【完結済】エリート騎士が恥ずかし気もなくグイグイ迫ってきて私を溺愛しようとするんですけど

うらひと

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彼ははっきり言って凄い。
噂通り剣術は凄いし、魔術は敵を察知する能力にたけていて、早急に回避できている。他の誰よりも現場把握能力がずば抜けている。
それは次期騎士団長って言われるのも頷けるし、騎士団や魔術師達がザワつく気持ちが分かった。

そして把握能力が凄いせいか「先輩、そっちは危ないので肩をもう少し私の方へ寄せて下さい」と肩を抱き寄せたり、町を歩けば「離れると今は危険です」と言って手を繋いで離してくれない。

私ってそんなに弱そうに見えるかしら……。一応この国の上級魔術師で貴方の先輩なんだけど……。

「ジュード、そんなに私に媚びなくても貴方は優秀だったと報告できるから安心していいわよ」と言ったら、ジュードは目をギロッさせて

「先輩って本当に分かってないんですね。さっきから先輩を狙っている人達がウヨウヨいたんですよ」

「えっ?私も常に気を配っているけど、殺気は感じられなかったわよ」

「まあ……殺気ではないですが、危ない気配はしてるんですよ。先輩気をつけないと……」

そう言ってジュードは私の腰をグイグイと引き寄せてまた自分身体に近づけた。

ジュードは現場把握能力が凄いから、やっぱり自分以上に何かの気配に気づくのかしらね。



私もジュードのそういう所を見習わないと……。





「ジュード、今日は遠征になってしまったわね。部屋が一室しか空いて無かったようだから、一緒の部屋で我慢しましょうか」


「先輩勿論です。むしろ望みが叶ったような…夜に先輩からの要求があれば全部答えられる様にしてありますので」


「えっ?明日はまた仕事があるから、今日は早めに寝ようね。ジュード」


「……はい…」


ジュードは急に静かになりベッドに横になったのて、私ももう一つのベッドに寝る。


そしてジュードが寝静まったかな…と思った頃に私は起きた。

やっぱり性的な攻撃も不意打ちのいたぶりもやらないといけないよなぁ……正直しなくともジュードは精神力も強いから私なんかで壊れる事もないだろうけど……

特に女性に性的な要求を仕掛けると、精神的に崩れやすい子が多いんだよね。
最後までやらないけど、ショックでボロボロになる子もいる。

もしくは、喜んで楽しむ子もいる。

男の子だって精神的に崩れやすい子もいるが……逆にそれをバネに誰よりも結界作りが得意になった魔術師もいたわね。

ああ…アデル君だ。誰にも壊せない様な結界を作って上級魔術師を大いに驚かせ、最速で中級になった子。
今はその特技を活かして国境の結界を補強してるっていう話を聞いたわ。


そうそう…今はジュードの事を考えないと。
やるしかないか……今は寝てるけれど、私がいきなり攻撃を仕掛けても彼なら直ぐ気がつくだろう……


まあ…一応結界が張ってあるか確認…んっ??全く警戒心がないのかしら?

結界を張ってないで寝てるじゃないの……


とりあえず拘束呪文で身体を動かせないようにしてから……よしっ……彼を起こすか……


「ジュード?起きて……ええっ?!」


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