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第三章 御伽ヒロイック学院
教師の朝
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ベランダの窓から朝日が差し込む。
ヨーロピアンテイストのお洒落なリビング。木の枝のように枝分かれした奇抜な棚や北欧風の三角ローテーブル、小犬の顔を模したクッション等、趣向をこらしたそれらの品々は住む者の気品とセンスを感じさせる。
机の上には二枚のトーストとほんのり香りを漂わすコーヒーが置かれていた。
「ふぁぁぁ・・・お早うございます・・・」
寝間着姿の都留岐は大きなあくびをしてクッションに座る。そしてウトウトと転寝し始めた。
「ごきげんよう社」
都留岐以外誰もいないはずの部屋に謎の声。ドレスを着た一匹のダックスフンドが都留岐の膝の上に乗り彼女の頬を舐める。
「少し働き過ぎではなくて?家に帰っても仕事では体が持たなくてよ」
なんと犬が喋った。
その声に都留岐は「私なら大丈夫です・・・」と小さく呟く。
「ほとんど寝てないのに大丈夫なものですか。ほら、コーヒーをお飲みなさい。目が覚めますわよ」
そう言うとダックスは机に上り、コーヒーカップを差し出す。都留岐はそれを一口すすった。
“苦っ!”
少女は顔を歪めて舌を出す。
「今日はワタクシも学校へ連れて行くのでしょ?お皿片付けてしまうから早く済ませてしまいなさい」
都留岐は覚悟を決めコーヒーを一気に口へ流し込んだ。
ダックスがテレビをつける。
「それでは次のニュースです。昨晩、御伽神園町の住宅街で男性が口から血を流して倒れていると通報がありました。倒れていたのは木村雄一さん(22)歳」
「ぶふぅぅぅぅっ!!!!」
都留岐は勢いよくコーヒーを吹き出した。
目の前のダックスに思いきりかかる。
「現在、木村さんは意識不明の重体。外傷から人外にやられてものと見て警察は捜査を…」
「木村君!?」
仰天する都留岐。口からコーヒーをたらしながらテーブルに身を乗り出した。
「たたた、大変です!クゥ、急ぎましょう」
クゥと呼ばれるそのダックスは冷静に顔を拭く。
「社、まずその前に言うべき事があるのではなくて?」
「・・・はい?」
一人と一匹の間に妙な間があいた。
ヨーロピアンテイストのお洒落なリビング。木の枝のように枝分かれした奇抜な棚や北欧風の三角ローテーブル、小犬の顔を模したクッション等、趣向をこらしたそれらの品々は住む者の気品とセンスを感じさせる。
机の上には二枚のトーストとほんのり香りを漂わすコーヒーが置かれていた。
「ふぁぁぁ・・・お早うございます・・・」
寝間着姿の都留岐は大きなあくびをしてクッションに座る。そしてウトウトと転寝し始めた。
「ごきげんよう社」
都留岐以外誰もいないはずの部屋に謎の声。ドレスを着た一匹のダックスフンドが都留岐の膝の上に乗り彼女の頬を舐める。
「少し働き過ぎではなくて?家に帰っても仕事では体が持たなくてよ」
なんと犬が喋った。
その声に都留岐は「私なら大丈夫です・・・」と小さく呟く。
「ほとんど寝てないのに大丈夫なものですか。ほら、コーヒーをお飲みなさい。目が覚めますわよ」
そう言うとダックスは机に上り、コーヒーカップを差し出す。都留岐はそれを一口すすった。
“苦っ!”
少女は顔を歪めて舌を出す。
「今日はワタクシも学校へ連れて行くのでしょ?お皿片付けてしまうから早く済ませてしまいなさい」
都留岐は覚悟を決めコーヒーを一気に口へ流し込んだ。
ダックスがテレビをつける。
「それでは次のニュースです。昨晩、御伽神園町の住宅街で男性が口から血を流して倒れていると通報がありました。倒れていたのは木村雄一さん(22)歳」
「ぶふぅぅぅぅっ!!!!」
都留岐は勢いよくコーヒーを吹き出した。
目の前のダックスに思いきりかかる。
「現在、木村さんは意識不明の重体。外傷から人外にやられてものと見て警察は捜査を…」
「木村君!?」
仰天する都留岐。口からコーヒーをたらしながらテーブルに身を乗り出した。
「たたた、大変です!クゥ、急ぎましょう」
クゥと呼ばれるそのダックスは冷静に顔を拭く。
「社、まずその前に言うべき事があるのではなくて?」
「・・・はい?」
一人と一匹の間に妙な間があいた。
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