207 / 281
3学年 前期
第206話
しおりを挟む
「魔力の隠蔽も上がっているようだな……」
カサンドラのブーメランによって怪我を負った理由。
それは、自分に接近するまで隠蔽されていたからだ。
『操る能力が上がったからか……』
変身したことで細かい魔力操作が上がっていたのだから、この可能性も考えておくべきだった。
魔力操作によって、自分が躱したブーメランを隠蔽したのだろう。
魔物であるウングルの姿では威力や範囲重視で、もしかしたら細かい魔力操作は難しかったのかもしれない。
エラズモがいる時は、それでも問題なかったのかもしれないが、単独で戦うときは半人半魔の姿の方が戦いやすいらしく、別に力を抑えて弱体化したというわけではないようだ。
「厄介だな……」
近接戦もできるようになったことで、カサンドラの隙がなくなった。
そうなると、倒すには時間が掛かってしまう。
1体の魔人が綾愛たちの方に行ってしまっているため、時間を掛けたくないところだが、そうも言っていられない。
無理に急げば、自分自身が深手を負うかもしれないからだ。
そう考えると、伸は思わず眉をひそめるしかなかった。
『でも……』
全員の安全を考えるなら自分が全ての魔人を相手するのが望ましいが、今の状況からいってそれは難しい。
いくら自分が強いとはいっても、万能でないことは理解しているからだ。
しかし、伸は大して焦っていなかった。
『柊なら何とかなるだろ……』
今の綾愛の実力なら、先ほどの魔人を相手にしても対抗できるだろうと予想していたからだ。
◆◆◆◆◆
「みんな! 気を付けて!」
「うんっ!」「「はいっ!」」
先制攻撃をおこなうために、伸が側から離れた。
しかし、伸からはあらかじめこのような状況になる可能性を知らされていたため、綾愛たちは慌てることなく受け入れていた。
魔人がこちらに向かってくる可能性をだ。
「……お前が柊家の娘だな?」
伸の脇を抜け、当初の目的である綾愛たちの始末に向かった魔人は、ここに来るまでに変身を遂げていたらしく、人の姿をしていなかった。
そして、4人の前に到着すると、綾愛を指さして問いかけてきた。
「その姿……、ザントマン……?」
正確に言えば、長い鼻と耳が尖った老人といった風貌をしている。
そして、袋を背負っているその姿から、綾愛はその魔人がどんな魔物から進化したのか理解できた。
ザントマンと呼ばれ、背負っている袋の中に入った砂を使用して戦う魔物だ。
「我が名はベルナベ。お前たちには死んでもらう」
先程の問いに対し、何の返答もない。
そのため、諦めたザントマンことベルナベは、名乗ると共に背負っている袋の口を開いた。
「っ!! 砂に気を付けて!」
「「「っっっ!!」」」
ベルナベが何をしてくるのかを理解した綾愛は、奈津希・正大・麻里の3人に指示を出す。
綾愛の発したザントマンという魔物の特徴を思い出し、3人は防御を図った。
「砂を利用しての睡眠を狙ったようだけど、無駄よ!」
「チッ!」
ザントマンは、砂を利用して眠りを誘うことを得意とする魔物だ。
魔力の込められた砂を吸い込んでしまうと、魔闘師でも眠らされてしまう場合がある。
しかし、その対処法は確立されていて、魔闘師を育成する学園でも授業で教えられている。
そうでなくても、ここにいるのは名門家の子息子女たち。
子供のころから魔物に関する情報を教えられてきているため、対策は万全だ。
やることは簡単。
ザントマンの砂には魔力が込められており、その魔力を弾くために、身体強化で口や鼻に纏う魔力を多くするだけだ。
魔力を弾いて、ただの砂に変えてしまうという方法だ。
どんな生物でも、眠ってしまえば無防備になる。
そうすることで、苦も無く綾愛たちを始末するつもりだったため、思い通りにいかなかったベルナベは舌打ちをした。
「ならば仕方ない……」
「っっっ!?」
砂による睡眠が通用しないことを理解したベルナベは、今度は砂で空中に矢を作り出す。
しかも、こちらの人数分だ。
