ。その話しか。
そうだなぁ…有村に着いて行くところまでは仕事だから問題なし!
けど…手伝いとなると…。」
「槇さんも、そこを気にしてた。
奈落の仕事上問題なければ…手伝って貰いたいんじゃないかな。」
「で…どうする?」
「え?何?僕…?。」
奈落はニヤリと意味深な笑顔で僕の顔を覗き込んだ。
あれ…アレレ?
どうするって…どう…す…。
「あー!そうか。
僕自身が指示を出せばいいのか!
手伝ってって言えば、有料で手伝えるんだね?」
「そういう事!
いい加減システムに慣れろよ…ったく。
引き出すのが面倒くせぇ。
サポートすんのも大変なんだぞ。
こっちが主権握る訳にも行かないからな。」
「…だね。あははは。
ごめん。
人を使う事に慣れてないんだ。
そもそも、苦手だし。」
「…お!そろそろ着くぞ。」
奈落が外を眺めながら言うと、バスの速度がだんだんと落ちて来て、曙高校前で停車した。
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