刺激を求めて

夢咲忍

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第9章

根本修平と静

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 年が明けてレストランが休みの日の夜、店長根本修平は人生38年間バーという所には行ったことがなかった。いつも大衆的な飲み屋ばかりであった。何となく大人の雰囲気を味わってみたいと思って、前々から憧れてはいたのだ。


 レストランから2駅のターミナル駅から徒歩約10分の所に『BAR HEAVEN』という店がある。お洒落なたたずまいで以前から気になっていた店だ。繁華街から1本裏に入る路地を行くところにあり、そこは少し静かな所だ。

 事前にインターネットで調べて来たが、そこはお酒が美味しいのはもちろんのこと、パスタも美味しいらしいのだ。夜7時過ぎに修平は入店した。

 店内はオレンジ色の暖かみのある灯りで薄暗くなっている。壁はコンクリートの打ちっぱなしで木の棚に沢山のボトルが並んでいる。カウンターは大きな1枚板で横に15席並んでいるのみでテーブル席はない。時間が早かったせいか客はカップルと見られる1組だけだった。その客がカウンターのほぼ中央に座っている。


 入店すると間もなく店員の1人が

「いらっしゃいませ。御一人様ですか?」

と声をかけてきた。そして

「上着をお預かりします」

とベージュのコートを預かってくれた。

「お好きな席へどうぞ」

と声をかけられ、入口から1番遠い奥の席に着いた。椅子は黒い革の四角いソファーだ。

 席に着くとバーテンが

「いらっしゃいませ」

と、おしぼりを手渡してくれた。白いシャツに黒のベストでとても引き締まった印象のある男性だ。年齢は自分と変わらないぐらいだろう。そしてバーテンがメニューブックを手渡してくれ、

「当店は初めてでいらっしゃいますか?」

と訊いてきた。

「はい」

と答えるとメニューの内容を説明してくれた。前の方が飲み物で後ろの方が食べ物だった。

 修平は憧れのバーで飲みたかったものがある。それはソルティドッグである。グラスの縁に塩を付け、ウォッカをグレープフルーツ果汁で割ったものをグラスに注ぐものだ。注文するとすぐにバーテンがカウンターの向こうでシェイカーを振り、出してくれた。細かい塩粒の付き方がとても綺麗だ。グラスに口を付けると甘塩がグレープフルーツの酸味とほろ苦さを引き立てる。とても美味しい。

(この店にして良かった)

と内心喜んでいると、カランとドアに付けたカウベルの音がした。新たな来客だ。修平は腕時計を見る。夜7時28分だ。入口に姿を現したのは30代半ばと思われる少し太った背の高い女性が1人。店員が

「いらっしゃいませ。御一人様ですか?」

と声をかける。女性客は

「はい」

と答えた。店員が上着を預かると言い、女性からコートを預かる。好きな席へと店員に言われ、修平の席から1つ空けたところに座った。


 修平は女性客と店員とのやり取りを背中で聞いてはいたが、席に着く時に改めて見た。それはとても驚きだった。なぜなら、茶色のワンピースを着ていて胸がパンパンに張っているように見えたからだ。いわゆる爆乳というやつだ。だからと言って太っているわけではない。ウエストはしっかりしまっているのだ。先程太めに見えたのはこのバストのせいだろう。つい修平は目を奪われてしまった。すぐに

(いかん、いかん)

と思い、目をグラスに戻した。


 修平はソルティドッグを飲み干した。そしてメニューをバーテンにもらい、フードメニューを見た。蟹のトマトソースパスタというものがあり、お店のお薦めだと書いてあった。修平はそれを注文した。すると女性客も

「私も同じものを」

と注文した。バーに慣れているのだろう、と修平は思った。

(おれは初めてだから、なんかまごまごしちゃうなぁ。こういうところはスマートにいきたいものだな…)

