死にたがりJCと占い師のアイスクリーム

四季苺

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DAY7-2 ヤバイ、死ぬかも

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 お母さんのおかゆを食べた後も、私はベッドでじっとしていた。昨日買った本を読むとかスマホゲームするとか、気のまぎれることをしたほうが時間がぎるのも早く感じられて良いはずなんだけど、何をする気にもなれなかったんだ。というより、何をするのもこわいというのが正しいかも。何をしても死につながってしまいそうで、ふとんの中でただただじっとしているしか、できなかった。それでたまにうとうとしては起きて時間を確認かくにんする、そのかえし。

 何度目かのうたた寝の時に、それは起こった。
 
 ガチャッ…ガタガタ…

「!?」

 一階から物音が聞こえるのだ。時計を見ると、まだ三時。お父さんでもお母さんでもない。こんな時間に帰ってくるはずがないもん。
「…強盗ごうとう?」
 ヤバイ、どうしようヤバイヤバイヤバイ。
 やっぱり占いは本当だったんだ。
 どっ、どうしよう、どうすれば?
げる?」
 私はベッド横の窓から下をながめた。
「………」
 私の部屋は二階。び移|《うつ》れる木もなければ、クッションになりそうな植え込みもない。落ちたらそれが原因で死ぬかも。
「えー、えー、どうしよう、どうしよう。かっ、かくれる!?」

 いやもう無理かも…。

 そう思った瞬間しゅんかん、瀬名の言葉が頭にひびいた。

 「何が何でもあらがって、生き残ってやる」

 そうだ、まだだ。まだやれることあるはず。私は走ってドアの側まで戻り、ドア横にある本棚を押した。
「ふんぬっ!」
 本棚はズズッ、ズズッ、とちょっとずつドアの前に進んでいって、ついにドアをふさぐことができた。簡易かんいなバリケードだ。
 次に私はベッドも押して、バリケードの強度きょうどを上げることにする。
 腕が痛い。息が苦しい。涙がボロボロこぼれて、前がよく見えない。でも、やらなきゃ。強盗が私の部屋に入ってこれないようにして、その後通報つうほうして助けを呼ぼう。自分で、自分の死を回避かいひするんだ…!

 ドンドンドン!

「ヒッ!」
 部屋のドアが強くたたかれる音を聞いて、私は身をふるわせた。

 ガチャッガチャッ!

 こわい!
 いやだ…まだ死にたくない!

「凛々?あなた、何してるの…!?」
「…えっ…」
 ドアの外からは、お母さんの声がした。
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