メサイアの灯火

ハイパーキャノン

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神世への追憶編

南国のバカンス プロローグ

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「ソー君見て見て!!?海星(ヒトデ)がいるよ~っ(≧∇≦)b(≧∇≦)b(≧∇≦)b」

「僕なんかさっき、触っちまったぜ?キミらも楽しみなよ、蒼太!!!」

「ノエルさん、レアンドロも。あんまり燥ぐと危ないですから・・・!!!」

「ヒトデッて毒があるタイプもいたわよね?確か・・・!!!」

「そうですよ、無闇矢鱈(むやみやたら)と触るのは危ないです・・・!!!」

「プリンセスとプリンスには、くれぐれも気を付けてもらわないとね・・・!!!」

 そう言って自身達をやんわりと宥める蒼太達の制止をあっさりと振り切ってノエル達はマリンスポーツの一つである“水上バイク”を満喫していた、ここはエルフ達の住まう大地である“エルヴスヘイム”の中でも特に赤道直下に近い常夏の楽園“アワウェア諸島”だ。

 “黒雲の魔女”こと“アウディミア”の討伐を見事に果たしたカドで蒼太達はここ“アワウェア諸島”で1ヶ月間バカンスを過ごす権利をエルフ王エルファサリアから直々に下賜されて今現在、それを思う存分楽しんでいる真っ最中だった訳である。

 特に蒼太と花嫁達にとってはこの場所に来られたのは大変に大きな意味合いがあったのであったが元々、エイジャックス連合王国の仕掛けた“ヴァロワ及びフォンティーヌ家壊乱計画”を未然に防ぎ、そればかりか返す刀で非道なる秘密結社“ハウシェプスト協会”の首領“メイヨール・デュマ”を討ち取って彼等の保持していた最新秘密兵器“AIエンペラー”を奪取し、その功績が認められて晴れてガリア帝国から“聖人”認定を勝ち得た蒼太はその特権を活かして早速、メリアリア、アウロラ、オリヴィアの三人を妻として娶ったのであるモノの、そこまでは良かったにせよ現実世界では“敵対勢力”の目が彼方此方(あちらこちら)に光っていた為に肝心の夫婦水入らずでの“新婚旅行”に赴く事が出来ずにいたのだ。

 しかしそれもここ“エルヴスヘイム”であれば話も別だった、彼等の暮らしている世界線程にまでは“ハウシェプスト協会”の視線や魔手が及んでいなかったこのエルフ達の住まう大地にはしかし、それでも彼等と同盟関係にある黒雲の魔女“アウディミア”が猛威を振るっていてエルフ達を苦しめ続けていた訳であったのであるが今回、ソイツを誅殺した事で“エルヴスヘイム”から完全にその影響が消え去って元通りの高い民度と調和を重んじる精神が充足されたこの世界の秩序が回復した事を受けて、蒼太達は安心してそれまで果たせなかったハネムーンへの切符を手にする事が出来る様になった、と言う訳であったのだ。

 ところが。

「もぉ~っ。ソー君達も水上バイクを楽しめば良いのにぃ~っヾ(≧∇≦)ヾ(≧∇≦)ヾ(≧∇≦)今日は私達の貸し切りなんだよ?せっかく来たのに勿体ないよぉ~っ(*^▽^*)(*^▽^*)(*^▽^*)」

「エルフ王から賜った休暇だもんね?1秒だって無駄にしたくないよ!!!」

 その実態は、中々にほろ苦いモノとなってしまっていた、はっちゃけ癖のあるノエルとレアンドロのお守りに駆り出され、また連日連夜、ツッコミ所満載な二人の行動の監視や指導に精を出さざるを得ない羽目に陥っていたのであるモノの、何しろ彼等の落ち着きの無さと言ったら人後に落ちるモノでは無かった為に、蒼太や花嫁達は些か草臥れ果ててしまい辟易としていたのであったが、そんな中に於いても尚。

「あはははははははは~っ(*'▽'*)(*'▽'*)(*'▽'*)ソー君、メリアリアちゃん達も。早くおいでよ、遊ぼうよぉ~っ(//∇//)(//∇//)(//∇//)」

「そうだぜ?皆、せっかくこんなスペシャルな南国リゾートに来たって言うのに何もしない手は無いよ!!!」

 彼等の心配や疲労等どこ吹く風でノエルとレアンドロは毎日を遊び尽くしていたのであったが、そんな彼等を見ている内に。

 蒼太達にも段々と、バカンスを楽しむ気運が高まって行った、彼等の言葉を借りる訳では無いモノの、せっかくのスペシャルリゾートに連れたって来ているのである、楽しまない手は有り得なかった。

「そうだよね!!?羽目を外しすぎるのは確かに良くないけれども・・・。かと言ってそればかりを気にしていたなら何も出来なく無ってしまうもんね!!!」

「本当よね!!!ノエルの言葉に賛意を示す訳では無いけれども・・・。それでもせっかく新婚旅行でリゾートに来たんですもの、私達だって少しは楽しみたいわ!!?」

「エルフ王がわざわざお心配りして手配して下さったんですもの、それをストレスや焦燥のみで過ごしていたなら虚しい事この上無いですモノね!!!」

「プリンセスにもプリンスにも、少しは落ち着いて欲しいモノだけれども・・・。だけどあの二人にばかり関わっていたら、私達のハネムーンが台無しになってしまうもんね!!?」

 口々にそう言い合うと蒼太達はそれまでの鬱屈した気分を一気に晴らすべく、自分達も波を乗り越えて大海原へと飛び込んで行ったのである、そこで。

「あっははははははっ!!!あなたったらまた私達の勝ちね!!?」

「ごめんなさい蒼太さん、でも勝負は勝負なんです!!!」

「まさかわざと負ける訳にもいかないからね、全力で行くよ!!?」

「ちぇ・・・っ。おっかしいなぁ、今日はイマイチ調子が出ないや・・・!!!」

 砂丘に近い浅い海で水中バレーを楽しんだり、素潜りをして海中の魚を楽しんだり、はたまたノエル達の様に水上バイクを駆って海面を縦横無尽に駆け巡ったり。

 そして疲れると浜辺に設置してあるビーチパラソルや椰子の木の下に入ってその木陰で休んだりと、兎にも角にも蒼太達は遊びに遊んだ、それまでのほぼほぼ忍耐と気遣いとに満ち満ちていた5日間程の日々の憤慨を晴らすべく、大いに遊んだ。

 それも1日2日だけではない、次の日もその次の日もそのまた次の日も、何時までも何時までも蒼太達は遊び続けた。

 当然、とでも言うべきか、全員が著しく日に焼ける事となった、普段は乳白色なメリアリアの肌もアウロラやオリヴィアのそれらももれなく小麦色となり、蒼太に至っては褐色に黒光りする程の肌を手に入れるまで全身を太陽の光の下に晒し続けたのである。

 ちなみにこの時、青年は“こんな事もあろうかと”予め現実世界から持ち込んでいた群青色のサーフパンツを穿いており、メリアリア達もまた、それぞれが準備していた“青のオフショルダービキニ”、“白のフリル付きワンピース・タイプ”、そして“エメラルドグリーンのホルダーネック”を着用していたのだが、何度かの休憩の際に“三角ビキニ”にも着替えたりしていた為に布地以外の部分が非常に愛らしい仕上がり具合をみせていたのだ(ちなみにノエルとレアンドロは水着の用意が無かったのでエルフの国で準備されたモノを着用していた、現実世界で言う所のショートパンツ・ボーイレッグタイプとフィットネス水着である)。

「凄いね皆、よく焼けているよ?とってもセクシーで可愛いな・・・っ。チュッ!!!」

「あんっ❤❤❤も、もうあなたったら。エッチなんだから・・・!!!でも」

「うう・・・っ。あ、改めてそんな事を言われると些か照れ臭いと申しましょうか・・・っ!!!」

「さ、流石にちょっと恥ずかしくなるな。面と向かって言われるとなると・・・っ!!!」

 花婿からの言葉に花嫁達はモジモジとし始めて顔を赤らめ、思わず俯いてしまうがそんな彼女達の仕草もまたキュートでそそるな、等と考えていた蒼太はつい股間が反応してムクムクと上を向いてそそり立ち、大きくなって来てしまう。

「・・・・・っ!!?」

(いけない、いけない!!!)