と内心呟いた。


 少し待つと2人のところにパスタが運ばれた。修平はひとくち食べて思わず

「おっ、美味しい!」

と声を上げた。女性客は

「これ美味しいでしょ!私はいつもこれなの。あなた、ここ初めて?」

と声をかけてきた。修平は

「はい。ここどころか、恥ずかしながらバーも初めてなんですよ。」

と答えた。

 女性客は

「何も恥ずかしいことはないわ。でも、ここに来て正解よ。私は何ヶ所か行ってたけど、このお店を見つけてから他に行かなくなっちゃったんだから。まだ3回目だけどね。」

と言いながら笑った。とても素敵な笑顔だ。照明が暗いから分かりにくいが、化粧は濃くはなく、思ったよりも若そうに見えた。

(30代前半かな。それにしても綺麗な人だな。スタイルも良いし…)そんな風に思っていると、女性客は

「ねぇ、隣に座っていいかしら?」

と訊いてきた。もちろん修平の答えは

「はい」

だ。


 女性が修平の隣に座った。

(この女性はとても人懐っこいな。)

とても笑顔が可愛い印象の女性だ。髪はセミロングで緩くウェーブがかかっている。セクシーという言葉がピッタリだ。

 修平はまたメニューを見た。次の飲み物を決めた。

「モスコミュールお願いします」

と言うと隣からも

「私も同じものを」

と。女性は

「ここのモスコミュール美味しいのよ。あの市販してる辛いジンジャーエールに更に生姜を擦って入れるの。結構辛くて美味しいのよ。」

と笑顔で言ってきた。それは楽しみだ。飲み物が出され、

「乾杯しましょ。2人の出逢いにね!」

と。2人はカチンとグラスを軽く合わせ、飲み物に口を付ける。ピリッとする辛さがある。


 女性は

「私の名前はしずか。名前と性格は違っちゃったけどね。」

と笑う。

「えっと、僕は修平。仕事は…」

と言いかけると

「仕事のことはいいじゃない。プライベートの時間よ。まぁ、そのうち聞くかもしれないけど。今夜は仕事のことは抜きで。」

と言ってきた。男性は世間では仕事に縛られることが多く、役職など自慢したがる者も少なくない。ただ会社の外に出ればただの1人の人間というだけなのに。


 2人は休みの日は何をしてるのか、など自然に会話が盛り上がった。そして恋の話になった。静は

「恋人はいるの?」

と。修平は素直に

「しばらくいませんね。1人が楽だと思い始めてて。」

静はなるほど、と頷く。

「静さんは?」

と聞くと

「私はね、しばらくしないと思ってたけど、そろそろ恋しようかなって思ってるところ」

何か意味深だ。


 修平はカウンターに乗せている静の左手を見た。薬指に指輪は無い。その視線に気付いた静は

「私もいい歳なのよー」

と相変わらずの笑顔を修平に向けた。

「いい歳ってまだ若いじゃないですか。」

と言うと

「そう言ってもらえると嬉しいわ。人生あと1回恋したいなぁ…」

と静は答えた。

 修平は巨乳好きなので、つい胸に目が行ってしまった。

「あ、今胸見たでしょー。何回目?ふふっ」

と静は笑う。

「もうさ、慣れてるわよ。気にしないで。男の本能ってやつでしょ。」

と言って穏やかな笑顔を向ける。

 2人はモスコミュールを空け、次は修平はウイスキーをロックで注文した。静はウイスキーをハイボールで。グラスが揃うとまたグラスをカチンと合わせる。

「私ね、お酒に弱いの。でも好きなのよ。」

既に静は多少酔いがまわっている。

「ねぇ、ゲームしましょうよ。」

と静は提案した。修平は何をするのか分からなかったがワクワクした。

「本気出しますよ。負けませんからね。」

と修平は答えた。

 修平は静の提案を受け、2人はゲームをすることになった。

「私のブラのサイズ当てゲーム。」

と静は1人盛り上がっている。修平は驚いた。女性が自らそんなことを言うと思ってなかったからだ。

