5 / 69
朝比奈風夏編
4話「謎解きはランチの後で」
しおりを挟む
食事を済ませた俺らが次に向かうのはこちらも期間限定でやっていた、
“巨大謎解き迷路ワトソンの後を追え!!”である
2人1組で謎を解きながらゴールを目指す至ってシンプルなのだが、距離を縮めるのは打って付けである。
「せっかくだから今井くんと回っても良いかな?」
「え!?」
一同がびっくりするも朝比奈先輩は俺にアイコンタクトを送った。
そうだったこの前のFINEの内容である。
.
.
.
「ねぇ、優希くんってもしかして、こはるのこと狙ってたりする?」
意味深な文章と共に頭に沢山の?が浮かんだが、どうやら翼の為に日頃から日向先輩の趣味嗜好を聞いてたのが俺が好きだと勘違いさせたらしい。
嫌いと言う訳では無いのだが狙っているという訳ででは無い。
(別にそんな事ないですよ!)
(隠さなくて平気よ!)
(今度遊びに行く時私に任せて!!)
なんと言うか否定しても隠してるように思われてしまったのか僕はもう一度否定のFINEを送ったのである。
.
.
.
もしかして朝比奈先輩の任せてってこう言う事だったのか‥
まあ俺も翼には朝比奈先輩のような優しくも明るい人がお似合いだと思うから逆に好都合なのか
「いや、でも風夏は‥」
「わ、わ、わかりました!日向先輩行きましょう!レッツ謎解き!!」
「優希お前なぁ‥」
こうして謎解き巨大迷路は始まったのである!
最初の数問はいかにもショッピングモールの謎解きレベルであった!
(これなら簡単に出れそう‥)
そんな事を思っていたのだが
「日向先輩、これスッゲェ難しくないですか!?!?」
「そうね、私も少し舐めてたわ」
終盤の問題がだんだん難しくなっていた。
日向先輩は普段ミステリー小説をよく読むらしい、どうやら彼女の中の探偵を呼び出してしまったようだ‥
「う、うん、優希君よこれから私は本気モードになるわ!私の事はシャーロック、コハルと呼びなさい!」
いや、呼べる訳無いでしょ
まさかこの人がこんなにも謎解きにかける想いが強かったとは‥
俺も負ける訳にはいかない。
「日向先輩、いやコハル先輩俺らでこの謎解き明かしましょう!!」
「えいえい、おー!!!」
こうして俺らの探偵ごっこは始まったのであった‥
にしても本気を出した日向先輩の洞察力、そして何処かから出したメガネ
とても綺麗だ
勉強は学年一位とは聞いてたがこんな何かに真剣になる姿は初めて見たのであった‥
「これをこうしてこうだ!!」
ーー正解ですーー
「や、やったー!!!」
こうしてシャーロック・コハルの大活躍により2人は無事に脱出できたのであった‥
「やりましたね!こはる先輩!!」
「いや私と優希くんが頑張ったからだよ!!」
時間いっぱいでギブアップした翼と朝比奈先輩が先に待っていた
「こはるぅ~、え、今2人とも名前で‥」
「あっ‥」
後になって知った事だがこの時の朝比奈先輩の顔は人に見せられるような状態ではなかったらしい‥
「翼どうだった?難しくなかった?」
「いや、俺と先輩2人で頑張ったけど最後の二問がマジで難しくてギブアップだったよ‥」
「こはる、流石はミステリーオタクね」ニヤニヤ
「ちょっと久々に心躍ってしまったわ!たまにはこう言うのもいいかもね」
「優希君こはる凄かったでしょ?」
「はい、問題難しすぎたんですけど日向先輩のおかげでなんとかなりましたよ!!」
どうやら、翼も朝比奈先輩も上手くいったらしい‥
良かった、そして勘違いしたまんまの朝比奈先輩はなんだがぎこちない顔でこちらに笑ってくれた。
「すいません~撮影始まりますのでご協力お願いします!!」
謎解き迷路ってそんなん人気なんだな
テレビの撮影が来るほどらしい
誰か有名人とか来てるんだろうか?
