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第12話:ミッションインポッシブル
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「いや~、実にゆかいゆかい。これで奴隷生活ともおさらばっス」
「なぁリフィ、もうやめにしないか?こんなやり方やっぱ間違ってる」
「何言ってるっスか琥太郎君、勝てばいいんスよ、勝てば」
「これじゃただ魔王に恨みを買うだけだ」
「じゃあどうするっス?戦って勝つっスか?今の琥太郎君のポイントじゃ到底かなわないっスよ。もう後戻りできないところまで来てるんだから腹くくるっス、もう作戦は第二ウェーブに入ってるんスから」
「第二ウェーブ?」
「スマフォを見るっス」
「これは何だ?」
「魔力感知アプリっス、おそらくスマフォの電波が届かないのはこの魔王城に張られた結界のせいっス。結界さえ破れば外部と通信できるようになるっス」
「破るってどうやって?結界の核がどこにあるか分からないだろ」
「アプリ舐めんじゃないっス。エンジェルスマフォにはマップアプリがついてるっス、そしてナビアプリを使えば迷わずいけるっス!マップを見る限りおそらく結界の中心は地下の地下、マグマだまり付近にあると見て間違いないっス」
「そんなところまでどうやって行くんだよ?いくら料理長でもそんなところうろうろしてたら警備の連中に捕まるぞ!」
「確かにエンカウント率150%の地下ステージを誰とも遭遇せずに進むのは不可能っス」
「あの魔王、魔物の配置ド下手だな。自分の警護を薄くして手下地下に押し込みすぎだろ、もう満員電車状態じゃねぇか」
「聞いた話だと全部アブラギッシュがやってるみたいっスよ、やっぱあいつバカっスw」
「だけどそのバカのせいで結界の核に行くのはほぼかなわないぞ」
「チッチッチ、ゴミっス」
「何?何だって??」
「ここのゴミがどうやって処分されてると思ってるっスか?廃プラも生ごみも全てマグマだまりで焼却されてるっス。作戦はこうっス、今日料理長の自分は琥太郎君をゴミ捨て当番に任命するっス、そして自分を生ごみとしてダストシュートに捨てるっス。決行は夜8時、マグマだまりの魔物の交代時間を狙うっス」
「リフィいつの間にそんな情報を仕入れたんだ!?」
「食堂に来る連中を観察してれば分かるっス。朝8時と夜8時過ぎ、毎日汗だくの魔物がどっと来てるっス。それはアッチイところから来たからじゃないっスか?」
「ホンっト幼女の推理力じゃないな!お前絶対中身は大人だろ?」
「あと琥太郎君にはもう一つやってもらいたいことがあるっス。多分自分が結界を破ったらすぐに外の魔物に感づかれるっス、そこで琥太郎君には魔王煽って騒ぎを起こし時間稼いでほしいっス」
「待て!出来る訳ないだろ!!」
「大丈夫っス、今日見た感じ魔王結構沸点低そうだから裸の事チラつかせて色々やったらすぐキレるッス」
「じゃなくて俺の命が・・・」
「大丈夫、今の琥太郎君49000ポイントあるから死なないっス」
「マジで!?いつの間に??」
”ホントは49ポイントしかないなんて口が裂けても言えないっス(微笑”
「失敗は許されないっスよ、気合い入れてやるっス」
そして夜の8時~作戦決行の時~
「琥太郎、料理長がお前にゴミ捨てて来いってよ」
「はい、喜んで!」
俺はゴミ袋を担いで厨房を出る
「ちょっと待て琥太郎」
「ギクゥッ!!」
「何だ今のギクゥッ!てのは?なんか企んでるのか?」
「いや、ギクゥッ・・・り腰になりそうって言おうとしたんですよゴブリン先輩」
ちょっと苦しいか?
「そうか、ならいいけど」
ゴブリン先輩鈍い人で助かった!
「ところで料理長どこ行ったか知らね?」
「さ、さぁ?・・・トイレでも行ってるんじゃないですか?」
「トイレじゃ仕方ねぇな、帰ってきたらすぐにだし取らせてもらわないとこの後の混みに間に合わねぇ」
料理長になっても相変わらずポジションブレねぇな、リフィのやつ未だにだし取られてやがる・・・
「・・・リフィ、ホントにやるんだな」
「バッチグゥっス」
「健闘を祈る!」
俺はリフィが入ったゴミ袋をダストシュートに放り込んだ。!?
”は・・・入らねぇ!リフィがでかすぎてダストシュート通らねぇ!!”
「なぁリフィ、もうやめにしないか?こんなやり方やっぱ間違ってる」
「何言ってるっスか琥太郎君、勝てばいいんスよ、勝てば」
「これじゃただ魔王に恨みを買うだけだ」
「じゃあどうするっス?戦って勝つっスか?今の琥太郎君のポイントじゃ到底かなわないっスよ。もう後戻りできないところまで来てるんだから腹くくるっス、もう作戦は第二ウェーブに入ってるんスから」
「第二ウェーブ?」
「スマフォを見るっス」
「これは何だ?」
「魔力感知アプリっス、おそらくスマフォの電波が届かないのはこの魔王城に張られた結界のせいっス。結界さえ破れば外部と通信できるようになるっス」
「破るってどうやって?結界の核がどこにあるか分からないだろ」
「アプリ舐めんじゃないっス。エンジェルスマフォにはマップアプリがついてるっス、そしてナビアプリを使えば迷わずいけるっス!マップを見る限りおそらく結界の中心は地下の地下、マグマだまり付近にあると見て間違いないっス」
「そんなところまでどうやって行くんだよ?いくら料理長でもそんなところうろうろしてたら警備の連中に捕まるぞ!」
「確かにエンカウント率150%の地下ステージを誰とも遭遇せずに進むのは不可能っス」
「あの魔王、魔物の配置ド下手だな。自分の警護を薄くして手下地下に押し込みすぎだろ、もう満員電車状態じゃねぇか」
「聞いた話だと全部アブラギッシュがやってるみたいっスよ、やっぱあいつバカっスw」
「だけどそのバカのせいで結界の核に行くのはほぼかなわないぞ」
「チッチッチ、ゴミっス」
「何?何だって??」
「ここのゴミがどうやって処分されてると思ってるっスか?廃プラも生ごみも全てマグマだまりで焼却されてるっス。作戦はこうっス、今日料理長の自分は琥太郎君をゴミ捨て当番に任命するっス、そして自分を生ごみとしてダストシュートに捨てるっス。決行は夜8時、マグマだまりの魔物の交代時間を狙うっス」
「リフィいつの間にそんな情報を仕入れたんだ!?」
「食堂に来る連中を観察してれば分かるっス。朝8時と夜8時過ぎ、毎日汗だくの魔物がどっと来てるっス。それはアッチイところから来たからじゃないっスか?」
「ホンっト幼女の推理力じゃないな!お前絶対中身は大人だろ?」
「あと琥太郎君にはもう一つやってもらいたいことがあるっス。多分自分が結界を破ったらすぐに外の魔物に感づかれるっス、そこで琥太郎君には魔王煽って騒ぎを起こし時間稼いでほしいっス」
「待て!出来る訳ないだろ!!」
「大丈夫っス、今日見た感じ魔王結構沸点低そうだから裸の事チラつかせて色々やったらすぐキレるッス」
「じゃなくて俺の命が・・・」
「大丈夫、今の琥太郎君49000ポイントあるから死なないっス」
「マジで!?いつの間に??」
”ホントは49ポイントしかないなんて口が裂けても言えないっス(微笑”
「失敗は許されないっスよ、気合い入れてやるっス」
そして夜の8時~作戦決行の時~
「琥太郎、料理長がお前にゴミ捨てて来いってよ」
「はい、喜んで!」
俺はゴミ袋を担いで厨房を出る
「ちょっと待て琥太郎」
「ギクゥッ!!」
「何だ今のギクゥッ!てのは?なんか企んでるのか?」
「いや、ギクゥッ・・・り腰になりそうって言おうとしたんですよゴブリン先輩」
ちょっと苦しいか?
「そうか、ならいいけど」
ゴブリン先輩鈍い人で助かった!
「ところで料理長どこ行ったか知らね?」
「さ、さぁ?・・・トイレでも行ってるんじゃないですか?」
「トイレじゃ仕方ねぇな、帰ってきたらすぐにだし取らせてもらわないとこの後の混みに間に合わねぇ」
料理長になっても相変わらずポジションブレねぇな、リフィのやつ未だにだし取られてやがる・・・
「・・・リフィ、ホントにやるんだな」
「バッチグゥっス」
「健闘を祈る!」
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”は・・・入らねぇ!リフィがでかすぎてダストシュート通らねぇ!!”
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