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青の村にて みんなの気持ちと着弾
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ハインネルフさんが青のみんなに事情を説明するから、僕はそれが終わるまでは待っていてほしいと言われて青の村の広場で大霊湖を見ていた。間違いなく大霊湖には兄さん・姉さん・大髭様をおかしくした原因が潜んでいて、もしかしたら今も僕を見てるかもしれない。
「ガ……」
「ブオブオ」
「少シ、肩ノ力ヲ抜イタ方ガ良イト思イマス」
いっしょに大霊湖を見ていた三体に心配される。……うん、肩肘を張るのも緊張するのも僕らしくないか。いつも通り僕がやれる事をやろうって思い直し僕は大きく息を吐いた。
「フー……、もう大丈夫。ありがとう」
「ガア」
「ブオ」
「イエ」
「そういえば青のみんなへの説明はうまくいってるのかな?」
僕は青の村長であるハインネルフさんの家で開かれている話し合いを思い浮かべてつぶやく。
「ドウデショウネ。タダ、アノモノ達ガ、ドウイウ結論ヲ出シタトシテモ、私ガ潜ンデル存在ヲ滅スルノデ安心シテクダサイ」
「……ガア?」
「……ブオ?」
「水辺ナラ植物デアル私ガ最モ強イカラデスネ。私ハ何カ可笑シナ事ヲ言ッテマスカ?」
「「「…………」」」
三体の間にバチバチと火花が散る。いつもなら、またかってため息の一つでも吐くところだけど、嵐の前の静けさみたいな今の状況だと頼もしい事この上ないね。とはいえ本当にケンカに発展するのはダメだから、まあまあとなだめて落ち着かせる。
そうして三体と静かに大霊湖を見ながら待ってたら、ザッザッザッと大勢の人の足音が僕達の方に近づいてきて少し離れたところで止まった。僕は大霊湖から目を離したくないため振り向かずに聞く。
「ハインネルフさん、みんなの結論は出た?」
「ヤート殿、もちろんだ」
「聞かせてくれる?」
「先程、ラカムタ殿が言った通り青・黒・魔獣達での総力戦だ」
「それは、いつから?」
「ヤート殿次第だ」
「僕が異常の原因を見つけたら良いって事?」
「その通り」
僕は大霊湖を見たまま、ラカムタさんに聞いた。
「ラカムタさん、始めて良い?」
「俺達は、いつでもいけるぞ。仲間を危険な目に合わした借りは返さないとな」
僕の背中越しにラカムタさん達の闘志が伝わってくる。あとゴキゴキっていう骨や関節を鳴らす音も聞こえるから、すでに完全な戦闘態勢みたいだね。次はイーリリスさんだ。
「イーリリスさん、始めて良い?」
「私達、青も大丈夫です。大髭様に危害を加えた存在を許してはおけません」
イリュキンを始めとした青のみんなから決意が伝わってきて、心なしか湿度が上がってきた気がする。たぶん青の人達の高まってる魔力に反応して空気中の水分が集まってきてるのかな? タキタさんにも聞こう。
「タキタさん、始めて良い?」
「このままでは、いつ当代の水添え《みずぞえ》のイーリリス様や次代の姫さまが危険にさらされるかわかりません。今こそ水守の役目を果たす時ゆえ、我ら一同全身全霊を尽くしましょう」
タキタさん達、水守から覚悟が伝わってくる。大事な存在を守るための覚悟なんだから、きっと何よりも強い覚悟になるんだろうね。僕は最後に三体を見る。
「お前らは……って、聞くまでもなかったか」
僕が三体を見ると、三体は大霊湖を見ていて、その目にはやる気が漲っていた。……僕を含めてこの場にいる人達の考えは一致している。うん、良い感じだ。
「それじゃあ、始めるよ」
僕は大霊湖の水面に手を浸し、界気化した魔力で同調を始めた。同調だけだったら大霊湖の植物と意思を交わし植物達自身の周囲に異常がないかを聞く事しかできないけど、同調に使う魔力を界気化する事で大霊湖の流れに乗り拡がりやすくなり、より広範囲の植物に聞けて、なおかつ僕自身でも拡がる界気化した魔力から情報を受け取り異常を探せる。
まあ、莫大な質と量の大霊湖からほしい情報だけを受け取るのは、かなり難しいけどそこは僕の努力で補おう。
…………背中にみんなの視線を感じつつ体感では十分くらい経ったかな? 今のところは特に怪しい情報は受け取れないし植物達の様子も普通だね。これで大霊湖の青の村から近いところは探し終わったから、さらに探索範囲を広げていく。わかってはいたけど広い大霊湖の中から探し出すのは大変だね。広場にいるみんなには、緊張で神経がすり減らないように適度に休んでもらう事にする。
さらに時間が経ち、とうとう兄さんと姉さんの無意識にへばりついて気持ちの悪い感じに出くわした。
「いた。絶対にこいつが異常の原因だ」
僕の言葉に広場で休んでいたみんなの緊張が高まっていく。僕はハインネルフさんとイーリリスさんにあらかじめ言っておく事ができる。
「ハインネルフさん、イーリリスさん、タキタさん、これから僕は大霊湖に魔法を放つから」
「ヤート殿!! なぜ、その必要が!?」
「簡単な話だよ。イーリリスさんには前に言ったと思うけど、僕が考えてた通り異常の原因が大霊湖の湖底の岩盤に埋まってるから」
「なんと、そんな事が……」
「……大霊湖にそのようなものがいる事など考えたくありませんでしたが、嫌な予想ほど当たるものですね」
イーリリスさんの声に嫌悪の色が混じる。僕も同感だ。
「ハインネルフ、タキタ、私達もヤート殿を手伝いますよ」
「……良いだろう」
「わかりました」
「それでは私達はヤート殿に合わせます」
「わかった。緑盛魔法・純粋なる緑の魔槍」
「「「水弾」」」
僕が水面から手を戻し魔法を発動させると、青の村からそれなりに離れた場所の大霊湖の空中に緑色に光る槍が切っ先を湖底に向けて現れ、それと同時に僕の純粋なる緑の魔槍の周りに三つの青く光る巨大な水弾も出現した。どれもすごい量の魔力が込められてて、その力を感じた大霊湖の生き物はみんな避難してる。これなら巻き込む事はなさそうだね。
「湖底に放つよ」
「いつでもかまわん」
「どうぞ」
「腕がなりますな」
僕が手を振り下ろし純粋なる緑の魔槍を湖底に向けて放ったら三人の水弾が後を追ってくる。そして全てが湖底に着弾すると爆発による激震が起こり、爆圧で吹き飛ばされた大量の水が僕達にかかってきた。
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
全員が着弾地点を見守っていると着弾地点の落ち着いてきた水面が黒く澱んで濁ってくる。しかもその水面がゴボゴボ泡立ちながら徐々に盛り上がり、何かが水中から水面に出てこようとしているのがわかった。そしてとうとう水面が弾けて何かが空中に飛び出る。
「ギャバババッババッバ!!!!」
水中から飛び出した奴が自由になれた喜びの声を上げた。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
◎後書き
最後まで読んでいただきありがとうございます。
注意はしていますが誤字・脱字がありましたら教えてもらえるとうれしいです。
感想や評価もお待ちしています。
「ガ……」
「ブオブオ」
「少シ、肩ノ力ヲ抜イタ方ガ良イト思イマス」
いっしょに大霊湖を見ていた三体に心配される。……うん、肩肘を張るのも緊張するのも僕らしくないか。いつも通り僕がやれる事をやろうって思い直し僕は大きく息を吐いた。
「フー……、もう大丈夫。ありがとう」
「ガア」
「ブオ」
「イエ」
「そういえば青のみんなへの説明はうまくいってるのかな?」
僕は青の村長であるハインネルフさんの家で開かれている話し合いを思い浮かべてつぶやく。
「ドウデショウネ。タダ、アノモノ達ガ、ドウイウ結論ヲ出シタトシテモ、私ガ潜ンデル存在ヲ滅スルノデ安心シテクダサイ」
「……ガア?」
「……ブオ?」
「水辺ナラ植物デアル私ガ最モ強イカラデスネ。私ハ何カ可笑シナ事ヲ言ッテマスカ?」
「「「…………」」」
三体の間にバチバチと火花が散る。いつもなら、またかってため息の一つでも吐くところだけど、嵐の前の静けさみたいな今の状況だと頼もしい事この上ないね。とはいえ本当にケンカに発展するのはダメだから、まあまあとなだめて落ち着かせる。
そうして三体と静かに大霊湖を見ながら待ってたら、ザッザッザッと大勢の人の足音が僕達の方に近づいてきて少し離れたところで止まった。僕は大霊湖から目を離したくないため振り向かずに聞く。
「ハインネルフさん、みんなの結論は出た?」
「ヤート殿、もちろんだ」
「聞かせてくれる?」
「先程、ラカムタ殿が言った通り青・黒・魔獣達での総力戦だ」
「それは、いつから?」
「ヤート殿次第だ」
「僕が異常の原因を見つけたら良いって事?」
「その通り」
僕は大霊湖を見たまま、ラカムタさんに聞いた。
「ラカムタさん、始めて良い?」
「俺達は、いつでもいけるぞ。仲間を危険な目に合わした借りは返さないとな」
僕の背中越しにラカムタさん達の闘志が伝わってくる。あとゴキゴキっていう骨や関節を鳴らす音も聞こえるから、すでに完全な戦闘態勢みたいだね。次はイーリリスさんだ。
「イーリリスさん、始めて良い?」
「私達、青も大丈夫です。大髭様に危害を加えた存在を許してはおけません」
イリュキンを始めとした青のみんなから決意が伝わってきて、心なしか湿度が上がってきた気がする。たぶん青の人達の高まってる魔力に反応して空気中の水分が集まってきてるのかな? タキタさんにも聞こう。
「タキタさん、始めて良い?」
「このままでは、いつ当代の水添え《みずぞえ》のイーリリス様や次代の姫さまが危険にさらされるかわかりません。今こそ水守の役目を果たす時ゆえ、我ら一同全身全霊を尽くしましょう」
タキタさん達、水守から覚悟が伝わってくる。大事な存在を守るための覚悟なんだから、きっと何よりも強い覚悟になるんだろうね。僕は最後に三体を見る。
「お前らは……って、聞くまでもなかったか」
僕が三体を見ると、三体は大霊湖を見ていて、その目にはやる気が漲っていた。……僕を含めてこの場にいる人達の考えは一致している。うん、良い感じだ。
「それじゃあ、始めるよ」
僕は大霊湖の水面に手を浸し、界気化した魔力で同調を始めた。同調だけだったら大霊湖の植物と意思を交わし植物達自身の周囲に異常がないかを聞く事しかできないけど、同調に使う魔力を界気化する事で大霊湖の流れに乗り拡がりやすくなり、より広範囲の植物に聞けて、なおかつ僕自身でも拡がる界気化した魔力から情報を受け取り異常を探せる。
まあ、莫大な質と量の大霊湖からほしい情報だけを受け取るのは、かなり難しいけどそこは僕の努力で補おう。
…………背中にみんなの視線を感じつつ体感では十分くらい経ったかな? 今のところは特に怪しい情報は受け取れないし植物達の様子も普通だね。これで大霊湖の青の村から近いところは探し終わったから、さらに探索範囲を広げていく。わかってはいたけど広い大霊湖の中から探し出すのは大変だね。広場にいるみんなには、緊張で神経がすり減らないように適度に休んでもらう事にする。
さらに時間が経ち、とうとう兄さんと姉さんの無意識にへばりついて気持ちの悪い感じに出くわした。
「いた。絶対にこいつが異常の原因だ」
僕の言葉に広場で休んでいたみんなの緊張が高まっていく。僕はハインネルフさんとイーリリスさんにあらかじめ言っておく事ができる。
「ハインネルフさん、イーリリスさん、タキタさん、これから僕は大霊湖に魔法を放つから」
「ヤート殿!! なぜ、その必要が!?」
「簡単な話だよ。イーリリスさんには前に言ったと思うけど、僕が考えてた通り異常の原因が大霊湖の湖底の岩盤に埋まってるから」
「なんと、そんな事が……」
「……大霊湖にそのようなものがいる事など考えたくありませんでしたが、嫌な予想ほど当たるものですね」
イーリリスさんの声に嫌悪の色が混じる。僕も同感だ。
「ハインネルフ、タキタ、私達もヤート殿を手伝いますよ」
「……良いだろう」
「わかりました」
「それでは私達はヤート殿に合わせます」
「わかった。緑盛魔法・純粋なる緑の魔槍」
「「「水弾」」」
僕が水面から手を戻し魔法を発動させると、青の村からそれなりに離れた場所の大霊湖の空中に緑色に光る槍が切っ先を湖底に向けて現れ、それと同時に僕の純粋なる緑の魔槍の周りに三つの青く光る巨大な水弾も出現した。どれもすごい量の魔力が込められてて、その力を感じた大霊湖の生き物はみんな避難してる。これなら巻き込む事はなさそうだね。
「湖底に放つよ」
「いつでもかまわん」
「どうぞ」
「腕がなりますな」
僕が手を振り下ろし純粋なる緑の魔槍を湖底に向けて放ったら三人の水弾が後を追ってくる。そして全てが湖底に着弾すると爆発による激震が起こり、爆圧で吹き飛ばされた大量の水が僕達にかかってきた。
「「「「「「「「…………」」」」」」」」
全員が着弾地点を見守っていると着弾地点の落ち着いてきた水面が黒く澱んで濁ってくる。しかもその水面がゴボゴボ泡立ちながら徐々に盛り上がり、何かが水中から水面に出てこようとしているのがわかった。そしてとうとう水面が弾けて何かが空中に飛び出る。
「ギャバババッババッバ!!!!」
水中から飛び出した奴が自由になれた喜びの声を上げた。
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