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オスカー・ナイトウェル将軍の結婚
彼の愛しの奥様
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オスカー・ナイトウェルは泣く子も黙る鬼将軍であった。
今は侯爵の爵位を賜り、将軍の座は惜しまれつつも王に返上した。
これからは王から褒章として得た地方の侯国を領地として治めながら生きていくことにした。
何しろ最愛の人を見つけたのだ。将軍のままであったら戦時は異国に行かなければならないし、自分の命だってもちろん危うい。守るべき者を得た人間こそ、上に立って指揮をすればと思われるかもしれないが、オスカーは子供時代からずっと出世するために邁進してきたし、愛する人を見つけた今はもうのんびりと暮らしたいと思った。
エディス嬢は、公爵令嬢であったが、オスカーにとってはいつも想像以上のことをしてくれる。
最初に気づいたのは、結婚してしばらくしてから、彼女の方が珍しく先に起きた朝にベッドのすぐ側の床で謎のポーズをしているのを見つけたことだ。あまりにも独特のポーズだったので、声をかけずにしばらく眺めていた。やっぱり意味が分からなくて声をかけたら、自分が考えついた軽い運動を毎朝10分すると、すごく体が軽くなるというのだ。やれこれがワニのポーズでお腹の動きが活発になるとか、チャイルドポーズは体を徐々に目覚めさせる狙いがある、とか熱く語ってくるので、興味を惹かれて自分もしてみることにした。
これが不思議なことに彼女の言う通り、するとしないとでは寝起きの身体の動きが違う。もともと鍛えているのでそこまで朝から身体が動かないと思ったことがないのだが、彼女によるとその前段階でとにかくこのゆっくりした動きがいい、という。
昼や寝る前も気づけば時々この謎の運動をしているので自分も暇があれば参加するし、徐々に彼女はオスカー用に考えたポーズを指導してくれるようになった。彼女の説明は淀みなく分かり易かったので彼はその時間も楽しむようになった。
ある朝なんかは「肩が痛い」といって、首を左右に倒したり、ケンコウコツ?を片方ずつグルグル回してみて、痛い方のソウボウキン?を手でおさえてそのままケンコウコツ?を背中側にひきよせて大きく回して…あとなんだっけな、なんか色々やって自分でだいぶ良くなったわぁといってニコニコしていたので、ベッドに横たわりながらじっと見守りつつ、実に興味深い女性だなと見ていて飽きない。
すごく不思議な女性で、初めてベッドと共にした時も、確かに処女だったのだがやけに手慣れていたので、他の男がいたのかと思わず嫉妬した。エディスはまったく焦ることなく、貴方は童貞ではないでしょう?と言い返してきた。私は処女だったのよ、と。そう言われるとその通りなのだが、自分は若い頃に興味本位で一度二度娼館に行って寝た経験があるだけ(しかも特にいいとも思えなかった)とは言えなかった。その後は凄まじい忙しさと鍛錬の厳しさでとても女性のことを考えている暇なんかなかったのである。エディス曰く、公爵令嬢としてちゃんと閨の指導があったのをキチンと受けていただけだ、と、言われると平民出身の自分は黙るしかない。それにしてもエディスは…言葉は下衆になるが…とてつもなくエロかった。彼女には言えないが、正直…娼婦より…エロかった。そういう意味でも彼女以外の女は考えられない。
とはいえ、エディスはしかし全然公爵令嬢らしくなかった。
自分が国の英雄となってから出会った貴族令嬢たちは皆押し並べて白粉を塗りすぎ、化粧も厚化粧すぎ、声は高すぎ、人に媚びすぎ、でまったくもって全員が同じ人間に見えるくらいの類似品にしか感じられなかった。国の英雄であるオスカーに興味はあるが、オスカー・ナイトウェルという人間には興味がないのだろう。彼女たちは婚約者になる人間をただのアクセサリー、自分の付属品としか見ていないのは丸わかりで、貴族令嬢なんかろくでもないなと思っていた矢先に出会ったのがエディスだった。
凛として男に一歩も引かなかった姿に一目惚れした。知れば知るほど愛は深まっているし、彼女を逃さないと追いかけたのは今でも英断だったと思っている。
寝室のドアを開けたら彼女が…両膝を開いてしゃがんで、胸の前で手を合わせてふぅーーーと深呼吸をしていた。
「これは…何のポーズかな?」
慣れたものでポーズの名前を聞く。彼女はきらりと瞳を輝かせて、花輪のポーズと答えたので、頷いておく。
「股関節が柔らかくなるのよ」
「コカンセツ…?」
何故か彼女が顔を赤らめたのだが意味がまったく分からない。まぁでも今日も元気そうで何よりだ、と思いながらクロークに向かう背中に彼女が何かを呟いていた。
「ほら貴方のが…大きいから…攻められている時間も長いし…ほぐしとかないといけないかなと思って…筋トレの効果でゴリラ率も徐々に上がってきているしね…」
しかし残念ながらオスカーの耳には届いておらず、寝室に再度戻ってくると、彼女の顔は真っ赤だったのでもう一度言って欲しいと頼んだが、エディスは二度と口にしなかった
「ほら…まぁ…いいから、ね」
ゆったりと彼女がもたれかかってくると、彼女の身体の柔らかさを感じ、心ゆくまで愛でることしか考えられなくなる。オスカーは愛しい妻にすっかり溺れていた。彼女さえ側にいてくれたら、それ以上は望むべくもない。
<了>
________________________________________
エディス嬢、ヨガのインストラクターでしたね。
ヨガいいですよねー。