「優希、ちょっと寄りたいところあるんだけど先輩達もちょっと付き合ってもらっても良いですか?」
「俺は全然良いよ!」
「私たちも大丈夫!!」
テレビ撮影をわざと避けるようにしてたけど翼になんか不都合なことあったんかな??
移動中、日向先輩こっそりこんな事を言ってきた
「てかさ、気のせいなら良いんだけどさっきから女の子2人が私たちを付けてきてる気がするんだよね」
「どこですか?」
「ほら!そこの後ろ!!」
ん??
あれは、サングラスで誤魔化してるけどどう見たって‥
「おい!お前らついてきてるんだ?
舞と栞菜!!」
ギクッ!!
「なんでお前らこんな所に居るんだよ!まさか着いてきてたのか??」
「いや違うの優ちゃん!舞ちゃんから2人が女の人と遊びに行くって噂があったからその‥えっと‥ね??」
いや、ね??、じゃねぇーよ!
まさかチラッと言ったことを舞が覚えていたとは、流石翼のことが好きなだけあるぜ‥
「ごめん兄貴が朝から挙動不審でキモかったから気になって!」
「舞、こんな事で栞菜に苦労かけるなよ!」
「ごめんて~」
「あれ、舞ちゃんに栞菜?まさかお前ら‥」
「あっ翼様」(小声)
「朝比奈先輩、日向先輩、この2人幼馴染と俺の妹なんですけど、なんかたまたま2人で遊びにきてて俺らが珍しいメンツで遊んでるの見ててこっそり着いてきてたみたいで‥」
咄嗟に嘘ついて庇ってしまった
まあ、いいか
「初めまして、優ちゃんと翼くんの””幼馴染””の小山田栞菜です。よろしく、お願いします~。」
「は、初めてまして、優希の妹の舞です。あ、あの朝比奈先輩と日向先輩ですよね!お二人ともすごい綺麗ですよね、私も裏高なんですけど後輩たちの間でも凄く有名です!!」
「栞菜ちゃんに舞ちゃんね!よろしくね、いつも優希君にお世話になってます!」
なんか穏やかなような不穏のような空気が流れてるような‥
「なんだか凄い人数になっちゃったな‥あ、てか翼寄りたいところがあるって言ってたよな?」
「やっぱ大丈夫になりました、すいません!
よくよく考えたら今じゃ無くても良いやって」
なんか翼の顔がさっきより笑顔になったな
「今日はもうこんな時間ですし帰りますか!!」
「ま、そうだな!舞と栞菜後で話あるからな~」
「優希君、今井君!!今日は本当にありがとう!!」
「私も今日は色々楽しかったわ!こういう日もたまにはありね。」
「はい、優希と先輩達のおかげで楽しい1日になりました」
なんだか色々衝撃的な1日だったな‥
この感覚なんか凄い久しぶりだ
俺は本当に翼にとっての粋な親友になれるんだろうか?
まあ、今日はそんな事良いか!!
「いきなり誘ったのにみんなで遊べて良かったです。本当にありがとう!
またいつかみんなで遊び行けたら良いですね!」
こうして俺の初めてのプロジェクトは終わりを迎えた。
続く
“巨大謎解き迷路ワトソンの後を追え!!”である
2人1組で謎を解きながらゴールを目指す至ってシンプルなのだが、距離を縮めるのは打って付けである。
「せっかくだから今井くんと回っても良いかな?」
「え!?」
一同がびっくりするも朝比奈先輩は俺にアイコンタクトを送った。
そうだったこの前のFINEの内容である。
.
.
.
「ねぇ、優希くんってもしかして、こはるのこと狙ってたりする?」
意味深な文章と共に頭に沢山の?が浮かんだが、どうやら翼の為に日頃から日向先輩の趣味嗜好を聞いてたのが俺が好きだと勘違いさせたらしい。
嫌いと言う訳では無いのだが狙っているという訳ででは無い。
(別にそんな事ないですよ!)
(隠さなくて平気よ!)
(今度遊びに行く時私に任せて!!)
なんと言うか否定しても隠してるように思われてしまったのか僕はもう一度否定のFINEを送ったのである。
.
.
.
もしかして朝比奈先輩の任せてってこう言う事だったのか‥
まあ俺も翼には朝比奈先輩のような優しくも明るい人がお似合いだと思うから逆に好都合なのか
「いや、でも風夏は‥」
「わ、わ、わかりました!日向先輩行きましょう!レッツ謎解き!!」
「優希お前なぁ‥」
こうして謎解き巨大迷路は始まったのである!
最初の数問はいかにもショッピングモールの謎解きレベルであった!
(これなら簡単に出れそう‥)
そんな事を思っていたのだが
「日向先輩、これスッゲェ難しくないですか!?!?」
「そうね、私も少し舐めてたわ」
終盤の問題がだんだん難しくなっていた。
日向先輩は普段ミステリー小説をよく読むらしい、どうやら彼女の中の探偵を呼び出してしまったようだ‥
「う、うん、優希君よこれから私は本気モードになるわ!私の事はシャーロック、コハルと呼びなさい!」
いや、呼べる訳無いでしょ
まさかこの人がこんなにも謎解きにかける想いが強かったとは‥
俺も負ける訳にはいかない。
「日向先輩、いやコハル先輩俺らでこの謎解き明かしましょう!!」
「えいえい、おー!!!」
こうして俺らの探偵ごっこは始まったのであった‥
にしても本気を出した日向先輩の洞察力、そして何処かから出したメガネ
とても綺麗だ
勉強は学年一位とは聞いてたがこんな何かに真剣になる姿は初めて見たのであった‥
「これをこうしてこうだ!!」
ーー正解ですーー
「や、やったー!!!」
こうしてシャーロック・コハルの大活躍により2人は無事に脱出できたのであった‥
「やりましたね!こはる先輩!!」
「いや私と優希くんが頑張ったからだよ!!」
時間いっぱいでギブアップした翼と朝比奈先輩が先に待っていた
「こはるぅ~、え、今2人とも名前で‥」
「あっ‥」
後になって知った事だがこの時の朝比奈先輩の顔は人に見せられるような状態ではなかったらしい‥
「翼どうだった?難しくなかった?」
「いや、俺と先輩2人で頑張ったけど最後の二問がマジで難しくてギブアップだったよ‥」
「こはる、流石はミステリーオタクね」ニヤニヤ
「ちょっと久々に心躍ってしまったわ!たまにはこう言うのもいいかもね」
「優希君こはる凄かったでしょ?」
「はい、問題難しすぎたんですけど日向先輩のおかげでなんとかなりましたよ!!」
どうやら、翼も朝比奈先輩も上手くいったらしい‥
良かった、そして勘違いしたまんまの朝比奈先輩はなんだがぎこちない顔でこちらに笑ってくれた。
「すいません~撮影始まりますのでご協力お願いします!!」
謎解き迷路ってそんなん人気なんだな
テレビの撮影が来るほどらしい
誰か有名人とか来てるんだろうか?
「優希、ちょっと寄りたいところあるんだけど先輩達もちょっと付き合ってもらっても良いですか?」
「俺は全然良いよ!」
「私たちも大丈夫!!」
テレビ撮影をわざと避けるようにしてたけど翼になんか不都合なことあったんかな??
移動中、日向先輩こっそりこんな事を言ってきた
「てかさ、気のせいなら良いんだけどさっきから女の子2人が私たちを付けてきてる気がするんだよね」
「どこですか?」
「ほら!そこの後ろ!!」
ん??
あれは、サングラスで誤魔化してるけどどう見たって‥
「おい!お前らついてきてるんだ?
舞と栞菜!!」
ギクッ!!
「なんでお前らこんな所に居るんだよ!まさか着いてきてたのか??」
「いや違うの優ちゃん!舞ちゃんから2人が女の人と遊びに行くって噂があったからその‥えっと‥ね??」
いや、ね??、じゃねぇーよ!