「カップよ。アルファベットひとつ選んで、私のサイズを当ててくれればいいの。それだけよ。簡単でしょ?」

「あ、ルールは簡単だけど、当てるのは簡単ではないかな。」

そう言いながら2人はウイスキーを飲み続ける。静は酔っているが修平はさほど酔ってはいなかった。

「なんなら触ってみてもいいわよ。うふっ」と意味深な笑みを浮かべる。明らかに挑発している。

 修平は

「じゃあ、遠慮なく触らせてもらいます」

と言える性格ではなかった。だが、こうなれば遠慮なく胸を見ることが出来るのだ。

修平は

「ところで勝ったらどうなるの?」

と訊いた。

「当てたら私が修平さんの言うこと何でも聞くわ。犯罪になることはダメよ。そして、私が勝ったら、私の言うこと聞いてくれる?」

と言ってきた。修平はその提案に乗った。


 修平は本気で当てるつもりで、静の胸をじっと見る。

「そんなに真剣に見られると思ったより恥ずかしいものね。」

と静は照れたように言う。

(形はとても良いがこの大きさでパッドってどうなんだ?)

修平は女性の下着の知識などない。小さめの人がパッドで寄せて上げるのなら分かる。大きい人がどうなのかは知らない。

 修平は当てたらワンナイトをお願いしても良いものか考えていた。

「んー」

と唸る。

「どう?検討ついた?」

と静は相変わらずの笑顔。


 修平はアダルト動画はよく見ている。裸の女性の方が当てやすいと思っているのだ。

「んー、Gカップでどうかな…」

と修平は答えた。すかさず静は

「ブッブー、ハズレー」

と言った。修平は悔しがった。まぁ、これは時間をかけて考えたところで当たるものでもないが。

 静は

「じゃあ、約束通り私の言うこと聞いてくれるわね。」

と言ったが、修平は

「いや、ちょっと待って。答えは?」

と。

「Hカップよ」

 修平は驚いた。そんな爆乳はアダルト動画でしか見たことない。いや、確かに服の上からでも大きいのが分かるのだ。

 静は修平に1つ言うことを聞いてもらうことにした。

「じゃあねぇ、今夜私を抱いて。」

修平は耳を疑った。

「えっ?何?」

何かの聞き間違えで恥をかくのは嫌だ。

「もう!こんなこと2回も言わせるのね。今夜私を抱いて欲しいの。」

と静は答えた。修平は静を抱きたいと思っていたのだから、これはラッキーとしか言いようがない。静は

「酔うといつもより気持ち良くなれるの。もう1杯いいかしら?」

と言うので2人でXYZというカクテルを注文した。これはラム酒をベースにしたカクテルでレモンの味がするものだ。アルファベットの最後になる名前で『もう後はない』と最後の1杯を意味することもあるのだ。

 その1杯を飲んで2人はバーを出た。そして、大通りに出てすぐにタクシーをつかまえた。タクシーで5分乗ったところで降り、ラブホテルに入った。


 2人ともラブホテルは久しぶりだ。全体がハワイアンなイメージのホテルだ。修平は内心ドキドキしているが平静を装う。反対に静は酔っているせいもあり

「わぁ、すっごーい。オシャレ~」

と、はしゃいでいる。


 部屋を選び、エレベーターに乗ると静はこう言った。

「おしとやかな女性と積極的な女性はどっちが好き?」

と。更に修平が答える前に

「私はおしとやかにはなれない。それでもいい?」

と続けた。修平は

「うん」

と頷くだけだった。もう、すっかり静のペースだった。


 目的の5階に着くとエレベーターのドアが開いた。部屋は502号室。エレベーターを降りてすぐに『502』というサインが赤く点滅しているのが見えた。

 エレベーターを降りる時、静が修平の手を握る。2人は手を繋いで部屋に向かう。修平がドアノブをつかもうとした時、静が先にドアを開けた。そして静が修平の手を引き、部屋に入る。そして、入ってすぐの床に準備されていたスリッパに履き替える。前を歩く静のすぐ後ろに修平がいる。静が急に振り向き、修平に抱きつく。そして耳元で囁く。

「今は私を恋人だと思って。お願い。」

と。修平にとってこの言葉はたまらない。修平の胸にはHカップの胸が当たっているのだ。そして髪の香りだけではない、汗の香りか、自然と体から溢れる女性特有の香りがする。汗臭さとは違う、甘い香りが…

 静は修平から1度離れた。コートを脱ぎハンガーにかけた。修平もコートを脱ぐと静がそれを受け取りハンガーにかけた。

「ねぇ、シャワーを浴びましょ。もちろん一緒にね。」

と静が言い、シャワールームを見に行く。湯船は長方形で脚を伸ばしても十分入れる広さだ。2人で入っても狭いとは感じないぐらいはある。

 部屋には2人掛けのソファーがあり、そこで服を脱ぐ。お互い下着姿になると意識してしまう。赤いレースの下着がそそる。胸は本当に大きく深い谷間が出来ている。静は修平に背を向ける。Tバックを履いていた。お尻は大きめだが、垂れていない。修平の下半身はムクムクと反応し始めた。


 静は胸を抱えるようにして

「ねぇ、ホック外してくれる?」

と言う。修平は外さずに背中から抱きしめ、首筋にキスをした。意表を突かれ

「あっ」

と静はセクシーな声を出してしまった。後ろから胸を鷲掴みにした。ブラジャーの上からでも跳ね返してくる張りを感じる。

 静は生身の男にこんなことをされるのは10年以上振りであるがために、とても嬉しかった。そして、とても興奮した。胸を2回3回と揉まれただけで、おまんこがジュンと潤うのが自分でも分かるのだ。

 修平も興奮している。多少息を荒くしている。そして、ペニスを固くしてTバックの臀部に当たっているのだ。もちろん静はそれを意識している。後ろ手に修平のパンツの上からペニスを撫でる。

 修平は静の右肩越しにキスを求める。静はそれに応え、右上を向き、お互いの唇を重ねた。軽く唇を合わせた後、お互いに舌を軽く出し、舌先をツンツンとつつき合う。修平は舌先で静の前歯の裏などを撫で回す。静の舌の下を刺激したり、お互いに絡めたり。静の鼻から

「んんっ」

と吐息が漏れる。

 静は後ろ手に固くなったペニスを上下にしごく。ペニスは大きく脈打ち、静にもそれが感じ取れるぐらいだった。修平はブラジャーを外し、乳房を揉む。やはり大きく張りがある。Hカップには興奮が隠せない。

 ペニスは完全な状態で大きくなり、へそに付きそうな形でそそり立っている。2人は向かい合い。抱き合った。お互いに腰に手をまわしたが、静の右手はペニスを握った。軽く握り上下にしごいた。

「修平さん、とても立派なモノをお持ちね。楽しみだわ。」

修平もその言葉に刺激され、後ろからパンティに手を入れた。そして、尻肉をかき分けるようにして、右手はおまんこに到達した。既にヌルヌルと潤っていた。湿っているというレベルではない。静はまたしても

「あっ」

と喘ぎ声を漏らした。

 修平はパンティの後ろから手を入れ、尻肉をかき分けておまんこを触った。入口付近はねっとりとしている。静は期待感からスケベ汁をたっぷり溢れさせていたのだ。中指で穴の周辺を撫で回す。そうしながらも腰を押し付けペニスを静の下半身に押し付ける。堪らず静はその場に腰を下ろし、修平のパンツを下ろしペニスを露にした。天井に向かってそそり立っている。たくましい。静はそれを愛おしそうに見つめた。そして2度3度と擦り、舌先でペロリと舐めた。亀頭全体を舐めまわし、カリの部分を下からペロリと舐め上げる。上目遣いに修平を見上げると目があった。

 修平は静の肩を持ち、立ち上がるよう促した。そして、2人は全裸になり、ベッドへと移った。静が修平の胸を軽く押し、仰向けになるよう促した。2人はシックスナインになり、お互いの性器をむさぼりあった。

 静はペニスを左手で握り、軽く上下にしごきながら亀頭を咥えた。口の中で舌を動かし、尿の出口をチロチロしたり、肉棒をジュボジュボと音を立てながら唇でしごいたり。

 また修平は両手の親指でおまんこのビラビラを開いて、舌先でクリトリスをチロチロ舐めたり、割れ目全体を舐め上げたり。おまんこはグチョグチョに潤っていた。

 ラブホテルということもあり、静は遠慮なく声を上げた。

「うっ、あぁ~、うーん」

と大きめの喘ぎ声を出している。

 修平は舌先を固くし、おまんこの穴に入れる。

「ん、んん」

静の喘ぎは鼻から漏れる。修平はおまんこに人差し指を入れた。静は堪らずペニスから口を離し、

「あ、気持ちいい~」

と大声を出した。

 修平は身体の向きを変え、左手で静のHカップの乳房を揉み、右手でクリトリスを撫で回す。そしてキスをする。お互いに舌を絡める。

 静は脚を軽く開き、修平の右手が動きやすいようにする。その右手は割れ目全体を撫で回したと思ったら、すぐにヌルリと2本の指がおまんこの中に入ったのだ。ヌルヌルだったので摩擦は無かった。右手の2本指は静のおまんこに簡単に収まった。子宮口まで届いた指先はその子宮口を擦るように動いた。静は

「あうぅ…」

と呻いた。その指を抜きながらお腹側の腟壁を擦り、Gスポットを見つけるとそこを中指で撫で回した。そしてまた奥へと進み、子宮口を撫で回す。それをゆっくりと繰り返すだけでおまんこからはねっとりとしたスケベ汁がどんどんと溢れ出すのだ。

 次第にその動きを早めていくと

「はっ、はうっ、うっ、うぅ…」

と静は少し苦しそうにも聞こえる喘ぎ声を漏らした。いってしまうのを我慢するかのように…


 部屋にはグチュグチュとした音が響く。そして雌の匂いが充満している。さらに修平は右手の動きを早めた。

「あっ、あっ、あうっ、もう、出る、出ちゃうっ」

と言いながらおまんこから飛沫が溢れた。


 静は1度絶頂に達すると少しぐったりした。修平はおまんこから指を抜くと右手をだらりとさせた。そこからは溢れた潮がダラダラと垂れている。


 修平は力の抜けた静の身体に覆い被さり、静の身体を腰から2つ折りのように曲げ脚を開き、正常位でペニスを差し込んだ。

「んっ、んんー」

静は低く呻いた。本物のペニスが体内に入り込んだのだ。熱い。脈打つペニスがこんなに熱かったなんて…。久しぶりに思い出したのだった。

 ヌルリと亀頭が入るとペニスの幹の部分も奥へと進み、おまんこはペニスを根元まで飲み込む。ペニスの先は子宮口に到達し、静の下っ腹をやや圧迫する。

「んんー、あぁ…」

 修平はおまんこの中の熱さと共に心地よい滑りを感じた。そして、腰を少し下に落とす事によってテコの原理でペニスの先は子宮口を下から上へと擦るように動く。

「んんー、あぁー」

静は堪らなくなり、大きな喘ぎ声を漏らす。修平はそこからゆっくりと腰を引き、ペニスを抜く。そして、また奥へと進み子宮口を擦る。

「あんっ、あっ、あっ、あん」

静は快感で頭の中が真っ白になってしまった。

 修平はペニスを引き抜き、静をうつ伏せになるよう腰を軽く持って促す。そして、両手で腰を抱え、静を四つん這いにさせて後ろからペニスを勢いよく突き刺したのだ。

「う、ううー」

静は呻いた。まるで静は獣のようになっていた。修平は腰を抱え、ペニスを奥まで突き刺すのだ。そして、修平は後ろから静の両手を取り、手を自分の方へと引っ張りながらおまんこの奥へと突き刺すのだ。先程までのバックよりも奥へ激しくと突ける。

 静は顔を枕に埋めている。それでも

「あん、あん、あうっ、あぁ、ああー」

と大きな声で叫んでいた。

おまんこが自然とキュッキュッとペニスを締め付ける。

 修平はペニスを引き抜き、また静を仰向けにさせた。そして、正常位でペニスを挿入し、両手でHカップの乳房を鷲掴みにした。

 腰の動きを早めると静の喘ぎ声は更にボリュームが上がる。

「あっ、あっ、あっ、もう、もうダメっ」

修平も

「あ、俺ももう、もう…」

と言いながら更に抜き差しを早める。すると静は

「あっ、あっ、い、イグぅ…」

と言いながら腰を中心に痙攣した。

 それでも修平は数秒抜き差しを続け、引き抜いてから静の上半身にまたがり、大きな乳房の間にペニスを挟んだ。修平は静の乳房を両手で内側へと力をかけ、強くペニスを挟んだ。自ら腰を振り、最後の力を振り絞った。

「うっ、出るっ!」

と言って、ピュッ、ピュピュッと勢いよく精液を静の頬や首にかけた。

 静はその精液を自らの指先に付けて、指先をペロリと舐めた。


 2人はシャワールームに入り、シャワーを出しながら抱き合いキスをした。また乳房を揉み、お互いに股間を触りながらじゃれるように絡み合った。まるで長年付き合っている恋人のようだ。

 おまんこはヌルヌルになり、ペニスは天井に向けてそそり立った。静は壁に手を突き、お尻を付き出した。立ちバックでペニスを突き刺した。激しく腰を振り、その勢いに押され、乳房は壁に押し潰された。静は熱くなった身体にややヒヤリとした壁が心地よく感じた。

 そして、子宮口を何度も激しく突かれ

「おぉ、おぉー、あん、あん、あぁー」

と、獣のように吠えた。修平も勢いを増し、

「うぅ、いくぞ!」

と言いながらラストスパートするように大きなお尻にパンパンと叩きつけるように腰を振り、絶頂を迎える。イク瞬間、ペニスをおまんこから抜き、静の腰に精液をかけた。

 静は振り向き、修平に軽くキスをして、すぐに指先で精液を拭い、その指先を舐めた。静はその場に膝を付き、立っている修平のペニスを咥え込み、ペニスを綺麗にした。


 シャーと音を立てて出しっぱなしになっていたシャワーを2人はお互いの身体に当て、汗を流した。

 シャワーを止めて、用意されていたバスタオルでお互いの身体を拭き、バスローブを着た。部屋に移り、ベッドに横になった。照明を薄暗くし、2人は少し会話をした。

 

 口火を切ったのは静だった。

「こんなおばさんで興奮してくれたのね。ありがと。」

と。修平は

「何がおばさんですか。まだそんな歳では。同じぐらいか年下だと思うんだけど…」

と答えた。

 静から見たら修平が年下に見えていた。

「あなたまだ30代でしょ?私は40過ぎてるのよ。ふふっ」

と言われ、修平は驚いた。

「えっ、そんな風には見えない。」

「お世辞でも嬉しいわ。」

「お世辞なんかじゃない。本当に静さんは綺麗だし、若々しい。」

「ありがとう。そんな風に思われて、私はすっごく嬉しい。」

2人はとても良い雰囲気に包まれた。


 ワンナイトのつもりだったが、お互いの相性が良かったこともあり、今後約束はしないが、偶然にでもバーで会えて気が向いたらこういうのもありだね、ということにしてこの日の夜は別れた。お互いの連絡先は交換していない。
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