そしてうまいこといってオスカーの体を彼女は自分好みにどんどん鍛えていくのでしょう🤣
レオナルドに比べると普通だったかな…元将軍
今は侯爵の爵位を賜り、将軍の座は惜しまれつつも王に返上した。
これからは王から褒章として得た地方の侯国を領地として治めながら生きていくことにした。
何しろ最愛の人を見つけたのだ。将軍のままであったら戦時は異国に行かなければならないし、自分の命だってもちろん危うい。守るべき者を得た人間こそ、上に立って指揮をすればと思われるかもしれないが、オスカーは子供時代からずっと出世するために邁進してきたし、愛する人を見つけた今はもうのんびりと暮らしたいと思った。
エディス嬢は、公爵令嬢であったが、オスカーにとってはいつも想像以上のことをしてくれる。
最初に気づいたのは、結婚してしばらくしてから、彼女の方が珍しく先に起きた朝にベッドのすぐ側の床で謎のポーズをしているのを見つけたことだ。あまりにも独特のポーズだったので、声をかけずにしばらく眺めていた。やっぱり意味が分からなくて声をかけたら、自分が考えついた軽い運動を毎朝10分すると、すごく体が軽くなるというのだ。やれこれがワニのポーズでお腹の動きが活発になるとか、チャイルドポーズは体を徐々に目覚めさせる狙いがある、とか熱く語ってくるので、興味を惹かれて自分もしてみることにした。
これが不思議なことに彼女の言う通り、するとしないとでは寝起きの身体の動きが違う。もともと鍛えているのでそこまで朝から身体が動かないと思ったことがないのだが、彼女によるとその前段階でとにかくこのゆっくりした動きがいい、という。
昼や寝る前も気づけば時々この謎の運動をしているので自分も暇があれば参加するし、徐々に彼女はオスカー用に考えたポーズを指導してくれるようになった。彼女の説明は淀みなく分かり易かったので彼はその時間も楽しむようになった。
ある朝なんかは「肩が痛い」といって、首を左右に倒したり、ケンコウコツ?を片方ずつグルグル回してみて、痛い方のソウボウキン?を手でおさえてそのままケンコウコツ?を背中側にひきよせて大きく回して…あとなんだっけな、なんか色々やって自分でだいぶ良くなったわぁといってニコニコしていたので、ベッドに横たわりながらじっと見守りつつ、実に興味深い女性だなと見ていて飽きない。
すごく不思議な女性で、初めてベッドと共にした時も、確かに処女だったのだがやけに手慣れていたので、他の男がいたのかと思わず嫉妬した。エディスはまったく焦ることなく、貴方は童貞ではないでしょう?と言い返してきた。私は処女だったのよ、と。そう言われるとその通りなのだが、自分は若い頃に興味本位で一度二度娼館に行って寝た経験があるだけ(しかも特にいいとも思えなかった)とは言えなかった。その後は凄まじい忙しさと鍛錬の厳しさでとても女性のことを考えている暇なんかなかったのである。エディス曰く、公爵令嬢としてちゃんと閨の指導があったのをキチンと受けていただけだ、と、言われると平民出身の自分は黙るしかない。それにしてもエディスは…言葉は下衆になるが…とてつもなくエロかった。彼女には言えないが、正直…娼婦より…エロかった。そういう意味でも彼女以外の女は考えられない。
とはいえ、エディスはしかし全然公爵令嬢らしくなかった。
自分が国の英雄となってから出会った貴族令嬢たちは皆押し並べて白粉を塗りすぎ、化粧も厚化粧すぎ、声は高すぎ、人に媚びすぎ、でまったくもって全員が同じ人間に見えるくらいの類似品にしか感じられなかった。国の英雄であるオスカーに興味はあるが、オスカー・ナイトウェルという人間には興味がないのだろう。彼女たちは婚約者になる人間をただのアクセサリー、自分の付属品としか見ていないのは丸わかりで、貴族令嬢なんかろくでもないなと思っていた矢先に出会ったのがエディスだった。
凛として男に一歩も引かなかった姿に一目惚れした。知れば知るほど愛は深まっているし、彼女を逃さないと追いかけたのは今でも英断だったと思っている。
寝室のドアを開けたら彼女が…両膝を開いてしゃがんで、胸の前で手を合わせてふぅーーーと深呼吸をしていた。
「これは…何のポーズかな?」
慣れたものでポーズの名前を聞く。彼女はきらりと瞳を輝かせて、花輪のポーズと答えたので、頷いておく。
「股関節が柔らかくなるのよ」
「コカンセツ…?」
何故か彼女が顔を赤らめたのだが意味がまったく分からない。まぁでも今日も元気そうで何よりだ、と思いながらクロークに向かう背中に彼女が何かを呟いていた。
「ほら貴方のが…大きいから…攻められている時間も長いし…ほぐしとかないといけないかなと思って…筋トレの効果でゴリラ率も徐々に上がってきているしね…」
しかし残念ながらオスカーの耳には届いておらず、寝室に再度戻ってくると、彼女の顔は真っ赤だったのでもう一度言って欲しいと頼んだが、エディスは二度と口にしなかった
「ほら…まぁ…いいから、ね」
ゆったりと彼女がもたれかかってくると、彼女の身体の柔らかさを感じ、心ゆくまで愛でることしか考えられなくなる。オスカーは愛しい妻にすっかり溺れていた。彼女さえ側にいてくれたら、それ以上は望むべくもない。
<了>
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エディス嬢、ヨガのインストラクターでしたね。
ヨガいいですよねー。
そしてうまいこといってオスカーの体を彼女は自分好みにどんどん鍛えていくのでしょう🤣
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