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DAY3-2 生きるの辛い、死ぬのは怖い
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沙弥の「占いしてもらいに行こう」というお
誘いを断るために仮病を使った私は、久々に早く家に帰ってきた。
「ただいまー…」
シーンと静まり返った家。
分かってた。お母さんもお父さんもこの時間に帰ってきているわけがない。
部屋で制服から部屋着のワンピースに着替えると、すぐに机に向かった。いつもなら図書室で勉強しているんだもん、すぐにやり始めなきゃ。
「………」
とは思うものの、またもや集中できない。占い師の予言が当たるのか当たらないのか気になって、モヤモヤしてしまうのだ。
私はベッドにダイブして、目を閉じる。
「死にたいって思ってたのに…いざ死ぬかもって思ったら、なんでこんなに悩むの…」
生きるの辛い♪
死ぬのは怖い♪
もう、踊るしかない♪
某「教育番組」の歌が頭に浮かんで、「それな」とひとりごとを口にしてしまう。踊らないけど。
そして、ハッとする。
「死ぬのって、どういう風に死ぬの!?」
え、一週間で死ぬとなると、やっぱり事故死?今、特に病気とかしてないし。あっ、でも心臓発作とか…。ハッ!通り魔に刺されるのとか!?嫌だ、嫌すぎる。
「死んだら楽になれる」ってそればっかり考えてたけど、死ぬ時は痛かったり苦しかったりするんじゃん。
「こわい…」
私は無意識に左手で右腕を、右手で左腕をぎゅっと握っていた。
まるで、自分で自分を抱きしめるように。
誘いを断るために仮病を使った私は、久々に早く家に帰ってきた。
「ただいまー…」
シーンと静まり返った家。
分かってた。お母さんもお父さんもこの時間に帰ってきているわけがない。
部屋で制服から部屋着のワンピースに着替えると、すぐに机に向かった。いつもなら図書室で勉強しているんだもん、すぐにやり始めなきゃ。
「………」
とは思うものの、またもや集中できない。占い師の予言が当たるのか当たらないのか気になって、モヤモヤしてしまうのだ。
私はベッドにダイブして、目を閉じる。
「死にたいって思ってたのに…いざ死ぬかもって思ったら、なんでこんなに悩むの…」
生きるの辛い♪
死ぬのは怖い♪
もう、踊るしかない♪
某「教育番組」の歌が頭に浮かんで、「それな」とひとりごとを口にしてしまう。踊らないけど。
そして、ハッとする。
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え、一週間で死ぬとなると、やっぱり事故死?今、特に病気とかしてないし。あっ、でも心臓発作とか…。ハッ!通り魔に刺されるのとか!?嫌だ、嫌すぎる。
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