「私の砂が眠りだけだと思うなよ!」
言い終わりと共に、ベルナベは砂の矢を綾愛たちに向かって発射する。
「フンッ!」
「さすがっ!」「「おぉっ!」」
発射された4本の砂の矢を、綾愛は刀で弾き落とした。
反応できたか分からないような高速の矢を弾いてくれた綾愛に対し、奈津希たちは感嘆の声を上げた。
「やはり貴様だな……」
「…………」
どうやら、先ほどの矢は誰が綾愛なのかを探るために放ったものだったようだ。
他の3人に比べ、ある程度余裕をもって反応できた綾愛を見て確信を持ったらしく、ベルナベは標的を綾愛だけに変えたようだ。
「フッ!」
一息吐くと、ベルナベの手には槍が出現する。
砂を固めて作り出したトライデントと呼ばれる三叉の槍だ。
その槍を手にしたベルナベは、綾愛に向かって構えをとった。
「……みんなは援護をお願い」
「分かった!」「「分かりました!」」
先程の攻撃に対する反応から、自分たちではベルナベの相手をするのは厳しいかもしれない。
そう考えていたため、奈津希たちは綾愛の指示に従い、頷きを返した。
カサンドラのブーメランによって怪我を負った理由。
それは、自分に接近するまで隠蔽されていたからだ。
『操る能力が上がったからか……』
変身したことで細かい魔力操作が上がっていたのだから、この可能性も考えておくべきだった。
魔力操作によって、自分が躱したブーメランを隠蔽したのだろう。
魔物であるウングルの姿では威力や範囲重視で、もしかしたら細かい魔力操作は難しかったのかもしれない。
エラズモがいる時は、それでも問題なかったのかもしれないが、単独で戦うときは半人半魔の姿の方が戦いやすいらしく、別に力を抑えて弱体化したというわけではないようだ。
「厄介だな……」
近接戦もできるようになったことで、カサンドラの隙がなくなった。
そうなると、倒すには時間が掛かってしまう。
1体の魔人が綾愛たちの方に行ってしまっているため、時間を掛けたくないところだが、そうも言っていられない。
無理に急げば、自分自身が深手を負うかもしれないからだ。
そう考えると、伸は思わず眉をひそめるしかなかった。
『でも……』
全員の安全を考えるなら自分が全ての魔人を相手するのが望ましいが、今の状況からいってそれは難しい。
いくら自分が強いとはいっても、万能でないことは理解しているからだ。
しかし、伸は大して焦っていなかった。
『柊なら何とかなるだろ……』
今の綾愛の実力なら、先ほどの魔人を相手にしても対抗できるだろうと予想していたからだ。
◆◆◆◆◆
「みんな! 気を付けて!」
「うんっ!」「「はいっ!」」
先制攻撃をおこなうために、伸が側から離れた。
しかし、伸からはあらかじめこのような状況になる可能性を知らされていたため、綾愛たちは慌てることなく受け入れていた。
魔人がこちらに向かってくる可能性をだ。
「……お前が柊家の娘だな?」
伸の脇を抜け、当初の目的である綾愛たちの始末に向かった魔人は、ここに来るまでに変身を遂げていたらしく、人の姿をしていなかった。
そして、4人の前に到着すると、綾愛を指さして問いかけてきた。
「その姿……、ザントマン……?」
正確に言えば、長い鼻と耳が尖った老人といった風貌をしている。
そして、袋を背負っているその姿から、綾愛はその魔人がどんな魔物から進化したのか理解できた。
ザントマンと呼ばれ、背負っている袋の中に入った砂を使用して戦う魔物だ。
「我が名はベルナベ。お前たちには死んでもらう」
先程の問いに対し、何の返答もない。
そのため、諦めたザントマンことベルナベは、名乗ると共に背負っている袋の口を開いた。
「っ!! 砂に気を付けて!」
「「「っっっ!!」」」
ベルナベが何をしてくるのかを理解した綾愛は、奈津希・正大・麻里の3人に指示を出す。
綾愛の発したザントマンという魔物の特徴を思い出し、3人は防御を図った。
「砂を利用しての睡眠を狙ったようだけど、無駄よ!」
「チッ!」
ザントマンは、砂を利用して眠りを誘うことを得意とする魔物だ。
魔力の込められた砂を吸い込んでしまうと、魔闘師でも眠らされてしまう場合がある。
しかし、その対処法は確立されていて、魔闘師を育成する学園でも授業で教えられている。
そうでなくても、ここにいるのは名門家の子息子女たち。
子供のころから魔物に関する情報を教えられてきているため、対策は万全だ。
やることは簡単。
ザントマンの砂には魔力が込められており、その魔力を弾くために、身体強化で口や鼻に纏う魔力を多くするだけだ。
魔力を弾いて、ただの砂に変えてしまうという方法だ。
どんな生物でも、眠ってしまえば無防備になる。
そうすることで、苦も無く綾愛たちを始末するつもりだったため、思い通りにいかなかったベルナベは舌打ちをした。
「ならば仕方ない……」
「っっっ!?」
砂による睡眠が通用しないことを理解したベルナベは、今度は砂で空中に矢を作り出す。
しかも、こちらの人数分だ。
「私の砂が眠りだけだと思うなよ!」
言い終わりと共に、ベルナベは砂の矢を綾愛たちに向かって発射する。
「フンッ!」
「さすがっ!」「「おぉっ!」」
発射された4本の砂の矢を、綾愛は刀で弾き落とした。
反応できたか分からないような高速の矢を弾いてくれた綾愛に対し、奈津希たちは感嘆の声を上げた。
「やはり貴様だな……」
「…………」
どうやら、先ほどの矢は誰が綾愛なのかを探るために放ったものだったようだ。
他の3人に比べ、ある程度余裕をもって反応できた綾愛を見て確信を持ったらしく、ベルナベは標的を綾愛だけに変えたようだ。
「フッ!」
一息吐くと、ベルナベの手には槍が出現する。
砂を固めて作り出したトライデントと呼ばれる三叉の槍だ。
その槍を手にしたベルナベは、綾愛に向かって構えをとった。
「……みんなは援護をお願い」
「分かった!」「「分かりました!」」
先程の攻撃に対する反応から、自分たちではベルナベの相手をするのは厳しいかもしれない。
そう考えていたため、奈津希たちは綾愛の指示に従い、頷きを返した。
1
あなたにおすすめの小説
プライベート・スペクタル
点一
ファンタジー
【星】(スターズ)。それは山河を変えるほどの膂力、千里を駆ける脚力、そして異形の術や能力を有する超人・怪人達。
この物語はそんな連中のひどく…ひどく個人的な物語群。
その中の一部、『龍王』と呼ばれた一人の男に焦点を当てたお話。
(※基本 隔週土曜日に更新予定)
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
ネグレクトされていた四歳の末娘は、前世の経理知識で実家の横領を見抜き追放されました。これからはもふもふ聖獣と美食巡りの旅に出ます。
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
アークライト子爵家の四歳の末娘リリアは、家族から存在しないものとして扱われていた。食事は厨房の残飯、衣服は兄姉のお下がりを更に継ぎ接ぎしたもの。冷たい床で眠る日々の中、彼女は高熱を出したことをきっかけに前世の記憶を取り戻す。
前世の彼女は、ブラック企業で過労死した経理担当のOLだった。
ある日、父の書斎に忍び込んだリリアは、ずさんな管理の家計簿を発見する。前世の知識でそれを読み解くと、父による悪質な横領と、家の財産がすでに破綻寸前であることが判明した。
「この家は、もうすぐ潰れます」
家族会議の場で、リリアはたった四歳とは思えぬ明瞭な口調で破産の事実を突きつける。激昂した父に「疫病神め!」と罵られ家を追い出されたリリアだったが、それは彼女の望むところだった。
手切れ金代わりの銅貨数枚を握りしめ、自由を手に入れたリリア。これからは誰にも縛られず、前世で夢見た美味しいものをたくさん食べる生活を目指す。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる