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朝比奈風夏編
5話「朝比奈さんは僕を許さない」
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そんなこんなで初お出かけも終わり
その後は翼と朝比奈先輩は2人で出かけたり、学校内でもよく話すようになっていた。
その度にお節介にもアドバイスをしたり、時には下らない話で翼を茶化したりもした!
こ、これだ!
俺がなりたかった親友ポジってやつは!
だが順調になればなるほど朝比奈先輩と話すことが最近少なくなってしまった。
と言うよりも、なんか自然と会わないように避けてる自分が居た。
原因は分からないがなんだが気まずさというか会ったらなにかこのモヤモヤとした気持ちが悪い方向に進む気がしてならないのだ。
「新川くん、久しぶり」
「日向先輩!久しぶりですね!」
こんな事を思っていたら学校内で久々に日向先輩に会ってしまったのだ。
「最近なんだが風夏の事避けてるでしょ?」
「いや、そんな事ないような、あるような?」
「どうしたの?今井君が逆に風夏とよく居るじゃない?」
「どうって事は無いんですけど~あの2人お似合いですよね!!」
「うーん、ここだけの話私はてっきり君が風夏の事好きだと思ってたんだけど‥??」
いやいやいや、それは無い、俺は朝比奈先輩とは友達であって翼の恋のキューピッドだ。
それに朝比奈先輩クラスの人間と俺が釣り合うって事がまず大前提にありえないし‥
「先輩!俺は違うんですよ、友達なんです。
朝比奈先輩も日向先輩も翼もみんなも、かけがえのない人ですね!」
「うーん、まあ新川君がそう思うならそうなのかもね!まあそれを最後に決めるのは風夏であって君であるからね!」
「それに、風夏が最近君と話せてない事気にしてたよ。」
そうなのか俺は知らぬ間に朝比奈先輩に申し訳ない事をしてしまったのか
「わかりました久しぶりに朝比奈先輩に会って話してみます。」
自分の気持ちのせいで知らぬ間に朝比奈先輩に気を遣わせてしまったみたいだ
俺は何やってるんだ‥
翼にも申し訳ないな
とりあえずFINEを送ろう。
(朝比奈先輩お久しぶりです!昼休みお暇でしたら久々にお話ししたいです。)
(OK!)
たったその一文しか送られてこなかった。
そして昼休み
.
.
.
「お久しぶりです朝比奈先輩!すいません最近お話しできなくて‥」
「優希君が気にする事じゃないよ?それより、こはるとはどうなの?上手くいってる?」
先輩はまだ俺が日向先輩の事好きだと思っていたのか‥
「あのですね、前にも言ったんですけどそういうのじゃないんですよ!!」
「本当?」
「本当です。マジのガチです。」
「だって謎解き巨大迷路行った時も名前で呼んでたり2人でナイショの話してたり‥」
「それは色々あったんですけど、本当に違うんですよ!日向先輩はとても大事な先輩です。もちろん朝比奈先輩も翼も同じぐらい‥」
「じゃあ‥呼んで?」
「はい?」
「だから!じゃあ私の事も名前で呼んでよ!!」
「日向先輩はたまたま一回呼んだだけで‥」
「私はまだ一回も呼ばれてないよ!!」
無邪気にも少し怒りっぽい声で朝比奈先輩に責められた
「わ、分かりました」
「風夏‥先輩?」
「良くできました。」
今度は優しいお姉さんのようなとても身を委ねたくなるような声で俺の頭を撫でながら言ってきたのであった
「これからは、その、風夏って呼んで良いからね?」
照れながらも真っ直ぐが眼差しが俺の心のモヤモヤを、いや、ドキドキを加速させた
「わかりました、あの変に避けてたりしてすいませんでした。なんかその俺の中でモヤモヤがあって‥」
「それで”わざと”避けてたんだ?」
やばい先輩かなりご立腹の様子だ‥
「俺らの出会い、一回一回が全部新鮮なのに本当は忘れてなかったはずなのに、会うたびもっと強い想いが引き寄せられてくんだ。だからこの出会いってのは絶対忘れたくないんです。」
「え?」
そうこれは億恋の最重要シーン
お互いのループに違いがある気がしてお互い別々の道を歩んでるような感覚に2人が信じられなくなった後に主人公が言う名台詞だ
「ゆうき、あなたの気持ちが変わっても、私の気持ちが変わってもそれでもまたあの桜の木を見に行ってくれますか?」
「流石先輩ですね!実は俺、億恋でこのシーンが一番好きなんですよね、昔辛い事があったんですけどそれでも未来が変わっても絶対に変わらない想いみたいなのがすごく救われて。」
「優希君もしかして私よりこの漫画好きなのかー!!私もこのシーン初めて見た時すごく泣いちゃって‥」
結局先輩と俺は漫画で出会った仲で、それでもお互いの気持ちを少しずつ知っていったんだと思う。
「日向先輩に聞いたんですけど昔から見た目とかで近づいてきたり、告白してきたりする人が居たらしいですけど、俺は先輩がどんな見た目でも、億恋を通して、どんな形でも知り合ってて仲良くなってたのかもしれないなって思えました。」
「君は後輩なのに全く‥」
「今までめちゃくちゃ楽しかったです。」
翼よこんなに優しくて可愛い先輩なんて他に居ないぞ
そろそろ告白する時だろ、そして結ばれてくれ
そして翼と朝比奈先輩のことは陰ながら応援してやるぜ
.
.
.
「なあ翼、そろそろ朝比奈先輩と3回目のデートだろ?そこで告白しちゃえよ!!」
「そうだな‥俺も頑張ってきたし、なにより優希のおかげだよ。」
「でも、優希はそれで良いのか?」
「良いってなにが?」
「仮に俺と朝比奈先輩が付き合い始めたらお前はそれで満足なのか?」
「満足かは分からないけど俺はそれで幸せだと思うぞ!翼と先輩なんてお似合いだからな!」
「分かったよ、次のデートで決める。」
.
.
.
そしてデート当日、2人はお似合いのカップルといった所か、本当に幸せそうだった。
なぜ知ってるかって俺は尾行してたのである。
妹と栞菜に怒っといて全く同じ事をしてる俺には少し笑ってしまう。
「朝比奈先輩、この後少し話したいことがあるんですが大丈夫ですか?」
「もちろんだよ!ここじゃダメな感じ?」
「はい。ちょっと歩きましょうか?」
そうここは海に夜景綺麗な景色が全て詰まった最強のスポットだ。そこで告白を決めるべきと俺から提案したのだ。
「朝比奈先輩と出会えたのは優希のおかげでしたね!俺は勝手に住む世界が違うとか思ってましたけどそれでもこんなに仲良くなったのは本当自分でもびっくりしてます。」
「歩いてきた道はずっと不安定で1人だったら多分挫けてたでも、先輩と歩いてきた道は支え合ってるからどんな道でも怖くなくなりました。」
これは億恋の107回目の告白のセリフ、昔先輩が一番好きって言ってたシーンだ
これが先輩にとって一番良い言葉だ
あとは自分の気持ちを込めて
「朝比奈先輩‥俺‥」
がんばれ翼!!俺はお前ならいけると信じてるぞ
「先輩の事が‥」
俺は翼の粋な親友になりたい。
親友に、親友に、
うっ‥この気持ちなんだ
なんだこれ、なんかこの告白すごい聞きたくない、結果も、上手くいくはずなのに、上手くいけば良いのに駄目だったとしても‥
駄目だったらどうするんだ‥
駄目だ‥この告白は俺が聞いたら。
そうして怖気付いたのか、告白も結果も聞かないで逃げてきてしまった。
「ただいま‥」
「おかえり兄貴‥ってどうしたの?泣いてんの?」
「いや、泣いてねぇよ!!」
俺は泣いてるのか、何に泣いてるんだ‥
俺はどうしたかったんだろうか‥
プルプル‥
翼から電話だ
なんだか凄い出にくい‥
「おう、優希か」
「どうした、翼?」
「いや、どうした?じゃねぇよ!!今日告白したんだからその結果話すぐらい普通だろ!!」
「あ、そうだな‥悪い」
「優希、俺駄目だったわ」
「そう、なのか‥」
「まあでもお互い普通に友達からもっと仲良くなるべきだよねって話になってよ。」
「翼はそれでよかったのか?」
「俺はそれで良いんだよまあ、別に彼女急いでる訳じゃないし、朝比奈先輩と友達になれただけでよくよく考えれば凄い進化だよ、優希ありがとな。」
「いやいや、俺はなんもしてねぇよ!」
そうなのかなぜか分からんがホッとしてしまった自分が居た。
翼が頑張ったんだその結果に一安心したのかもな
「ま、まああれだな残念な結果だったけどとりあえず失恋パーティーするか!」
「なんだよ失恋パーティーって!」
翼ごめんよ、俺にはまだギャルゲー親友ポジは難しいのかもしれん。
でももっと精進するぜ!!
.
.
.
時は戻って告白の時
「先輩の事が‥‥ってもう良いかな。
優希は多分帰ったろ、すいません先輩こんな告白するみたいな雰囲気作って。」
「あ、やっぱり告白しようとしてた?
てか帰ったってなに??」
「あいつ今日こそこそついてきてたんですよ。バレバレでしたけど、てか俺隠すの下手なんで単刀直入に言いますけど、先輩は優希のこと好きですよね?」
「え、え??優希くん??、べ、べつに~‥って気づいてた?」
「多分俺と日向先輩は気づいてますよ‥」
「うそ??こはるも??」
「先輩意外とわかりやすいですよ多分本人以外は気づいてますよ‥正直に話すと優希はなんか企んでたんですよ、ここ最近朝比奈先輩と2人で遊びに行ってたのとか全部優希がプランしてくれてなんか俺に隠してるんですよね。」
「なんでそんな事?」
「そこは分からないんですけど、あいつ中2の頃にあるトラウマ抱えてそっからなんか引きずってるかもしれないです。」
「朝比奈先輩!!」
「はい!」
「あの、良かったら俺と一緒に優希を救ってくれませんか?あいつも過去と向き合う時が来たんです。」
そうこれは俺が粋な親友になるストーリーだ。
朝比奈風夏編
ー完結ー
その後は翼と朝比奈先輩は2人で出かけたり、学校内でもよく話すようになっていた。
その度にお節介にもアドバイスをしたり、時には下らない話で翼を茶化したりもした!
こ、これだ!
俺がなりたかった親友ポジってやつは!
だが順調になればなるほど朝比奈先輩と話すことが最近少なくなってしまった。
と言うよりも、なんか自然と会わないように避けてる自分が居た。
原因は分からないがなんだが気まずさというか会ったらなにかこのモヤモヤとした気持ちが悪い方向に進む気がしてならないのだ。
「新川くん、久しぶり」
「日向先輩!久しぶりですね!」
こんな事を思っていたら学校内で久々に日向先輩に会ってしまったのだ。
「最近なんだが風夏の事避けてるでしょ?」
「いや、そんな事ないような、あるような?」
「どうしたの?今井君が逆に風夏とよく居るじゃない?」
「どうって事は無いんですけど~あの2人お似合いですよね!!」
「うーん、ここだけの話私はてっきり君が風夏の事好きだと思ってたんだけど‥??」
いやいやいや、それは無い、俺は朝比奈先輩とは友達であって翼の恋のキューピッドだ。
それに朝比奈先輩クラスの人間と俺が釣り合うって事がまず大前提にありえないし‥
「先輩!俺は違うんですよ、友達なんです。
朝比奈先輩も日向先輩も翼もみんなも、かけがえのない人ですね!」
「うーん、まあ新川君がそう思うならそうなのかもね!まあそれを最後に決めるのは風夏であって君であるからね!」
「それに、風夏が最近君と話せてない事気にしてたよ。」
そうなのか俺は知らぬ間に朝比奈先輩に申し訳ない事をしてしまったのか
「わかりました久しぶりに朝比奈先輩に会って話してみます。」
自分の気持ちのせいで知らぬ間に朝比奈先輩に気を遣わせてしまったみたいだ
俺は何やってるんだ‥
翼にも申し訳ないな
とりあえずFINEを送ろう。
(朝比奈先輩お久しぶりです!昼休みお暇でしたら久々にお話ししたいです。)
(OK!)
たったその一文しか送られてこなかった。
そして昼休み
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「お久しぶりです朝比奈先輩!すいません最近お話しできなくて‥」
「優希君が気にする事じゃないよ?それより、こはるとはどうなの?上手くいってる?」
先輩はまだ俺が日向先輩の事好きだと思っていたのか‥
「あのですね、前にも言ったんですけどそういうのじゃないんですよ!!」
「本当?」
「本当です。マジのガチです。」
「だって謎解き巨大迷路行った時も名前で呼んでたり2人でナイショの話してたり‥」
「それは色々あったんですけど、本当に違うんですよ!日向先輩はとても大事な先輩です。もちろん朝比奈先輩も翼も同じぐらい‥」
「じゃあ‥呼んで?」
「はい?」
「だから!じゃあ私の事も名前で呼んでよ!!」
「日向先輩はたまたま一回呼んだだけで‥」
「私はまだ一回も呼ばれてないよ!!」
無邪気にも少し怒りっぽい声で朝比奈先輩に責められた
「わ、分かりました」
「風夏‥先輩?」
「良くできました。」
今度は優しいお姉さんのようなとても身を委ねたくなるような声で俺の頭を撫でながら言ってきたのであった
「これからは、その、風夏って呼んで良いからね?」
照れながらも真っ直ぐが眼差しが俺の心のモヤモヤを、いや、ドキドキを加速させた
「わかりました、あの変に避けてたりしてすいませんでした。なんかその俺の中でモヤモヤがあって‥」
「それで”わざと”避けてたんだ?」
やばい先輩かなりご立腹の様子だ‥
「俺らの出会い、一回一回が全部新鮮なのに本当は忘れてなかったはずなのに、会うたびもっと強い想いが引き寄せられてくんだ。だからこの出会いってのは絶対忘れたくないんです。」
「え?」
そうこれは億恋の最重要シーン
お互いのループに違いがある気がしてお互い別々の道を歩んでるような感覚に2人が信じられなくなった後に主人公が言う名台詞だ
「ゆうき、あなたの気持ちが変わっても、私の気持ちが変わってもそれでもまたあの桜の木を見に行ってくれますか?」
「流石先輩ですね!実は俺、億恋でこのシーンが一番好きなんですよね、昔辛い事があったんですけどそれでも未来が変わっても絶対に変わらない想いみたいなのがすごく救われて。」
「優希君もしかして私よりこの漫画好きなのかー!!私もこのシーン初めて見た時すごく泣いちゃって‥」
結局先輩と俺は漫画で出会った仲で、それでもお互いの気持ちを少しずつ知っていったんだと思う。
「日向先輩に聞いたんですけど昔から見た目とかで近づいてきたり、告白してきたりする人が居たらしいですけど、俺は先輩がどんな見た目でも、億恋を通して、どんな形でも知り合ってて仲良くなってたのかもしれないなって思えました。」
「君は後輩なのに全く‥」
「今までめちゃくちゃ楽しかったです。」
翼よこんなに優しくて可愛い先輩なんて他に居ないぞ
そろそろ告白する時だろ、そして結ばれてくれ
そして翼と朝比奈先輩のことは陰ながら応援してやるぜ
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「なあ翼、そろそろ朝比奈先輩と3回目のデートだろ?そこで告白しちゃえよ!!」
「そうだな‥俺も頑張ってきたし、なにより優希のおかげだよ。」
「でも、優希はそれで良いのか?」
「良いってなにが?」
「仮に俺と朝比奈先輩が付き合い始めたらお前はそれで満足なのか?」
「満足かは分からないけど俺はそれで幸せだと思うぞ!翼と先輩なんてお似合いだからな!」
「分かったよ、次のデートで決める。」
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そしてデート当日、2人はお似合いのカップルといった所か、本当に幸せそうだった。
なぜ知ってるかって俺は尾行してたのである。
妹と栞菜に怒っといて全く同じ事をしてる俺には少し笑ってしまう。
「朝比奈先輩、この後少し話したいことがあるんですが大丈夫ですか?」
「もちろんだよ!ここじゃダメな感じ?」
「はい。ちょっと歩きましょうか?」
そうここは海に夜景綺麗な景色が全て詰まった最強のスポットだ。そこで告白を決めるべきと俺から提案したのだ。
「朝比奈先輩と出会えたのは優希のおかげでしたね!俺は勝手に住む世界が違うとか思ってましたけどそれでもこんなに仲良くなったのは本当自分でもびっくりしてます。」
「歩いてきた道はずっと不安定で1人だったら多分挫けてたでも、先輩と歩いてきた道は支え合ってるからどんな道でも怖くなくなりました。」
これは億恋の107回目の告白のセリフ、昔先輩が一番好きって言ってたシーンだ
これが先輩にとって一番良い言葉だ
あとは自分の気持ちを込めて
「朝比奈先輩‥俺‥」
がんばれ翼!!俺はお前ならいけると信じてるぞ
「先輩の事が‥」
俺は翼の粋な親友になりたい。
親友に、親友に、
うっ‥この気持ちなんだ
なんだこれ、なんかこの告白すごい聞きたくない、結果も、上手くいくはずなのに、上手くいけば良いのに駄目だったとしても‥
駄目だったらどうするんだ‥
駄目だ‥この告白は俺が聞いたら。
そうして怖気付いたのか、告白も結果も聞かないで逃げてきてしまった。
「ただいま‥」
「おかえり兄貴‥ってどうしたの?泣いてんの?」
「いや、泣いてねぇよ!!」
俺は泣いてるのか、何に泣いてるんだ‥
俺はどうしたかったんだろうか‥
プルプル‥
翼から電話だ
なんだか凄い出にくい‥
「おう、優希か」
「どうした、翼?」
「いや、どうした?じゃねぇよ!!今日告白したんだからその結果話すぐらい普通だろ!!」
「あ、そうだな‥悪い」
「優希、俺駄目だったわ」
「そう、なのか‥」
「まあでもお互い普通に友達からもっと仲良くなるべきだよねって話になってよ。」
「翼はそれでよかったのか?」
「俺はそれで良いんだよまあ、別に彼女急いでる訳じゃないし、朝比奈先輩と友達になれただけでよくよく考えれば凄い進化だよ、優希ありがとな。」
「いやいや、俺はなんもしてねぇよ!」
そうなのかなぜか分からんがホッとしてしまった自分が居た。
翼が頑張ったんだその結果に一安心したのかもな
「ま、まああれだな残念な結果だったけどとりあえず失恋パーティーするか!」
「なんだよ失恋パーティーって!」
翼ごめんよ、俺にはまだギャルゲー親友ポジは難しいのかもしれん。
でももっと精進するぜ!!
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時は戻って告白の時
「先輩の事が‥‥ってもう良いかな。
優希は多分帰ったろ、すいません先輩こんな告白するみたいな雰囲気作って。」
「あ、やっぱり告白しようとしてた?
てか帰ったってなに??」
「あいつ今日こそこそついてきてたんですよ。バレバレでしたけど、てか俺隠すの下手なんで単刀直入に言いますけど、先輩は優希のこと好きですよね?」
「え、え??優希くん??、べ、べつに~‥って気づいてた?」
「多分俺と日向先輩は気づいてますよ‥」
「うそ??こはるも??」
「先輩意外とわかりやすいですよ多分本人以外は気づいてますよ‥正直に話すと優希はなんか企んでたんですよ、ここ最近朝比奈先輩と2人で遊びに行ってたのとか全部優希がプランしてくれてなんか俺に隠してるんですよね。」
「なんでそんな事?」
「そこは分からないんですけど、あいつ中2の頃にあるトラウマ抱えてそっからなんか引きずってるかもしれないです。」
「朝比奈先輩!!」
「はい!」
「あの、良かったら俺と一緒に優希を救ってくれませんか?あいつも過去と向き合う時が来たんです。」
そうこれは俺が粋な親友になるストーリーだ。
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