63 / 302
2学期
地獄からひと時の天国へ
しおりを挟む
『先生は嘘つきだもの…』
彼女の…田宮の言った通りだ。
僕は嘘つきだ。
そしてこれからも嘘を突き通す。
そこに…僕がいなくなるまで…。
…ボクハイナイ…ボクハイナイ…
「武本。お前…マジで顔色悪いぞ。」
「あ、はい。」
職員室に戻って残ってる仕事を片付けていると、清水先生が心配顔で声を掛けて来た。
…でも僕は、旧理科準備室に行かなきゃ。
委員会もすでに終わってるはず。
田宮はもう旧理科室に来てるはず。
清水先生が心配して体温計を持って来た。
「おい!40度あるぞ!送ってやるから病院行くぞ!」
「嫌です…僕は…行かなきゃ…」
「バカやろう!おい!誰か手伝え!」
僕は意識の薄れる中、清水先生と田中先生が車に運んでくれたのを見た。
田宮…無事で…帰宅出来るかな…。
「脇やリンパを冷やす物…あと、スポーツドリンクとスポーツゼリーをいくつか。」
「じゃあ頼んだぞ。
こいつの彼女と連絡取れないから。」
…なんの…話し…?
なんか…お粥の匂いも…。
どこだ…ここ…僕は…行かなきゃ…いけないのに…。
「…田宮…。」
「はい、何ですか?」
えっ!?田宮…田宮 真朝!!
彼女は僕のオデコに自分のオデコをつけた。
「熱、下がりませんね。
今しがた清水先生も買いに出てしまって。」
って、ここ…どう見ても…僕のマンション!!
「驚きました。清水先生が携帯で、すぐ来い!
武本が死んでる!って…。
一緒に車に乗って病院に行ったんです。」
「…死んでるって…。」
「すいませんでした。
私のせいですよね。風邪。
責任取ります。何か欲しいものあります?」
そんなの…決まってる…田宮が…欲しい…。
喉まで出掛かった言葉を飲み込んだ。
「汗、拭きますね。」
彼女がタオルで僕の顔の汗を拭いてくれた。
「洗濯物、干しに行きますね。
何かあったら呼んで下さい。」
彼女が立ち上がろうとした手を僕は掴んでいた。
「ここに…いて…くれ。」
「…はい。判りました。」
彼女は素直に側に座ってくれた。
優しい眼差しを僕に向けて…。
僕は彼女の手に指を絡ませその手に頬ずりしたまま、眠ってしまった。
とっても…気持ちよかった…。
ああ、本当に僕は彼女が…田宮が…
たまらなく…愛おしい…。
大好きだ…誰よりも…。
彼女の為になら…僕は…どんな事も…。
僕は…君の為に…地獄を歩こう…。
僕は改めて、心にそう誓った。
「おい。大丈夫か?」
「!!」
清水先生が僕を覗き込んだ。
「あ、はい…。少し楽になりました。」
「田宮は一旦帰したぞ。
明日も学校あるからな。
お前は一日休め。
後の事は俺が何とかする。」
「すいませんでした。
よろしくお願いします。」
帰ったんだ…。田宮…。
「朝イチで田宮がこっちに様子見に来るから、鍵開けてやれよ。」
「あ…はい…。」
田宮…朝に来てくれるのか…。
時計を見るともう、夜中の12時を回っていた。
「顔色良さそうだな。俺も帰るわ。
話したい事も色々あるが…また今度な。」
清水先生は黒のコートを羽織ると、出て行った。
僕は早く朝が来る事を願って再び眠りについた。
朝6時、汗をでベトベトした身体が気持ち悪くてシャワーを浴びた。
熱もだいぶ下がった気がする。
シャワーから出て髪を乾かそうとした時に、インターホンがなった。
ピンポーン。
「あ!今開ける!」
田宮!?
僕は、慌ててドアを開けた。
ガチャ。
「やだ~!武本っちゃん!シャワー後でセクシー!」
久瀬!
バタン!!
反射的にドアを閉めた。
「ひっで~~!せっかく心配して来たのに!
田宮連れて帰っちゃうぞ!」
ガチャ。
「久瀬~~。」
朝からは見たくない顔だ。
「おはようございます。
熱は下がりましたか?」
久瀬の脇から田宮が顔を覗かせた。
「あ、うん。とにかく上がって。」
「おっじゃましまーす!」
「失礼します。」
2人は部屋に上がると、田宮はすぐにキッチンに立って持って来たエプロンを身に付けた。
「朝ごはんは、お粥と卵焼きで大丈夫ですか?
お昼はお弁当を作っておきますから。」
「あ、ありがとう。」
僕は、髪を乾かすのを忘れてボーっと彼女に見惚れていた。
「いゃ~。
朝勃ちしてるのを狙ったんだけどなぁ。」
久瀬が変な事を言い出す。
「お前!奥に行くぞ!田宮のじゃまだ!」
「わーい!寝室だぁ!ベットイン~~!」
ドカッ。
「ひっで~~。」
思わず蹴りを入れた。
「元気じゃん。武本っちゃん。」
「まあな…。」
田宮が朝食と弁当を作ってる間に、僕と久瀬は寝室で話した。
「田宮に伝染されたんだって?
でも、何で田宮の風邪だってわかるんだ?」
久瀬は鋭いところを突いてきた。
「…し…仕返しされた…。」
「あんん?仕返し…?」
「だから、この前一方的にキスしたから…仕返しだって…風邪を…。
その…口移しというか…。」
「田宮からキスしたっての?マジ?」
さすがの久瀬も驚いたようだ。
そりゃそうだ。
本人は大パニックだったんだから。
久瀬は急に黙り込んで考え出した。
田宮の行動を解読してるのか?
「うーん。情報足りないな。推測するには。
ま、ラッキーくらいに考えておきなよ。」
何だよわかんないんじゃん!期待して損した。
久瀬はプラス思考なのか?
「あのさ…そんなに田宮好きなら、今あいつをベットの上で押し倒しちゃえば?」
「ばっ!馬鹿言うな!」
久瀬のセリフに思いっきり動揺した。
なるべく想像しないようにしてるのに!
「冗談だよ。マジ、そういう反応されると、俺が武本っちゃん押し倒したくなるよ。」
「やめてくれ!」
久瀬のせいできっと熱がまた上がった。
キッチンの方から、美味そうな匂いがしてきた。
何かいいなぁ。新婚夫婦みたいで…。
田宮は朝食と弁当を作り終えた。
「風邪が治るまでコーヒーは控えて下さい。
冷蔵庫にスポーツドリンクがありますから。
食欲がなければスポーツゼリーも入ってます。」
「一緒に…食べて行かないのか?」
田宮はすでに鞄を手にしていた。
「久瀬君が相手してくれますよ。
では、お大事に。」
「任せてよ。田宮!」
彼女はそう言うと早々と登校して行った。
「いや~武本っちゃんとモーニングって夫婦みた~い。」
久瀬が僕の肩を組んで囁いた。
「帰れ!」
「え~。ひど~い。まさか…武本っちゃん!」
「何だよ。」
「今の田宮の残像で…独りで抜くとか…。」
「帰れ~~!2度と来るなボケ!」
僕は久瀬を早々に追い出した。
彼女の…田宮の言った通りだ。
僕は嘘つきだ。
そしてこれからも嘘を突き通す。
そこに…僕がいなくなるまで…。
…ボクハイナイ…ボクハイナイ…
「武本。お前…マジで顔色悪いぞ。」
「あ、はい。」
職員室に戻って残ってる仕事を片付けていると、清水先生が心配顔で声を掛けて来た。
…でも僕は、旧理科準備室に行かなきゃ。
委員会もすでに終わってるはず。
田宮はもう旧理科室に来てるはず。
清水先生が心配して体温計を持って来た。
「おい!40度あるぞ!送ってやるから病院行くぞ!」
「嫌です…僕は…行かなきゃ…」
「バカやろう!おい!誰か手伝え!」
僕は意識の薄れる中、清水先生と田中先生が車に運んでくれたのを見た。
田宮…無事で…帰宅出来るかな…。
「脇やリンパを冷やす物…あと、スポーツドリンクとスポーツゼリーをいくつか。」
「じゃあ頼んだぞ。
こいつの彼女と連絡取れないから。」
…なんの…話し…?
なんか…お粥の匂いも…。
どこだ…ここ…僕は…行かなきゃ…いけないのに…。
「…田宮…。」
「はい、何ですか?」
えっ!?田宮…田宮 真朝!!
彼女は僕のオデコに自分のオデコをつけた。
「熱、下がりませんね。
今しがた清水先生も買いに出てしまって。」
って、ここ…どう見ても…僕のマンション!!
「驚きました。清水先生が携帯で、すぐ来い!
武本が死んでる!って…。
一緒に車に乗って病院に行ったんです。」
「…死んでるって…。」
「すいませんでした。
私のせいですよね。風邪。
責任取ります。何か欲しいものあります?」
そんなの…決まってる…田宮が…欲しい…。
喉まで出掛かった言葉を飲み込んだ。
「汗、拭きますね。」
彼女がタオルで僕の顔の汗を拭いてくれた。
「洗濯物、干しに行きますね。
何かあったら呼んで下さい。」
彼女が立ち上がろうとした手を僕は掴んでいた。
「ここに…いて…くれ。」
「…はい。判りました。」
彼女は素直に側に座ってくれた。
優しい眼差しを僕に向けて…。
僕は彼女の手に指を絡ませその手に頬ずりしたまま、眠ってしまった。
とっても…気持ちよかった…。
ああ、本当に僕は彼女が…田宮が…
たまらなく…愛おしい…。
大好きだ…誰よりも…。
彼女の為になら…僕は…どんな事も…。
僕は…君の為に…地獄を歩こう…。
僕は改めて、心にそう誓った。
「おい。大丈夫か?」
「!!」
清水先生が僕を覗き込んだ。
「あ、はい…。少し楽になりました。」
「田宮は一旦帰したぞ。
明日も学校あるからな。
お前は一日休め。
後の事は俺が何とかする。」
「すいませんでした。
よろしくお願いします。」
帰ったんだ…。田宮…。
「朝イチで田宮がこっちに様子見に来るから、鍵開けてやれよ。」
「あ…はい…。」
田宮…朝に来てくれるのか…。
時計を見るともう、夜中の12時を回っていた。
「顔色良さそうだな。俺も帰るわ。
話したい事も色々あるが…また今度な。」
清水先生は黒のコートを羽織ると、出て行った。
僕は早く朝が来る事を願って再び眠りについた。
朝6時、汗をでベトベトした身体が気持ち悪くてシャワーを浴びた。
熱もだいぶ下がった気がする。
シャワーから出て髪を乾かそうとした時に、インターホンがなった。
ピンポーン。
「あ!今開ける!」
田宮!?
僕は、慌ててドアを開けた。
ガチャ。
「やだ~!武本っちゃん!シャワー後でセクシー!」
久瀬!
バタン!!
反射的にドアを閉めた。
「ひっで~~!せっかく心配して来たのに!
田宮連れて帰っちゃうぞ!」
ガチャ。
「久瀬~~。」
朝からは見たくない顔だ。
「おはようございます。
熱は下がりましたか?」
久瀬の脇から田宮が顔を覗かせた。
「あ、うん。とにかく上がって。」
「おっじゃましまーす!」
「失礼します。」
2人は部屋に上がると、田宮はすぐにキッチンに立って持って来たエプロンを身に付けた。
「朝ごはんは、お粥と卵焼きで大丈夫ですか?
お昼はお弁当を作っておきますから。」
「あ、ありがとう。」
僕は、髪を乾かすのを忘れてボーっと彼女に見惚れていた。
「いゃ~。
朝勃ちしてるのを狙ったんだけどなぁ。」
久瀬が変な事を言い出す。
「お前!奥に行くぞ!田宮のじゃまだ!」
「わーい!寝室だぁ!ベットイン~~!」
ドカッ。
「ひっで~~。」
思わず蹴りを入れた。
「元気じゃん。武本っちゃん。」
「まあな…。」
田宮が朝食と弁当を作ってる間に、僕と久瀬は寝室で話した。
「田宮に伝染されたんだって?
でも、何で田宮の風邪だってわかるんだ?」
久瀬は鋭いところを突いてきた。
「…し…仕返しされた…。」
「あんん?仕返し…?」
「だから、この前一方的にキスしたから…仕返しだって…風邪を…。
その…口移しというか…。」
「田宮からキスしたっての?マジ?」
さすがの久瀬も驚いたようだ。
そりゃそうだ。
本人は大パニックだったんだから。
久瀬は急に黙り込んで考え出した。
田宮の行動を解読してるのか?
「うーん。情報足りないな。推測するには。
ま、ラッキーくらいに考えておきなよ。」
何だよわかんないんじゃん!期待して損した。
久瀬はプラス思考なのか?
「あのさ…そんなに田宮好きなら、今あいつをベットの上で押し倒しちゃえば?」
「ばっ!馬鹿言うな!」
久瀬のセリフに思いっきり動揺した。
なるべく想像しないようにしてるのに!
「冗談だよ。マジ、そういう反応されると、俺が武本っちゃん押し倒したくなるよ。」
「やめてくれ!」
久瀬のせいできっと熱がまた上がった。
キッチンの方から、美味そうな匂いがしてきた。
何かいいなぁ。新婚夫婦みたいで…。
田宮は朝食と弁当を作り終えた。
「風邪が治るまでコーヒーは控えて下さい。
冷蔵庫にスポーツドリンクがありますから。
食欲がなければスポーツゼリーも入ってます。」
「一緒に…食べて行かないのか?」
田宮はすでに鞄を手にしていた。
「久瀬君が相手してくれますよ。
では、お大事に。」
「任せてよ。田宮!」
彼女はそう言うと早々と登校して行った。
「いや~武本っちゃんとモーニングって夫婦みた~い。」
久瀬が僕の肩を組んで囁いた。
「帰れ!」
「え~。ひど~い。まさか…武本っちゃん!」
「何だよ。」
「今の田宮の残像で…独りで抜くとか…。」
「帰れ~~!2度と来るなボケ!」
僕は久瀬を早々に追い出した。
0
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
靴屋の娘と三人のお兄様
こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!?
※小説家になろうにも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる