期限付きの側室なのに皇太子殿下が離してくれません!

林檎

文字の大きさ
59 / 66
第二章 才能の開花編

グランディール

しおりを挟む
馬車が停まったのは、王都でも指折りの高級ホテル『グランディール』の前だった。
白亜の建物は優雅な装飾に彩られ、玄関には赤い絨毯が敷かれている。
扉の前には制服姿の従業員が立ち並び、訪れる客を出迎えていた。

「着いたぞ。」

アルフレートが先に降り、リリアーヌへ手を差し伸べる。
リリアーヌは彼の手を取り、おずおずと馬車を降りた。
その瞬間――目の前に広がった光景に、彼女は息を呑んだ。

(え……ここ……どこ……!?)

豪華絢爛な造り。金色の装飾に、大理石の柱。天井には燦然と輝くシャンデリアが吊るされていた。

(す、すごい……!こんな立派な建物、見たことない……!)

リリアーヌの顔が、みるみる青ざめていく。

(ちょ、ちょっと待って……!こ、ここ……絶対、高いよね!?)

高級ホテル。
それはつまり――高級料理。高級サービス。そして、高額な料金。
リリアーヌは慌てて自分の懐を確認した。

(ど、どうしよう!お金がない……!!)

持っているのは、ハンカチと薬の入った小袋だけ。
硬貨一枚すら入っていない。
血の気が引いていく。
このままホテルに入って、食事をして――そして会計の時に「お金がありません」なんて言ったら――

(む、無銭飲食になっちゃう!皿洗いとか掃除とかすれば‥‥、なんて無理だよね‥‥。)

想像しただけで冷や汗が噴き出した。

「リリアーヌ?どうした?」

アルフレートが不思議そうに彼女を見る。

「あ、あの……!殿下!」

リリアーヌは慌ててアルフレートの袖を掴んだ。

「殿下……!私……その……!」

涙目で見上げる。

「な、なんだ?」

アルフレートは背が高い。
自然と見上げる形になったリリアーヌは、涙目で必死に訴えている。その姿に、胸がどきりと跳ねた。

「私、お金……持ってないんです……!」

「……は?」

アルフレートは一瞬、何を言われたのか理解できなかった。

「私、今、1ルペも持ってないんです!こ、こんな立派なホテルで食事なんて……!私……払えません……!」

リリアーヌの目には、本気の涙が浮かんでいた。

「………。」

アルフレートは、ぽかんと口を開けた。一瞬、言葉の意味が理解できなかった。

(……ああ。そういうことか。)

彼女は本気で、自分が食事代を払わなければならないと思っているのだ。

(……淑女として扱われた経験がないから、男性に奢ってもらうという発想すらないのか……。)

「あ、あの……殿下……?も、もしかして……怒ってますか……?ご、ごめんなさい……!お金持ってこなくて……!」

リリアーヌがさらに涙目になる。

「い、いや……怒ってない。」

アルフレートは慌てて首を振った。

「リリアーヌ。」

「は、はい……!」

「君が払う必要はない。」

「……え?」

リリアーヌがきょとんとする。

「俺が出すから、心配するな。」

「………ええ!?」

リリアーヌは目を見開いた。

「そ、そんな!だ、駄目です!だって、ここのレストラン絶対に高いじゃないですか!」

こんなホテルの食事なんて、カリーナたちも行ったことないはずだ。それほどの高級ホテル。そんなホテルの食事なんて高いに決まってる!

「これは今回の礼でもあるんだ。」

「え?私、殿下にお礼言われるようなことしましたっけ?」

キョトンとするリリアーヌ見て、アルフレートは絶句した。

「リリアーヌ。君のおかげで貯水湖の書物が借りれた。これはその対価と思えばいい。」

「そ、そんな!あれはヨラダ様が許可を出してくれたからであって、私のおかげではなくて、」

「君のおかげだ。それに君が的確に本を選んでくれたおかげで早く済んだ。」

「え、そんな‥‥、」

「それに、こういう時は男が出すものだ。女性に金を出させるのは、紳士のすることじゃない。」

リリアーヌは、はっとした。

――そうなの?

あ、そういえば、シスターマリナも女に金出させるようなケチな男は結婚してもケチなままで、プレゼントも花束もあげないわよ。だから、リリアーヌ。そういう男に引っかかってはダメよ。と言ってたっけ。
結婚するなら、ちゃんとあなたにご飯食べさせてくれて贈り物を欠かさない男にしなさい。
そんな素敵な人いるのかなと思ってたけど、いた!
アルフレート様って、な、なんて太っ腹なんだろう!

「ほ、本当に…いいのでしょうか?あ、後で払えと言われても、私払えないのですが…?」

「いいと言っているだろう。そんな事は言わないから、心配するな。」

アルフレートは当然のように頷いた。

「で、殿下……!」 

リリアーヌの目に、じわりと涙が浮かぶ。
ジーン、と胸が熱くなる。

(や、優しい……!私の食事代まで出してくれるなんて……!)

男爵家では、リリアーヌが家族と同じ食卓につくことすら許されなかった。
残飯か、カビの生えたパンの欠片――それが彼女の食事だった。
まともな食事を与えられたことなど、ほとんどない。
それなのに、殿下は――自分のために、お金を出してくれる。高級ホテルで、食事をさせてくれる。

(こんな……こんなに優しくしてもらったこと……ない……!)

リリアーヌの目から、ぽろりと涙が零れた。

「り、リリアーヌ!?」

アルフレートが慌てる。

「な、泣くな……!べ、別に大したことじゃ……!」

「で、殿下……ありがとうございます……!」

リリアーヌは袖で涙を拭いながら、満面の笑みを浮かべた。

「……。」

アルフレートは、その笑顔を見て――胸の奥が、じんわりと温かくなるのを感じた。

(……なんなんだ。この感覚は。)

ただ食事代を出すと言っただけなのに。
それだけで、こんなにも喜んでくれる。

(よ、喜びすぎだろ。こんな、ただの食事くらいで‥‥、)

だが、悪い気はしなかった。こんなにも純粋に喜んでもらえることが、なぜか嬉しかった。

「ほら、行くぞ。」

「は、はい!」

リリアーヌは嬉しそうに頷き、アルフレートの隣を歩いた。




ホテルのレストランに足を踏み入れると、深い紺の燕尾服に身を包んだ壮年の支配人と数人の店員が揃って出迎えた。

「ようこそお越しくださいました。アレイン様。」

支配人が深々と頭を下げる。

――アレイン

それは殿下がお忍びの際に使う偽名なのだろう。

(そ、そうだよね……。お忍び中に皇太子殿下です、なんて名乗れるわけないよね。)

リリアーヌは内心で納得する。

「お席をご用意しております。こちらへどうぞ。」

案内されたのは、広々としたホールだった。
落ち着いた照明に照らされた空間には、磨き上げられた床と大理石の柱。
白いクロスのかかったテーブルが整然と並び、静かな弦楽の音が流れている。
すでに何組もの貴族たちが、優雅に食事を楽しんでいた。

華やかなドレスを纏った令嬢たち。
洗練された所作の貴婦人たち。

その中で――
アルフレートの姿を認めた瞬間、周囲の空気がわずかに変わった。

「……まあ、素敵。」

「どこのご令息かしら?」

「社交界では見かけたことがありませんわね……。」

ひそひそと囁き合う声が、あちこちから聞こえてくる。
若い女性たちの視線は、自然とアルフレートへと集まり、中には頬を染め、ぽうっと見惚れている者までいた。

その様子に気づき、リリアーヌは思わず小さく息を呑む。

(……す、すごい人気……。)

同時に、納得してしまう。

(そ、それはそうだよね……。殿下はこんなにかっこいいんだもの。)

アルフレートは、リリアーヌがこれまで出会ったどの男性よりも美しい。
この場の視線を一身に集めるのも、無理はなかった。

――だからこそ。

(……わ、私が……隣にいて、いいのかな……。)

自然と一歩、アルフレートの少し後ろを歩いてしまう。
やがて、一卓の前で支配人が立ち止まった。

「こちらでございます。」

店員が音も立てずに椅子を引く。
アルフレートが先に腰を下ろすのを確認してから、リリアーヌにも席が勧められた。

(お、音を立てないように静かに座る‥‥。)

リリアーヌは付け焼き刃のマナーを思い出しながら、小さく頭を下げ、そっと椅子に座った。
背筋を伸ばし、音を立てないように。

(よ、良かった……ちゃんと座れた……。)

以前、音を立てて座ってしまい、男爵夫人に鞭で叩かれたことを思い出し、リリアーヌはほっと息をついた。
柔らかな椅子が身体を包み込む。
こんな上質な椅子に座るのも、初めてだった。

テーブルの上には、整然と並ぶ白い皿と、きらりと光る銀のカトラリー。
ナプキンは丁寧に折られ、グラスは透き通るほど磨き上げられている。

(……すごい……。)

場の雰囲気に飲まれないよう、リリアーヌは小さく深呼吸をした。
――が、その直後。

視界に入ったものを見て、リリアーヌはぴたりと動きを止めた。

(……え……?)

テーブルに並べられた、銀色のカトラリー。
左右それぞれに、フォーク、ナイフ、スプーン。
しかも、一つではない。
大きさも形も違うものが、何本も、きっちりと並べられている。

(……なに、これ……?)

喉が、ひくりと鳴った。

(な、なんでこんなにナイフとフォークがたくさんあるの……!?)

目で追えば追うほど、分からなくなる。

(え……待って……これ、どれから使えばいいの……?)

背中に、じわりと冷たい汗が滲んだ。

リリアーヌは側室に嫁ぐ前に男爵家では最低限の淑女教育は受けた。
当然、その中に食事の作法も含まれていたがリリアーヌが教わったのは、ナイフとフォークの持ち方と食事をする時は音を立てない、食べてる途中と食べ終わった時のナイフとフォークの置く位置位だ。
こんなカトラリーの扱い方なんて、習っていなかった。

リリアーヌは知らなかった。

男爵家は金に困り、家財や骨董品を次々と売り払っていた。
銀食器も例外ではない。
高く売れるカトラリーは、とっくの昔に売却されていた。

だから、男爵家には必要最低限の食器しかなく――
こんな風に、何本ものカトラリーを使い分けるマナーなど、教わるはずもなかったのだ。

(ど、どうしよう……!)

リリアーヌはテーブルマナーが分からず、ザアア、と顔を青褪めた。

「リリアーヌ?どうかしたのか?顔色が悪いが…、気分でも悪いのか?」

「い、いえ!そ、そんなことありません。」

リリアーヌはアルフレートに慌ててそう誤魔化したが、何も問題は解決していない。

(ど、どうしよう……!そ、そうだ!殿下の真似をすればいいんだ!)

リリアーヌはハッと閃いた。
向かい側のアルフレートにもリリアーヌと同じ配置でカトラリーが並べてある。

(殿下の所作を見様見真似ですれば、乗り切れるはず!)

正直、見ただけでちゃんとできるか自信はない。
でも――

(この状況で、そんなこと言ってられない……!)

リリアーヌは小さく深呼吸をした。

(だ、大丈夫!殿下がいてくれる。ちゃんと見れば……きっと、何とかなる!)

自分自身を叱咤激励する。

(……失敗したら……笑われるかもしれないけど……。)

それでも、やるしかない。
アルフレートは、そんなリリアーヌの様子を見ていた。

(別に気分が悪いわけではなさそうだが……、)

青褪めたと思ったら、何かを思いついたように表情が明るくなり――次の瞬間には、また不安そうな顔をする。

(……表情がクルクル変わって、見ていて飽きないな。)

アルフレートは、思わず口元を緩めた。
面白い、と素直に思った。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

幼馴染の勇者に「魔王を倒して帰ってきたら何でもしてあげる」と言った結果

景華
恋愛
平和な村で毎日を過ごす村娘ステラ。 ある日ステラの長年の想い人である幼馴染であるリードが勇者として選ばれ、聖女、女剣士、女魔術師と共に魔王討伐に向かうことになる。 「俺……ステラと離れたくない」 そんなリードに、ステラは思わずこう告げる。 「そうだ‼ リードが帰ってきたら、私がリードのお願い、一つだけなんでも叶えてあげる‼」 そんなとっさにステラから飛び出た約束を胸に、リードは村を旅立つ。 それから半年、毎日リードの無事を祈り続けるステラのもとに、リードの史上最速での魔王城攻略の知らせが届く。 勇者一行はこれからたくさんの祝勝パーティに参加した後、故郷に凱旋するというが、それと同時に、パーティメンバーである聖女と女剣士、そして女魔術師の話も耳にすることになる。 戦いの昂りを鎮める役割も担うという三人は、戦いの後全員が重婚の認められた勇者の嫁になるということを知ったステラは思いを諦めようとするが、突然現れたリードは彼女に『ステラの身体《約束のお願い》』を迫って来て──? 誰がどう見ても両片思いな二人がお願いをきっかけに結ばれるまで──。

世間知らずな山ごもり薬師は、××な騎士団長の性癖淫愛から逃げ出せない

二位関りをん
恋愛
平民薬師・クララは国境沿いの深い山奥で暮らしながら、魔法薬の研究に没頭している。招集が下れば山を下りて麓にある病院や娼館で診察補助をしたりしているが、世間知らずなのに変わりはない。 ある日、山の中で倒れている男性を発見。彼はなんと騎士団長・レイルドで女嫌いの噂を持つ人物だった。 当然女嫌いの噂なんて知らないクララは良心に従い彼を助け、治療を施す。 だが、レイルドには隠している秘密……性癖があった。 ――君の××××、触らせてもらえないだろうか?

契約結婚のススメ

文月 蓮
恋愛
 研究一筋に生きてきた魔導士のレティシアは、研究を続けるために父に命じられた結婚をしかたなく承諾する。相手は社交界の独身女性憧れの的であるヴィラール侯爵アロイス。だが、アロイスもまた結婚を望んでいなかったことを知り、契約結婚を提案する。互いの思惑が一致して始まった愛のない結婚だったが、王の婚約者の護衛任務を受けることになったレティシアとアロイスの距離は徐々に縮まってきて……。シリアスと見せかけて、コメディです。「ムーンライトノベルズ」にも投稿しています。

敵将を捕虜にしたら夫になって、気づけば家族までできていました

蜂蜜あやね
恋愛
戦場で幾度も刃を交えてきた二人―― “赤い鷲”の女将軍イサナと、 “青狼”と恐れられたザンザの将軍ソウガ。 最後の戦いで、ソウガはイサナの軍に捕らえられる。 死を覚悟したその瞬間―― イサナは思わず、矢面に立っていた。 「その者は殺させない。命は……私が引き受けます」 理由などなかった。 ただ、目の前の男を失いたくなかった。 その報告を受けた皇帝エンジュは、 静かに、しかし飄々とした口調で告げる。 「庇いたいというのなら――夫として下げ渡そう」 「ただし、子を成すこと。それが条件だ」 敵国の将を“夫”として迎えるという前代未聞の処置。 拒否権はない。 こうしてソウガは、捕虜でありながら 《イサナの夫》としてアマツキ邸に下げ渡される。 武でも策でも互角に戦ってきた男が、 今は同じ屋根の下にいる。 捕虜として――そして夫として。 反発から始まった奇妙な同居生活。 だが、戦場では知り得なかった互いの素顔と静かな温度が、 じわじわと二人の距離を変えていく

初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】

星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。 だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。 しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。 王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。 そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。 地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。 ⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。

発情王女の夫選び

山田ランチ
恋愛
〈あらすじ〉  王家熱を発症した者が女王になれる国、テーレフルミ王国の第一王女サンドラは、よりにもよってたまたま通りすがった騎士団長ジュール・ベルナールの前で王家熱を発症してしまう。王家熱を発症するとより多くの子孫を残そうと発情してしまうという厄介な体質になってしまったサンドラは、抗えない衝動によってジュールを襲い後悔する。その日は丁度、功績を上げた褒美としてジュールが騎士団長になり、侯爵という高位の爵位を賜った日でもあった。  女王になれば複数の愛妾を持つ定めのサンドラは、ジュールに惹かれていく気持ちになんとか蓋をしようとする。そんな中、二人を引き裂くようにサンドラの夫候補としてグランテーレ王国から第三王子のアレシュがやってくる。そしてサンドラはアレシュの前で発情してしまい……。 〈登場人物〉 テーレフルミ王国  サンドラ・フルミ 第一王女 17歳 ジュール・ベルナール ベルナール侯爵、騎士団長、26歳。 シルヴィオ・フルミ 第一王子 22歳 シルビア・フルミ 第二王女 8歳 レア・フルミ 女王、53歳 シュバリエ 女王の愛妾 55歳 シレンヌ・ベル 宰相、ベル伯爵、53歳 アレッサ・シャスール シャスール子爵家の長男、騎士団副隊長、28歳。 シェイラ・シャスール シャスール子爵家の長女で、アレッサの双子の妹。ジュールの元婚約者。 グランテーレ王国 アレシュ 第三王子 18歳  

【完結】体目的でもいいですか?

ユユ
恋愛
王太子殿下の婚約者候補だったルーナは 冤罪をかけられて断罪された。 顔に火傷を負った狂乱の戦士に 嫁がされることになった。 ルーナは内向的な令嬢だった。 冤罪という声も届かず罪人のように嫁ぎ先へ。 だが、護送中に巨大な熊に襲われ 馬車が暴走。 ルーナは瀕死の重症を負った。 というか一度死んだ。 神の悪戯か、日本で死んだ私がルーナとなって蘇った。 * 作り話です * 完結保証付きです * R18

【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております

紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。 二年後にはリリスと交代しなければならない。 そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。 普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…

処理中です...