刺激を求めて

夢咲忍

文字の大きさ
7 / 13
第7章

姫華の母

しおりを挟む
 竹内姫華の母親竹内晴美は40歳を過ぎていた。姫華が中学3年生の時に夫を会社の事故で亡くしている。それ以来恋人を作ることもなく、ずっと子育てに奮闘してきた未亡人だ。労働災害給付金と生命保険給付金のおかげでパートに出ているだけで姫華を大学に進学させることが出来た。経済的には苦労をすることはなかった。

 高級ではないが、ごく普通の3LDKのマンションに姫華と2人で暮らしている。朝9時から夕方4時まである工場の経理の手伝いをしている。社長からも社員からも大事にされ、仕事は楽しく過ごしている。しかし不満はあった。30歳代で夫を亡くし、性的には全く満たされることはない。夫が存命の頃は週2~3回は抱かれていたのだ。なのに突然そのパートナーを失った。


 夫を亡くした悲しみからしばらく性欲は無かった。しかし、半年が経って姫華も受験を控えていた頃、自分をしっかり持って元気にならなければ、姫華を元気に立派な人間に育てなきゃという気持ちから、何かを吹っ切った。するとどこからかムラムラしたものが沸き上がってきたのだ。


 姫華が受験勉強で自室にこもっていた頃、晴美は仏壇の夫の遺影を眺めていた。突然ムラムラしてきたのである。

(またあの頃のように夫に抱かれたい)

そんなことを想い、自分の胸をパジャマの上から触った。ノーブラだった。Fカップある豊かな胸は敏感だった。

(私はまだこんなに若いのよ、あなた…)

遺影を見ると夫は微笑んでいるように思えた。

「ねぇ、あなた… 今も私キレイでしょ?」

小声で囁いた。

 すぐに乳首は立った。パジャマの襟元から左手を中に入れ、乳首を直接つまんだ。身体に電気が走るように痺れた。それと同時におまんこが潤うのがわかった。このままリビングで続けるわけにはいかない。そう思い、姫華の部屋に向かった。ドアをノックし、ドアを開けずに

「お母さん先に寝るわね。あまり無理するんじゃないわよ。おやすみ」

と言って、晴美は自室に入る。鍵を締め、洋服ダンスから何かを取り出した。ディルドーだ。これは夫と2人で抱き合う時も時々使っていたものだ。そして照明を暗くした。常夜灯のみにした。オレンジ色の小さな灯りのみだ。


 夫と2人で寝ていたダブルベッドに晴美は全裸になり、ディルドーを脇に置いて仰向けになった。Fカップの乳房を両手で優しく揉んだ。今でも張りは保っている。全体を揉みほぐすように揉む。手の温かさが乳房全体を包む。夫にされていたように…

 そして左手は次第に力を強くしていき、乳房を鷲掴みにする。右手は乳首を摘まむ。既にピンと立っていた。それをつねるように強く摘まむと

「あっ…」

と小声が漏れた。段々と下半身が熱くなる。自分でも明らかにおまんこが濡れているのが分かる。左手も乳首を摘み、両方の乳首をつねる。

「んっ…」

たまらなくこれが好きなのだ。更にスケベ汁が溢れる。

 この日はすぐにでもおまんこに入れたくなったので、脇に置いてあったディルドーを右手に取った。脚を大きく開いて、割れ目に沿わせる。ディルドーの先端を穴のところに合わせ、グリグリするとディルドーの亀頭部分はスケベ汁がよく絡まった。その後、ディルドーの陰茎部分を割れ目に沿わせた。ディルドー全体をスケベ汁で包む。それを口に運び、フェラチオするように舌を出し亀頭の先の部分をチロチロ舐めたり、亀頭を舐め回したり…

左手はクリトリスを撫でる。そして右手に持ったディルドーの亀頭を口に含む。

 頬を膨らませ、口の中で亀頭を舐め回す。夫を気持ちよくさせたいという気持ちがあるのだ。よりペニスを硬くさせようと…


 左手の中指でクリトリスを弄ぶ。縦に撫でたり、横に撫でたり。そして割れ目を縦に撫でたり、穴の辺り全体を撫で回したり。ヌルヌルになったおまんこ全体を4本の指で撫で回し、その指でおまんこを軽く叩く。

『パンッパンッ』

と湿った音がする。痛気持ちいい。ディルドーを口から抜き、今度はスケベ汁でヌルヌルになった右手を口に運ぶ。

(私のおまんこって、こんな味がするのね… あなたはこれを味わってたのね…)

大きく口を開け、4本の指を口に入れた。ベロベロと嫌らしく舐め回す。舌を長く伸ばし、指の間まで舐める。この光景はとても嫌らしい。

(ねぇ、あたな、もう我慢できないの。ちょうだい…)