 咄嗟にそう思って蒼太は“会陰呼吸法”を用いて勃起を見事に収めるモノの、この呼吸法を使えば彼は自身の剛直すらをも思い通りにする事が出来るのであり、それをこの場で実践して見せたのである。

 だがしかし別段、今のメリアリア達ならば蒼太が自分達の姿にもよおしてきてしまっても嫌な気分になったりする事等皆無であっただろうが一応、それでも青年は妻達に気を使い、また他人からの見栄えにも心を砕いたのであった。

 第一。

(大きくなると僕のはパンツからはみ出しちゃうからなぁっ。それどころか臍(へそ)の上まで行っちゃうし・・・!!!)

 と、類い稀なる大きさと太さと硬さを誇る故の悩みを胸の内で密かに呟きつつも、蒼太は何食わぬ顔でメリアリア達に相対していたのであったがそんな花嫁達は困った事に皆、プロポーションも抜群な上に性格も容姿も立ち振る舞いもキュートでセクシーであり、とっても魅力的な美女揃いだったから蒼太も自身のイチモツを押さえ込むのに一苦労だった訳であるモノの、そんな夫の内なる慟哭を知ってか知らずか、また或いは何かを感じ取ってしまったのかその日以降、メリアリア達は事ある毎に蒼太にモーションを掛けて来る様になっていったのであった。

 事実として。

 メリアリアもアウロラもオリヴィアも、全員が夫の自分達に向ける視線を敏感に察知していたのであり、そしてその事に対しては全員が強い悦びに胸を打ち振るわせていた、特に彼との付き合いも長くて自身に対する唯一無二の熱い思いを知っているメリアリアは思わずウットリとなるモノの彼女達から見た場合、蒼太は特別な人と言う以外に非常に魅力的な男性でもあって殊にその肉体的、精神的強靱さは目を見張るべきモノがあった。

 逆三角形に鍛え抜かれたその全身には余分な脂肪等何処にも付いておらずに、かと言ってボディビルダーの様に不要な筋肉太りを起こしていた訳でも決して無かった、あくまで細マッチョの肉体美に有用な筋肉だけをもう少し付け足したかの様な上下半身の仕上がり具合はメリアリア達見る者を魅了して止まなかったし、それに加えていざと言う時に見せる心意気の男らしさといったら無かった、そんな彼の姿を見せ付けられる度にメリアリアもアウロラもオリヴィアも花嫁達は全員が清純な乙女になってしまうのであり、その真愛(まな)と純慕の赴くままに彼を求めて恋い焦がれ、どうにもならなくなってしまうのである。

 かてて加えて。

「蒼太さん、蒼太さん・・・っ!!!」

「・・・アウロラ。どうしたの?」

 中でもその男根の逞しさと言ったら無かった、彼の普段の“自分は何も知りません”と言う風貌とは全く異なっている、恐ろしい程の猛々しさにメリアリア達はいつもヘロヘロになるまで責め立てられては犯し抜かれて行く訳であり、イキまくらされてしまっていたのだが、そんな彼女達は。

 自身の最も愛する伴侶である蒼太の、それも日に焼けた男臭いエロティックな肉体を生で見せ付けられ続けて何時までも何時までも我慢できる訳が無かった、ある日の午後、日を追う毎に姦(かしま)しさを増していた三人の妻達から逃れる様にして海岸から少し東方向に奥ばった椰子の木の下の木陰で一人、ココナッツジュースを飲みながら一休みしていた彼の元へと青髪少女が尋ねて来る。

 これには流石の蒼太も少し驚いた、何故ならば彼は気配を消して波動を抑え、皆の前からソッと姿を眩ませていたのであったが空間認識能力と物体把握能力に勝るアウロラは、それらに加えてここ数日の蒼太の行動を最後まで絶えず目で追い続けていた事も相俟って、彼の位置を他の誰よりも正確に把握する事が出来ていたのだ。

 メリアリアと違って蒼太との間に目眩(めくるめ)く“愛の営み”を暫くの間行っていないアウロラは(もっともこれはオリヴィアも同様であったのだが)要するに彼からの愛情に極度に“飢えて”しまっておりその為にまるで、溜まりに溜まった鬱屈を晴らそうとするかのように、また或いは何事かを訴えようとするかのように青年の一挙手一投足についつい視線が行ってしまうようになっていたからだったのであるが、それが今回の場合は“吉”と出たのであった。

「こんな場所が、あったんですね・・・!!!」

「ああ、この島々は秘密とドキドキの宝庫だね。いつも新しい発見と驚きとをプレゼントしてくれる・・・」

「そう、ですよね・・・!!!」

 “それはあなたも同じですわ!!?”と思わず声に出して言い掛けたアウロラだったがそれをググッと飲み込んで青年の脇にしゃがみ込む。

 彼女はまるで、ここで不要な言葉を口にしたのでは自分の目論みが露見して“計画”が崩れてしまうような気がしてならずにいたのであり、それが故の判断、行動であったのだ。

「蒼太さん・・・」

「・・・・・?何さ、アウロラ。どうかしたの?」

「・・・・・っ。はしたない女だ、等と思わないで下さいましね」

 そう言うと青髪少女は蒼太のサーフパンツの上から彼のイチモツをソッと指でなぞり始める。

「・・・・・っ!!?アウロラ、なにを!!!」

「黙って。私に身体を預けて下さいな・・・」

 そう言うとアウロラはまた愛しそうに彼の肉棒を摩り始めて更には手で鷲掴みにする、そうしておいて。

 そのままぎこちない手付きで彼の陰茎を上下にグッグッと扱き始めていった。

「・・・・・っ。アウロラ、皆に見られたなら拙いよ!!!」

「・・・大丈夫です、メリアリアさん達は皆で蒼太さんの事を探しに北の方に行っていますから!!!」

 “私だけがここに残ったんです!!!”と力を込めてそう告げる青髪少女に蒼太は一瞬、“会陰呼吸法”を実践して勃起を抑えようとしたのだが、敢えて止めた。

 徐々に高まって来る性的興奮と同時に“彼女の為すがままに任せてどうするつもりなのか見てみたい”と言う知的好奇心が首を擡(もた)げて来たのであり、それ故にわざとこの年下妻の言いなりになってみた訳であったのである。

「んっ、ん・・・っ。ふぅ、ふぅ・・・っ。き、気持ち良いですか?蒼太さん・・・!!!」

「・・・うん。気持ち良いよ?アウロラ」

「・・・・・っ!!!」

 “良かった!!!”と些かホッとした顔付きでそう応えると、アウロラは更に手コキの速度を早めて行き、蒼太のイチモツに気持ち良い刺激を与えて行った。

 やがて。

「ああ・・・っ!!?」

「・・・・・」

 蒼太のそれが熱を帯びて硬さが出て来たと思った直後に、全体が一気に巨大化して亀頭がパンツのゴムを押し退けて露出する程になっていた、しかも先端部分は臍(へそ)を遥かに超えて鳩尾の下辺りにまで到達していたのであるモノの、それを見た青髪少女は。

「うう・・・っ。んくっ!!!」

「・・・・・っ!!?」

 なんと顎を大きく開け放つと自らその先端部分を口に含んで舌先でチロチロと舐め回し、涎に塗れさせて行く。

 それだけではない、合間合間で必死に呼吸を繰り返しつつも顔を前後させ始めて青年夫に対する口淫乱
を開始して行った。

「んぐっ、んぐっ、んぐっ、んぐっ。じゅぷじゅぷ、じゅるりぃっ。じゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷ・・・っ!!!」

(んほおおおぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛っ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤チ、チンポチンポッ。蒼太さんのオチンポ、デカくて熱くてぶっ太くてぇっ。しょっぱくて臭いよぉ、美味しいよおおおおおおおおっっっ♪♪♪♪♪)

 “顎が痺れちゃう”等と思いながらも、まだぎこちない動きでそれでも必死に花婿を喜ばせようとフェラチオを続行する青髪少女。

 自分達が少年と少女だった時から性交を何度となく繰り返して来てそれ故に、開発も仕込みもそれなりに済んでいるメリアリアとは違い、アウロラにとってはこれが初めての口淫だったから、とてものこと喉奥にまで咥え込んでのディープスロートもバキュームフェラも出来はしないがそれでも懸命に顔を上下させて自身の愛する男の剛直を愛撫して行った。

「じゅるじゅる、ちゅぷっ。レロォッ!!!はむ、んぐっ。じゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷっ、じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽぉ・・・っ♪♪♪♪♪」

「・・・・・っ。アウロラ」

 暫く経つと要領が飲み込めて来たのか、少しずつフェラチオのペースが増して行くモノの、まだその動きは単調で単に顔を前後させているだけだった、そこで蒼太が。

 彼女に声を掛けてやり方ややって欲しい事等を順次伝えて行ったのだったが最初に伝えたのは“もっとリラックスして、僕の顔を見ながらやって?”と言う言葉だったのだ。

「その方がこっちもそそるからね。あとデリケートな部分だから、歯を立てないように気を付けてね?それともっと口の中全体を使ってごらん、上顎とか頬の裏とか。そう言った場所の粘膜に亀頭を擦り付けるようにするんだ、涎をタップリと付けた上でね・・・」

 “そしたらそれを思いっ切り啜り尽くすようにしてごらん?”と彼が告げるとアウロラはその通りに口淫を実践していった、最初に蒼太は兎にも角にも青髪少女の緊張を解させると同時に歯磨きフェラやバキュームフェラ等を教え込んで行き、口でする事に慣れさせるように指導していったのである。

「んっぼ、あむっ。はぐ、んぶっ!!!じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽぉっ、じゅるじゅるじゅるじゅるじゅるうううぅぅぅぅぅ~っ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

「そうそう、手で根本を抑えて。舌ももっと使ってね?先っちょで割れ目の部分を舐め回すようにしてごらん。中に舌を入れるようにするんだよ?」

 これもアウロラにとっては初めての経験だったが彼女は黙って言われた通りに熟して見せた、舌先で鈴口部分をチロチロと舐め回してはその割れ目の中へとベロを入れるようにして刺激をし、かと思えば口の奥の方まで男根を咥え込んでひたすら愛しい夫のそれを愛撫していった。

 途中で何度か亀頭が喉奥にまで当たってしまい、噎せ込んだり嘔吐いたりする場面もあったが涙目になりながらもそれでも彼女は口淫を続けて蒼太の肉棒を扱き立てていったのである。

 やがて。

「んふぅーっ、んふぅーっ、んふぅーっ。んふううぅぅぅ・・・っ❤❤❤ん、んじゅぽぉっ。レロレロ、クチュクチュクチュクチュ・・・ッ!!!んじゅるるっ、じゅっぷじゅっぷじゅっぷじゅっぷっ。じゅっぽじゅっぽじゅっぽじゅっぽぉっ♪♪♪♪♪」

(ん゛お゛お゛お゛っ゛!!?蒼太さんのオチンポ、大っきい。それに凄く重くって顎が疲れてきちゃった・・・っ!!!)

「アウロラ、有り難う。もういいよ?今日はここまでにしよう・・・!!!」

 青年が彼女を気遣ってそう告げると年下妻は不満そうな顔付きとなって目で拒絶の意志を伝えて来るが、蒼太はアウロラの大変さを見て取っていたので両手で頭部を挟み込むようにして掴むと半ば無理矢理陰茎を口から引き抜かせて見せた。

「ぷはああぁぁぁっ!!?はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ。はああぁぁぁ・・・っ❤❤❤ど、どうしてですか?蒼太さん、気持ち良く無かったですか!!?」

「ううん、違うよアウロラ。とっても気持ち良かったし、それに凄く嬉しかったよ?君がこんな事をしてくれるなんて・・・!!!」

「・・・・・っ!!!それならば、どうして!!?」

「顎が疲れて来ていただろ?セックスって言うのはね、自分達の最もデリケートな部分を相手に晒して重ね合わせるものだから無理をすると危ないし。それに本来はキツくて苦しいモノじゃないんだよ、それどころかとっても気持ち良くて愛しいモノの筈なんだ。だから君にも大変な思いをさせたくなかった・・・」

「・・・・・っ!!?そ、そんなことっ。私は!!!」

「アウロラ」

 “こっちにおいで?”と蒼太は彼女を手招きすると不承不承やって来た青髪少女を優しくソッと抱き締める、そうしておいてー。

 先程まで己の男根を受け入れていたその口に唇を重ねてバードキスを繰り返し、終いには舌を捻じ込んで絡め合うディープなそれを実行して行くモノの、そんな彼の口付けのテクニックに最初は不満顔を覗かせていた年下妻も段々と蕩けてトロンとした表情を曝け出し始めていった。

 それだけでは無い、先程までのフェラチオと今回の接吻とでとっくに昂ぶっていた彼女のアソコはジュンと疼いて濡れ始め、トロトロの愛液が滴り始めた。

“んちゅ、じゅるっ。ちゅる、じゅぷっ。ちゅるるるるるるるる、ちゅぞぞぞぞぞぞぞぞ~っ♪♪♪♪♪ぷふううぅぅぅっ!!?ぷふぅーっ、ぷふぅーっ、ぷふぅーっ。ぷふううぅぅぅ・・・っ❤❤❤ん、んちゅっ。じゅる、ちゅぱっ。ちゅるっ、レロレロレロレロッ。クチュクチュクチュクチュ~・・・ッ!!!ちゅ、ちゅぱっ。じゅるじゅるじゅるじゅるっ、じゅるるるっ。じゅるるるるるるるるるるるる~っ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤”

“ん、んっ。んむ、ちゅぷっ。じゅるじゅるじゅるじゅるっ、ちゅぷちゅぱっ。じゅるるる~っ!!!ちゅ、ちゅぱっ。レロレロ、クチュクチュクチュクチュ・・・ッ!!!ちゅううぅぅぅっ。じゅるじゅるじゅるじゅるっ、じゅるるるるるるっ!!!!!”

(なんかしょっぱいな、アウロラの口内(なか)。それになんだか苦い風味がある。カウパーか、これは!!!)

 年下妻との接吻に興じながらも蒼太が思うが確かに、彼の男根の鈴口部分からは達しなかったとは言えども我慢汁は出ていたし、またそれはかつて、フェラチオをした後にメリアリアとキスをした時と同じ風味であったから一瞬で気が付いたのであった。

「ちゅぱ、じゅるっ。じゅるるる・・・っ!!!ぷはっ、ふうふう・・・っ。アウロラ。大丈夫・・・?」

「ぷはああぁぁぁっ!!!はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ。はああぁぁぁ・・・っ❤❤❤・・・だ、大丈夫です。蒼太さん・・・」

 最早鼻で息をするのも忘れて花婿との口付けに熱中すると同時に興奮していたアウロラはその言葉に一瞬、キョトンとなるが、すぐに意味を理解したのか“ハアハア・・・ッ!!!”と発情し切った面持ちのまま彼の言葉に反応する、そしてー。

「入れたいです、来て下さい。蒼太さん・・・!!!」

「・・・・・っ!!!」

 自らワンピース・タイプの水着を脱いで全裸になると、対面座位の体勢のまま彼の肉体にしがみ付いてその涎塗れの剛直を膣内分泌液でグショグショになっている己の小さな女陰に受け入れていった。

「んっぎいいいぃぃぃぃぃ~・・・っっっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

「くは・・・っ!!!」

 蒼太も思わず息も吐くがメリアリアよりも更に小さなアウロラの膣内(なか)は子宮頸部を含めた奥行きが僅か9cm弱しか無くて、締め付けも相当なモノだったが、類い稀なる大きさと太さと硬さを誇る蒼太のそれは彼女の膣圧を撥ね除けて逆に拡張させては奥までを抉り抜いていったのである。

「ふんがあああぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーーー・・・・・・・っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤かはああぁぁぁっ!!?はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ。はああぁぁぁ・・・っ❤❤❤」

(ふ、深いぃ。ぶっ太い、子宮潰れりゅううぅぅぅっ♪♪♪♪♪アウロラマンコッ、蒼太さんのチンポで無理矢理押し広げられちゃってるっ!!!お腹の中まで入ってるみたいだよぉっ。奥の奥まで拡張されちゃってるよおおおぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛っ゛っ゛っ゛っ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤)

「・・・・・」

 そんな伴侶の剛直に恍惚とした表情で悶え続けるアウロラだったが、暫くして痛みが無い事を悟ると蒼太はゆっくりと腰の油送を開始して少女の膣内(なか)を責め立て始めた。

「お゛っ!!?お゛ほぉっ。いぎいいぃぃぃっ♪♪♪♪♪オ、オチンポしゅごいぃっ。硬くてデカくてぶっ太くてぇっ。奥まで届くのっ、抉ってくりゅのおおぉぉぉっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 アウロラはそう叫んで舌を突き出し、気持ち良さそうに腰を上下させ始めた、実は蒼太はまだ己がイチモツを根本まで挿入してはいなかったのだが、その事にこの青髪少女はまだ気付いておらずに必死になって下半身を捏ね繰り回し、男根を女陰で扱き立てて行く。

 彼女の膣内もまた、メリアリアやオリヴィアと同じく“数の子天井”でそこに陰茎を突っ込んでいる蒼太の快感はだから、計り知れない筈であったがこの頃になると彼も少なからず悦楽に慣れて来ていた事に加えて射精をある程度調整する事が出来るようになっており、それらを駆使してそう簡単には達しないようにしていたのであった。

 挙げ句の果てには。

「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ。はああぁぁぁ・・・っ❤❤❤あ、熱いぃ、ぶっ太い。奥まで刺さるぅっ♪♪♪♪♪蒼太さんのが、私の中まで入ってるの。届いてるのぉっ!!!堪んないのおおぉぉぉっ❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 喜悦の表情で喘ぎよがる彼女を前にして流石にそう簡単には気をやらせない、と言うのが蒼太の結論でありまた、“アウロラに無理はさせられない”と言うのが彼の基本理念であったから、両手で彼女の臀部を持ち支えて結合の度合いをコントロールし、陰茎への快感を極限させていたのである。

 その為。

「はぁーっ、はぁーっ。はあはあっ、はあはあ・・・っ❤❤❤し、しゅごいぃっ。蒼太さん、凄いのっ。硬いのっ!!!逞しいのおおぉぉぉっ♪♪♪♪♪」

 何時までも限界を迎えない蒼太のイチモツの逞しさに年下妻は思わずメロメロになってしまうが青年はまだ、彼女に対して本気を出していなかった、即ち。

 “筋肉弛緩魔法”を用いて子宮口を開きつつ、胎内へと向けて男根を突き入れる事をしていなかったのであるモノの、それをやる前に先ずはアウロラの子宮頸部奥、即ち“Pスポット”を開発して膣全体を、自分の形に慣らさなければならない、と言う事に気が付いたのであった。

(オリヴィアの場合もそうだけど・・・。この子達に対する子宮姦はもう少し経ってからだ・・・!!!)

「はぁーっ、はぁーっ、はぁーっ。はああぁぁぁ・・・っ❤❤❤ん、ん゛あ゛あ゛あ゛っ゛!!?そ、蒼太さんっ。蒼太ざん゛ん゛ん゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーーーっ゛っ゛っ゛♪♪♪♪♪」

 そう思い立つと蒼太は更に肉棒を奥へと進ませ、膣奥にあるコリッとした出っ張りの、子宮口への入り口へと向けて己が男根を思いっ切りめり込ませ、中へと捻り込んでいった、そうしておいて。

「お゛ほぉっ!!?」

 ゴツンと言う感触がするまでそれを思いっ切り挿入させると、そのまま腰の律動を再開させてアウロラの反応を見るようにする、すると。

「お゛っ!!?お゛ほぉっ。あっひいいぃぃぃっ♪♪♪♪♪お、お腹壊れりゅっ。私のお腹が抉られてりゅよおおおぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ーーーっ゛っ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 一突き毎に腹の底からやらしい声を挙げて彼女は絶頂し続けるモノの、この青髪少女にもやはり“ポルチオ”は存在していたのであり、夫によってそこを穿たれた彼女は一気に快楽へと目覚めていった、そんな年下妻に蒼太は。

 徐々にピストンの勢いを増して行き、終いには彼女に猛然たる極烈連続多重オルガを誘発させるが、それでも青年は射精を堪えてアウロラを遙かな高みへと追いやり尽くしていったのである。

 彼のストロークが打ち込まれる度に年下妻の生殖器は完全に潰れて拉げ、体内のより深くへと追いやられるがそこからは絶えずジンジンとした熱いエクスタシーの奔流が巻き起こって彼女の全身を満たしていった。

「お゛ごぉっ!!?お゛ほおぉぉっ。ふんぎいいぃぃぃっ♪♪♪♪♪チ、チンポ凄いのっ。蒼太さんのオチンポォッ、逞しいのが奥まで届くのっ。子宮までガンガンに貫かれでるのおおおぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ーーーっ゛っ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 散々にイカされ続けてアウロラが、息も絶え絶えに悶絶するが青年はいっかな構う事無く腰の油送を継続させて彼女の膣内を劈き続ける。

 愛液を吸って厚みを増した膣壁がウゾウゾと蠢いて肉茎を食い締め続け、徐々に下へと降りて来ていた子宮が収縮しつつも亀頭を舐めしゃぶり、いやらしいキスを繰り返して来た。

 そうしている内にー。

「はへぇーっ、はへぇーっ、はへぇーっ。はへええぇぇぇ・・・っ❤❤❤あああっ!!?そ、蒼太さんイク。またイキますっ、蒼太さんのオチンポにガン突きされてっ。滅茶滅茶に穿たれまくってぇっ!!!アウロラマンコがイクイク。イッグウウウゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ゥ゛ーーーッ゛ッ゛ッ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

「うあああっ!!?アウロラ、僕ももうイクッ。イクウウウゥゥゥゥゥッッッ!!!!!!!!!!」

「うっぎゃあああああぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーーー・・・・・・・っ゛っ゛っ゛❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤❤」

 蒼太のイチモツが一層、硬く大きく張り出して来るのを年下妻は感じていた、それは射精への合図だったが彼女にはまだ理解出来なかったのである、その為。

 青髪少女が何度目かのアクメに達したのと前後して青年もまた限界へと昇り詰め、結果とて唐突に彼女の胎内へと強かに精を解き放つ形となってしまうがその瞬間、まるで爆発でも起こったかのような衝撃がアウロラの子宮最奥に走って彼女の意識を吹き飛ばしていった。

 全身を絶えず大活性化させている蒼太の一撃は勢いも強くて量も多く、しかも精子自体の活きも抜群に良かったのだがそんな中出しを年下妻は自らの最も敏感な部分へとキメ込まれてしまい、白眼を剥いて涙を流しつつも凄絶なガンギマリアヘ顔を晒して絶頂した。

 イッている最中からまたイカされて堪らずアウロラは気を失ってしまうが蒼太はそこから更に3度ほど射精を繰り返して自身を収め、漸くアウロラの膣内から己の剛直を引き抜くがその時にはもう、青髪少女はピクリとも動かなかった、彼女は完全に失神していたのである。
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 実はアウロラちゃんは皆に蒼太が東側に行った事を伝えませんでした、理由は至って簡単で自分だけで蒼太君を独占したかったからです(もっともその思いはメリアリアちゃんもオリヴィアちゃんも負けない位に強いモノを持っていますが)。

 その為に皆が“蒼太を探しに行こう?”と言った時に“自分はここに残ります”、“蒼太さんが戻って来たらここで二人で皆さん方をお待ちしていますから・・・”と返答して、後は本編に書いてある通りに彼の後を追って行ったのでした。

 ちなみに何かあった場合の三人のタイプとしては

メリアリアちゃんは自分で色々と抱え込んで拗らせてしまうタイプ(彼女の場合は本人の悩みや苦しみを理解して、その全てを受け止めてあげる事が必須となります)、

アウロラちゃんは蒼太君に対してストレートにどんどんと感情をぶつけて行くタイプ(何があっても突き放さずに抱き締めてあげる事が大事になります)、

オリヴィアちゃんは意外な事に怒って拗ねてしまうタイプです(本人の憤りが収まるまで辛抱強く付き合ってあげる事が肝要となります)。

 三者三様ですが彼女達にもそれぞれに共通する悩みはあります、それは“自分は実は甚だ面倒臭い女なのではないだろうか?”、“本当は蒼太に迷惑を掛けているのではないだろうか”と言う恐れです、ですので彼女達と真なる絆で結ばれたいのであればその事も含めて黙って受け止め、抱き締め、付き合ってあげなければなりません(蒼太君、頑張れ!!!)。

 また唐突に“南国のバカンス”編が始まった感じですが今回の様に1話に付き蒼太君と花嫁一人ずつとのエッチをする事になって行こうかと思われます(前回の“愛欲の宴”編もまだまだ続いて行きますが取り敢えずは南国での遊びとセックスが物語の中心となって行きます←“愛欲の宴”はあれはメリアリアちゃんの蒼太君に対する求愛の情と彼と中々二人きりになれない寂しさとが限界点を超えてしまった為に蒼太君が彼女を受け止めたお話でした)、ちなみに次回はそんなメリアリアちゃんへの調教となります(主にGスポットとクリトリスと乳首へのそれです)。

 もう一つ、前に“第二次エルヴスヘイム事件9(レアンドロの勇姿とノエルの気遣い)”にて書かれておりますが、エルヴスヘイムにも科学技術は存在しています。

 “自然法力学”と呼ばれているのがそれですが(彼等の“基軸力学”です)、それを駆使して数々の文明の利器を作り出しています(水上バイク等もその一つです)、そのお陰で蒼太君やメリアリアちゃん達花嫁も、ノエルちゃんやレアンドロ君もバカンスを満喫出来ているのです。
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