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保健室同盟(仮)と前期図書委員
第26話
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前期図書委員の第26話
「あの、すいません。
高橋 愛美さんは、居ますかー?」
さすがは、度胸だけは人一倍の土屋先輩。
臆する事なく、大声で叫んだ。
すると、先程こちらに背を向けていた、バレッタの女性が桃色のワンピースと長い髪を揺らしながら振り返った。
まるで、シャンプーとかのCMみたいな光景だ。
清楚で綺麗なお姉さんって感じ。
「えっと、大野先生が言っていた生徒さんね。
どうぞ、スリッパを履いてとりあえず、中へ入って。」
周りの講師に気を遣いながら、スリッパを履いて、高橋先輩と思われる女性の後をついて、個室に入った。
長テーブルとパイプイスが4つ並べてある。
面談の為のスペースっぽいな。
女性は僕等をイスに座るように促して、最後に自分が着席した。
「初めまして。
高橋 愛美です。
大野先生から、ざっくりとしか聞いていないから、改めて自己紹介と説明してもらえるかしら?」
「あ、はい。
えっと、僕等は図書室の怪人について興味がありまして。
個人的に色々と調べさせて貰ってます。
在校生の他にもOBの方々からも、少しお話をし聞かせて頂きたくて、大野先生にお願いしました。
初めまして、現在2年の神谷です。
右隣が同じく現在2年の土屋さん。
左隣が1年の有村君です。
宜しくお願いします。」
「宜しくお願いします。
僕は記録を取らせて貰います。」
「宜しくお願いします。
私は…とにかく聞いてます。」
おお!神谷先輩の鬼の様な視線に、さすがの土屋先輩もちょっと行動を抑えている。
それもそうか…情報は喉から手が出るほど欲しいんだ。
ここで、しくじりなんてしたくはない。
僕もポケットからメモとICレコーダーを取り出して準備をした。
神谷先輩も高橋先輩から情報を引き出す様に、身を乗り出し気味で机の上に肘をついた。
僕等の準備を確認してから、高橋先輩はゆっくりと思い出しながら語り出した。
「図書室の怪人について…なんだけど。
申し訳無いけど、私は恐らくほとんど関係していないと思うのよ。
実際、3年は図書委員に席はあるものの、受験もあって12月前には遊びに行く程度。
委員会というのは名ばかりの特殊委員会だし。
実質、ボランティア活動だから、他の委員会と違って各クラスからって訳じゃないし、引き継ぎ時期も個々の都合を見てって感じで他の委員会より緩い感じなのよ。
それでも年末近くだったから、私の仕事は全て下級生に引き継いでいたわ。
神部君や重谷君は実質的な仕事を、下級生に引き継がせた後も、ちょくちょく図書室に行ってたみたいだけど。
人手不足はどこの委員や部活でも同じだものね。」
「…そうか…引き継ぎ…。
って事はすでに事実上、三谷さんに図書委員長の座は譲られていたんですよね。
なのに…1月までは重谷先輩は確実に図書委員と関係している。
そこまでして、図書室…もしくは図書委員に関わる理由って…。」
神谷先輩はさっそく、食い付いた。
「…さっきも言った通り、今まで図書委員長として仕切ってきた責任感から来る、図書委員のボランティアとか…あと考えられるとしたら、神部君の為じゃないかしら…?」
「神部先輩の…?
そう、思う根拠を教えて貰えますか?」
「…事故…。
12月初めに…神部君が交通事故にあったの…。」
「あの、すいません。
高橋 愛美さんは、居ますかー?」
さすがは、度胸だけは人一倍の土屋先輩。
臆する事なく、大声で叫んだ。
すると、先程こちらに背を向けていた、バレッタの女性が桃色のワンピースと長い髪を揺らしながら振り返った。
まるで、シャンプーとかのCMみたいな光景だ。
清楚で綺麗なお姉さんって感じ。
「えっと、大野先生が言っていた生徒さんね。
どうぞ、スリッパを履いてとりあえず、中へ入って。」
周りの講師に気を遣いながら、スリッパを履いて、高橋先輩と思われる女性の後をついて、個室に入った。
長テーブルとパイプイスが4つ並べてある。
面談の為のスペースっぽいな。
女性は僕等をイスに座るように促して、最後に自分が着席した。
「初めまして。
高橋 愛美です。
大野先生から、ざっくりとしか聞いていないから、改めて自己紹介と説明してもらえるかしら?」
「あ、はい。
えっと、僕等は図書室の怪人について興味がありまして。
個人的に色々と調べさせて貰ってます。
在校生の他にもOBの方々からも、少しお話をし聞かせて頂きたくて、大野先生にお願いしました。
初めまして、現在2年の神谷です。
右隣が同じく現在2年の土屋さん。
左隣が1年の有村君です。
宜しくお願いします。」
「宜しくお願いします。
僕は記録を取らせて貰います。」
「宜しくお願いします。
私は…とにかく聞いてます。」
おお!神谷先輩の鬼の様な視線に、さすがの土屋先輩もちょっと行動を抑えている。
それもそうか…情報は喉から手が出るほど欲しいんだ。
ここで、しくじりなんてしたくはない。
僕もポケットからメモとICレコーダーを取り出して準備をした。
神谷先輩も高橋先輩から情報を引き出す様に、身を乗り出し気味で机の上に肘をついた。
僕等の準備を確認してから、高橋先輩はゆっくりと思い出しながら語り出した。
「図書室の怪人について…なんだけど。
申し訳無いけど、私は恐らくほとんど関係していないと思うのよ。
実際、3年は図書委員に席はあるものの、受験もあって12月前には遊びに行く程度。
委員会というのは名ばかりの特殊委員会だし。
実質、ボランティア活動だから、他の委員会と違って各クラスからって訳じゃないし、引き継ぎ時期も個々の都合を見てって感じで他の委員会より緩い感じなのよ。
それでも年末近くだったから、私の仕事は全て下級生に引き継いでいたわ。
神部君や重谷君は実質的な仕事を、下級生に引き継がせた後も、ちょくちょく図書室に行ってたみたいだけど。
人手不足はどこの委員や部活でも同じだものね。」
「…そうか…引き継ぎ…。
って事はすでに事実上、三谷さんに図書委員長の座は譲られていたんですよね。
なのに…1月までは重谷先輩は確実に図書委員と関係している。
そこまでして、図書室…もしくは図書委員に関わる理由って…。」
神谷先輩はさっそく、食い付いた。
「…さっきも言った通り、今まで図書委員長として仕切ってきた責任感から来る、図書委員のボランティアとか…あと考えられるとしたら、神部君の為じゃないかしら…?」
「神部先輩の…?
そう、思う根拠を教えて貰えますか?」
「…事故…。
12月初めに…神部君が交通事故にあったの…。」
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