ディルドーの先端をおまんこの入口に当てる。

(半年ぶりよ、あなた…)

亀頭をゆっくりおまんこに入れる。グニュっとおまんこが開き、亀頭を受け入れる。亀頭が入ると内側からおまんこを広げるのだ。

「あっ、これよ。これ好きなの」

小声で囁く。そのまま膣壁を広げながら奥へと進む。

「ん、んん…」

ディルドーの先が子宮口に当たり、進行が止まった。

「ううっ」

そしてゆっくりと引き抜く。大きな亀頭と陰茎の段差である部分のカリがとても高いために引き抜くときの快感もたまらない。

「うっ、ああぁ」

娘が受験勉強をしているのも忘れてしまう。

 全身からじんわりと汗が出る。左手でディルドーを抜き差しし、右手でクリトリスを撫でる。腟内の刺激とクリトリスの刺激が合わさると背骨から脳から全身が強い刺激に覆われる。身体が熱くなり、スケベ汁が溢れる。さらにおまんこがヌルヌルになり、抜き差しするディルドーがヌチャヌチャと音を立てる。気分の高まりを抑えられず、抜き差しを激しくし、子宮口に強く当て、ディルドーを強く締め付け、引き抜く。カリが膣壁を強く擦り、強い快感を与える。1往復するだけでも凄い快感だが、それを繰り返すのだからたまらない。


 初めは夫に抱かれているイメージだったが、夫は普段こんなに激しくはなかった… というぐらいに自ら激しくしてしまっていた。自然と腰もクネクネと動いてしまっている。端から見るとこんなに嫌らしい女が存在するのかと思うぐらいに。

「あっ、あっ、ああ、もう、もう、あっ」

と喘ぎながら… 絶頂に達したのだ。


 娘の姫華は自室でイヤホンで音楽を聴きながら受験勉強をしていた。それは小さなボリュームであったが、母親のオナニーの物音は聞こえなかった。


 晴美はその後オナニーを楽しむようになった。姫華が出掛けている時に、週2~3回はするようになったのだ。


 大人のオモチャは増えていった。ディルドーだけでは飽き足らず、バイブとピンクローターを買い足した。

 ピンクローターで乳首を刺激したりクリトリスを刺激したり、時にはおまんこに入れたりしている。クリトリスを刺激しながらバイブを口に咥えフェラチオのようにしてから、ピンクローターを乳首に当ててバイブをおまんこに挿入するパターンがお気に入りだ。


 いつも仰向けで始めて、途中からバックから突かれる格好に変える。両膝をつき、尻を突き出すのだ。膝は大きめに開き、おまんこが丸見えになるぐらい大きく脚を開くのだ。マットレスに顔をつき、右手でバイブを持ち、おまんこに抜き差しする。たまらなく気持ちいい。オナニーを何度か繰り返していたら潮を吹くようになった。家に1人の時にしかオナニーをしていないので、声を我慢することなく喘いでいる。


 数年オナニーをしていると自分でもマンネリ化してきてるのが分かる。妄想だけではいつも同じなので、パソコンでエロ動画を見ながらオナニーをするようになった。それも初めはノーマルだったが、そのうちアブノーマルな内容に変わっていった。最初は人妻のモノとはどんなものだろうと見ていたら、浮気は当たり前。人妻なんだから。そして隣に住む童貞を食べてしまうものや寝取られてしまうモノ。ナンパされてついていくものや、しまいには人妻が痴漢やレイプされるものまで見るようになった。現実では考えにくいものほど背徳感があって、たまらなく興奮するようになってしまったのだ。エスカレートしてしまうのは仕方のないことだ。そうなるとノーマルでは興奮しなくなってしまうもの。そうなるとオナニーの仕方も変わってしまうのだ。


 イキ我慢やオナニーの声を録音して誰かに聞いてほしいと思ったり、生声を聞いてほしいと思ったり… これもエスカレートしてしまうと見てほしいと思ったり… とまでなってしまうものだ。そして晴美が思い立ったのはSNSだ。


 SNSの裏アカウントで自分をさらけ出すことを考えたのだ。ここで自分のエロい部分を吐き出そうと思った。

 Xで裏アカウントを作り、下着姿の写真を載せた。黒いブラジャーとパンティ、そしてストッキングにガーターベルト。それを姿見に映して自撮りする。顔の高さにスマホを合わせ、隠すように撮影するのだ。それをXにアップする。もうすぐ40歳になろうとしてるのだが、そんなに体型は崩れていない。20歳代の頃よりやや贅肉が付いたが、その分胸のサイズが大きくなっている。Gカップである。


 それをXにアップすると、瞬く間に『いいね!』の数字が多く付くのだ。そしてコメントには、

『凄い!』『でかすぎるー』『めちゃ興奮する』

などの反応がある。中にはストレートに『しこしこ』などもあるのだ。晴美は自分の身体を多くの男性に晒し、オナニーのオカズになっていることに興奮した。そして、晴美はその顔も知らない男性達のオナニーする姿を妄想しながらオナニーするのだった。


 晴美は数日に1度、下着姿をXにアップした。晴美も一言コメントする。『挟んでほしい?』や『大きいおっぱい好き?』など。自分で書いていながら、すごく興奮してしまうのだ。自分がどれだけスケベなのか、こらから自分はどこまでエスカレートしてしまうのか分からないが堪らなく興奮する。


 ブラジャーを付けずに左手で乳首を隠して自撮りしたり、パンティを履かずに局部を隠して自撮りしたり… 

 撮影方法もエスカレートする。するとコメントも荒くなってくる。『やりたい』『やらせろ!』『おまんこ見せて!』などが当たり前になるのだ。そのようなコメントを読むと晴美は更に興奮して、激しくオナニーする。口にはディルドーを咥え、おまんこにはバイブを入れるのだ。上と下のお口に突っ込まれて犯されているのを妄想する。


 晴美は更に興奮を求めるのだ。XのDMからお気に入りの男性を見つけてカカオトークに誘い、通話しながらオナニーをしようというのだ。晴美はオナニーで喘ぐ声を聞かせ、そして男性の

「もう、出ちゃいそう」

というセリフを聞くのがお気に入りで男性と同時に果てるのである。晴美はかなりひどいオナニストである。


 娘の姫華が大学2年生のクリスマスイブに戻るが、晴美は姫華が小学生の頃からのママ友3人と夕方から居酒屋でクリスマスパーティーを楽しんでいた。ママ友は10年以上の付き合いで気が知れている仲だ。夫を亡くした時もいつも傍に居てくれたのがママ友だった。この日は皆、夫が健在であるにも関わらず付き合ってくれたのだ。この年だけではないが。


 沢山飲食して、一次会で解散後帰宅した。娘の姫華はアルバイトで居ないため、1人である。帰宅した時は夜9時過ぎ。まだ寝るには早い。すると晴美にはやることは1つ。オナニーだ。カカオトークにはメッセージが沢山来ていた。『Merry Christmas』と。皆に返信した後、お気に入りの男性1人に『今から一緒にしない?』と返信したところ、カカオトークの着信があった。

男性が

「どこか行ってたの?」

ときく。晴美は

「クリスマスパーティーよ。」

と答える。

「男性もいたの?」

「どうだったかしら… とても楽しかったのは覚えてるけど。フフッ」

とセクシーに微笑む。

「俺は今からこずえさんとクリスマスパーティーだよ!」と言った。そう。晴美はカカオトークでは『こずえ』という名前にしてあるのだ。

「そうね。一緒に気持ち良くなろうか…」

「今、どんな格好してるの?」

「パンティ1枚よ。脱いだ方がいいかしら?」

「そ、そうだね。脱いでおまんこ開いて見せてほしいな。」

見せると言っても現実には声だけだ。

「脱いだわよ。おまんこ開くから、よーく見て。いっぱい舐めてくれる?」

「うん。もちろんだよ。」

「指も入れてくれる?」

「うん。あれ?もう濡れてるんじゃない?」

「あ、あぁ、そんなはずない。あっ、いやん、気持ちいい」

とわざとセクシーな声を出す。男性の息がやや荒くなっているのが電話越しにも分かる。

「ねぇ、しゃぶってよ」

と言われたが

「いや、ねぇもう硬くなってるんでしょ?もう欲しくなっちゃったの。入れてくれる?」

晴美…いや、こずえは甘い声を出す。そして、2人の妄想の世界では繋がるのである。こずえはベッド上で全裸で大きく脚を開き、バイブを入れた。グイングインと亀頭が円を描くように周り、膣内をかき混ぜる。そして、バイブの根元近くにはイボイボがあり、その部分がズリュリュリューと音を立てながら回る。それがおまんこの入口を刺激するのだ。それともう1つ、クリトリスを刺激するところがあって、クリトリスにあてがいブルブル振動する。これは堪らない。男性の息が上がる。

「はぁはぁ、こずえさん、気持ちいいよぉ。こずえさんのおまんこ締め付ける。中が熱くなってるよ。」

とありきたりなセリフを言う。こずえはそれでも興奮するのだ。

「こずえさん、もう、もう… 気持ち良すぎて、いきそう。いきたいよ。」

「うん、きて!いいよ、中に出して!」

という言葉と共に同時に絶頂に達した。

こずえ、いや竹内晴美は深呼吸してゴクリと生唾を飲み込んだ。

(本物のおちんちんが欲しい…)

晴美は全裸のままベッド上で眠りに落ちていた。


 今夜のママ友とのクリスマスパーティーでお酒を飲んでいたため、喉が乾いて深夜に起きた。

「あぁ、喉が乾いたわ。あら、すっかり寝てしまってたのね。」

濡れたバイブをウェットティッシュで拭い、片付けた。そしておまんこをティッシュで拭いた。

(もう姫華も帰ってるかしら。)

全裸で浴室に向かうわけにはいかず、1度下着をつけ、服を着る。キッチンに向かい、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出しグラスに注ぐ。一気に飲み干すと、暗い廊下を進み浴室へと向かう。すると姫華の声がかすかに聞こえた。

(姫華も帰ってたのね。)

その声が何だか怪しげに聞こえる。晴美は足音を忍ばせ、姫華の部屋の前で耳をそばだてた。何やら苦しそうに聞こえる。いや、これは… 喘ぎ声だった。


 晴美はドアに耳を付けんばかりに近づいた。姫華の声が

「あっ、あっ、あうー」

「あっ、気持ちいい」

オナニーをしているに違いない。

しばらく聞いてしまった。すると晴美の奥底からじんわりと溢れるものを感じた。

(あっ、私ったら娘のオナニーを盗み聞きして興奮してるのかしら…)

晴美は自ら服の上から胸を揉み、スカートをたくしあげ、パンティに手を入れた。おまんこがまたグチョグチョになっているのだ。クリトリスをこねくりまわし、腟内に中指と薬指を入れてかき混ぜるように、晴美も立ったままオナニーを始めた。娘の喘ぎ声を聞いて母親がオナニーをする。晴美は声我慢をする状況にも興奮してしまった。


 しばらくすると姫華の

「あっ、あっ、もう、だ、め…」

という絶頂に達したような声が聞こえた。それを聞いて、母親の晴美も激しくおまんこをかき混ぜ、

「んっ、んー」と小さく唸りながら絶頂に達し、膝をガクガクさせた。

(姫華も大人になったのね…)


晴美は深呼吸してから、浴室に向かった。


 晴美は脱衣所で服を脱ぎ洗濯機に放り込んだ。そして浴室に入る。シャワーヘッドを左手で持ち、右手でお湯を出す。胸元から浴びて、右手でお湯が当たってる部分を撫でる。興奮して大きく張った乳房を下から持ち上げるようにしながら全体を撫でる。晴美は40歳を過ぎているが、乳房は全くと言っていい程垂れていない。撫でている手のひらが乳首に触れると身体がビクンと反応してしまう。

(なんてイヤらしい身体をしてるのかしら。あの子も私に似てしまうのかしら…)

そんなことを思いながら乳首を摘まむ。背筋に電気が走るように感じてしまう。

 お湯は胸からお腹を伝って下へと流れていく。お腹は若い頃よりもやや贅肉が付いたが、逆に言うと若い頃はモデル並みにウエストが括れていたと言えるだろう。今もとても魅力があると言える。そして、やや大きめのお尻がバランス取れている。アンダーヘアは薄く生えている。

 脚を開き、右手でおまんこを開く。そしてそこに強めにしたシャワーを当てる。ジンジンした快感が全身に伝わる。そして身体の内側からどんどんスケベ汁が溢れる。晴美はたまらなくなって右手の人差し指と中指をおまんこに入れる。そして、指を曲げてお腹側を刺激する。中指の先で直径1cmほどのザラザラした面を見つけて、そこを撫でるのだ。膝がガクガクするほど気持ちいい。

「んっ、んんー」

と鼻から吐息が漏れてしまう。晴美は若い頃からGスポットを刺激されると弱いのだ。

 おまんこの中で指を変える。人差し指でGスポットを撫で、人差し指より長い中指で子宮口を押すように刺激する。そして中には入れていない親指でクリトリスを撫でるのだ。長年のオナニー生活で覚えたのだ。

「んっ、んっ、んあー」

と我慢できずに声を漏らしてしまい、絶頂に達した。


そのあと、全身を流して晴美は浴室を出た。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

【魔法少女の性事情・1】恥ずかしがり屋の魔法少女16歳が肉欲に溺れる話

TEKKON
恋愛
きっとルンルンに怒られちゃうけど、頑張って大幹部を倒したんだもん。今日は変身したままHしても、良いよね?

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

春に狂(くる)う

転生新語
恋愛
 先輩と後輩、というだけの関係。後輩の少女の体を、私はホテルで時間を掛けて味わう。  小説家になろう、カクヨムに投稿しています。  小説家になろう→https://ncode.syosetu.com/n5251id/  カクヨム→https://kakuyomu.jp/works/16817330654752443761

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

処理中です...