まさかチラッと言ったことを舞が覚えていたとは、流石翼のことが好きなだけあるぜ‥
「ごめん兄貴が朝から挙動不審でキモかったから気になって!」
「舞、こんな事で栞菜に苦労かけるなよ!」
「ごめんて~」
「あれ、舞ちゃんに栞菜?まさかお前ら‥」
「あっ翼様」(小声)
「朝比奈先輩、日向先輩、この2人幼馴染と俺の妹なんですけど、なんかたまたま2人で遊びにきてて俺らが珍しいメンツで遊んでるの見ててこっそり着いてきてたみたいで‥」
咄嗟に嘘ついて庇ってしまった
まあ、いいか
「初めまして、優ちゃんと翼くんの””幼馴染””の小山田栞菜です。よろしく、お願いします~。」
「は、初めてまして、優希の妹の舞です。あ、あの朝比奈先輩と日向先輩ですよね!お二人ともすごい綺麗ですよね、私も裏高なんですけど後輩たちの間でも凄く有名です!!」
「栞菜ちゃんに舞ちゃんね!よろしくね、いつも優希君にお世話になってます!」
なんか穏やかなような不穏のような空気が流れてるような‥
「なんだか凄い人数になっちゃったな‥あ、てか翼寄りたいところがあるって言ってたよな?」
「やっぱ大丈夫になりました、すいません!
よくよく考えたら今じゃ無くても良いやって」
なんか翼の顔がさっきより笑顔になったな
「今日はもうこんな時間ですし帰りますか!!」
「ま、そうだな!舞と栞菜後で話あるからな~」
「優希君、今井君!!今日は本当にありがとう!!」
「私も今日は色々楽しかったわ!こういう日もたまにはありね。」
「はい、優希と先輩達のおかげで楽しい1日になりました」
なんだか色々衝撃的な1日だったな‥
この感覚なんか凄い久しぶりだ
俺は本当に翼にとっての粋な親友になれるんだろうか?
まあ、今日はそんな事良いか!!
「いきなり誘ったのにみんなで遊べて良かったです。本当にありがとう!
またいつかみんなで遊び行けたら良いですね!」
こうして俺の初めてのプロジェクトは終わりを迎えた。
続く
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
俺を振ったはずの腐れ縁幼馴染が、俺に告白してきました。
true177
恋愛
一年前、伊藤 健介(いとう けんすけ)は幼馴染の多田 悠奈(ただ ゆうな)に振られた。それも、心無い手紙を下駄箱に入れられて。
それ以来悠奈を避けるようになっていた健介だが、二年生に進級した春になって悠奈がいきなり告白を仕掛けてきた。
これはハニートラップか、一年前の出来事を忘れてしまっているのか……。ともかく、健介は断った。
日常が一変したのは、それからである。やたらと悠奈が絡んでくるようになったのだ。
彼女の狙いは、いったい何なのだろうか……。
※小説家になろう、ハーメルンにも同一作品を投稿しています。
※内部進行完結済みです。毎日連載です。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
イケボすぎる兄が、『義妹の中の人』をやったらバズった件について
のびすけ。
恋愛
春から一人暮らしを始めた大学一年生、天城コウは――ただの一般人だった。
だが、再会した義妹・ひよりのひと言で、そんな日常は吹き飛ぶ。
「お兄ちゃんにしか頼めないの、私の“中の人”になって!」
ひよりはフォロワー20万人超えの人気Vtuber《ひよこまる♪》。
だが突然の喉の不調で、配信ができなくなったらしい。
その代役に選ばれたのが、イケボだけが取り柄のコウ――つまり俺!?
仕方なく始めた“妹の中の人”としての活動だったが、
「え、ひよこまるの声、なんか色っぽくない!?」
「中の人、彼氏か?」
視聴者の反応は想定外。まさかのバズり現象が発生!?
しかも、ひよりはそのまま「兄妹ユニット結成♡」を言い出して――
同居、配信、秘密の関係……って、これほぼ恋人同棲じゃん!?
「お兄ちゃんの声、独り占めしたいのに……他の女と絡まないでよっ!」
代役から始まる、妹と秘密の“中の人”Vライフ×甘々ハーレムラブコメ、ここに開幕!
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる