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DAY2-3 占いについて調べてみる
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放課後、私は学校にある図書室に寄った。
受験勉強をするために、最終下校時刻ギリギリまで勉強するのが日課なのだ。どうせ家に帰っても誰もいないし、ついついダラけちゃうからね。
部活?夏に引退しましたよ。
私はいつも使っている窓辺の席にリュックを置き、テキストとノートを並べた。まずは学校の課題から片付けよう。
「…はぁ…」
問題を解き始めるけど、なんだか集中できない。机に突っ伏して、ちょっと休憩。
「良かったね、もうすぐ願いが叶うよ」
「ん?うーん、一週間後だね!」
あの(自称)占い師の言葉が、ぐるぐると頭の中で回っている。
気にしたくなんかないのに。どうせ嘘だし。
「そうだ!」
私は学校から貸し出しされているクロームブックをリュックから取り出す。
疑わしいことは調べて、裏付けをすればいいんだ。検索バーに「占い 信憑性」と打ち込み、勢い良くエンターキーを押す。
「ふんふん…」
占いの信憑性は低いらしい。
「バーナム効果?」
誰にでも当てはまるぼんやりとした内容を、無意識に自分からあてはめにいってるのか…。あぁ、「あなたの近くにあなたを意識している人がいますよ」とか言われたら、「あの人そういえば、私のこと見てたかも」とか考える感じ?
でも…私の場合、「一週間後に死にますよ」だしな…。あてはめようがない。持病でもあれば別だけど、健康優良児だし。チビだけど。
「………」
カチカチ。
違うサイトもみてみる。
「心理的安定?」
占いを信じることによって悩みや不安を和らげて心を安定させる…。
「死ぬ」って言われて安定しないよ!
「………」
カチカチ。
勉強しなきゃだし、あとこのサイトだけ。
「自己成就予言?」
占いで暗示されたことを、無意識に行動し自分で予言を実現してしまう…。
いや、私の場合、ヤバすぎ!
「はぁ…」
私は再び机に突っ伏する。冷たい感覚が頬に伝わってきた。
「余計にわけわかんなくなった…」
まぁ、とにかく占いなんて嘘ってことでいいよね?
自分からあてはめにいかなければ、予言は当たらないってことなんだから。
受験勉強をするために、最終下校時刻ギリギリまで勉強するのが日課なのだ。どうせ家に帰っても誰もいないし、ついついダラけちゃうからね。
部活?夏に引退しましたよ。
私はいつも使っている窓辺の席にリュックを置き、テキストとノートを並べた。まずは学校の課題から片付けよう。
「…はぁ…」
問題を解き始めるけど、なんだか集中できない。机に突っ伏して、ちょっと休憩。
「良かったね、もうすぐ願いが叶うよ」
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あの(自称)占い師の言葉が、ぐるぐると頭の中で回っている。
気にしたくなんかないのに。どうせ嘘だし。
「そうだ!」
私は学校から貸し出しされているクロームブックをリュックから取り出す。
疑わしいことは調べて、裏付けをすればいいんだ。検索バーに「占い 信憑性」と打ち込み、勢い良くエンターキーを押す。
「ふんふん…」
占いの信憑性は低いらしい。
「バーナム効果?」
誰にでも当てはまるぼんやりとした内容を、無意識に自分からあてはめにいってるのか…。あぁ、「あなたの近くにあなたを意識している人がいますよ」とか言われたら、「あの人そういえば、私のこと見てたかも」とか考える感じ?
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