117 / 179
第5章
第117話 安堵の笑み
しおりを挟む
「ギャア!!」
「フフッ!」
近衛兵の1人を斬り殺した天祐は、血の付いた自身の刀を見て笑みを浮かべる。
まるで、人を殺すことを楽しんでいるかのようだ。
「こ、こいつ……」
その笑みを見るだけで、まともな思考をしている者ではないことがうかがえる。
そのため、アデマス王国の王であるジョセフは、恐怖で顔を青くするしかなかった。
「王を守る近衛兵っていうからどれほどの強さなのかと思っていたけど、敷島の協力がないとただの木偶なんだな……」
「くっ! おのれ……」
敷島がいるのに近衛を置いている理由。
数の少ない敷島の者たちを、出来る限り前線で使用したい。
建前ではそういうことにしていたが、裏の考えはこういった時のためでもあった。
敷島が反旗を翻す。
歴代の王はその思いがあったために、近衛兵を置いていた。
しかし、天祐の実力を目の当たり、意味がなかったことを悟っていた。
『……しかし、彼らのためにもまだ諦めん』
天祐は先程殺したと言っていたが、王妃や息子たちの安否を確認するまではそれが本当なのか分からない。
近衛兵たちも必死に自分を守ろうと戦ってくれている。
殺された彼らのためにも、何とかしてこの場から逃げ出す。
その決意を胸に、ジョセフは残った近衛兵たちと共に密かに行動を起こしていた。
「今だ!!」「ハァ!!」「セイッ!!」
「っと!」
ジョセフを守りつつ、ジワジワと後退する4人の近衛兵達。
天祐はゆっくり歩き、彼らを追い詰めて行く。
出入り口の扉付近から、とうとう玉座のある場所まで戻て来てしまった。
そこで近衛兵たちが動き出す。
1人をジョセフの護衛に残し、一斉に天祐へと襲い掛かった。
しかし、纏う魔力を増やして身体強化した天祐には、彼らの攻撃は通用しない。
天祐は手に持つ刀で、近衛兵たちの攻撃を難なく防いだ。
「3人がかりでこの程度なんて怠け過ぎだよ。バカなんじゃないか?」
「フッ! バカは貴様だ……」
「……?」
防がれようと、攻め続ける3人の近衛兵たち。
無駄な攻撃をしてくるその態度に、王を守る近衛兵でありながら訓練不足を感じた天祐は、嘆息しつつ彼らをバカにする。
しかし、無駄と分かっていながら攻め続けるのは、近衛兵の彼らにも考えがあっての行動だった。
何か企んでいるかのような彼らの態度に、天祐は首を傾げた。
「陛下!!」
「あぁ! 玉座の後ろにある通路ならちゃんと対策していますよ!」
「「っっっ!? そんな!!」」
天祐が3人の近衛兵を相手にしているのを見て、ジョセフは護衛に残った1人と共に玉座の後ろへと向かって走り出した。
その行動を見て、天祐はジョセフと近衛兵たちが何を企んでいたのかを察する。
そして、玉座の後ろから逃走を計ろうとしたジョセフたちに、企みは無駄だということを告げた。
天祐の言葉を信じていないのか、ジョセフたちは玉座の後ろに隠された通路の扉に手をかけて開けようとするが、何かで固められたかのように開かないことに絶望した。
「がっ!!」「ぐえっ!!」「ぎゃっ!!」
「言ったでしょ? 諦めた方が良いって……」
ジョセフたちが扉を開けられず顔を青くしている間に、天祐は時間稼ぎをしていた3人の近衛兵を斬り殺す。
そして、笑みを浮かべながら、ゆっくりとジョセフたちに近付いて行った。
「あっちも終わりみたいだな……」
ジョセフに近付きながら、天祐は刀を振って付いた血を飛ばしつつ、父の重蔵の方にチラリと目を向ける。
その視界には血まみれの良照が目に入り、計画の完了が近いことを理解した。
「くそっ!!」
「フッ!」
「っっっ!!」
最期まで王を守る。
近衛兵としてのプライドなのか、護衛に残っていた1人がジョセフの前に立ち、天祐に向けて剣を構える。
そんな覚悟を嘲笑うかのように、一瞬で距離を詰めた天祐は彼の腹を斬り裂いた。
「陛下、お覚悟を……」
「……おのれ! おのれ!!」
近衛兵が全員やられ、逃げ道も全部防がれている。
この状況ではもう諦めるしかないジョセフは、呪うかのように言葉を吐きつつ、天祐に首を刎ねられた。
「ハァ、ハァ、あちらは終わったようだな……」
「ハァ、ハァ、ハァ……」
攻防を続けていた重蔵と良照は、息を切らしつつジョセフが天祐に殺されたのを確認する。
それを見て重蔵は笑みを浮かべ、良照は表情を暗くした。
「……お前が国を手に入れても、他の貴族が黙っていないぞ」
「生憎、王都周辺の貴族も、いつでも始末できる準備をしてある」
「……何だと? そこまで手を回していたか……」
自分に隠れて、王都を征服する計画を練っていた手際は見事と言ってもいい。
しかし、王族だけを始末した所で、この国を支配できるわけではない。
そのことを指摘する良照に、重蔵はそのことにも手を打っていることを告げた。
それを受け、良照は構えていた刀を下した。
「……どうやら止められそうにないな。もう貴様の好きにするがいい」
「最後まで抵抗すると思ったが、諦めが良いな……」
「年は取りたくないな……」
年老いた今の自分ではもう重蔵を止めることができないと、良照は悟ったようだ。
主人として仰いできたジョセフをはじめとする、王族を殺されたことも追い打ちになったのだろう。
その潔さに、重蔵は逆に疑いたくなる。
しかし、良照が刀まで捨てたことで、本当に諦めたのだと理解した。
「生憎だが、あんたを始末する役は他に譲っている」
「……何?」
“バンッ!!”
武器を手放し、もういつでも殺される覚悟のできた良照。
そんな良照に重蔵は、止めを刺そうとしない。
そのことを良照が訝し気に思っていると、天祐が玉座の間の扉を勢いよく開き、何者かをこの場へ招き入れた。
「……久しぶりね? 敷島良照……」
「貴様は……オリアーナ……」
「覚えてくれたようね」
入ってきたのはオリアーナ。
研究所は破壊され、彼女は帝国へ逃れたはず。
帝国の生物兵器を作り上げた彼女を見た良照は、何故この場にいるのか戸惑うように名前を呟いた。
良照に名前を呼ばれたオリアーナは、若干嬉しそうに微笑んだ。
「父と母を殺したあなたを殺すために研究者になり、ずっと研究を重ねてきた。そしてようやく機会を得られたわ」
数十年前、アデマス王国が領土拡大を図るために、1つの町を攻め滅ぼした。
その町には、病から人々を救うために組織された研究所が存在していた。
そこの研究員の中に、オリアーナの両親も存在していた。
その研究所の壊滅を指揮したのが、頭領の良照だった。
運よく生き残ったオリアーナは、ずっとそのことを忘れずに生きてきた。
そして、治療ではなく生物兵器の研究へとシフトチェンジしたのも、両親の仇を討つためだ。
「……まさか、重蔵や天祐が強いのは……」
「いいえ、彼らはまだ使用していないわ。単純に、あなたが老いただけよ。身体も、頭もね」
「……フッ! そうか……」
重蔵と天祐が思っていた以上に強かった。
自分が年老いただけだと思っていたが、オリアーナの登場で何か薬物を使用しているのではないかと疑った。
そんな良照に、オリアーナは冷徹に勘違いだと告げる。
身体だけでなく頭脳まで老いたと言われ、良照は自分がこうなったことの理由が分かった気がする。
今更ながら、菱山家や五十嵐家を失い、王のジョセフを死に追いやったのが、自分の老いによる選択ミスによって起こったのだと考えるようになった。
そう考えると、完全に心を打ちのめされたのか、良照はその場へと座り込んでしまった。
「さようなら……」
「グフッ!」
心を折られ座り込んだ良照を見下ろし、良照が落とした刀を拾ったオリアーナは、別れの言葉をかけると躊躇なく良照の腹へ刀を突き刺した。
刺された良照はその場に倒れ、大量の血液が床へと流れる。
そして、そのまま良照は物言わぬ骸へと変わった。
「……長年の復讐が成功した感想はどうだ?」
「……何だか、重かった肩の荷が下りた気がするわ」
「そいつは良かった」
良照の死体を前に、オリアーナは無言で立ち尽くす。
そんなオリアーナに、重蔵は復讐を果たした感想を求めた。
その問いにオリアーナはほっとしたように答え笑みを浮かべる。
重浦も、それにつられるように笑みを浮かべた。
「フフッ!」
近衛兵の1人を斬り殺した天祐は、血の付いた自身の刀を見て笑みを浮かべる。
まるで、人を殺すことを楽しんでいるかのようだ。
「こ、こいつ……」
その笑みを見るだけで、まともな思考をしている者ではないことがうかがえる。
そのため、アデマス王国の王であるジョセフは、恐怖で顔を青くするしかなかった。
「王を守る近衛兵っていうからどれほどの強さなのかと思っていたけど、敷島の協力がないとただの木偶なんだな……」
「くっ! おのれ……」
敷島がいるのに近衛を置いている理由。
数の少ない敷島の者たちを、出来る限り前線で使用したい。
建前ではそういうことにしていたが、裏の考えはこういった時のためでもあった。
敷島が反旗を翻す。
歴代の王はその思いがあったために、近衛兵を置いていた。
しかし、天祐の実力を目の当たり、意味がなかったことを悟っていた。
『……しかし、彼らのためにもまだ諦めん』
天祐は先程殺したと言っていたが、王妃や息子たちの安否を確認するまではそれが本当なのか分からない。
近衛兵たちも必死に自分を守ろうと戦ってくれている。
殺された彼らのためにも、何とかしてこの場から逃げ出す。
その決意を胸に、ジョセフは残った近衛兵たちと共に密かに行動を起こしていた。
「今だ!!」「ハァ!!」「セイッ!!」
「っと!」
ジョセフを守りつつ、ジワジワと後退する4人の近衛兵達。
天祐はゆっくり歩き、彼らを追い詰めて行く。
出入り口の扉付近から、とうとう玉座のある場所まで戻て来てしまった。
そこで近衛兵たちが動き出す。
1人をジョセフの護衛に残し、一斉に天祐へと襲い掛かった。
しかし、纏う魔力を増やして身体強化した天祐には、彼らの攻撃は通用しない。
天祐は手に持つ刀で、近衛兵たちの攻撃を難なく防いだ。
「3人がかりでこの程度なんて怠け過ぎだよ。バカなんじゃないか?」
「フッ! バカは貴様だ……」
「……?」
防がれようと、攻め続ける3人の近衛兵たち。
無駄な攻撃をしてくるその態度に、王を守る近衛兵でありながら訓練不足を感じた天祐は、嘆息しつつ彼らをバカにする。
しかし、無駄と分かっていながら攻め続けるのは、近衛兵の彼らにも考えがあっての行動だった。
何か企んでいるかのような彼らの態度に、天祐は首を傾げた。
「陛下!!」
「あぁ! 玉座の後ろにある通路ならちゃんと対策していますよ!」
「「っっっ!? そんな!!」」
天祐が3人の近衛兵を相手にしているのを見て、ジョセフは護衛に残った1人と共に玉座の後ろへと向かって走り出した。
その行動を見て、天祐はジョセフと近衛兵たちが何を企んでいたのかを察する。
そして、玉座の後ろから逃走を計ろうとしたジョセフたちに、企みは無駄だということを告げた。
天祐の言葉を信じていないのか、ジョセフたちは玉座の後ろに隠された通路の扉に手をかけて開けようとするが、何かで固められたかのように開かないことに絶望した。
「がっ!!」「ぐえっ!!」「ぎゃっ!!」
「言ったでしょ? 諦めた方が良いって……」
ジョセフたちが扉を開けられず顔を青くしている間に、天祐は時間稼ぎをしていた3人の近衛兵を斬り殺す。
そして、笑みを浮かべながら、ゆっくりとジョセフたちに近付いて行った。
「あっちも終わりみたいだな……」
ジョセフに近付きながら、天祐は刀を振って付いた血を飛ばしつつ、父の重蔵の方にチラリと目を向ける。
その視界には血まみれの良照が目に入り、計画の完了が近いことを理解した。
「くそっ!!」
「フッ!」
「っっっ!!」
最期まで王を守る。
近衛兵としてのプライドなのか、護衛に残っていた1人がジョセフの前に立ち、天祐に向けて剣を構える。
そんな覚悟を嘲笑うかのように、一瞬で距離を詰めた天祐は彼の腹を斬り裂いた。
「陛下、お覚悟を……」
「……おのれ! おのれ!!」
近衛兵が全員やられ、逃げ道も全部防がれている。
この状況ではもう諦めるしかないジョセフは、呪うかのように言葉を吐きつつ、天祐に首を刎ねられた。
「ハァ、ハァ、あちらは終わったようだな……」
「ハァ、ハァ、ハァ……」
攻防を続けていた重蔵と良照は、息を切らしつつジョセフが天祐に殺されたのを確認する。
それを見て重蔵は笑みを浮かべ、良照は表情を暗くした。
「……お前が国を手に入れても、他の貴族が黙っていないぞ」
「生憎、王都周辺の貴族も、いつでも始末できる準備をしてある」
「……何だと? そこまで手を回していたか……」
自分に隠れて、王都を征服する計画を練っていた手際は見事と言ってもいい。
しかし、王族だけを始末した所で、この国を支配できるわけではない。
そのことを指摘する良照に、重蔵はそのことにも手を打っていることを告げた。
それを受け、良照は構えていた刀を下した。
「……どうやら止められそうにないな。もう貴様の好きにするがいい」
「最後まで抵抗すると思ったが、諦めが良いな……」
「年は取りたくないな……」
年老いた今の自分ではもう重蔵を止めることができないと、良照は悟ったようだ。
主人として仰いできたジョセフをはじめとする、王族を殺されたことも追い打ちになったのだろう。
その潔さに、重蔵は逆に疑いたくなる。
しかし、良照が刀まで捨てたことで、本当に諦めたのだと理解した。
「生憎だが、あんたを始末する役は他に譲っている」
「……何?」
“バンッ!!”
武器を手放し、もういつでも殺される覚悟のできた良照。
そんな良照に重蔵は、止めを刺そうとしない。
そのことを良照が訝し気に思っていると、天祐が玉座の間の扉を勢いよく開き、何者かをこの場へ招き入れた。
「……久しぶりね? 敷島良照……」
「貴様は……オリアーナ……」
「覚えてくれたようね」
入ってきたのはオリアーナ。
研究所は破壊され、彼女は帝国へ逃れたはず。
帝国の生物兵器を作り上げた彼女を見た良照は、何故この場にいるのか戸惑うように名前を呟いた。
良照に名前を呼ばれたオリアーナは、若干嬉しそうに微笑んだ。
「父と母を殺したあなたを殺すために研究者になり、ずっと研究を重ねてきた。そしてようやく機会を得られたわ」
数十年前、アデマス王国が領土拡大を図るために、1つの町を攻め滅ぼした。
その町には、病から人々を救うために組織された研究所が存在していた。
そこの研究員の中に、オリアーナの両親も存在していた。
その研究所の壊滅を指揮したのが、頭領の良照だった。
運よく生き残ったオリアーナは、ずっとそのことを忘れずに生きてきた。
そして、治療ではなく生物兵器の研究へとシフトチェンジしたのも、両親の仇を討つためだ。
「……まさか、重蔵や天祐が強いのは……」
「いいえ、彼らはまだ使用していないわ。単純に、あなたが老いただけよ。身体も、頭もね」
「……フッ! そうか……」
重蔵と天祐が思っていた以上に強かった。
自分が年老いただけだと思っていたが、オリアーナの登場で何か薬物を使用しているのではないかと疑った。
そんな良照に、オリアーナは冷徹に勘違いだと告げる。
身体だけでなく頭脳まで老いたと言われ、良照は自分がこうなったことの理由が分かった気がする。
今更ながら、菱山家や五十嵐家を失い、王のジョセフを死に追いやったのが、自分の老いによる選択ミスによって起こったのだと考えるようになった。
そう考えると、完全に心を打ちのめされたのか、良照はその場へと座り込んでしまった。
「さようなら……」
「グフッ!」
心を折られ座り込んだ良照を見下ろし、良照が落とした刀を拾ったオリアーナは、別れの言葉をかけると躊躇なく良照の腹へ刀を突き刺した。
刺された良照はその場に倒れ、大量の血液が床へと流れる。
そして、そのまま良照は物言わぬ骸へと変わった。
「……長年の復讐が成功した感想はどうだ?」
「……何だか、重かった肩の荷が下りた気がするわ」
「そいつは良かった」
良照の死体を前に、オリアーナは無言で立ち尽くす。
そんなオリアーナに、重蔵は復讐を果たした感想を求めた。
その問いにオリアーナはほっとしたように答え笑みを浮かべる。
重浦も、それにつられるように笑みを浮かべた。
0
あなたにおすすめの小説
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
転落貴族〜千年に1人の逸材と言われた男が最底辺から成り上がる〜
ぽいづん
ファンタジー
ガレオン帝国の名門貴族ノーベル家の長男にして、容姿端麗、眉目秀麗、剣術は向かうところ敵なし。
アレクシア・ノーベル、人は彼のことを千年に1人の逸材と評し、第3皇女クレアとの婚約も決まり、順風満帆な日々だった
騎士学校の最後の剣術大会、彼は賭けに負け、1年間の期限付きで、辺境の国、ザナビル王国の最底辺ギルドのヘブンズワークスに入らざるおえなくなる。
今までの貴族の生活と正反対の日々を過ごし1年が経った。
しかし、この賭けは罠であった。
アレクシアは、生涯をこのギルドで過ごさなければいけないということを知る。
賭けが罠であり、仕組まれたものと知ったアレクシアは黒幕が誰か確信を得る。
アレクシアは最底辺からの成り上がりを決意し、復讐を誓うのであった。
小説家になろうにも投稿しています。
なろう版改稿中です。改稿終了後こちらも改稿します。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる