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ハードで楽しい深夜のお仕事
第8話
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宮地の事を知れば知るほど…あいつを嫌いになれなくなってる自分がそこにいた…。
家庭環境が悪いからといって、イジメを肯定なんて死んでもしないけど…ただ、切ない…本当は分かり合えるんじゃないかって、幻想さえ持ってしまいそうになる。
以前は直接手を下す事は少なかったのに、最近は直接手を出したり皆の前で服を破いたり、これはエスカレートしていると言ってもいいのかな。
つまり宮地の状態は悪い方向にあるという事かな。
ストレスはいつ爆発してもおかしくない。
そして、そのベクトルの方向に僕がいる。
僕の中に宮地にとって、とても不快なものが見えているに違いない。
宮地…お前が僕を通して見てるのは…誰だ…父親…?母親…?不公平な世の中…?
帰宅するまで、頭の中をその事ばかりグルグルと巡っていた。
自宅アパートに着いて、自転車を駐輪した後スマホを見てみるとメッセージが届いていた。
あ!槇さんからだ!
僕は大急ぎで アパートの鍵を開けて、バタバタしながら自分の部屋に入って、正座してメッセージを読んだ。
『こんにちは。
明日の件だけど、朝8時前には事務所にいるから入って来て。
インターホン押してくれれば、オートロック解除するから。
あと、豊田さんが9時頃来てくれるそうだ。
…そこで、前作業としてやってもらいたいんだけど、大まかな衣装のラフ画を数枚。
これがあると話しがスムーズに進む。
イメージ湧きやすいし、相手にも伝わりやすい。
あとステージでの工夫などもあれば、アイデアメモでいいから持ってきて欲しい。
時間がないから話し合いを円滑に進めて作業に時間を費やしたい。
よろしく頼む。
食事はこちらで用意するから、安心してくれ。
なんなら朝食も出せる。
奈落の分は検討するけどね。
じゃあ、明日楽しみに待ってるよ。』
う~~槇さんからの仕事の指示!
何だかワクワクして正座していた膝を揺らした。
あー!前作業!前作業!急がなきゃ。
僕は慌ただしくノートを取り出した。
意気揚々と取り組んだものの…いざ、ラフ画を描こうとしても、やった事ないせいか上手くいかない。
頭の中の映像が手元の紙の絵とは似ても似つかない。
「あ~。やっぱり、才能無いんじゃないのかな僕には。
この画力で伝わるかなぁ。
相手に伝える絵って難しいんだなあ。」
ふと僕は自分のノートパソコンを引っ張り出した。
これは、父親の弟の叔父さんが父の最期の頼みで買ってきた物…。
結局、父は一度もこれを触らずに逝ってしまった。
古いパソコンなので、それ程容量も無い。
一応インターネットに繋げてはいるけど、容量の多いゲームなんかはすぐにフリーズしてしまう。
だから、ネット鑑賞や写真のデータ、宮地達イジメの音声専門にだけ使用していた。
僕は写真画像加工のソフトを初めて立ち上げてみた。
「これ…使えるかも。
コラージュ…。
貼り付け写真ならイメージ伝わるよなぁ。
画素数は低くして色合いのイメージを伝えてみよう。
あ…!」
僕はUSBメモリーカードを持ってなかった。
今まではそれすら、購入出来なかったからだ。
僕は慌ててコンビニに走って、USBメモリーを購入した。
…僕は購入したUSBメモリーを握りしめて、走った。
時間が足りない…始めてそう思った。
今まで、時間が長くて長くて早く過ぎて行く事ばかり考えていたのに…ほんの少しの時間さえ、惜しくて…時間が、大切な事に気がついた。
家庭環境が悪いからといって、イジメを肯定なんて死んでもしないけど…ただ、切ない…本当は分かり合えるんじゃないかって、幻想さえ持ってしまいそうになる。
以前は直接手を下す事は少なかったのに、最近は直接手を出したり皆の前で服を破いたり、これはエスカレートしていると言ってもいいのかな。
つまり宮地の状態は悪い方向にあるという事かな。
ストレスはいつ爆発してもおかしくない。
そして、そのベクトルの方向に僕がいる。
僕の中に宮地にとって、とても不快なものが見えているに違いない。
宮地…お前が僕を通して見てるのは…誰だ…父親…?母親…?不公平な世の中…?
帰宅するまで、頭の中をその事ばかりグルグルと巡っていた。
自宅アパートに着いて、自転車を駐輪した後スマホを見てみるとメッセージが届いていた。
あ!槇さんからだ!
僕は大急ぎで アパートの鍵を開けて、バタバタしながら自分の部屋に入って、正座してメッセージを読んだ。
『こんにちは。
明日の件だけど、朝8時前には事務所にいるから入って来て。
インターホン押してくれれば、オートロック解除するから。
あと、豊田さんが9時頃来てくれるそうだ。
…そこで、前作業としてやってもらいたいんだけど、大まかな衣装のラフ画を数枚。
これがあると話しがスムーズに進む。
イメージ湧きやすいし、相手にも伝わりやすい。
あとステージでの工夫などもあれば、アイデアメモでいいから持ってきて欲しい。
時間がないから話し合いを円滑に進めて作業に時間を費やしたい。
よろしく頼む。
食事はこちらで用意するから、安心してくれ。
なんなら朝食も出せる。
奈落の分は検討するけどね。
じゃあ、明日楽しみに待ってるよ。』
う~~槇さんからの仕事の指示!
何だかワクワクして正座していた膝を揺らした。
あー!前作業!前作業!急がなきゃ。
僕は慌ただしくノートを取り出した。
意気揚々と取り組んだものの…いざ、ラフ画を描こうとしても、やった事ないせいか上手くいかない。
頭の中の映像が手元の紙の絵とは似ても似つかない。
「あ~。やっぱり、才能無いんじゃないのかな僕には。
この画力で伝わるかなぁ。
相手に伝える絵って難しいんだなあ。」
ふと僕は自分のノートパソコンを引っ張り出した。
これは、父親の弟の叔父さんが父の最期の頼みで買ってきた物…。
結局、父は一度もこれを触らずに逝ってしまった。
古いパソコンなので、それ程容量も無い。
一応インターネットに繋げてはいるけど、容量の多いゲームなんかはすぐにフリーズしてしまう。
だから、ネット鑑賞や写真のデータ、宮地達イジメの音声専門にだけ使用していた。
僕は写真画像加工のソフトを初めて立ち上げてみた。
「これ…使えるかも。
コラージュ…。
貼り付け写真ならイメージ伝わるよなぁ。
画素数は低くして色合いのイメージを伝えてみよう。
あ…!」
僕はUSBメモリーカードを持ってなかった。
今まではそれすら、購入出来なかったからだ。
僕は慌ててコンビニに走って、USBメモリーを購入した。
…僕は購入したUSBメモリーを握りしめて、走った。
時間が足りない…始めてそう思った。
今まで、時間が長くて長くて早く過ぎて行く事ばかり考えていたのに…ほんの少しの時間さえ、惜しくて…時間が、大切な事に気がついた。
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