77 / 281
1学年 後期
第77話
しおりを挟む
「ただいま」
「おかえりなさい」
鷹藤家へと行っていた柊家当主の俊夫が自宅に帰ると、妻の静奈が玄関で出迎えてくれた。
その静奈へ挨拶すると共に、俊夫はそのまま自室の方へと向かっていった。
「それでどうなりました?」
俊夫がスーツから部屋着にしている着物に着替えると、静奈はすぐさま今回のことの結果を尋ねてきた。
別に仲が悪いわけではないが、普段はしないのにわざわざ出迎えてくれたのは、鷹藤家との交渉のことが気になっていたからだろう。
「事件の謝罪と、大きな借りを作ることができたよ」
映像という完全な証拠があったため、俊夫と鷹藤家当主の康義とその息子の康則との話し合いはスムーズにことが進んだ。
大和皇国において長年トップに君臨する鷹藤家の当主と次期当主が、俊夫に対して頭を下げることになった。
一番縄張りを強いていたのは鷹藤家だ。
その鷹藤家当主の孫がルール違反をおこなったと伸のメールによって知った俊夫は、鷹藤家の連中に恥をかかせるために国中に広めてやろうかと考えた。
しかし、あまりことを大きくすると手痛いしっぺ返し来ると思い、黙っている代わりに柊家への貸しとすることで収めることにした。
鷹藤家を落とすよりも、その力を利用した方が柊家にとっては都合が良いと判断したからだ。
「それは良かったけど、私が知りたいのは綾愛のことよ」
「あぁ……」
実は、話し合いの席で、俊夫は康義たちにある約束をして来た。
俊夫としてはおまけといった意味合いも強いのだが、静奈はそちらの方が気になっているようだ。
鷹藤家の貸しなんかよりも上に置いている妻に、俊夫は少し呆れたような表情をした。
「綾愛と文康の婚約話は今後言ってこないと了承させた」
「ほんと!? 良かったわ~!!」
俊夫の言葉を聞いた静奈は、跳び上がりそうなほどに喜びの声を上げた。
鷹藤家と柊家の間で、子供同士の婚約話が上がっていた。
少し前に俊夫が魔族を倒したことで、鷹藤家としては柊家に興味を持つことになった。
魔術師の能力は遺伝的要素もあることは証明されているため、鷹藤家としては才能のある子孫を生すためには、才能のある嫁を文康に用意する必要があると考えていた。
丁度柊家には綾愛という娘がいたため、婚約させることを俊夫へ打診してきていた。
やんわりと断っていたのだが、少し間を空けてまた申し込んで来た。
それが数回続いているので、静奈はうんざりしていたため、もうそんなことが起きないのだと分かって嬉しかったのかもしれない。
「別にそんな約束しなくても良かったんじゃ……」
「だめよ! 綾愛には伸君ていうお婿さんを手に入れてもらうんだから!」
柊家には娘の綾愛しかいない。
嫁に出してしまえば、柊家は分家の者に引き継がせるしかなくなる。
鷹藤家と違い、柊家の分家に能力の高い魔術師がいないため、それを言い訳にして婚約を断っていられるのもいつまで持つか分からないでいた。
そんな時に魔物の横取りなんて事件が起こってくれたのは、ある意味ありがたかったと言っていい。
これでまだ言って来るようなら、映像を流出させてしまうことも視野に入れている。
静奈の場合、綾愛の相手となる人間も決めているから断るようにいっていたのが本心だ。
その相手となるのが伸だ。
「相当新田君を気にいってるんだな?」
「当たり前よ! 綾愛と伸君の子なら、柊家最強だって簡単な話よ」
魔族を蹴散らすような高校生が、綾愛と同じ学年にいる。
理解しがたいことだが、実際に起きたことだから疑いようのないことだ。
それだけ強いとなれば、当然自分の家に取り込みたいと思うものだ。
静奈は最初から伸を取り込もうと動いていたため、自分の目が正しかったと綾愛と伸をくっ付けることにさらに力を入れ出している。
娘が嫁に行かないで済むのは嬉しいが、男親からすると婿を取るという話はまだしたくない。
そのため、俊夫は静奈のやる気に呆れている部分がある。
「あなたもそう思っているから私の行動に口を出さないのでしょ?」
「…………」
言われた俊夫は痛いところを突かれた。
綾愛にはいつか婿を迎え入れなければならないが、相手を吟味したうえでという思いが俊夫にはあった。
綾愛が高校生になって少しして、噂になった新田伸。
その少年に接触して見れば、魔族を倒すような常識外れの魔術師だった。
死にかけた所を救ってもらったこともあり、俊夫としても伸のことは認めている。
静奈が言うように、上手く言ったら仕方ないと見てみぬふりしているのが心情だ。
そのため、静奈にかけられた問いに無言になるしかできなかった。
「……何にしても、今頃鷹藤家の連中は大騒ぎになっているだろうな」
◆◆◆◆◆
俊夫の呟き通り、鷹藤家では康義と康則が、俊夫と話し合った部屋に文康を呼びつけていた。
「文康。これはどう見てもお前だな?」
「…………はぃ」
俊夫から渡された映像データを見せ、康義が問いかける。
その問いかけに、文康は小さい声で返事をする。
いつものように静かではあるが、重苦しい空気を放っている祖父に気圧されてしまっている。
まさか映像に取られているとは思わなかった。
「縄張り荒らしはするなと、お前が小学生の頃から何度も言ったはずだ」
「何故こんなことをした!? 鷹藤家の歴史に汚点を着けるつもりか!?」
康義が静かに怒るのに対し、康則は分かりやすく怒気を込めて問いかける。
昔から天才と言われ、最近は天狗気味だと思っていたが、よりにもよって一番鷹藤家にとってはしてほしくないことをするとは思っていなかった。
「柊家も同じことをしてたではないですか! だから……」
「魔族の時のことを言っているのなら、柊家はルールに則って問題に当たっている。彼らの地区に逃げ込んだ魔族を倒して評価されることの何が文句あるというのだ?」
今回の文康と、魔族を倒した時の柊家では話が違う。
柊家は自分たちの地区に逃げてきた魔族を倒したのであって、他の地区に行って倒して持ってきたのではない。
鷹藤家主体で作られたルールに則っているので文句は付けられない。
「我々が討伐に向かってから動いたにしては都合が良すぎます!」
「そこの関しては私も思う所がないわけではない。が、それとこれとは全く別の話だ」
魔族潜んでいると思われる洞窟は、官林地区から八郷地区へと繋がっていた。
鷹藤家がその討伐に向かった知らせを聞いてから洞窟の特徴を思いだし、柊家の当主たちが調査に向かったところ、逃げてきた魔族に遭遇し討伐したという話だった。
しかし、鷹藤が討伐を開始してから動いたにしては、都合が良すぎる気もしないではない。
もしかしたら、自分たちが仕留めるために魔族が逃げてくるのを待っていたという可能性がある。
例えそうだったしてもルール違反ではないので、何もいうことはできない。
「柊家の温情で、この映像は秘匿してくれることになった。こんな事をしたお前は今後魔物退治に参加させないことにした」
「そんな……」
「家を追い出されないだけありがたく思え!!」
柊家の当主である俊夫は、この事件を広めないために条件を付けてきた。
たいした条件ではなかったので康義たちは受け入れたが、大きな貸しができたことに変わりはない。
その貸しを作ることになった張本人である文康には、やはり魔物討伐に参加させるには早かったと判断し、康義は罰として今後参加させないことに決定した。
そのことに抗議を言おうとした文康だったが、康則によって中止せざるしかなかった。
鷹藤家に汚名を着せることになりかけたのだから、勘当して家から追い出してしまうということも考えていた。
康則には文康以外にもう1人息子がいるため、その子に継がせるという手も取れない訳ではないが、さすがに文康の才能を捨てるのはもったいない。
打算的な考えによる判断だが、それに助けられたとしか言いようがない。
「…………」
勘当寸前まで行くようなことをしたとは思っていなかった文康は、無言で罰を受け入れるしかなかった。
「おかえりなさい」
鷹藤家へと行っていた柊家当主の俊夫が自宅に帰ると、妻の静奈が玄関で出迎えてくれた。
その静奈へ挨拶すると共に、俊夫はそのまま自室の方へと向かっていった。
「それでどうなりました?」
俊夫がスーツから部屋着にしている着物に着替えると、静奈はすぐさま今回のことの結果を尋ねてきた。
別に仲が悪いわけではないが、普段はしないのにわざわざ出迎えてくれたのは、鷹藤家との交渉のことが気になっていたからだろう。
「事件の謝罪と、大きな借りを作ることができたよ」
映像という完全な証拠があったため、俊夫と鷹藤家当主の康義とその息子の康則との話し合いはスムーズにことが進んだ。
大和皇国において長年トップに君臨する鷹藤家の当主と次期当主が、俊夫に対して頭を下げることになった。
一番縄張りを強いていたのは鷹藤家だ。
その鷹藤家当主の孫がルール違反をおこなったと伸のメールによって知った俊夫は、鷹藤家の連中に恥をかかせるために国中に広めてやろうかと考えた。
しかし、あまりことを大きくすると手痛いしっぺ返し来ると思い、黙っている代わりに柊家への貸しとすることで収めることにした。
鷹藤家を落とすよりも、その力を利用した方が柊家にとっては都合が良いと判断したからだ。
「それは良かったけど、私が知りたいのは綾愛のことよ」
「あぁ……」
実は、話し合いの席で、俊夫は康義たちにある約束をして来た。
俊夫としてはおまけといった意味合いも強いのだが、静奈はそちらの方が気になっているようだ。
鷹藤家の貸しなんかよりも上に置いている妻に、俊夫は少し呆れたような表情をした。
「綾愛と文康の婚約話は今後言ってこないと了承させた」
「ほんと!? 良かったわ~!!」
俊夫の言葉を聞いた静奈は、跳び上がりそうなほどに喜びの声を上げた。
鷹藤家と柊家の間で、子供同士の婚約話が上がっていた。
少し前に俊夫が魔族を倒したことで、鷹藤家としては柊家に興味を持つことになった。
魔術師の能力は遺伝的要素もあることは証明されているため、鷹藤家としては才能のある子孫を生すためには、才能のある嫁を文康に用意する必要があると考えていた。
丁度柊家には綾愛という娘がいたため、婚約させることを俊夫へ打診してきていた。
やんわりと断っていたのだが、少し間を空けてまた申し込んで来た。
それが数回続いているので、静奈はうんざりしていたため、もうそんなことが起きないのだと分かって嬉しかったのかもしれない。
「別にそんな約束しなくても良かったんじゃ……」
「だめよ! 綾愛には伸君ていうお婿さんを手に入れてもらうんだから!」
柊家には娘の綾愛しかいない。
嫁に出してしまえば、柊家は分家の者に引き継がせるしかなくなる。
鷹藤家と違い、柊家の分家に能力の高い魔術師がいないため、それを言い訳にして婚約を断っていられるのもいつまで持つか分からないでいた。
そんな時に魔物の横取りなんて事件が起こってくれたのは、ある意味ありがたかったと言っていい。
これでまだ言って来るようなら、映像を流出させてしまうことも視野に入れている。
静奈の場合、綾愛の相手となる人間も決めているから断るようにいっていたのが本心だ。
その相手となるのが伸だ。
「相当新田君を気にいってるんだな?」
「当たり前よ! 綾愛と伸君の子なら、柊家最強だって簡単な話よ」
魔族を蹴散らすような高校生が、綾愛と同じ学年にいる。
理解しがたいことだが、実際に起きたことだから疑いようのないことだ。
それだけ強いとなれば、当然自分の家に取り込みたいと思うものだ。
静奈は最初から伸を取り込もうと動いていたため、自分の目が正しかったと綾愛と伸をくっ付けることにさらに力を入れ出している。
娘が嫁に行かないで済むのは嬉しいが、男親からすると婿を取るという話はまだしたくない。
そのため、俊夫は静奈のやる気に呆れている部分がある。
「あなたもそう思っているから私の行動に口を出さないのでしょ?」
「…………」
言われた俊夫は痛いところを突かれた。
綾愛にはいつか婿を迎え入れなければならないが、相手を吟味したうえでという思いが俊夫にはあった。
綾愛が高校生になって少しして、噂になった新田伸。
その少年に接触して見れば、魔族を倒すような常識外れの魔術師だった。
死にかけた所を救ってもらったこともあり、俊夫としても伸のことは認めている。
静奈が言うように、上手く言ったら仕方ないと見てみぬふりしているのが心情だ。
そのため、静奈にかけられた問いに無言になるしかできなかった。
「……何にしても、今頃鷹藤家の連中は大騒ぎになっているだろうな」
◆◆◆◆◆
俊夫の呟き通り、鷹藤家では康義と康則が、俊夫と話し合った部屋に文康を呼びつけていた。
「文康。これはどう見てもお前だな?」
「…………はぃ」
俊夫から渡された映像データを見せ、康義が問いかける。
その問いかけに、文康は小さい声で返事をする。
いつものように静かではあるが、重苦しい空気を放っている祖父に気圧されてしまっている。
まさか映像に取られているとは思わなかった。
「縄張り荒らしはするなと、お前が小学生の頃から何度も言ったはずだ」
「何故こんなことをした!? 鷹藤家の歴史に汚点を着けるつもりか!?」
康義が静かに怒るのに対し、康則は分かりやすく怒気を込めて問いかける。
昔から天才と言われ、最近は天狗気味だと思っていたが、よりにもよって一番鷹藤家にとってはしてほしくないことをするとは思っていなかった。
「柊家も同じことをしてたではないですか! だから……」
「魔族の時のことを言っているのなら、柊家はルールに則って問題に当たっている。彼らの地区に逃げ込んだ魔族を倒して評価されることの何が文句あるというのだ?」
今回の文康と、魔族を倒した時の柊家では話が違う。
柊家は自分たちの地区に逃げてきた魔族を倒したのであって、他の地区に行って倒して持ってきたのではない。
鷹藤家主体で作られたルールに則っているので文句は付けられない。
「我々が討伐に向かってから動いたにしては都合が良すぎます!」
「そこの関しては私も思う所がないわけではない。が、それとこれとは全く別の話だ」
魔族潜んでいると思われる洞窟は、官林地区から八郷地区へと繋がっていた。
鷹藤家がその討伐に向かった知らせを聞いてから洞窟の特徴を思いだし、柊家の当主たちが調査に向かったところ、逃げてきた魔族に遭遇し討伐したという話だった。
しかし、鷹藤が討伐を開始してから動いたにしては、都合が良すぎる気もしないではない。
もしかしたら、自分たちが仕留めるために魔族が逃げてくるのを待っていたという可能性がある。
例えそうだったしてもルール違反ではないので、何もいうことはできない。
「柊家の温情で、この映像は秘匿してくれることになった。こんな事をしたお前は今後魔物退治に参加させないことにした」
「そんな……」
「家を追い出されないだけありがたく思え!!」
柊家の当主である俊夫は、この事件を広めないために条件を付けてきた。
たいした条件ではなかったので康義たちは受け入れたが、大きな貸しができたことに変わりはない。
その貸しを作ることになった張本人である文康には、やはり魔物討伐に参加させるには早かったと判断し、康義は罰として今後参加させないことに決定した。
そのことに抗議を言おうとした文康だったが、康則によって中止せざるしかなかった。
鷹藤家に汚名を着せることになりかけたのだから、勘当して家から追い出してしまうということも考えていた。
康則には文康以外にもう1人息子がいるため、その子に継がせるという手も取れない訳ではないが、さすがに文康の才能を捨てるのはもったいない。
打算的な考えによる判断だが、それに助けられたとしか言いようがない。
「…………」
勘当寸前まで行くようなことをしたとは思っていなかった文康は、無言で罰を受け入れるしかなかった。
1
あなたにおすすめの小説
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
プライベート・スペクタル
点一
ファンタジー
【星】(スターズ)。それは山河を変えるほどの膂力、千里を駆ける脚力、そして異形の術や能力を有する超人・怪人達。
この物語はそんな連中のひどく…ひどく個人的な物語群。
その中の一部、『龍王』と呼ばれた一人の男に焦点を当てたお話。
(※基本 隔週土曜日に更新予定)
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる